[フリゲ]線を引いてあなただけの道を作り出すパズルゲーム「シロペンロード」 のプレイ感想

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1週間ほど前にtwitterなどで話題になっていた奴ですね。
Unity製のブラウザで遊べるフリーゲームの感想です。



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このゲームがどんなゲームかというと、目標地点へ到達するパズルゲームかな?

移動とジャンプができる自機を操作し、コインを拾いながら宝石にたどり着けばゴール。

ただ、自機のジャンプ力はせいぜい3マスを飛び越えられる程度。このままジャンプしただけだと穴に落ちてしまいます。



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そこで活躍するのが、このゲームの特徴でもあるシロペンで描かれた道。

お絵かきソフトのようにマウスをドラッグすると線が引かれていきます。



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そしてマウスボタンを離すと道が実体化します。
自機はこの線を道として歩けるため、向こう岸まで安全に行けるというわけですね。

なお、実体化した線には物理演算が働いているため、重力で落下したり、倒れたりなどします。



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と、ゴールするだけだったら比較的簡単なゲームです。

このゲームの醍醐味は各ステージで、3つの追加チャレンジが存在するということ。
一つはステージ上のコインを全部取得するなんですが、これを宝石を目指すと大体勝手に集まるかな?

なので本題は後ろ二つの引いた線の長さの制限チャレンジでしょうか?



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ステージの背景は薄いグリッド状になっていますが、実はこのマス太い方が長さ10、細い方が長さ5を表しています。

このステージのコンプリート条件は長さ40以内のクリアなのですが・・・・。
崖と崖の間は5マス=長さ50なので、単に橋を引いただけだと超過してします。かといって適当に線を引くと物理演算で橋はがけ下に真っ逆さま!?



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という事で、てこの原理で投石機のように向こう側に飛ばして・・・・・

嘘です、ごめんなさい。



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例えば、橋が傾かないようにでっぱりをつけてみました。

ちなみにこれだと足りなくて崖に落ちたので、崖の方に出す長さを微調整して40でギリギリクリアしました。

こんな風にプレイヤーごとに異なる解法が用意されており、自分だけの道や最適解を見つけていくのが楽しいです。



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あと、ステージ構成が素晴らしいのですよね。

いくつかテクニックが存在していて、後半のステージで自然とその技を気づかせてくれるようになってます。それから前にステージをやり直してみると、長さを大幅に短くできて驚かされたりします。

左上の線の長を見ていただきたいのですが、例えば先ほどステージを半分の20ぐらいで攻略できました。



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後半になると赤い床やエリアというお邪魔要素も登場。いかに突破するか悩まされるようになっています。

赤い床は落下や倒れた線が触れると線が消えてしまい、赤いエリアは線を描くことができません(落下した線が入ることは可能)


このステージはテトリスのように土台を描いて落としていき、積み上げればとりあえずクリアは可能となっています。



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という感じで全40ステージで構成されています。

3つともチャレンジ条件を満たしたステージは金色(?)に輝いてくれます。
ぜひともすべてのステージを輝かせたいですね。



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ひとまずパーフェクトクリアは達成しました。
自分の場合はここまでで1時間半ぐらいでしたが、お手軽に楽しめつつタップリ堪能できました。

そしてやりこむ人はここから線をどれだけ短くできるかというチャレンジ要素が残っています。自分の場合は偶然にも2500とキリが良い数字でしたが、無駄がかなり多いため大幅に短くできそうです。


[UnityRoom:シロペンロード - baba_s]
https://unityroom.com/games/shiropenroad


興味を持たれた方は上の場所で遊べます。

このゲーム、Unity 1週間ゲームジャムの投稿作品らしく、1週間でこんな作品が作れるのかと驚かされてばかりですわ。触ってみれば見るほど凄いと感じますね。

やりこみ要素が好きな方はもちろん、ゲームを作られている方々にこそプレイしてほしい作品だなと感じました。

 
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