findコマンドのatimeとctimeとmtime
それぞれ、検索対象となる条件が異なるので注意が必要です。
atime:アクセスされた時間
ctime:ステータスが変更された時間
mtime:データが修正された時間
atimeは、touchコマンドで以下の様に指定することで変更できます。
mtimeは、touchコマンドで以下の様に指定することで変更できます。
touch -a -t [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] ファイル名
確認方法は、以下の通りです。touch -m -t [[CC]YY]MMDDhhmm[.ss] ファイル名
ctimeは、現在時刻にしか変更できないため、findコマンド等のチェックで使用する場合は、比較的信用できると思います。atime:ls -lu
ctime:ls -lc
mtime:ls -l
以下、findコマンドの使用例です。
-ctimeや-atimeの後の数字に、‘+’や‘-’を付加することで、日数*24時間より古いファイル(+)、新しいファイル(-)を検索することができます。+や-は、以下の通り解釈されます。find 検索対象パス -name ファイル名パターン
-ctime [+|-]日数
例) find ./ -name "*.log" -ctime -7
上のファイル構成で、2007/01/20に実行した場合、以下の様な結果が得られます。20070111.log 2007/01/11 12:00 9日前
20070112.log 2007/01/12 12:00 8日前
20070113.log 2007/01/13 12:00 7日前
20070114.log 2007/01/14 12:00 6日前
20070115.log 2007/01/15 12:00 5日前
20070116.log 2007/01/16 12:00 4日前
20070117.log 2007/01/17 12:00 3日前
20070118.log 2007/01/18 12:00 2日前
20070119.log 2007/01/19 12:00 1日前
20070120.log 2007/01/20 12:00 当日
Manpage of FIND-ctime 5
20070115.log
-ctime -5
20070116.log
20070117.log
20070118.log
20070119.log
20070120.log
-ctime +5
20070111.log
20070112.log
20070113.log
20070114.log
ファイルのatime/ctime/mtimeってなに?
※-cmin等の分単位の検索オプションもあります。
テーマ:UNIX/Linux - ジャンル:コンピュータ
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