エル‐オー‐ディー【LOD】
読み方:えるおーでぃー
エル‐オー‐ディー【LOD】
Lo-D
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/26 16:23 UTC 版)
Lo-D(ローディ)は、日立製作所が日本国内で展開したオーディオ機器ブランドである。名称の由来はローディストーション(=低歪み)からの造語である。
日立製作所のオーディオ機器事業の体制変更を経つつ、1960年代から2019年まで展開されていた。
2024年現在、Lo-D(ローディー)の商標登録は日立グローバルライフソリューションズ株式会社が保持している[1]。
概要
1960年代後半からいわゆる「高級オーディオ/単品オーディオ」ブランドとしてスタートした。
「Lo-D」ブランドは日本国内のみで展開しており、日本国外では事業開始から撤退まで通して「HITACHI」ブランドで展開していた。
1970年代のオーディオブームに乗って東芝(Aurex)や日本電気(NEC)、三菱電機(DIATONE)といった総合電機メーカーが市場に参入する中、日立グループの総合力と技術力を結集し、ギャザードエッジスピーカーをはじめ、パワーMOS FETアンプ、ユニトルクモーター、コンパクトカセットデッキ用3ヘッド(当時世界初)、CDプレーヤー(当時ソニーと同時期に世界初)を開発するなど、総合電機メーカー系では大きく存在感を放つブランドであった。
1980年代半ばに差し掛かると国内における音響製品市場の主体が単品・システムコンポーネントの高級オーディオからラジカセ、ヘッドホンステレオなどのポータブル系へと移行し、家電系電機メーカーが台頭した。いわゆるオーディオ不況となり、先述の総合電機メーカーが次々と撤退。日立も既存製品のマイナーチェンジや廃番が目立つようになり、純粋な新製品の自社開発は1990年発売のDATキャリングレコーダーDAT-88を最後に中止された。その後、当時日立グループであった旧日本コロムビア(旧DENON)からのOEM供給へ移行後、1990年代半ばまでに完全撤退した。撤退後しばらくは日立のオーディオ総合カタログには旧DENON製品が掲載され、日立チェーンストールに斡旋卸されていた。
ちなみに、Lo-Dの冠をつけた若者向けのショールーム兼ライブホールの「日立ローディープラザ」を東京銀座の銀座インズ内(現在はHMV銀座店の一部になっている)にも設けたこともあった(その後ショールームは単品オーディオの自社開発撤退後「日立ヤングプラザ」という名称に変更され、その後閉鎖された)。
単品オーディオから撤退した1980年半ば以後、日立は国内のHITACHIブランドのオーディオ機器(ラジカセ、ヘッドホンステレオ、ラジオなどのいわゆるゼネラルオーディオと呼ばれるもの)についても大幅に事業を縮小。それまでほぼ全ジャンルで行ってきた自社開発および生産体制を再編した。これ以降、中位機種を台湾のODM(自社開発)、下位機種を当時の韓国金星社(現在のLG)への生産委託(共同開発)に移行し、日本国内の製造からも撤退した(自社工場およびODM含む)。しかし、当時日立の家電販売の主流であったチェーンストールの品揃えを維持するため、上位機種においては複数の競合他社からのOEM調達に踏み切り、特にCDラジカセは一時期パナソニック、シャープ、サンヨーの競合機種が同時にLo-Dブランドでラインナップされていた(1991年までに韓国金星社と上位機種を共同開発しOEM調達を解消)。この頃からラジカセ、ラジオ、カラオケセットを除きLo-Dブランドが冠されるようになったが、OEM元の商品が並ぶ大型家電量販店からは日立のオーディオ製品がほぼ姿を消し、事実上日立チェーンストール専売品となっていた(例外的にかつて存在したスーパーであるマイカルグループのサティ内電気製品コーナーでは最後まで販売されていた)。
なお、いわゆるミニコンポのジャンルに限っては一定の人気があったため、しばらく自社開発機能を残し、日本国内(ODM含む)での製造を継続していた。
1988年、CDからカセットテープへの録音編集機能を充実させた、通称「ツインエディットコンポ」を発売。完全独立型トレイのツインCDプレーヤーを搭載し、2枚別々のCDから1個のカセットテープに録音できたり、クロスフェードREC(前曲の終わりと次曲の始まりをフェードアウト・フェードインでノンストップに繋げる機能)で簡易的ながらノンストップリミックスができるなど、当時の競合他社を凌駕する編集機能と、中山美穂が双子のように演技するCMで一躍ヒット商品となり、結果的に4代目まで続いた。
しかし、1990年代初頭以降、ソニーのピクシーやケンウッドのアローラといった、ミニコンポの性能をそのままにダウンサイジング化した「ミニミニコンポ」にトレンドがシフト。日立も、競合他社から遅れてFMトランスミッター内蔵ワイヤレスリモコンにヘッドホン端子を持つ「サウンドリモコン」付の初代「PeeWee(ピーウィー)」を自社開発し参入したが、当時は既にDSP(デジタルシグナルプロセッサー)サラウンド回路やドルビーHX-PRO搭載といった高機能志向か、単品・システムコンポの設計思想を凝縮した高級志向の2つの路線に集約されてきており、市場での評判が芳しく無く1年余りで終了した。
その後、一旦終了していた「ギャザードエッジスピーカー」を復活させた高級路線のミニミニコンポ「ギャザードPeeWee(ピーウィー)」シリーズを発売し、高級志向へ路線変更。しかし、新たに自社開発したのはスピーカー部のみで、本体部はシャープ、日本コロムビアからOEM供給を受けるという当時では異例の販売方式をとった。
1990年代半ば、いわゆるバブル崩壊でアイワに代表されるオーディオの低価格化志向が鮮明になると、先述の高級志向モデルの販売を順次在庫品限りで終了させ、代わりに継続して海外のみ展開していた日立シンガポール工場製の自社開発モデルを国内向けにも展開し、普及路線に回帰。結果的に初代「PeeWee(ピーウィー)」以来、約3年ぶりに本体部含めたセットの自社開発品が復活していたが、程なくしてシンガポール工場自体がオーディオ生産から撤退することとなり、このタイミングで日立は自社開発から完全撤退となった。
完全撤退後しばらくは、LG社が韓国内で製造発売していたオーディオ製品(LGの自社開発品で日立は開発に関わっていない)を、日本の電気規格/ラジオ周波数/日本語表記に対応したものが「HITACHI」ブランドとしてOEM供給され、日立チェーンストールにて販売されていた(この頃「Lo-D」の表記はカタログのみとなっていた)。
1990年代終盤ごろ、国内では高級志向路線が「ハイコンポ」として市場形成され、日立も一旦休止していたLo-Dブランドを復活。海外地域に投入されていたカセットCDのハイコンポをMDに換装し国内市場に投入した。ただし、実態は旧DENONからデザイン違いがOEM供給されたものであったため、既存製品との差別化に乏しく、専ら日立チェーンストールの品揃えの為のラインナップという位置付けであった。
2002年、日立製作所が日本国内におけるオーディオ事業を終了し、当時子会社であった日立リビングサプライにオーディオ事業を譲渡した(EU圏のみ日立ヨーロッパがOEM商品の販売を続行したが、2006年末で完全撤退)。
この頃からLo-Dブランドは、Hitachi Living Systemsとのダブルネームで、同社が企画したCDラジカセ、ミニコンポ、ポータブルCDプレーヤー(サンヨーまたは中国メーカーからのOEM供給品)に付与されていたが、2008年4月には唯一残っていたLo-DブランドであるUSB対応CDラジカセの販売が終了。この商品を最後に、40年余り続いたLo-Dブランドの歴史に一旦幕が下ろされた。
2012年10月、CDラジカセ「CK-55」を発売。Lo-Dのブランド名が4年半ぶりに復活するとともに、しばらく途絶えていた日立のCDラジカセラインナップが復活していた。
2014年10月日立リビングサプライは日立コンシューマ・マーケティングに経営統合(吸収合併)され、同社の社内分社会社(社内カンパニー)となる。
2019年4月1日、日立コンシューマ・マーケティング株式会社と日立アプライアンス株式会社が合併し日立グローバルライフソリューションズ株式会社が発足。日立チェーンストール向け総合カタログ「フラメール」2019年春夏号より、あっせん品を含めたオーディオ製品全般のページが消滅し、結果的に公式アナウンスが無いままLo-Dブランドも終了した。
Lo-Dブランド終了後の日立チェーンストールでの音響製品は、基本的には先に終了した映像機器(Wooo)と同じくソニー製品を主軸に置いている(主にテレビのブラビアと同様、ホームページにおいて日立からソニーの製品ページに誘導するなどのあっせんは行っていない)が、店舗独自に日立とは別の卸ルートからパナソニック、東芝エルイートレーディング、小泉成器といった日立系列外のメーカーから調達・販売してきており、日立系列店でありながら一般の家電量販店と変わらない品揃えとなっている。
日立製作所時代のこぼれ話として、家庭用オーディオ機器以外でも1970年代後半に「HMS-30」というアナログシンセサイザー楽器を、また1970年代後半から1980年代後半までカーオーディオシステム「LAGOON(ラグーン)」をLo-Dブランドにて販売していたことがある(販売は日立自動車部品販売)。また、当時日立の子会社だった日立マクセルの製造により、音楽用に特化したコンパクトカセットテープがLo-DブランドまたはHITACHIブランドにて供給されていた(けいこ用など廉価版テープは一貫してHITACHIブランド)。
代表的な技術(日立製作所時代)
- ギャザードエッジスピーカー - 「ギャザードエッジ」とは標準的なコーン型スピーカーのロールエッジを改良し、独自のヒダ(ギャザー)を加えたV型のエッジのことである。このヒダがあることによって構造的に伸びと縮みの応力が一定になり、かつ円周方向にも伸び縮みが一定であるために振動板の直線性が改善し、大振幅時およびエッジの共振によるひずみが低減され、fo(最低共振周波数)を低くとることが可能である。なお、現在ではアルパインが車載用スピーカーに本技術を採用している。
- ユニトルクモーター
- パワーMOS FETアンプ
- ATRSシステム
代表的な製品(日立製作所時代)
パワーアンプ
- HMA-9500 - パワーMOS FET搭載の完全セパレート設計2チャンネルパワーアンプ。
- HMA-9500MK II(HMA-9500のマイナーチェンジ版) - オーディオ評論家の長岡鉄男が、リファレンスアンプとして愛用。現在でも中古商品がネットオークションなどで高値取引されている。
プリアンプ
- HCA-9000 - 上記HMA-9500とペアにするべく開発されたプリアンプ。本機のために新開発された日立製高級コンデンサを大量搭載する“物量の日立”の面目躍如のプリアンプ。
コンパクトカセットデッキ
- D-4500 - 1973年発売。当時世界で初めて3ヘッドを搭載したコンパクトカセットデッキ。
- D-5500M - 1979年発売。コンピューターがテープ特性を自動調整するATRS(Automatic Tape Response Search)システムを当時世界で初めて搭載したコンパクトカセットデッキ。
- D-707HX - 日立初のドルビーHX PRO搭載モデルでありながら、日立最後のモデルとなったコンパクトカセットデッキ。
CDプレーヤー
- DAD-1000 - 1982年10月1日発売。ソニーCDP-101と同時発売された世界初のCDプレーヤー。当時子会社の旧日本コロムビアと共同開発(主体は日立)しており、DENONブランドではDCD-2000として発売された。デザインは両製品とも同一で、違いはシルク印刷のフォントとカラーのみ(Lo-Dはシルバー、DENONはブラック)であった。
- DAD-001 - 日本初のセパレート型CDプレーヤー。プレーヤー部DAP-001とプロセッサ部HDA-001のセットモデル。
レコードプレーヤー
- TU-1000 - 高トルクコギングレスDDモーター、重量級ターンテーブル、高剛性重量級キャビネットを備えた超弩級アームレスプレーヤー。
スピーカー
- HS-10000 - 受注生産で販売された超大型5ウェイ平面スピーカーシステム。
- HS-500 - 1968年発売。ギャザードエッジ技術を初めて搭載したスピーカー。
ミニコンポ
- ツインエディットコンポ(Wing / DIGITAL f5) - 1988年発売。CDプレーヤーを2つ搭載し、クロスフェードダビングなど多彩なテープ編集機能を備えたミニコンポ。
コンパクトカセットテープ(開発・製造は旧日立マクセル)
- UD、SR、DL、ER - ノーマル
- SX - クローム(後のハイポジション)
- ME - メタル
イメージ・キャラクター
- 渡辺香津美:彼が登場するCMに限り、Lo-Dの下に「上手に使って 上手に節電」表記がされた。(1979年 - 1980年)
- 杉田かおる(1981年 - 1982年)
- SHI-SHONEN
- 中山美穂:(1985年 - 1991年)
- 中村あゆみ:カーオーディオ「ラグーン」(1986年 - 1987年)
- 松雪泰子:カタログのみ登場(1992年)
- 奥菜恵:カタログのみ登場(1995年 - 1996年)
脚注
- ^ 登録1312664(商願昭45-072196), 登録1556659(商願昭54-045155)
外部リンク
LOD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/04 16:53 UTC 版)
LOD
- 『レジェンド オブ ドラグーン』 (英: The Legend of Dragoon) はプレイステーション(PS)用ゲームソフト。
- ライン・オブ・ダンス (英: line of dance)。社交ダンスを踊る方向のこと。
- 1日の長さ (英: Length of Day)。閏秒、地球の自転を参照。地質学的時間スケールでの変化を論ずるときにも使う。
- リージョンズ・オブ・ドゥーム(LoD)は、アメリカのハッカー集団。
- リージョン・オブ・ドゥーム(英: Legion of Doom、L.O.D.)は、アメリカのプロレスのタッグチームであるロード・ウォリアーズの別名。
- レベル・オブ・ディテール(英: Level of Detail)は、CGの表示技術の1つ。
- Linked Open Dataの略称。セマンティック・ウェブ関連の用語。
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ロード (イスラエル)
ロード לוֹד اللد | |
---|---|
ロード市街 | |
行政 | |
国 | イスラエル |
地区 | 中央地区 |
市 | ロード |
市長 | ヤイル・レヴィヴォ[1][2] |
地理 | |
面積 | |
総面積 | 12.23 km2 |
人口動態 (2007年現在) | |
人口 | 67,000 人 |
人口密度 | 5,480.12 人/km2 |
その他 | |
等時帯 | 世界標準時 (UTC+2) |
夏時間 | 夏時間 (UTC+3) |
公式サイト: City council |
ロード、ロッド(ヘブライ語: לוֹד, Lod、アラビア語: اَلْلُدّْ, al-Ludd)は、イスラエル中央地区の都市である。
概要
テルアビブの空の玄関ベングリオン国際空港がある。
聖書時代から存在し、新約聖書では使徒行伝9:32に登場する。
2001年CBSによれば、80.3%がユダヤ人と非アラブ系、20.0%がアラブ人 (18.6%がムスリム、1.1%がキリスト教徒)。561人の移民が存在する。
歴史
地理
気候
政治
産業
交通
観光
教育
スポーツ
友好都市
著名な出身者
- 聖ゲオルギウス Saint George
- タメル・ナファール Tamer Nafar - アラブ系イスラエル人のラップ歌手
- ジョージ・ハバシュ George Habash - テロリスト
脚注
関連項目
外部リンク
- City council(公式サイト)(ヘブライ語)
関連項目
LOD(Length of Day:一日の長さ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 03:23 UTC 版)
「地球の自転」の記事における「LOD(Length of Day:一日の長さ)」の解説
国際単位系の秒で表した1日の長さ(LOD:Length of Day)、即ち太陽に対する地球の自転周期は約86 400秒で、これが平均太陽時である。平均太陽時は、潮汐力による加速によって、19世紀と比べてわずかに長くなっている。1750年から1892年の平均太陽秒が1895年にサイモン・ニューカムによってTables of the Sun(英語版)としてまとめられた。この表は1900年から1983年まで天体暦を計算するのに用いられ、暦表時として知られた。国際単位系の秒は1967年の暦表時をもとにしている 。 LODは、1962年1月1日以降の毎日について、IERSで入手できる。ただし通常はLOD(例えば、86 400.002 1578秒など)そのものではなく、LODと86 400秒との差(例えば、0.002 1578秒 = 2.1578 ms)を「LOD」の表記で示すことが多い。 地球の自転は、潮汐力と呼ばれる月との間の重力相互作用によって、100万年以上にわたって徐々に遅くなってきた。しかし短期的(10年間~50年間程度)に見ると、常に遅くなっているわけではない。例えば1970年代の1日の長さ(LOD)は、86 400.003秒程度、すなわち86 400秒に比べて3ミリ秒程度長かったが、近年(1999年から2020年)のLODは、86 400秒より1ミリ秒長い程度(6月~8月には86 400秒よりも短くなる期間さえある。)である。これが1970年代から80年代には毎年のように挿入されていた閏秒が1999年以降は平均して4年に1度程度しか挿入されていない理由である。 LODの変動のうち最も大きな影響を及ぼすのは、潮汐であり、0.6-0.8ミリ秒程度の変動を引き起こす。これ以外に大きな影響を及ぼす物は季節変動である。 マグニチュード9前後の巨大地震もLODに若干の影響を及ぼす。2004年のスマトラ島沖地震では、自転速度が速くなり、1日の長さ(LOD)が6.8マイクロ秒短くなった。2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震でもLODが1.8マイクロ秒短くなった。ただし、この巨大地震の影響は潮汐の影響の1/100以下の微少なものに過ぎない。他に地球温暖化による極地の氷河が解け、水が移動することによる変化によっても1日当たり1ミリ秒ほど遅くなる影響を及ぼす。 慣性空間における地球の自転の角速度は、1秒当たり7.292 1159×10-5ラジアンである。(180°/πラジアン)×(86 400秒)を計算すると360.9856°/平均太陽日が得られ、地球は1太陽日当たり、恒星に対して360°以上回転していることを示している。地球の軌道はほぼ円であり、軸の周りを1回転して太陽が再び頭上に現れるまでの間に、恒星に対しては若干多く回転する。地球の半径6 378 137 m(GRS80による値)をかけると、赤道上でのスピードは1674.4 km/hと求められる。赤道上での地球の自転速度は徐々に遅くなっており、1669.8 km/hになっているという説もある。これは地球の赤道上の円周の長さを24時間で割ることで求めることができる。しかし、1つの円周だけを無意識に使うことは1つの慣性空間だけを回ることを意味する。1平均太陽日の恒星日をかけると1.002 737 909 350 795という値になり、1平均太陽時当たりの赤道上での速度は上述の1674.4 km/hとなる。 地球の自転の永続的な観測には、超長基線電波干渉法、GPS、衛星レーザ測距やその他の人工衛星の技術を組み合わせて使う必要がある。これにより世界時や歳差、章動の決定のための絶対参照とすることができる。
※この「LOD(Length of Day:一日の長さ)」の解説は、「地球の自転」の解説の一部です。
「LOD(Length of Day:一日の長さ)」を含む「地球の自転」の記事については、「地球の自転」の概要を参照ください。
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