第1次(1933 - 35年)
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「岩波講座日本歴史」の記事における「第1次(1933 - 35年)」の解説
岩波講座第10次シリーズとして企画され、国史研究会の編集で1933年から1935年にかけて刊行された。全10巻(総説・本編・別編・参考編)および別巻からなるが、各巻は著者別の冊子に分かれており、合計で129分冊である。 総説・本編(古代) 本編(上代 上) 本編(上代 下) 本編(中世 上) 本編(中世 下) 本編(近世 上) 本編(近世 下) 本編(最近世) 別編 参考編 (別巻)国史研究年表 第1回配本分黒板勝美「皇家中興の大業」 藤井甚太郎「憲法の制定」 尾佐竹猛「政党の発達」 中村孝也「江戸幕府政治(2)」 第2回配本分川上多助「皇威の発展と氏族制度」 松本彦次郎「平安時代の宗教生活と庶民階級」 出雲路通次郎「有職故実」 斎藤清太郎「露国の東亜政策」 土屋喬雄「江戸時代の経済」 木宮泰彦「日宋関係」 吉村茂樹「平安時代の政治」 第3回配本分足立康「飛鳥奈良時代の仏教建築」 宮地直一「神社の崇敬」 第4回配本分魚澄惣五郎「室町幕府政治」 中村吉治「近世初期農村の問題」 板沢武雄「蘭学の発達」 大久保利謙「明治時代の教育」 第5回配本分森谷秀亮「条約改正」 和田軍一「皇陵」 藤田元春「歴史地理」 蘆田伊人「本邦地図の発達」 第6回配本渡辺世祐「群雄の争覇」 外山英策「室町時代の庭園」 花見朔巳「織田豊臣二氏の統一事業」 藤懸静也「江戸時代の絵画」 松本信広「日本神話について」 佐佐木信綱「歌学に就て」 第7回配本分稲葉岩吉「日麗関係」 山田孝雄「鎌倉時代の文芸」 大塚武松「幕末の外交」 斎藤隆三「江戸時代の風俗」 兼常清佐「徳川時代の音楽」 石田幹之助「西洋人の眼に映じたる日本」 第8回配本石田茂作「仏教の初期文化」 中村栄孝「江戸時代の日鮮関係」 井野辺茂雄「江戸幕府政治(三)」 煙山専太郎「日清日露の役」 芝葛盛「皇室制度」 本間順治「古刀と新刀」 第9回配本分池内宏「刀伊の入寇及び元寇」 竹岡勝也「尊皇思想の発達」 田保橋潔「明治外交史」 黒板勝美「國史の編著」 第10回配本分川上多助「武士の勃興」 吉沢義則「平安時代の女流日記文学」 柴謙太郎「中世の経済」 小林剛「鎌倉時代の彫刻」 古田良一「江戸時代の交通」 竹岡勝也「古代思想と国学」 松本重彦「比較言語」 第11回配本分牧野信之助「荘園制の崩壊」 小野晃嗣「近世都市の発達」 高柳光壽「近世初期の文芸」 千葉亀雄「明治時代の文学」 第12回配本分藤田亮策「朝鮮古代文化」 喜田貞吉「本邦都城の制」 原田亨一「平安時代の芸術」 服部勝吉「中世の建築」 岩崎小彌太「室町時代の文芸」 池田寅二郎「法典編纂」 関野貞「日本建築に及ぼせる大陸建築の影響」 第13回配本分津田左右吉「上代史の研究方法について」 花山信勝「平安時代の仏教」 安藤正次「古典文学」 丸尾彰三郎「藤原時代の彫刻:特に定朝様式の成立とその製作について」 奥田誠一「江戸時代の工芸」 藤井甚太郎「明治維新(一)」 清水澄「明治以後に於ける行政法規の沿革」 嘉治隆一「明治時代の社会問題」 第14回配本分上野直昭「鎌倉時代の絵画」 藤村作「町人文学」 大内兵衛「明治時代の経済」 内藤智秀「世界大戦と日本」 白鳥庫吉「東洋史上より観たる日本」 第15回配本分笹川種郎「室町時代の工芸」 岩生成一「近世初期の對外関係」 山本信哉「神祇祭祀」 相田二郎「古文書」 第16回配本分濱田耕作「日本原始文化」 伊東忠太「日本佛塔建築の變遷」 中村直勝「室町時代の庶民生活」 松本新八郎「鎌倉時代に於ける新仏教の発展」 大熊喜邦「近世武家時代の建築」 栗田元次「江戸幕府政治(一)」 第17回配本分長沼賢海「宗教一揆」 田中豊蔵「安土桃山時代の絵画」 村上直次郎「吉利支丹宗門の興廃」 新村出「南蛮文学」 辻善之助「廃佛毀釋」 柳田国男「国史と民俗学」 岩井大慧「支那史書に現はれたる日本」 伊木寿一「日本書道の変遷」 田山信郎「記録:特に平安朝の日記について」 宇野哲人「朱子学の我国に及ぼせる影響」 和田英松「奈良朝以前に撰ばれたる史書」 第18回配本分西田直二郎「歴史研究と歴史教育」 荻野仲三郎「奈良時代の政治と仏教」 脇本十九郎「室町時代の絵画」 高柳光壽「豊臣秀吉の検地」 中村栄孝「文禄・慶長の役」 春山作樹「江戸時代の教育」 羽仁五郎「明治維新(二)」 村川堅固「米国の極東政策と日米関係」 秋岡武次郎「欧人の初期日本地図作成史」 三上参次「明治天皇の御聖徳」 坪井九馬三「国史学に於ける太平洋研究の意義」 黒板勝美「更訂国史研究年表」
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