気体燃料
液体であるガソリンや軽油とは異なり、常温常圧またはエンジンへの供給時において、気体である天然ガス、液化石油ガス、水素などの燃料のこと。機関への供給時、気体であることから混合気の形成が容易であること、冷間時の気化不良に起因するエミッションや運転性の悪化が軽減されるなどの利点がある。反面、吸入空気の吸入を妨げ、全開出力が低下すること、自動車用に使う場合、車載燃料量を大きくするため、高圧化などにより液化が要求されるなどの課題を抱えている。
参照 液化石油ガス(LPガス)、天然ガスガス燃料
(気体燃料 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 04:15 UTC 版)
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ガス燃料(ガスねんりょう)は、気体(ガス)状の燃料。燃料ガス、気体燃料。
本来、燃料としては使用されないが、可燃性をもつ気体については可燃性ガスを参照。
主要な化学物質
炭化水素
その他
供給
流体であるため、ガス管で供給すること(送り、配ること)が可能である。都市ガスは、一般ガス事業者により各家庭等に供給されるガス燃料である。
容器で運搬・保管する場合は密封できる容器が必要だが、気体のままでは、密度が非常に低く大きさの割にわずかの量(質量)しか運搬・保管できないので、高圧をかけて圧縮し液化させる。液化ガス燃料の例として、液化石油ガス (LPG)、液化天然ガス (LNG)、ガスライターなどの液化ブタンガス (LBG)、ロケットエンジンの液体水素燃料などがある。圧縮はするが液化まではさせないものとしては、圧縮天然ガス (CNG) などがある。
水素燃料は圧縮・液化させても密度が低いため、水素吸蔵合金に吸蔵させたり、メタンやアンモニアの形で運搬・保管することもある。
関連項目
「気体燃料」の例文・使い方・用例・文例
- ガスという気体燃料
気体燃料と同じ種類の言葉
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