にっぽん‐ほうそうきょうかい〔‐ハウソウケフクワイ〕【日本放送協会】
読み方:にっぽんほうそうきょうかい
日本の公共放送を行う事業体。大正15年(1926)設立の社団法人日本放送協会が前身で、昭和25年(1950)放送法に基づく特殊法人として発足。国内のテレビ・ラジオ放送、国際放送などを行っている。NHK。
にほん‐ほうそうきょうかい〔‐ハウソウケフクワイ〕【日本放送協会】
読み方:にほんほうそうきょうかい
日本放送協会
日本放送協会(NHK)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:10 UTC 版)
「緊急地震速報」の記事における「日本放送協会(NHK)」の解説
NHKでは、2007年10月1日からTV・AM・FM全波で緊急地震速報を伝えている。ただし、あくまで国内向け放送のみであり、海外向け国際放送のNHKワールドではテレビ放送(NHKワールドJAPANおよびNHKワールド・プレミアム)においての緊急地震速報はチャイム・自動音声およびテロップ表示を含め、放送されない。ただし国際放送でも、NHKワールド・プレミアムでは日本国内向けニュース番組の同時放送時に緊急地震速報が出された場合は内容を伝える様子がそのまま流れる。一方、NHKワールド・ラジオ日本(短波・衛星デジタルラジオ)では、(日本国内放送波の同時放送を受けない)国際放送独自放送時間帯では放送されないが、ラジオ第1放送、FM放送、総合テレビ(「NHKのど自慢」放送時のみ)との国内同時放送の場合はラジオ・FM共用のネット送出回線を直受けしている関係上、そのまま放送される。そのため、ラジオの放送では日本国内だけでなく全世界の国や地域にも発信される。なお、NHKラジオ放送3波(ラジオ第1・ラジオ第2・FM)が利用しているインターネット同時配信・IPサイマルラジオサービス2者(「NHKネットラジオ らじる★らじる」及び民放ラジオポータル「radiko」)では、後述のチャイム音と自動音声はカットされて無音状態となり、ニューススタジオから緊急地震速報があった旨の内容のみ放送される。2020年3月1日から開始したテレビ(総合・Eテレ)のインターネット同時配信「NHKプラス」でも約30秒遅れであるが配信されている。 緊急地震速報のチャイム2回を流したあと、テレビ(ローカル番組の放送中割り込みも含む)では画面下半分に、「『緊急地震速報 (気象庁)』」の表示が現れたすぐあと、その下に伸びるように、たとえば「◯◯で地震 強い揺れに警戒」との文言、および予測震源地と警戒区域の地図・都道府県名を表したテロップ(約1分間・生放送番組中は震度情報が入るまで継続して表示)と同時に「(チャイム2回)緊急地震速報です。強い揺れに警戒して下さい」(声は末田正雄〈元NHKアナウンサー〉)と2回繰り返しで自動音声が流れ、中波・FM放送およびラジオ国際放送(日本国内同時放送時のみ)では通常の番組を強制中断し、発生する都道府県地域を自動音声で伝える。 例 (チャイム2回)緊急地震速報です。◯◯で地震。次の地域では強い揺れに警戒して下さい。(ここで対象地域の都道府県が読み上げられる。内容は2回繰り返し)。緊急地震速報でした。該当する地域の方々は倒れやすい家具などから離れ、テーブルの下などに入って身を守って下さい。車を運転中の方はあわてずに車をゆっくり止めて下さい。上から落ちてくるもの、倒れてくるものに気をつけて下さい。地震の詳しい情報は入り次第お伝えします。(チャイム2回) 太字で記載されている箇所は「(都道府県名)で地震」もしくは「(沖合または湾と灘)で地震」とアナウンスされる。また、揺れが予想される地域に対しての身の安全の確保および、車を運転中の人に対してのハザードランプをつけたうえでの緩やかな停車を促す自動音声も流される。なお、緊急地震速報の続報が出た場合は「緊急地震速報、続報です。」と自動音声が流れる。 ニュース番組担当のアナウンサーは速報発表時の教育を受けているため、適切な対応を取っている(ニュース番組以外の生放送番組の時も同様)。チャイムと自動音声が流れている間は一言も発せず、流れ終わると、 緊急地震速報が出ました。○○(都道府県名)、○○(都道府県名)では強い揺れに警戒してください。けがをしないように身を守ってください。倒れやすい家具などから離れてください。テーブルや机の下に隠れてください。緊急地震速報が出ています。……(以後、速報告知が繰り返される) と繰り返し伝える。ただ、震源については画面に表示させているのみ。一方、ニュース番組担当ではないアナウンサーが対応すると、 (自動音声)緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください(2回繰り返し) と流れている最中に、 緊急地震速報が出ました。○○(都道府県名)では強い揺れに警戒してください。 と伝えるが、先述にあるニュース番組担当のアナウンサーと同様の対応で伝えることもある。また稀にニュース番組担当のアナウンサーもチャイムと自動音声が流れている最中に伝えることもある。ラジオの放送(主にラジオ第1とラジオ国際放送)では自動音声終了後にNHKラジオセンターのスタジオ(原則としてニューススタジオから。131スタジオ、132スタジオからの場合もあり。放送している番組がニュース番組の場合は自動音声終了後にニュース番組担当のアナウンサーがそのまま伝える)にいるアナウンサーが緊急地震速報を伝える対応を取っている。テレビの放送(主に総合テレビ)ではニュース番組の放送中はニュース番組担当のアナウンサーが緊急地震速報を伝え、ニュース番組以外の番組の放送中は緊急地震速報が発表されてからしばらく経ってから番組を中断しニュースセンターにいるアナウンサーが緊急地震速報を伝える対応を取っている。 また、地上デジタル放送では、これまでのアナログ放送に比べて受信地域によって異なるものの数秒の遅延があることから、先行してデータ放送を強制的に動作させることにより、画面上部に赤地に白文字で 緊急地震速報 の文字スーパーを表示させ、報知音を鳴らす対応策をNHK全局で実施することを2010年8月20日に発表し、実施している。「文字スーパー」の表示は7秒間、報知音は4秒間続く。これにより約1.0 - 2.5秒間の短縮が見込まれており、これまでの地上アナログ放送での「地図つきスーパー」の表示開始と地上デジタル放送での「文字スーパー」の表示開始の時間は、地上デジタル放送の受信地域によって異なるもののほぼ同じタイミングとなった。「文字スーパー」の表示開始の段階では、テレビのスタジオでは速報が発されたことは分からない。なおワンセグ・NHKプラスでは文字スーパーの表示は行われない。 この対応策は在京民放キー局5局、在阪広域4局ほか全国の地上波テレビのうち58社(2013年6月現在)が対応しており、さらにDlifeでは2012年3月の開局時から実施されていた。ただし、テロップの文字色や表示位置、内容は局により異なり、日本テレビのように ○○で地震 と震源地の文字スーパーを併記する局もある。この文字スーパーと同時に受信機内蔵の報知音も流される。 NHKではテレビ・ラジオの放送のほかにも、NHKホール、スタジオパーク、みんなの広場ふれあいホールといったNHK放送センターの施設内にも館内放送で緊急地震速報が流れる(音声内容はラジオ放送と同じ)。 総合・Eテレ・BSのサブチャンネルでも流れる。しかもローカル編成(総合・Eテレ・ラジオ第1・ラジオ第2・FMでいずれも地上波)でも、該当する地域でも該当しない地域でも流れる。先述のように国際放送のテレビ・ラジオでも国内同時放送のときは流れる。
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「日本放送協会」の例文・使い方・用例・文例
- 日本放送協会という,日本の公共放送を行う事業体
- 日本放送協会(NHK)が「紅白歌合戦」のための調査で上位15組を占めた歌手やグループを公表した。
- 2月12日の朝,ラグビーファンは,日本放送協会(NHK)が,日本ラグビー選手権準々決勝の試合の生中継を中止しようとしていると聞いて驚いた。
- この映像は,かぐやに搭載されている日本放送協会(NHK)によって開発されたハイビジョンカメラで撮影された。
- 日本放送協会(NHK)は先日,2010年の大河ドラマ「龍(りょう)馬(ま)伝(でん)」の主演俳優を発表した。
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