こうきょう‐じぎょう〔‐ジゲフ〕【公共事業】
公共事業(こうきょうじぎょう)
公共事業は政府、自治体、特殊法人などが主体となって行う事業だ。費用は、政府・自治体・財投債などからまかなわれる。自治省資料によると、年々の公共事業の総額は、年50兆円にもなる。年間GDP規模を500兆円とすると、その1割にも達するものだ。
公共事業で何を作るかと言えば、多くは社会的インフラだ。道路、港湾、美術館、下水道などがこれにあたる。最近ではITのための光ファイバー網も、インフラ整備の一環として公共事業に含まれるようになった。
実際に公共事業の内訳を見ると、道路が1番多くて事業規模で13兆円だ。これは公共事業全体の25%を占める。続いて農林水産、下水道、国土保全などが続いている。
年度末になると、道路工事が多くなる。予算使いきりのためと皮肉を言われているが、これも年度末恒例の公共事業だ。道路関係費が多いのもうなずける話だね。
(2000.11.30更新)
公共事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 08:44 UTC 版)
公共事業(こうきょうじぎょう)とは、中央政府や地方公共団体が、市場によって適切な供給が望みにくい財・サービスを提供する事業のこと。英語ではPublic Worksといわれるが、イギリスでは産業革命の進行とともに、民間資本が政府の認可のうえで事業を行ったのに対して、それ以外の西欧諸国や植民地では政府主導でインフラストラクチャーの整備が行われた。公共投資(こうきょうとうし、英: Public Investment)ともいう。一般には、サービス主眼の公益事業と区別される。
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公共事業(公共投資)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:36 UTC 版)
「オイルショック」の記事における「公共事業(公共投資)」の解説
整備新幹線の建設が大幅に延期され、完成時には交通事情が大きく変化していた。 本州四国連絡橋3ルートの着工延期の指示が下った。起工式5日前のことであった。その後計画された3ルートのうち、瀬戸大橋の1ルート3橋(瀬戸中央自動車道、大鳴門橋、大三島橋、因島大橋)のみ、着工が1975年(昭和50年)に決定 した。
※この「公共事業(公共投資)」の解説は、「オイルショック」の解説の一部です。
「公共事業(公共投資)」を含む「オイルショック」の記事については、「オイルショック」の概要を参照ください。
「公共事業」の例文・使い方・用例・文例
- 公共事業
- 公共事業を強化することを骨子とした、政府の新たな雇用対策が発表された。
- 公共事業計画.
- 公共事業に私財を投ずる
- ハイウェイと他の公共事業の建設
- 彼は公共事業の精巧な計画を提言した
- 政府の予算から支払われる公共事業に仕事を提供するプログラム
- 公共事業を行う会社や機関
- 米国の彫刻家と建築家で、その公共事業はワシントンでベトナム戦争の退役軍人の記念を含む(1959年生まれ)
- 国や地方公共団体が行う公共事業
- 公共事業の受益者に負わせる金銭的負担
- かつての日本電信電話公社という公共事業体
- 国や地方公共団体の公共事業をつかさどる官庁
- 公共事業を行うための予算
- 国や地方公共団体が行う4つの公共事業
- 石井議員は金融スキャンダルを暴(あば)き,むだ遣いの多い公共事業と闘っていたことで知られていた。
- ビッグベンという愛称は,主要な鐘の取り付け時に公共事業の責任者だったベンジャミン・ホール卿(きょう)にちなんでつけられたと言われている。
- 公共事業受注のための入札制度を改革し,財政スキャンダルに取り組んだ。
公共事業と同じ種類の言葉
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