放送衛星
通信・放送衛星
遠くはなれて直接通信できない2点を結ぶ「通信衛星」
通信衛星は、遠くはなれて直接に通信できない2点を中継(ちゅうけい)するためのものです。宇宙中継をするためには、両地点から通信衛星が見えていることが必要です。太平洋上に静止衛星「インテルサット」が打ち上げられ、国際電話やテレビ中継がおこなわれるようになりました。日本でも1983年打上げの「さくら2a」で実用化され、現在「さくら3b」が国内の通信や新聞紙面の電送に活躍しています。
各家庭のアンテナでも受信できる「放送衛星」の電波
通信衛星と放送衛星の大きなちがいは、通信衛星が地上の受信局として大きなアンテナなどの施設が必要なのに対し、放送衛星は小さなアンテナで各家庭で受信できるように衛星の出力が大きいことが特徴です。日本では宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))の放送衛星「ゆり」シリーズをはじめ、民間会社による通信・放送衛星も打ち上げられ、運用されています。
放送衛星
放送衛星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:43 UTC 版)
「テレビ周波数チャンネル」の記事における「放送衛星」の解説
日本に放送衛星(BS)用として割り当てられた周波数帯である。 右旋円偏波左旋円偏波チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)チャンネル番号中央の周波数(GHz)占有帯域(GHz)111.72748 11.71023 - 11.74473 211.74666 11.72941 - 11.76391 311.76584 11.74859 - 11.78309 411.78502 11.76777 - 11.80227 511.80420 11.78695 - 11.82145 611.82338 11.80613 - 11.84063 711.84256 11.82531 - 11.85981 811.86174 11.84449 - 11.87899 911.88092 11.86367 - 11.89817 1011.90010 11.88285 - 11.91735 1111.91928 11.90203 - 11.93653 1211.93846 11.92121 - 11.95571 1311.95764 11.94039 - 11.97489 1411.97682 11.95957 - 11.99407 1511.99600 11.97875 - 12.01325 1612.01518 11.99793 - 12.03243 1712.03436 12.01711 - 12.05161 1812.05354 12.03629 - 12.07079 1912.07272 12.05547 - 12.08997 2012.09190 12.07465 - 12.10915 2112.11108 12.09383 - 12.12833 2212.13026 12.11301 - 12.14751 2312.14944 12.13219 - 12.16669 2412.16862 12.15137 - 12.18587 同一偏波内のチャンネル間隔は38.36MHz、占有帯域の周波数幅は34.5MHz(アナログ衛星放送時は27MHzだがデジタル化の際に拡張)、ガードバンドは3.86MHz(アナログ衛星放送時は11.36MHz)。 奇数チャンネルと偶数チャンネルで占有帯域が重複するが、偏波方式を変えることで分離可能となっている。 従来のBSデジタル放送は右旋円偏波により行われていたが、4K放送の一部と8K放送は左旋円偏波により実施されている。 左旋円偏波のチャンネルは、BSアンテナで受信後に同軸ケーブルで伝送する中間周波数(IF)の帯域が右旋円偏波のものと異なるため、左旋円偏波チャンネルに非対応のBSアンテナや配線設備では視聴不可である。
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