スンドゥブチゲ
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スンドゥブチゲ(純豆腐チゲ、ハングル: 순두부찌개; ハンチャ: 순豆腐찌개; RR: sundubu-jjigae[1][2]; MR: sundubu-tchigae)とは、朝鮮料理のチゲの一種である。主にスンドゥブと野菜を材料とし、食用キノコやタマネギが加えられることがあり、場合によってはカキ、ムール貝、二枚貝、エビなどの魚介類、牛肉や豚肉などの食肉、コチュジャン、コチュカルが加えられることもある。伝統的には、厚くて丈夫な磁器製の器に直接盛り付けられ、その中で調理されるが、硬い石の器が用いられることもある。チゲの提供直前に生卵を入れることもでき、その場合はチゲは勢い良く泡立った状態で提供される。通常は、茶碗1杯のご飯と数種類のパンチャンと一緒に食べられる[3]。
- 1 スンドゥブチゲとは
- 2 スンドゥブチゲの概要
スンドゥブ・チゲ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 21:19 UTC 版)
スンドゥブ・チゲは、その名の通りスンドゥブを使った鍋料理である。小型の土鍋(トゥッペギ)などにアサリやシジミを敷き、スンドゥブと肉・野菜を入れて水またはスープを張り、コチュジャン、唐辛子粉、ニンニク、ごま油などを使った合わせ調味料で辛味の味付けをして煮込み、最後に生卵を落とす。飲食店ではご飯やパンチャン(おかず類)と共に、スンドゥブ・ペッパン(白飯=大衆料理としての「定食」のこと)として供される。 もちろん一般的なメニューであるがゆえに具材や調理法は多様である。肝心の豆腐が「くずした絹豆腐」などになることがある。スープは上記アサリなど海鮮系のことが多いが、肉系になることや味噌を加えることもある。一般的には唐辛子粉で真っ赤に染まった辛いスープなのであるが、唐辛子を用いない「ハヤン(白い)スンドゥブ・チゲ」もある。豆腐以外の具材は豚肉、牛肉、魚介類、野菜とさまざまで、専門店の中にはスンドゥブ・チゲだけでバリエーションをそろえているところもある。
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