consortium
「consortium」とは・「consortium」の意味
「consortium」とは、複数の企業や組織が共同で特定の目的を達成するために結成された連合体のことである。これらの組織は、共同研究や開発、資源の共有、市場開拓などの目的で協力し合う。コンソーシアムは、参加組織がそれぞれの専門知識や技術を持ち寄り、協力して問題解決や新たなビジネスチャンスを創出することができる。「consortium」の発音・読み方
「consortium」の発音は、/kənˈsɔːrʃiəm/であり、IPAのカタカナ読みでは「コンソーシアム」となる。日本人が発音するカタカナ英語では、「コンソーシアム」と読むことが一般的である。「consortium」の定義を英語で解説
A consortium is a group of companies or organizations that come together to achieve a specific goal, such as conducting joint research, sharing resources, or developing new markets. By pooling their expertise and resources, the members of a consortium can work together to solve problems and create new business opportunities.「consortium」の類語
「consortium」の類語には、alliance(同盟)、coalition(連合)、partnership(パートナーシップ)、collaboration(共同作業)などがある。これらの言葉は、企業や組織が共同で目標を達成するために協力し合う概念を表しているが、それぞれの言葉には独自のニュアンスがある。「consortium」に関連する用語・表現
「consortium」に関連する用語や表現には、joint venture(合弁事業)、collaborative research(共同研究)、strategic alliance(戦略的提携)、resource sharing(資源共有)などがある。これらの言葉は、コンソーシアムの目的や活動に関連したものであり、コンソーシアムの構成や運営において重要な役割を果たしている。「consortium」の例文
1. The consortium was formed to develop a new technology for renewable energy.(そのコンソーシアムは、再生可能エネルギーの新技術を開発するために結成された。) 2. Several companies have joined the consortium to share their expertise and resources.(いくつかの企業がコンソーシアムに参加し、専門知識と資源を共有している。) 3. The consortium aims to promote collaboration among its members.(コンソーシアムは、メンバー間の協力を促進することを目指している。) 4. The consortium has successfully completed a joint research project.(コンソーシアムは、共同研究プロジェクトを成功裏に完了した。) 5. The consortium is working on a strategic alliance with other organizations.(コンソーシアムは、他の組織との戦略的提携に取り組んでいる。) 6. The consortium has established a resource sharing system among its members.(コンソーシアムは、メンバー間で資源共有システムを確立した。) 7. The consortium has expanded its membership to include more companies.(コンソーシアムは、より多くの企業を含めるようにメンバーシップを拡大した。) 8. The consortium has achieved significant results in its collaborative research efforts.(コンソーシアムは、共同研究の取り組みで顕著な成果を達成した。) 9. The consortium is exploring new business opportunities through joint ventures.(コンソーシアムは、合弁事業を通じて新たなビジネスチャンスを探求している。) 10. The consortium is committed to fostering innovation among its members.(コンソーシアムは、メンバー間でのイノベーションを促進することに専念している。)コンソーシアム
【英】: consortium
いくつかの企業(国営機関を含む)が、シェアを決めて一つの事業を遂行する形態をいう。 一般にコンソーシアムという言葉が使用されるのは、次のような場合においてである。すなわち、数カ国の金融機関が共同で借款を与える国際借款団が組織される場合、あるいは先進国が共同して発展途上国の経済計画に対する援助を与えるような場合、あるいはまた、先進工業国の企業が共同で発展途上国の大型開発プロジェクトを受注する場合などである。リスクの大きい石油の探鉱・開発の場合もこのような企業連合方式がよく採用される。また、かつて石油業界で単に「コンソーシアム」というときは、特にイラニアン・コンソーシアム(Iranian Oil Consortium)を指す場合が多かった。これは 1951 年のイランにおけるモサデク政権成立に伴う Anglo-Iranian Oil Co.(BP の前身)の利権の国有化と、その後の米国政府の工作によるイランの主権を認めた上での再編成によって、1954 年に発足したものであった。コンソーシアムは、BP 40%、R.D.Shell 14 %、米系メジャー 5 社各 7 %、CFP 6 %、米系独立系 9 社(のち 7 社)合計 5 %で構成され、イラン国営石油会社 NIOC との間に開発事業請負契約を締結したのである。この契約は、1973 年 5 月に、有利な価格での 20 年間を期限とする長期販売・購入契約に変更された。しかし、1978 ~ 79 年にかけてのイラン革命によって、このコンソーシアムは崩壊し、参加各社はイラン原油の安定調達権益を失った。このイラン革命が第二次石油危機の直接の引き金となったわけであるが、「コンソーシアム」=イラニアン・コンソーシアムという業界通称も過去のものとなった。 |
コンソーシア(コンソーシアム)
コンソーシアム consortium
コンソーシアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 02:21 UTC 版)
コンソーシアム(英語: Consortium)あるいは共同事業体(きょうどうじぎょうたい)は、合弁ではない2つ以上の個人、企業、団体、政府(あるいはこれらの任意の組合せ)から成る団体であり、共同で何らかの目的に沿った活動を行ったり、共通の目標に向かって資源を蓄える目的で結成される。
Consortium はラテン語で「提携、共同、団体」を意味する。語の成り立ちは、consors(パートナー)が語源であり、さらに consors は con-(一緒に)と sors(運命)から成る単語で、「同志」を意味する。
概要
各参加者にはそれぞれの法的身分があり、コンソーシアムの各参加者への統制は一般に共同作業、特に利益分配に関する活動に制限される。コンソーシアムは契約によって結成され、契約書では各メンバーの権利と義務が記述される。コンソーシアムは非営利団体とされることが多い。より永続的な共同的活動は「協会」などと呼ばれるのが一般的である。
例えば、Five Colleges, Inc. はアメリカ合衆国における最古の最も成功したコンソーシアムの1つである。Five Colleges, Inc. の参加者は、アマースト大学、Hampshire College、Mount Holyoke College、スミス大学、マサチューセッツ大学アマースト校である。もう1つの類似のコンソーシアム成功例としてオハイオ州での Five Colleges of Ohio がある(参加者はオベリン大学、オハイオ・ウェスリアン大学、Kenyon College、College of Wooster、Denison University)。これらのコンソーシアムはメンバー大学間で人材や機器などのリソースをプールし、学問上のリソースや管理上のリソースも相互にリンクさせている。
営利目的のコンソーシアムの例としてエアバスがある。1970年に創設された、民間航空機製造業者である。エアバスは現在はEADSの傘下にある。EADS自身はアエロスパシアル・マトラ(フランス)、DASA(ドイツ)、CASA(スペイン)の合併により誕生した。この各社が元々エアバス・コンソーシアムを結成しており、その出資割合は順に 37.9%、37.9%、4.2% であった。ほかにBAEシステムズが20%を出資していたが、2006年にその分を売却している。コンソーシアムとしてのエアバスは、出資割合に応じて利益を各社に分配するものであり、業務も出資割合に応じて割り当てられる。
営利目的のコンソーシアムの別の例として、融資の際に複数の銀行が結成するコンソーシアムがある。イギリスでは、低迷するフットボールクラブをコンソーシアムが買収し、清算されないようにするという方法がよく使われている。
コンソーシアムの具体例
- World Wide Web Consortium
- The Open Group
- WIDEプロジェクト
- ユニコードコンソーシアム
- 大学コンソーシアム京都
- 全国大学コンソーシアム協議会
- ジャパンコンソーシアム
- MGM買収コンソーシアム(ソニーアメリカ(SONY)、コムキャスト(COMCAST)、プロビデンス・エクイティ・パートナーズ(PEP)、テキサス・パシフィック・グループ(TPG)、DLJマーチャント・バンキング・パートナーズ(DLJグループ)の5社によって構成する出資者連合)
- 野村連合(野村ホールディングス・ネクストキャピタル・親密地銀等を主体としたコンソーシアム) - 足利ホールディングス/新生足利銀行の支援
- 地域新生コンソーシアム
- ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム (WDLC:インテル、インプレス、NECパーソナルコンピュータ、MCJ/マウスコンピューター、Dynabook、デル、日経BP、日本HP、日本マイクロソフト株式会社、富士通クライアントコンピューティングなど、114社が参画するITコンソーシアム。
- XMLコンソーシアム
- OSSコンソーシアム(旧 Linuxコンソーシアム)
- Made In Japan Software Consortium
- 3Dコンソーシアム
- 建築研究開発コンソーシアム
- 山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム
- Team Cross FA
関連項目
外部リンク
コンソーシアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/29 07:56 UTC 版)
ハバフォード大学はトライ・カレッジ・コンソーシアム(Tri-College Consortium)の一員であり、在学生は近隣のスワースモア大学(英語:Swarthmore College)とブリンマー大学(英語版)(英語:Bryn Mawr College)での授業も受けることができ、ブリンマーとは特に親密な関係を築いている。その他にはクエーカー・コンソーシアム(Quaker Consortium)にも所属しており、ペンシルベニア大学の教養学部と経済学部(ウォートン・スクール)での授業も受けることも可能である。
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