ground
「ground」とは、土地・立場・領域・地面・地面に置く・基礎となるを意味する英語表現である。
「ground」とは・「ground」の意味
「ground」とは、名詞だと土地・立場・領域・敷地という意味がある。名詞の場合、複数形で表現したい場合には「s」をつけて「grounds」と表記する。動詞として使われる場合であれば、地面に置く・基礎となる・設置するなどの意味で使われている。また「ground」における現在分詞は「grounding」で、過去形と過去分詞は「grounded」となる。「grind(すりつぶす」という意味が異なる英単語の過去形と過去分詞が「ground」なので勘違いしないように注意が必要だ。「ground」の発音・読み方
「ground」における発音記号は、「gráund」である。カタカナで表記する場合には、「グラウンド」と表記されることが多いものの、実際は「グラァゥンドゥ」に近い発音となる。「ground」の語源・由来
「ground」の語源となったのが、古期英語の「grund(地面」そしてゲルマン祖語の「grunduz(地面)」である。また「地面(grunduz)」がコアの語源で、英語の「underground(地下)」も同じ語源となっている。「ground」を含む英熟語・英語表現
「on the ground」とは
「on the ground」とは、「地面に」もしくは「~の理由で」という意味がある。使い方としては「A bird is on the ground(鳥が地面に降りている)」、「He was dismissed on the grounds of negligence(彼は職務怠慢の理由で解雇された)」などの例があげられる。
「the ground」とは
「the ground」とは、地面・地盤・現場という意味を持つ英語表現である。例えば「He fell on the ground」で「彼は地面に倒れた」という形で使用できる
「gain ground」とは
「gain ground」とは、「足がかりを得る」や「勢いを得る」などの意味で使われている。ほかにも「前進する」や「侵害する」などの意味で使うことも可能だ。
「ground」に関連する用語の解説
「grounded」とは
「grounded」は、「ground」の過去形と過去分詞だが、形容詞として使うことも可能だ。形容詞として「grounded」が使われている場合には、「設置した」や「しっかりした」という意味を持つ。例えば「grounded and realistic(地に足がついて現実的だ)」や「grounded close to(~の近くに設置される)」などの形で使用できる。
「grounds」とは
「grounds」は、「ground」の複数形というだけではなく、単独で名詞としても使われている。「ground」は地面を示すのに対し、「grounds」の場合は特定の目的のために地面を示していると区別して使用する必要がある。例えば特定の場所を示す庭園や芝生、構内などを示す場合であれば「grounds」が使われることが多い。ほかにも「証拠」という意味で「grounds」が使われる場合もある。
「common ground」とは
「common ground」は直訳すると共通の土台になるが、「共通点」や「合意点」という意味で使われる。表現方法としては「cultural common ground」なら「文化的共通点」で、「find common ground」の場合には「合意点を見つける」などの例文があげられる。
「groundhog」とは
「groundhog」とは、グラウンドホッグを意味している。グラウンドホッグは、ウッドチャックの別名でネズミ目リス科マーモット族に分類されるマーモットのことだ。北アメリカに広く分部していて、アメリカやカナダでは毎年2月2日にグラウンドホッグデーという祝典が開かれている。このグラウンドホッグデーでは、ウッドチャックの行動で春が訪れる時期を予測する恒例行事である。
「ground」の使い方・例文
「ground」は名詞だけではなく動詞としても使われている英単語なので、さまざまな例文があげられる。例えば名詞として使われる場合であれば、「An apple fell to the ground」で「リンゴが地面に落ちた」、「till the ground」は「土地を耕す」というように使うことが可能だ。ほかにも「the hospital grounds」は「病院の敷地」、「The police had sufficient grounds for her arrest」なら「警察は彼女の逮捕に十分な証拠を持っていた」などの使い方がある。動詞として「ground」を使う場合、「All flights were grounded because of the storm」で「台風のせいで全ての飛行機が離陸できなかった」、「You're grounded today」は「今日は外出禁止」、「The students were well grounded in grammar」は「生徒たちは文法の基礎をしっかりと教えられた」など形で表現することが可能だ。グラウンド
「グラウンド」の基本的な意味
「グラウンド」とは、英語「ground」を由来とするカタカナ語で、地面・土地・運動場・競技場・基礎・土台を意味する言葉である。日本おいては土台などの意味よりも、スポーツを行う運動場・競技場を意味で用いられることが多い。それぞれの競技に必要な設備が整えられている場所(例えば陸上競技が開催可能なグラウンドの場合、トラックと呼ばれる競技のため線が引かれているなど)だけでなく、運動が可能な広さのある平地を示すこともある。なお、野球の場合は、試合を行う球技場を意味するだけでなく、そのチームの本拠地を「ホームグラウンド」と呼んで区別する(サッカーの場合は「ホーム」と呼ぶことが多い)。
「グラウンド」の語源・由来
「グラウンド」は英語の「ground」に由来し、「ground」はゲルマン祖語の「grunduz(地面)」から生まれた。「グラウンド」と「グランド」の違い
「グラウンド」はしばしば「グランド」と表記・発音されることがあるが、これは「グラウンド」を日本語として発音した場合に、なまりなどが影響して短縮されたことで生まれた言葉である。元々の語源である英語「ground」の発音記号は「gráund」であり、これをカタカナ読みすると「グラウンド」あるいは「グランド」のどちらにも聞き取れることから、誤用とまでは言えない。正式な用語としては「グラウンド」の方が優先されること、「グランド」と発音する英語(grand:壮大な)があることから、特に書き言葉においては「グラウンド」を使うことが望ましいとされる。「グラウンド」と「校庭」の違い
「グラウンド」は地面・土地・運動場・競技場などの意味をもつ言葉であり、その中に「校庭」が含まれる。「校庭」とは、日本の学校施設において、屋外運動場として整備されている場所のことを示す。体育や運動会などのスポーツだけでなく、全生徒が集まっての集会の場、休み時間のあそび場、地域の防災拠点としても用いられることも多い。「グラウンドゴルフ(スポーツ)」とは
「グラウンドゴルフ」とは、ゴルフのようにクラブでボールを打ち、ホールポストと呼ばれるゴールに入れるまでの打数を競うスポーツである。昭和57年に鳥取県東伯郡泊村の教育委員会が中心になって発案された。ルールはシンプルで初心者でも楽しみやすく、グラウンド(運動場)はもとより広場や公園などでプレイでき、高度な技術を必要としないことから、特に高齢者が気軽に楽しめるスポーツとして定着した。「グラウンドゼロ」とは
「グラウンドゼロ」は英語「ground zero」のカタカナ語で、「爆心地」を意味する言葉である。元々は原子力爆弾のような強大な威力を出す爆弾が投下された場所(広島や長崎)や、核兵器実験場跡地(ネバダ砂漠など)を示す言葉であったが、2001年に発生したアメリカ同時多発テロ以降は、テロによって倒壊したニューヨークのワールドトレードセンターの跡地を示す言葉として定着している。「グラウンド ワイ(ブランド)」とは
「グラウンドワイ(GroundY)」とは、ヨウジヤマモト社が2014年に設立したファッションブランドである。ヨウジ ヤマモトやY's(ワイズ)のデザイナーとして知られる、山本耀司のブランドを取り扱っており、ジェンダーレス・エイジレスなスタイルをコンセプトに掲げている。「グラウンド」を含むその他の用語の解説
グラウンド(格闘技)とは
格闘技における「グラウンド」とは、選手の足の裏以外がマットについている体勢(寝たり座ったりしている状態)を示す。グラウンドポジションと表現することもある。
サード アンダー グラウンド(バンド)とは
「サード アンダー グラウンド(SARD UNDERGROUND)」とは、2019年に結成された日本の女性3人組のロックバンドである。
ヴェルヴェット アンダー グラウンド(バンド)とは
「ヴェルヴェット アンダー グラウンド(The Velvet Underground)」とは、1964年に結成されたアメリカのロックバンドである。
東京 アンダー グラウンド(アニメ)とは
「東京 アンダー グラウンド」は、漫画作品および漫画を原作とするテレビアニメである。東京の地下にある架空の地下世界から逃げてきた、2人の少女と出会った男子高校生の冒険を描く。
「グラウンド」の使い方・例文
・今日の朝練はグラウンドで行う。・グラウンドの整地は当番の仕事だからしっかりやろう。
・これからグラウンドゼロを見に行く。
・グラウンドゴルフは、初心者でも気軽にできるスポーツなので安心だ。
・今日の試合はホームグラウンドで行われる。
・ウォーミングアップのため、グラウンドを三週走ってきて。
・学校のグラウンドは広すぎるから、かくれんぼにはむいていない。
・次の大会はあのサッカーもできるグラウンドで行う予定だ。
・グラウンドポジションをとったから、この試合は有利に進められそうだ。
「グラウンド」の英訳
「グラウンド」は英訳すると「ground」となる。学校の校庭を示す場合は「playground」、野球のグラウンドを示す場合は「baseball ground」となる。グラウンド【ground】
グラウンド
グラウンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 05:20 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動グラウンド(ground)
- 英語で「地面」「分野」などを意味する語。転じて下記の意味に用いられる。日本語においては転訛によりグランドと誤称・誤記されることもあるが、英語のグランド(grand) とは別の語である。
- 運動場もしくは競技場のこと。 → 運動場・競技場
- 電気工学・電子工学用語で接地のこと。 → 接地
- 飛行場管制のうち、地上管制席のコールサイン。 → コールサイン
- グラウンド・エフェクトのこと。 → 地面効果
- 信号用グラウンドのこと。電子回路を動作させる上での基準となる電位。 → 電子回路
- 凹版画において銅版作成時に用いる防蝕剤。
- バロック期につくられた、執拗低音(オスティナート)を用いた曲。 → オスティナート
- 格闘技・武道等において、寝ている状態のこと。もしくはその状態でかける技。 → 寝技、グラウンドポジションを参照。
- 形而上学における根拠づけ (grounding) 関係のこと。 →根拠づけを参照。
グラウンド(多目的グラウンド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 22:29 UTC 版)
「近江八幡運動公園」の記事における「グラウンド(多目的グラウンド)」の解説
グラウンドはA面、B面、C面の3つに分けられる。 C面は芝生(天然芝)である。サッカー1面(ジュニア用なら2面)を取ることができる。 A面及びB面は土である。野球2面、ソフトボール6面を取ることができる。
※この「グラウンド(多目的グラウンド)」の解説は、「近江八幡運動公園」の解説の一部です。
「グラウンド(多目的グラウンド)」を含む「近江八幡運動公園」の記事については、「近江八幡運動公園」の概要を参照ください。
「グラウンド」の例文・使い方・用例・文例
- ホームグラウンドでの試合,ホームゲーム
- ホームグラウンド以外での試合
- ホームグラウンド
- あらしのあと学校のグラウンドに水たまりができて野球ができなかった
- フォアグラウンド処理のバグについての報告
- レイン・アウトはグラウンド・ゼロ付近で起こる。
- 会社の野球チームに所属し、毎週2回会社のグラウンドで練習しています。
- 会社の野球チームに所属し、毎週会社のグラウンドで練習しています。
- 会社の野球チームに所属し毎週会社のグラウンドで練習しています。
- この庭園は私の学校のグラウンドと同じくらいの広さがある。
- 私はグラウンドでひとっ走りした。
- 雨がひどく降ったのでグラウンドはぐしゃぐしゃだ。
- 天気が良くなってきたので、選手たちはグラウンドで走りはじめた。
- 学校のグラウンドでします。
- じゃ、グラウンドで会いましょう。
- グラウンドにはひとりの生徒もいなかった。
- 排水設備のよいグラウンド.
- ホームグラウンドで.
- グラウンドの状態がよかった[よくなかった].
- [フットボール・野球などで]その試合はホームグラウンドかよそか.
グラウンドと同じ種類の言葉
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