旅行の前にも書いたんですが今回の目的はアマゾン川です。
リオデジャネイロは知識もなく有名だからついでに寄って観光をする、その程度の意気込みです。
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僕の中で唯一リオデジャネイロのイメージは映画「シティオブゴッド」でありファベーラです。
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しかしながらフェベーラに行きたいというと誰もが
「やめたほうがいい」
ツアーに申し込んだほうがいいと思っていました。
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しかしヒカルドさんに相談してみると安全で何度も行ったことがあるファベーラがあると言ってくれて・・無理を言って連れてきてもらいました。
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それがここバビロニアです。
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コパカバーナビーチからすぐ細い道を入ると一気に丘陵地帯になるんですが・・
そこにぎっしりと家が立ち並びその全てがファベーラでした。
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警察の数がものすごい。
只でさえ車が大きて道が混雑しているのにパトカーの数もすごい。
全てが常駐しているようです。
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この公園あたりまでは車でも入れそうですが・・
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ここからは無理。
家の敷地内を通らないと進めない道なんかもあってファベーラは元々勝手に立てた家と言われるのがうなづけます。
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急で細い階段・・正直年配の方にはキツイと思います。
ここで生活してるって・・
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ファベーラ=ギャング そんなイメージがありますがここにあるのは生活です。
貧民街ではありますがリオデジャネイロで生まれる1/4の人が住んでいるわけですから当然普通の生活があります。
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しかしながらブラジルでは全てが不法占拠の位置付けで存在自体を法的実体として認知していません。
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僕の好きな映画、黒いオルフェの舞台もここバビロニアでした。
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見晴らしのいいレストランバーがあったので入ることにしました。
Bar do Alto
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日本人だというと僕のいるこの位置は東京スカパラダイスオーケストラがMVの撮影で使った場所なんだと教えてくれました。
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日も沈みかけ夜景を見てから帰ることにしました。
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コパカバーナビーチを望む絶好のポジション
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華やかなビーチストリートとは目と鼻の先
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それでも下水処理や病気に悩み、電気はすべて盗電。
大きな差があります。
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こわい人から脅されたりなんてことも想像していましたが、こわい人すら見ることはありませんでした。
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静かで少し寂しげな雰囲気に違うファベーラも見てみたくなりました。
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買い物帰りの親子
照れ臭そうなお父さんの顔を見て娘さんもニッコリ。
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夕暮れ後はみんな帰ってくる時間みたいで賑やかになってきました。
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坂を下るものは少なく登り続ける人、知人を見つけて話し込む人が多かった。
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ここからヒカルドさんはセラロンの階段に連れてきてくれました。
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チリ人の芸術家ホルヘ・セラロンさんが20年以上かけて作った階段で2005年文化遺産に登録されました。
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最初は自費でタイルを購入して作っているうちに世界中の旅行者から送られるようになりこんなカラフルで旅行者の目を楽しませるデザインになったそうです。
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彼の絵画の作品に妊婦が多いのは奥様が妊娠中に亡くなられたのが理由とか。
そして彼も2013年に亡くなったそうです。
65歳、自殺か殺人かわからないそうです。