ホームステイ先に到着するなり
一番上のお兄さんでもあり船頭さんのフランシスコさん(清水紘治)が慌ただしい。
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雨が降るから急げ!
雨に打たれるのもジャングルの醍醐味。
日本人がひ弱だと思ってるから言ってるんだろう。
俺は違う。
そういうところを早く見せつけたい。
そう思っていたら・・・
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とんでもない雨でした・・・
家に着いてからでヨカッタぜ・・・
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家は双子の男の方のハイムンダさん(山本コータロー)の全部手作り。
床も壁も全てこの土地の木を加工したもの。
隙間も多いけど作りは細かく水平も完璧。
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蚊はいませんでした。
家族によると南風の時は蚊が多く、北風の時は蚊はいないそうです。
実際僕が来る前日は南風で蚊が多かったようで、僕が来てから滞在期間ずっと北風。
蚊帳で寝たり蚊で少し顔が腫れるくらいの洗礼を受けてもよかったんですが・・
思った以上に快適。
北風のおかげか夜寝苦しいほどの暑さなどなくむしろ東京の方が圧倒的に暑いです。
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危なっかしい場所に蛍光灯が釣るしてあるので聞けばテレビアンテナだそうです。
これでテレビが見れるんだそうです。驚きです。
こちらの家には発電機がありました。
川の水位が上がった時に軽油を運ぶんだそうです。
お姉さんのアウダさんが大のテレビドラマ好きだそうで、夜の1時間半の間だけ発電してテレビを見ます。この1時間半だけカメラのバッテリーなどの充電ができて助かりました。
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ガスも水位が上がった時に船で運ぶそうです。
水は井戸水。高低差を浸かったシャワーがありました。
もちろん温水ではありませんが快適です。
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ハンモックをたくさん引っ掛けて昼寝する場所。
もちろん屋根のトタン以外は全部手作り。
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期間中、毎日ここで1時間から2時間の昼寝をしました。
蚊もいなかったこともあって風に揺られ楽園とはこの場所のことを言うんだろうと思いました。
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ヤシの木もこのトゲ。
どこまで自分を守れば気がすむのかと思いましたよ。
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庭でミミズ発見したんですが・・日本の蛇より長いかも・・・
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ここは鶏小屋
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ニワトリや七面鳥などを飼っていましたが・・
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囲ってある木や網はジャガーの爪跡がグッサグサでした。
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天気が回復してきたので・・・
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ドローンをテストフライト
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家の奥は見渡す限りジャングル
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ここがこの家の敷地
畑は奥でかなり広いです。
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みんなドローンには大喜び
テクノロジーを連呼していました。
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夕食の時間です。
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ご飯とスパゲッティは毎日出ました。
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魚のフライ
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右がお姉さんのアウダ
左が妹のハイムンダ
天然のジュースは毎日絞って出してくれます。
庭にはフルーツがたくさん自生しています。
私は持ち込んだビールをいただき・・
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まず不思議なのが・・
みなさんフォークもナイフもあるのに全部スプーンで食います。
スパゲッティはと言うと・・
なんとナイフで細かくしてご飯とおかずと全部ぐっちゃぐちゃにして食べます。
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おかずもスープや煮物、焼き魚、全部別々に調理するのに食べるときは全部混ぜて食べます。
不思議で仕方ありません。
そんなら別に作る必要ないです。
一つ一つ味わいたいからとこの日は別に食べましたが・・
翌日からは何故か本場の食い方になっていました。
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そして大量のファリーニャをかける。食べるご飯やおかずの量と同じくらい大量にかけます。
バナナにもかけます。
これはさすがにマナウスの都会の人はやらないそうですが田舎のカボクロはやります。
そして・・ファリーニャが・・・
恐ろしく・・・旨い・・・
正直ファリーニャをそこまでおいしいと感じたことは東京のブラジル料理ではなかったです。
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この自家製のファリーニャは都会のものとは全然違って粒が荒いんです。
粉っぽくなくて歯ごたえもあり香ばしいんです。
このファリーニャを僕も作って日本に持ち帰りたいと思いました。
ここからカボクロの家でのホームステイが思わぬ方向に向かいます。
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そして台所でマナウスで買ったカシャッシャ(なんとボトルで400円程度!)とライム砂糖をお借りしてカイピリーニャを作って呑みました。
ここでもカボクロ四人兄弟全員の発言に驚きました。
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「カイピリーニャってどうやって作るの?どんな味がするの?」
四人とも全く酒を呑まないんです!