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快晴の朝が来た!”特急しおさい号”朝陽を浴びて

”特急しおさい6号”,4006M,撮影地:松尾~成東
ブログ3316
快晴の青空をバックに都心へ向け快走する。

11月28日、今週末は久方ぶりとなる朝から快晴の青空、正に鉄活日和である。

さて、何処へ行こうか...
関鉄?京成?と、朝まだき時まで悩んだが、まずは地元である総武本線へと赴いた。

狙うは勿論255系『特急しおさい号』、この時期なら松尾界隈にて反面とはいかないものの良き光線状態で6号が狙えるはずである。

それにしても絵に描いたような澄んだ青空、まだ若干西風強しといった気象条件ではあったが、我が身には全くお構いなし!
秋晴れ下でのんびりと列車を待つ。

そして、数本の普通列車が行き交うとそろそろ本番、降り注ぐ朝陽を存分に浴びた燻し銀『255系』が都心へ向け快走していった。

惜別列車、『ありがとう115系C1編成』”中央本線開業110周年記念号”

”中央本線110周年記念号”,9534M,撮影地:岡谷~下諏訪
ブログ3315
クモユニ143形と共に最後の業務にあたる115系『C1編成』。

11月22日、衣浦・三岐と本来の遠征目標を達成し、その夜は悠々自適に名古屋グルメを堪能、市内の健康ランドにて汗を流した。

そして明くる日、この日は中央本線にて開業110周年を記念した団体列車が走るとのことだったので長野方面へと車を走らせる。

途中、恵那や飯田上空は星空が見えていたが、辰野、諏訪上空はすっかり曇り空...
この天気ではあまり北上しても致し方ないのでとりあえず下諏訪界隈に歩を進めた。

まだ、陽も登らぬ5時半、天気も相まってさほど同業はいないだろうと高を括っていたら、現地は既に三脚展示場と化していた。
聞くに前日の夕方には数十本の置きゲバがあったそう、いやいや恐れ入りました(^^;

しかし、ハイアングルならまだまだ余裕があり難なく場所を確保、朝食を摂るため一旦車へ戻り時が経つのを待つ。

その間も続々と詰めかける鉄ちゃん、機材に何かあってはいけないので我々も8時過ぎには定位置についた。

211系や特急あずさなどを撮影しているとあっという間に目的列車通過の刻、丁度お陽様も顔を出した!

そして先程までのザワつきが沈黙に変わると、高らかにタイフォンを鳴らしながらクモユニ一行がシャッターの嵐の中を通過していった。

山容勇ましき藤原岳、三岐鉄道”セメント貨物”

”三岐鉄道(三岐線)”,3714レ,撮影地:丹生川~三里
ブログ3276
日本三百名山の一つ『藤原岳』を背にセメント輸送に勤しむ。

11月21日、衣浦臨海鉄道にてあたふたしながらも良カットを頂戴した後は、四日市方面へ向けて伊勢湾岸道を進む。
実は今回の遠征、もう一つ抑えておきたい鉄道路線があった。

それは三重県北部の北勢地域を走る三岐鉄道、私鉄では珍しい電気機関車牽引での貨物列車を運行している。
特徴としては全列車『ED45形電気機関車』による重連運転であり、吊り掛け式駆動方式の為独特の走行音が楽しめる点だ。

取り敢えず、目的列車通過の1時間前には藤原岳バックで有名なポイントに到着し、小高い丘の上に機材をセットする。
天気も遠景はやや霞んで見えるが、問題はなさそうだ。

それにしても山容が変わるほどの藤原鉱山は勇ましく圧巻である。
そして、丹生川方の踏切が鳴ると、吊り掛け音と共に力強くセメント貨物が通過していった。

迫力!”重連凸凸”、衣浦臨海鉄道

”衣浦臨海鉄道(碧南線)”,5570レ,撮影地:東浦~碧南市
ブログ3262
朝陽を浴びて、重連貨物が力走する。

11月21日、11月下旬から12月上旬にかけて続くぐずついた天気を山茶花梅雨というが、こう連日天候に恵まれないとうだつが上がらない、ましてや前週は週末に天気が崩れるという最悪のシナリオであった。

しかし、明くる日の天気予報で三連休初日の21日、久方ぶりに晴れ予報が出された。
そこでふと頭に浮かんだのが、今月多くの鉄ちゃんで賑わいを見せていたという衣浦臨海鉄道、同鉄道はDE10タイプの『KE65』による重連運転の貨物列車が有名であり、前々から一度訪れたいと思っていた。

思い立ったが吉日ということで、今月は出費が多いが遠征を決断、当日は同志と共に深夜はトラック街道と化す東名高速を西進し、愛知県入りした。

早々に現地へ赴きポイントの確認、だが晴れ予報なれど雲多し...
浜名湖上空は星が輝いていたため期待していたが、晴れたり曇ったりと何とも言えない空模様である。

8時を過ぎると若干青空の面積が増えてきたが、一喜一憂の状況は変わらない。
そして8時40分過ぎ、太陽がやや広い青空ゾーンに入ったが、列車の通過まではまだ20分弱ある...

と、思っていたらカーブ先より赤い列車が見えた!
そう、休日ダイヤということをすっかり忘れていたのである。
急いで立ち位置へ戻りファインダーを覗くと、直ぐさま力強く重連貨物が碧南へ向け通過していった。

馬肥ゆる秋晴れ、山並みの紅葉と”赤べこ御一行”

配9232レ,撮影地:川桁~関都
ブログ3196
色付く山々を横目に一行は間もなく中山峠を駆け下る。

11月4日、滝ノ原にて良カットを頂戴した後は、直ぐさま車を猪苗代方面へと走らせ2発目を狙う。
スジ的にカツカツの追っかけになると予想していたが、思いのほか一行の葦は遅く、翁島では並走、猪苗代駅着前には既に追い抜いていたw

さて、向かうは川桁‐関都の順光ポイント、背景に磐越道が入ってしまうのは少々痛手だが、それ以上に蒼天の青空と山々の紅葉が美しい♪

先着されていた同士の方々に挨拶をし機材をセット、アングルに悩む暇なく直ぐさま赤べこ御一行が晩秋の会津路を駆け抜けた。

赤べこ牽引”返却回送”、滝ノ原磐梯山バック

配9232レ,撮影地:磐梯町~更科信号所
ブログ3184
澄んだ空に磐梯山、滝ノ原大築堤を赤べこ御一行がゆく。

11月4日、只見線で日本の四季の素晴らしさを肌身で感じた後、午後からの撮影の為一路若松方面へ車を走らせる。
あらだけの絶景を目に焼き付けたのだから足取りも軽やかだw

ところが柳津を過ぎた辺りからどうも空の様子がおかしい...
東へ向かえば向かうほど上空は灰色の空、天気予報では快晴予報が出されていた会津地方だが誤報だったのか?

よくよく考えてみると、ここは周辺を山々に囲まれている会津盆地、昼過ぎ頃までは水蒸気がとれないことが日常茶飯事だそうだ。
これでは早々に沿線へ出ても致し方ないので、鶴ヶ城や蚕養国神社といった会津の名所を訪ね歩いた。

刻は13時過ぎ、この頃には上空の水蒸気もとれ、澄んだ青空が広がった。
やや観光に時間を割き過ぎてしまった為、急いで初夏にも訪れた滝ノ原の大築堤へ向かう。

遅延行為をはたらく現地カーに先導されつつも、目的列車通過15分前には現地へ到着。
既に馴染みの鉄友とそのお仲間が待機されており非常にマッタリムード。

磐梯山も良き塩梅ということで、標準レンズでアングルを調整した。
そして、程なくして赤べここと『ED75‐759号機』に導かれゆっくりの配給列車が通過した。

鉄道と大自然のハーモニー、絶景の只見線にて『キハ』を撮る

普通,425D,撮影地:会津桧原~会津西方
ブログ3168
鉄道遺産「第一只見川橋梁」をゆく。

11月4日、季節の移ろいは早く暦を見れば霜月である。
そういえば昨年の今頃は、自身初となる只見線へ赴き『SL只見線紅葉号』を撮影していた。

あの感動をもう一度味わうため本年も撮影計画を企てていたが、試運転は行けず終い、本運転は天候がおもわしくないということで結局重い腰を上げることは出来なかった...。

そしてSL運転日の日曜日、ふと会津地方の天気をチェックすると次週の予報は目玉のおやじ『晴れ』マークがいっぱい!
こりゃ~行かなあかんということで日付の変わった4日0時30分、只見沿線へ向け一般道をひたすら北上した。

途中休憩を挟みながらハンドル握って5時間半、ようやく朝霧に包まれた道の駅尾瀬街道みしま宿に到着した。
同地は有名撮影地「第一只見川橋梁俯瞰」へのアクセス拠点、既に駐車場には平日にも関わらず他県ナンバーの車が数台停車していた。

私も早々に登頂しても良かったが、7時台の列車は橋梁に陽が射さない、ならばと更に西進し3橋へ向かい423~424D列車を無難に抑えた。

そして直ぐさまとんぼ返り、今度こそ機材を携え遊歩道階段を登りポイントへ。
5分ほどで鉄塔下に到着し振り返ると、そこには鉄道遺産の名に相応しい大自然とトラス構造アーチ橋が眼に飛び込んできた。

なるほど...これは息を呑む絶景である♪
早速最上段に陣取り機材をセット、只見川に写るアーチ橋を見ながら川口行の下り列車を待つこと暫し、渓谷に独特のタイフォンが木霊すると3連の『キハ40』が眼下の情景に飛び込んできた。

プロフィール

しおさい

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【 使用機材 】
・CANON EOS6D mark2
・CANON EOSkissX2

・CANON EF24-105mm F4L IS Ⅱ USM
・CANON EF100-400mm f/4.5-5.6L ISⅡ USM
・CANON EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS
・CANON EF50mm f/1.4 USM
・CANON Extender EF2×Ⅲ
・TAMRON SP70-200 F2.8 Di VC USD

・CANON IXY160

三脚
・ハスキー4段
・SLIK SC304
・Velbon CX444

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