2010-07-02(Fri)
アマガミSS #01 森島はるか編 第一章 アコガレ
「私、年上で頼りがいのある人が好みなの」
第1話っからいきなり振られる主人公、2010年7月期新番レビュー第1弾です。
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第1話っからいきなり振られる主人公、2010年7月期新番レビュー第1弾です。
あっという間に2010年も半分を経過してもう7月、というわけで7月期新番が続々とスタートする季節であります。昨今のアニメ作品は1クール作がほとんどのため季節ごとのメニューチェンジが忙しい、新番が始まってバタバタしつつキャラを覚えた頃には最終回を迎えて、ふと気付くと季節が変わって以下エンドレスループ。ほんと早いわ。
さて本日の新番組は「アマガミSS」。PS2のゲームが原作らしいけれどスパイダーソリティア以外のゲームをやらない私は当然未プレイ、ヤングアニマル連載のコミカライズは立ち読みで追ってましたが、先日コミックス1巻が出たので購入。すなわちこの作品に関しては絢辻さんのストーリーのみ知っている程度、逆に言うとコミカライズされていないキャラ(絢辻さん以外)はストーリーどころか名前すら知りません。
監督は平池芳正氏。近作だとWORKINGの監督、迷い猫第3話の監督などなど低迷4月期の中で気を吐いていた印象です(個人的印象)。キャラデザはベテランの合田浩章氏、おねてぃのキャラデザを担当してた人ですね。アニメ制作はAIC、私的に当たり作が多い会社なのでほのかに期待。
アバンはクリスマスの失恋トラウマ描写から。いきなり何が始まったのかと(笑。ズンドコ気分で幕を開けたアマガミは暗い画面から一転してミニスカ女子てんこ盛りのOPへ。azusa歌唱の「i Love」に合わせて続々と登場する女子キャラ、とりあえずの印象は可もなく不可もない感じ。しかしみなさんスカート短いねー。ギリギリまで短いけれど例えコケても決して中身を見せず、これは本編でも貫かれている方針のようです。
ギリギリのミニスカで階段を駆け上がる妹ちゃんのローアングル。ついついTV画面を下から覗いてしまいがちなギリギリアングルと申しましょうか、第1話だけ見てもミニスカからチラチラする脚の描写が多用されてなかなか美味しい。見えそうで見えないキワキワ感はパンチラ多発よりクるものがあります。おっさん的に。
引きこもった押し入れの中は手作りのプラネタリウムらしい。押し入れ前でひっくり返ってご開帳の妹ちゃん、そのアングルだと兄から丸見えだろう。自宅では「にーに、にーに」と甘々の妹ちゃんは一歩外へ出ると素知らぬ顔だったりかわいいものです。
お約束の悪友キャラが登場してベタなやり取り、そして女子キャラたちの登校風景を一通り見せた後、今回のヒロインである森島先輩が登場です。ものすごい美人という設定ですが…妹ちゃんと大して変わらんような(それを言ってはシマイ
朝の教室で先生の一声がいきなりモモカンで笑った。クラス委員に関わらず創設祭の実行委員に立ち上がった絢辻さん、名塚の声はゲーム版と同じらしいので原作プレイヤー的には違和感ゼロなのでしょうけれどコミック版しか知らない私は少々違和感。優等生モードってことで抑えた声なのかもですが抑えすぎのような。他続々と女子キャラが登場、くしゃくしゃ頭の同級生はやたらフレンドリーだけれど、こういう子が恋に気付いてポッとなっちゃうお約束展開が見られる? そしてこれまたお約束の昼休み購買戦争、妹ちゃんの友達に躊躇なく声を掛けてパンを買ってあげたり抜かりなくフラグ立てに勤しんでいる模様です。
パンを買い込んだ橘少年は森島先輩とイキナリ第三種接近遭遇。すらりと伸びた健康的な脚から見上げると妙にフレンドリーな森島先輩の笑顔、学校のマドンナにこんな思わせぶりな態度を取られたら勘違いするのも無理は無いでしょう。脳幹直撃の御前声は良し良し、しかしこう言っては何だけど高校生女子のトーンじゃないよねえ(笑
引き続き優等生モードの絢辻さん。シーンが大きく変わる度に他の女子キャラの様子がいちいち映され…まあ第1話の顔見せ的意味もあるとは思うけれど、話の流れに無関係なキャラがポンポンと映り込むのは悪く言えば少々鬱陶しい。
図書室にてゴッツンコでコケた先輩はぱんつ履いてない? そのまま荷物持ちの橘少年は憧れの先輩と並んで歩いてドキドキが止まりません。ここもまた思わせぶりな態度の先輩、さらにBパート冒頭ではいきなり騎乗位(笑)で攻め攻めであります。年下のオトコノコを挑発しているのかはたまた天然さんなのか…あのミニスカで馬跳びとは大胆にも程がある!
そんな先輩と仲良く並んで歩いていると妹ちゃんが登場。先輩相手にジェラシー全開の拗ねた表情、わかりやすすぎる態度をして橘少年はその真意を掴めず。おいおいおい。
「嫌われちゃったかな?」
しかし先輩はそんな妹ちゃんを「かわいい」と続けて余裕の表情、一緒に買い物はともかくいきなり風呂ってのはどういう感覚なのだろう。続く妄想風呂シーンは湯気こそ無いけれど完全ガードなアングルで特に見どころは無し。まあそういう作品じゃありませんので。
そしてまた各女子キャラの様子。これによって流れが切れてしまうので全体のテンポが悪くなっている感じ。水泳部女子はお約束のスポーツ娘? 昭和風の和室にて卓袱台を囲むカットなどなど…ひょっとしてこれら全部何かの伏線だったりするのだろうか。多数ヒロインを次々と攻略していく作りだろうからネタの詰め込みも必然、その時の本命展開と以降の前振りを同時進行しなければならないため構成が難しいでしょうね。
「私、水を見るのが好きなの」
寒空の下で噴水に腰掛けて水面を眺める先輩。マドンナを前にいっぱいいっぱいの橘少年を半ばからかうような口ぶりは大人の余裕というか男のあしらいに慣れている感じ。おそらく言い寄る男を何度も何度もこんな風にかわしてきたのかな。勢いに任せての告白に対する表情変化、「本気?」のセリフと共に笑顔が消えてじっと見つめる先輩の表情は何と美しくいじわるな笑みか。その後パッと笑顔に戻って「うれしい」と言いつつ告白への返事はゴメンナサイ…まんざらでも無かった風なのにいともあっさり振ってしまう先輩の口ぶりは笑顔のまま全く淀みがありません。今回何度も「橘くん、やさしいもん」とはぐらかしていたのは男に対する優位性の確認か、すなわちやさしいだけでは先輩を落とせないってことでしょう。先輩のあまりに自然な態度に二の句も継げず立ち尽くす橘少年、ああ軽く返されては振られたことにしばらく気づけないのもわかるような(笑
さて第1話っからいきなり振られてしまった橘少年のリベンジなるか?
EDは森島はるか(伊藤静)歌唱の「キミの瞳に恋してる」。各ヒロインごとにEDが変わる? さすが先輩キャラは年上の色香を自重せず、カットの端にちらちら覗くあれこれがじつに結構な風景でありますね。しっとりした大人の表情と子供っぽさが同居する森島先輩の魅力が十分伝わる映像でした。
とまあ…それなりに面白いのだけれど次週からストライクウィッチーズ2が始まってしまうのでアマガミのレビューはおそらく今回限り。
さて本日の新番組は「アマガミSS」。PS2のゲームが原作らしいけれどスパイダーソリティア以外のゲームをやらない私は当然未プレイ、ヤングアニマル連載のコミカライズは立ち読みで追ってましたが、先日コミックス1巻が出たので購入。すなわちこの作品に関しては絢辻さんのストーリーのみ知っている程度、逆に言うとコミカライズされていないキャラ(絢辻さん以外)はストーリーどころか名前すら知りません。
監督は平池芳正氏。近作だとWORKINGの監督、迷い猫第3話の監督などなど低迷4月期の中で気を吐いていた印象です(個人的印象)。キャラデザはベテランの合田浩章氏、おねてぃのキャラデザを担当してた人ですね。アニメ制作はAIC、私的に当たり作が多い会社なのでほのかに期待。
アバンはクリスマスの失恋トラウマ描写から。いきなり何が始まったのかと(笑。ズンドコ気分で幕を開けたアマガミは暗い画面から一転してミニスカ女子てんこ盛りのOPへ。azusa歌唱の「i Love」に合わせて続々と登場する女子キャラ、とりあえずの印象は可もなく不可もない感じ。しかしみなさんスカート短いねー。ギリギリまで短いけれど例えコケても決して中身を見せず、これは本編でも貫かれている方針のようです。
ギリギリのミニスカで階段を駆け上がる妹ちゃんのローアングル。ついついTV画面を下から覗いてしまいがちなギリギリアングルと申しましょうか、第1話だけ見てもミニスカからチラチラする脚の描写が多用されてなかなか美味しい。見えそうで見えないキワキワ感はパンチラ多発よりクるものがあります。おっさん的に。
引きこもった押し入れの中は手作りのプラネタリウムらしい。押し入れ前でひっくり返ってご開帳の妹ちゃん、そのアングルだと兄から丸見えだろう。自宅では「にーに、にーに」と甘々の妹ちゃんは一歩外へ出ると素知らぬ顔だったりかわいいものです。
お約束の悪友キャラが登場してベタなやり取り、そして女子キャラたちの登校風景を一通り見せた後、今回のヒロインである森島先輩が登場です。ものすごい美人という設定ですが…妹ちゃんと大して変わらんような(それを言ってはシマイ
朝の教室で先生の一声がいきなりモモカンで笑った。クラス委員に関わらず創設祭の実行委員に立ち上がった絢辻さん、名塚の声はゲーム版と同じらしいので原作プレイヤー的には違和感ゼロなのでしょうけれどコミック版しか知らない私は少々違和感。優等生モードってことで抑えた声なのかもですが抑えすぎのような。他続々と女子キャラが登場、くしゃくしゃ頭の同級生はやたらフレンドリーだけれど、こういう子が恋に気付いてポッとなっちゃうお約束展開が見られる? そしてこれまたお約束の昼休み購買戦争、妹ちゃんの友達に躊躇なく声を掛けてパンを買ってあげたり抜かりなくフラグ立てに勤しんでいる模様です。
パンを買い込んだ橘少年は森島先輩とイキナリ第三種接近遭遇。すらりと伸びた健康的な脚から見上げると妙にフレンドリーな森島先輩の笑顔、学校のマドンナにこんな思わせぶりな態度を取られたら勘違いするのも無理は無いでしょう。脳幹直撃の御前声は良し良し、しかしこう言っては何だけど高校生女子のトーンじゃないよねえ(笑
引き続き優等生モードの絢辻さん。シーンが大きく変わる度に他の女子キャラの様子がいちいち映され…まあ第1話の顔見せ的意味もあるとは思うけれど、話の流れに無関係なキャラがポンポンと映り込むのは悪く言えば少々鬱陶しい。
図書室にてゴッツンコでコケた先輩はぱんつ履いてない? そのまま荷物持ちの橘少年は憧れの先輩と並んで歩いてドキドキが止まりません。ここもまた思わせぶりな態度の先輩、さらにBパート冒頭ではいきなり騎乗位(笑)で攻め攻めであります。年下のオトコノコを挑発しているのかはたまた天然さんなのか…あのミニスカで馬跳びとは大胆にも程がある!
そんな先輩と仲良く並んで歩いていると妹ちゃんが登場。先輩相手にジェラシー全開の拗ねた表情、わかりやすすぎる態度をして橘少年はその真意を掴めず。おいおいおい。
「嫌われちゃったかな?」
しかし先輩はそんな妹ちゃんを「かわいい」と続けて余裕の表情、一緒に買い物はともかくいきなり風呂ってのはどういう感覚なのだろう。続く妄想風呂シーンは湯気こそ無いけれど完全ガードなアングルで特に見どころは無し。まあそういう作品じゃありませんので。
そしてまた各女子キャラの様子。これによって流れが切れてしまうので全体のテンポが悪くなっている感じ。水泳部女子はお約束のスポーツ娘? 昭和風の和室にて卓袱台を囲むカットなどなど…ひょっとしてこれら全部何かの伏線だったりするのだろうか。多数ヒロインを次々と攻略していく作りだろうからネタの詰め込みも必然、その時の本命展開と以降の前振りを同時進行しなければならないため構成が難しいでしょうね。
「私、水を見るのが好きなの」
寒空の下で噴水に腰掛けて水面を眺める先輩。マドンナを前にいっぱいいっぱいの橘少年を半ばからかうような口ぶりは大人の余裕というか男のあしらいに慣れている感じ。おそらく言い寄る男を何度も何度もこんな風にかわしてきたのかな。勢いに任せての告白に対する表情変化、「本気?」のセリフと共に笑顔が消えてじっと見つめる先輩の表情は何と美しくいじわるな笑みか。その後パッと笑顔に戻って「うれしい」と言いつつ告白への返事はゴメンナサイ…まんざらでも無かった風なのにいともあっさり振ってしまう先輩の口ぶりは笑顔のまま全く淀みがありません。今回何度も「橘くん、やさしいもん」とはぐらかしていたのは男に対する優位性の確認か、すなわちやさしいだけでは先輩を落とせないってことでしょう。先輩のあまりに自然な態度に二の句も継げず立ち尽くす橘少年、ああ軽く返されては振られたことにしばらく気づけないのもわかるような(笑
さて第1話っからいきなり振られてしまった橘少年のリベンジなるか?
EDは森島はるか(伊藤静)歌唱の「キミの瞳に恋してる」。各ヒロインごとにEDが変わる? さすが先輩キャラは年上の色香を自重せず、カットの端にちらちら覗くあれこれがじつに結構な風景でありますね。しっとりした大人の表情と子供っぽさが同居する森島先輩の魅力が十分伝わる映像でした。
とまあ…それなりに面白いのだけれど次週からストライクウィッチーズ2が始まってしまうのでアマガミのレビューはおそらく今回限り。
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