2010-07-31(Sat)
アマガミSS #05 棚町薫編 第一章 アクユウ
何事も無かったように新章突入。
棚町薫編の開幕です。
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棚町薫編の開幕です。
前回にてラブリーはるか編が無事(?)に完結し「この先どんな手法で続けていくのか?」と思っていたら普通に巻き戻ってて笑った。いわゆるリセットボタンを押したような状態か。なるほど「オムニバス形式」とは聞いていたけれど本当にキャラごと完全分割シナリオ、1キャラ4話完結のショートストーリーオムニバスなのだなあ。多ヒロインのギャルゲーをアニメ化する手法としてこれ以上のやり方は無いでしょうし、また映像ソフトを買うにしてもシナリオに連続性が無い作りのため「お気に入りキャラ」の出番だけ揃えればいい。ここまで親切設計なのだから映像ソフトも1キャラを1本にまとめてくれれば良さそうなものなのに…1本辺り2話収録のボッタクリシステムはいったいいつまで続くのやら。過剰なダンピングは業界の存亡に関わるけれど、ボッタクリすぎて売れないんじゃ元も子もないよねえ。おっと話が逸れました。
というわけでアマガミSSは心機一転「棚町薫編」が開幕、2年前のクリスマスに酷い振られ方をした橘少年の描写から再びスタートです。このシーンってあと4人分やるのか…橘少年がリアルに存在してアマガミSSを見ていたら、毎月繰り返される振られ映像の度にトラウマを掻きむしられるのか。
「良かったらうちに来ない? ケーキ2人じゃ食べきれないから」
振られて落ち込んでいる橘少年へ明るく接する薫にいきなり好印象です。ぶっきらぼうで男友達のようにフランクな関係、しかし橘少年が本当にスッポかされたことに気付くとそれ以上ツッコまずにケーキの話題を振ってペースに巻き込み、ダウンしている気分を忘れさせてしまうさりげない優しさ。見た目の態度や行動と裏腹に結構繊細な所がありますね。またこの会話にて薫が「二人家族」であることを前振り。後半にて明らかになりますが薫は母子家庭で、これはファミレスでのアルバイト理由にもなっています。くるくるパーマの遊び人っぽいけれど遊ぶ金欲しさのアルバイトではなく意外や堅実な孝行娘…やばい、いきなりツボったかもしれない。
いきなり長々と語ってしまいましたがここから本編開始、さくさくと進めましょう。天使の羽根と薫のアマガミを重ねた演出はいきなり目を引きます。居眠り中の橘少年の耳をふわっとアマガミ、それは天使の羽根の如く優しい感触だったに違いありません。思えばこれをきっかけに橘少年の勘違いが始まり、その結果薫は意識し始めるわけで…いつまでも進展しない二人を見てられない天使がくれたきっかけみたいな? または薫自身が橘少年へ舞い降りた天使という意味かも。恋愛ドラマの開幕で見せたこの演出はなかなか奥が深いです。
まあ事の是非はともかく(笑)こういうことができる間柄、この時点ではまだ薫は橘少年を「男」として見ていませんね。右の耳を噛まれたら左の耳を差し出せ! 挑発されて思いっきり噛む薫は全方向遠慮無しですなあ。
てな夫婦漫才のうちにそろそろ授業が始まります。絢辻さんから注意を受けた橘少年のリアクションに薫は思わず鉄拳を向け…ああもうかわいいなあかわいいなあ。椅子から落ちて床へへたる橘少年が見た絶景、この体勢にて目の前で仁王立ちされちゃ見る気が無くても目が行くだろう(笑。そんな短いスカートなのに言われるまで気付かない薫は橘少年をとことん「男」として意識していない、また橘少年に対し自分を「女」として意識していないのでしょう。この一連は後半で見せるファミレスでの様子と対になっていますね。拝観後の鉄拳制裁は…ちょっとやりすぎ(笑
保健室で交わす「悪友」らしいやり取りは二人の関係をわかりやすく見せていました。昔っから暴走気味な薫に振り回されっぱなしの橘少年、しかしその事を苦に思わず仲良く楽しく過ごしてきたみたい。記憶を飛ばすほどの鉄拳を素直に反省する薫、迷子の子犬のような表情を見せていますが中身は猛獣です。まあ悪いことはきちんと反省して謝る素直さはこれもポイント高、中学時代の保健室サボりを指摘されてコロコロ変わる表情もいいなあ。どうでもいいけれど薫の髪型はメーター泣かせだろうね(笑
「放課後、校舎裏の花壇の所へ来て」
保健室からの去り際に薫は真剣な表情でこんなことを。その言葉だけでクオリティ高すぎる妄想フルスロットルな橘少年はさすが鍛え方が違う。ジャーマンをかけると成仏してしまうぞ! 裸Yシャツでいきなり迫ってきたり、着物をはだけて谷間を晒したり…校舎裏の花壇でどんな状況なんだ(笑。今までそんなことなど考えもしなかっただろうに薫の一言で意識は一変、やはり男女間の友情は成立し得ないのか。
そんな妄想に叫ぶ橘少年、保健室のベッドでそれは少々迷惑ですよ。てなわけで隣に寝ていたのは前回までのヒロイン ラブリー先輩とニアミスしてますがこれ以上の進展は無さげ、言ってしまえばメインヒロイン以外の女子キャラはモブ扱いなのでしょう。しかしこれから先のヒロイン候補はともかく、一仕事終えた「元ヒロイン」が賑やかしで出てくるのも妙な感じです。これはオムニバス形式の欠点かもしれません。どうでもいいけどラブリー先輩のキャストクレジットが「森島はるか」に戻っていてちょっと笑った。
薫の意味深な言葉を聞いた橘少年は教室でも意識しまくり。おそらく普段はこれほど薫を意識することなど無かったのでしょう。髪をくるくるする後姿を熱い視線で見つめる橘少年、勘違いとはいえ薫を「女」として意識し始めた様子が伝わってきます。
放課後の校舎裏で待っていたのは数々の妄想とは全く違う風景でした。フルスイング空振りで落ち込む橘少年わらう。友達の恋愛相談に「男子代表」として答えよとの指令に意外や意外しっかりと答えた橘少年…件の薫も意外だったようで、思わぬ一面を見た驚きの表情は今後薫の意識が変わっていくスイッチの一つです。
バイト話をしながらの帰り道。倍率が厳しい遊園地バイトの話に太鼓判の橘少年、それを聞いた薫の表情が良いのだなあ。これでまたスイッチが一つ。
薫がアルバイトをする理由。もちろんお金のこともあるけれど「働くこと」が面白いと語る様子は生き生きとしていますね。赤信号で立ち止まってお金の話(変えられない現実)、青に変わって歩き出すと働き甲斐の話(前向きな心境)と定番の信号演出も上手く使っていました。
「サービスして・あ・げ・ない!」
あげないのかよ!(笑。こんなシャレっ気も仲の良さを感じさせます。ここで橘少年は校舎裏での一件に関する正直な気持ちを包み隠さず薫へ。勘違いの話を照れながら語る橘少年に対し時間が止まった薫。夕焼け空を背景にスカートだけが靡いている薫のアオリカットは彼女のスイッチがオールグリーンになってしまったことを静かに物語っていますねえ。続けて声を掛けられて我に返り、カバンをぶつけて照れ隠しの表情もかわいすぎて脳幹が痺れます。王道とわかっていてもこういうシチュに弱すぎる俺。
駆け去る薫の後姿、ミニスカからチラチラ覗く脚を見て何やら思いついた橘少年は友達相手でもリビドーを自重しません。まさかひざ裏を狙っているのか!? いや新章だけに橘少年の特殊性癖も新境地を開拓するのか?
更衣室の鏡を見て頬を染める薫。いきなりのスイッチオンに戸惑っている様子はこれまたかわいすぎでしょう。そんなオトメゴコロを振り払うように更衣室のドアをぶち開け、仕事に燃えることで戸惑いを消し去ろうとする辺りもかわいいです。悪友として一緒に馬鹿やってきた相手を「好き」だなんて認めたくないのでしょうね。
勇んでホールへ出た薫が目にした一人の客。意識しまくりの所へ現れた橘少年に薫のハートはレッドゾーン一直線です。そんなドキドキなど露知らず、制服目当てで来た橘少年の視線は自然とミニスカ+ニーソが作り出す至高の隙間へ。視線に気付いて慌てて隠す薫でしたが…そのスカート丈は学校制服のミニスカと大して変わらんような? スケベ視線の橘少年に対し蔑む表情の薫が良い良い(笑
別テーブルの珈琲を注ぎながらも橘少年を意識しまくりな薫は珈琲をこぼしてしまいました。あらら。床へこぼれた珈琲を急いでダスターで拭き…今まで全く気にしなかった脚を意識して隠す仕草はこれだけで丼飯3杯いけます。というわけですっかりオンナノコになってしまった薫の運命や如何に!?
今回から棚町薫編ってことでEDも担当キャラへ変更となりました。棚町薫(佐藤利奈)歌唱の「きっと明日は…」、恋心に気付いて戸惑う薫の心境を、本編中での暴れん坊っぷりと裏腹にしっとりと歌った曲です。こういうギャップ効果は王道中の王道とはいえあっさりハマってしまうのだなあ。
クレジットが乗って繋ぎにくいけれどムリヤリ繋いでみました。ウエイトレス姿でボーッと考えちゃってる表情がかわいい(笑
というわけでアマガミSSは心機一転「棚町薫編」が開幕、2年前のクリスマスに酷い振られ方をした橘少年の描写から再びスタートです。このシーンってあと4人分やるのか…橘少年がリアルに存在してアマガミSSを見ていたら、毎月繰り返される振られ映像の度にトラウマを掻きむしられるのか。
「良かったらうちに来ない? ケーキ2人じゃ食べきれないから」
振られて落ち込んでいる橘少年へ明るく接する薫にいきなり好印象です。ぶっきらぼうで男友達のようにフランクな関係、しかし橘少年が本当にスッポかされたことに気付くとそれ以上ツッコまずにケーキの話題を振ってペースに巻き込み、ダウンしている気分を忘れさせてしまうさりげない優しさ。見た目の態度や行動と裏腹に結構繊細な所がありますね。またこの会話にて薫が「二人家族」であることを前振り。後半にて明らかになりますが薫は母子家庭で、これはファミレスでのアルバイト理由にもなっています。くるくるパーマの遊び人っぽいけれど遊ぶ金欲しさのアルバイトではなく意外や堅実な孝行娘…やばい、いきなりツボったかもしれない。
いきなり長々と語ってしまいましたがここから本編開始、さくさくと進めましょう。天使の羽根と薫のアマガミを重ねた演出はいきなり目を引きます。居眠り中の橘少年の耳をふわっとアマガミ、それは天使の羽根の如く優しい感触だったに違いありません。思えばこれをきっかけに橘少年の勘違いが始まり、その結果薫は意識し始めるわけで…いつまでも進展しない二人を見てられない天使がくれたきっかけみたいな? または薫自身が橘少年へ舞い降りた天使という意味かも。恋愛ドラマの開幕で見せたこの演出はなかなか奥が深いです。
まあ事の是非はともかく(笑)こういうことができる間柄、この時点ではまだ薫は橘少年を「男」として見ていませんね。右の耳を噛まれたら左の耳を差し出せ! 挑発されて思いっきり噛む薫は全方向遠慮無しですなあ。
てな夫婦漫才のうちにそろそろ授業が始まります。絢辻さんから注意を受けた橘少年のリアクションに薫は思わず鉄拳を向け…ああもうかわいいなあかわいいなあ。椅子から落ちて床へへたる橘少年が見た絶景、この体勢にて目の前で仁王立ちされちゃ見る気が無くても目が行くだろう(笑。そんな短いスカートなのに言われるまで気付かない薫は橘少年をとことん「男」として意識していない、また橘少年に対し自分を「女」として意識していないのでしょう。この一連は後半で見せるファミレスでの様子と対になっていますね。拝観後の鉄拳制裁は…ちょっとやりすぎ(笑
保健室で交わす「悪友」らしいやり取りは二人の関係をわかりやすく見せていました。昔っから暴走気味な薫に振り回されっぱなしの橘少年、しかしその事を苦に思わず仲良く楽しく過ごしてきたみたい。記憶を飛ばすほどの鉄拳を素直に反省する薫、迷子の子犬のような表情を見せていますが中身は猛獣です。まあ悪いことはきちんと反省して謝る素直さはこれもポイント高、中学時代の保健室サボりを指摘されてコロコロ変わる表情もいいなあ。どうでもいいけれど薫の髪型はメーター泣かせだろうね(笑
「放課後、校舎裏の花壇の所へ来て」
保健室からの去り際に薫は真剣な表情でこんなことを。その言葉だけでクオリティ高すぎる妄想フルスロットルな橘少年はさすが鍛え方が違う。ジャーマンをかけると成仏してしまうぞ! 裸Yシャツでいきなり迫ってきたり、着物をはだけて谷間を晒したり…校舎裏の花壇でどんな状況なんだ(笑。今までそんなことなど考えもしなかっただろうに薫の一言で意識は一変、やはり男女間の友情は成立し得ないのか。
そんな妄想に叫ぶ橘少年、保健室のベッドでそれは少々迷惑ですよ。てなわけで隣に寝ていたのは前回までのヒロイン ラブリー先輩とニアミスしてますがこれ以上の進展は無さげ、言ってしまえばメインヒロイン以外の女子キャラはモブ扱いなのでしょう。しかしこれから先のヒロイン候補はともかく、一仕事終えた「元ヒロイン」が賑やかしで出てくるのも妙な感じです。これはオムニバス形式の欠点かもしれません。どうでもいいけどラブリー先輩のキャストクレジットが「森島はるか」に戻っていてちょっと笑った。
薫の意味深な言葉を聞いた橘少年は教室でも意識しまくり。おそらく普段はこれほど薫を意識することなど無かったのでしょう。髪をくるくるする後姿を熱い視線で見つめる橘少年、勘違いとはいえ薫を「女」として意識し始めた様子が伝わってきます。
放課後の校舎裏で待っていたのは数々の妄想とは全く違う風景でした。フルスイング空振りで落ち込む橘少年わらう。友達の恋愛相談に「男子代表」として答えよとの指令に意外や意外しっかりと答えた橘少年…件の薫も意外だったようで、思わぬ一面を見た驚きの表情は今後薫の意識が変わっていくスイッチの一つです。
バイト話をしながらの帰り道。倍率が厳しい遊園地バイトの話に太鼓判の橘少年、それを聞いた薫の表情が良いのだなあ。これでまたスイッチが一つ。
薫がアルバイトをする理由。もちろんお金のこともあるけれど「働くこと」が面白いと語る様子は生き生きとしていますね。赤信号で立ち止まってお金の話(変えられない現実)、青に変わって歩き出すと働き甲斐の話(前向きな心境)と定番の信号演出も上手く使っていました。
「サービスして・あ・げ・ない!」
あげないのかよ!(笑。こんなシャレっ気も仲の良さを感じさせます。ここで橘少年は校舎裏での一件に関する正直な気持ちを包み隠さず薫へ。勘違いの話を照れながら語る橘少年に対し時間が止まった薫。夕焼け空を背景にスカートだけが靡いている薫のアオリカットは彼女のスイッチがオールグリーンになってしまったことを静かに物語っていますねえ。続けて声を掛けられて我に返り、カバンをぶつけて照れ隠しの表情もかわいすぎて脳幹が痺れます。王道とわかっていてもこういうシチュに弱すぎる俺。
駆け去る薫の後姿、ミニスカからチラチラ覗く脚を見て何やら思いついた橘少年は友達相手でもリビドーを自重しません。まさかひざ裏を狙っているのか!? いや新章だけに橘少年の特殊性癖も新境地を開拓するのか?
更衣室の鏡を見て頬を染める薫。いきなりのスイッチオンに戸惑っている様子はこれまたかわいすぎでしょう。そんなオトメゴコロを振り払うように更衣室のドアをぶち開け、仕事に燃えることで戸惑いを消し去ろうとする辺りもかわいいです。悪友として一緒に馬鹿やってきた相手を「好き」だなんて認めたくないのでしょうね。
勇んでホールへ出た薫が目にした一人の客。意識しまくりの所へ現れた橘少年に薫のハートはレッドゾーン一直線です。そんなドキドキなど露知らず、制服目当てで来た橘少年の視線は自然とミニスカ+ニーソが作り出す至高の隙間へ。視線に気付いて慌てて隠す薫でしたが…そのスカート丈は学校制服のミニスカと大して変わらんような? スケベ視線の橘少年に対し蔑む表情の薫が良い良い(笑
別テーブルの珈琲を注ぎながらも橘少年を意識しまくりな薫は珈琲をこぼしてしまいました。あらら。床へこぼれた珈琲を急いでダスターで拭き…今まで全く気にしなかった脚を意識して隠す仕草はこれだけで丼飯3杯いけます。というわけですっかりオンナノコになってしまった薫の運命や如何に!?
今回から棚町薫編ってことでEDも担当キャラへ変更となりました。棚町薫(佐藤利奈)歌唱の「きっと明日は…」、恋心に気付いて戸惑う薫の心境を、本編中での暴れん坊っぷりと裏腹にしっとりと歌った曲です。こういうギャップ効果は王道中の王道とはいえあっさりハマってしまうのだなあ。
クレジットが乗って繋ぎにくいけれどムリヤリ繋いでみました。ウエイトレス姿でボーッと考えちゃってる表情がかわいい(笑
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