著者:四季大雅
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「宇良々川さん、最近ちょっと浮いてね?」 休み時間、すやすやと眠る宇良々川さんは浮いていた――物理的に。物理学的にありえない彼女の秘密を知った物理学信奉者である菊地一成(ハカセ)は、怪我をした自分に代わり鳥人間コンテストのパイロットになってほしい、と考えるが……
著者らしい作品だな、というのがまず第一。そして、やっぱりラノベの雰囲気とは違うよな、ということ。
鳥人間コンテスト出場を目指し、しかし、負傷してしまい自身は出場できないハカセ。そんな中、個性的な面々が集う飛行機部と共に宇良々川さんを誘うのだが……
色々な特技を持った飛行機部の面々。そんな仲間たちに囲まれ、自分の夢を探すハカセ。そんなハカセらに誘われ、訓練を開始する宇良々川さん。けれども、彼女の「浮く」というものは安定していない。ハカセの指南役として現れる(ミニ)アインシュタインだったり、途中から『不思議の国のアリス』をモチーフにした冒険譚だったりとか、どこへ転がっていくのかわからない不可思議な展開にひたすら翻弄されることに。そして、そんな冒険の中で明らかにされるのは、ハカセ、そして宇良々川さんの本音。
こういう言い方も何だけど、最早、読んでいて何が何だか、っていう部分はある。
あるんだけど、それぞれのキャラクターの掛け合いとか、そういうのものが楽しく、しかも、そのどこへ転がるんだかもわからない展開がクセになっていく。そして、ちゃんと青春している、という部分も。
まぁ、正直なところ、この作品を完全に理解できているかと言えば自信がないし、多分、読む人によって解釈とかも変わるんだろうとも思う。何よりも、この作品についてこうだ、という感想が書きづらい。
面白い。これは確か。だからこそ、これ以上、感想が書きづらい。
……ということにしておこう。
No.7231
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この記事は、「新・たこの感想文」に掲載するために作成したものです。
他のブログなどに、全文を転載することは許可しておりません。
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著者らしい作品だな、というのがまず第一。そして、やっぱりラノベの雰囲気とは違うよな、ということ。
鳥人間コンテスト出場を目指し、しかし、負傷してしまい自身は出場できないハカセ。そんな中、個性的な面々が集う飛行機部と共に宇良々川さんを誘うのだが……
色々な特技を持った飛行機部の面々。そんな仲間たちに囲まれ、自分の夢を探すハカセ。そんなハカセらに誘われ、訓練を開始する宇良々川さん。けれども、彼女の「浮く」というものは安定していない。ハカセの指南役として現れる(ミニ)アインシュタインだったり、途中から『不思議の国のアリス』をモチーフにした冒険譚だったりとか、どこへ転がっていくのかわからない不可思議な展開にひたすら翻弄されることに。そして、そんな冒険の中で明らかにされるのは、ハカセ、そして宇良々川さんの本音。
こういう言い方も何だけど、最早、読んでいて何が何だか、っていう部分はある。
あるんだけど、それぞれのキャラクターの掛け合いとか、そういうのものが楽しく、しかも、そのどこへ転がるんだかもわからない展開がクセになっていく。そして、ちゃんと青春している、という部分も。
まぁ、正直なところ、この作品を完全に理解できているかと言えば自信がないし、多分、読む人によって解釈とかも変わるんだろうとも思う。何よりも、この作品についてこうだ、という感想が書きづらい。
面白い。これは確か。だからこそ、これ以上、感想が書きづらい。
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