Kaspersky Security Center Cloud コンソールのライセンス
このシナリオの手順に従って、ライセンスを使用して Kaspersky Security Center Cloud コンソールと管理対象セキュリティ製品の使用を開始できます。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールでは、クライアントデバイスにカスペルスキー製品のライセンスを一元的に配信し、使用状況の監視およびライセンスの更新を実行できます。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールを既に使用している場合は、マーケットプレイスにアクセスしてカスペルスキーのビジネスソリューション全体を確認し、必要なソリューションを選択して、カスペルスキーの Web サイトで購入プロセスに進むことができます。
ライセンスを購入する前に Kaspersky Security Center Cloud コンソールの機能を試用モードで試す
最初に Kaspersky Security Center Cloud コンソールを無料で試すことができます。無料で試すには、30 日間で終了する試用版のワークスペースを作成します。無期限で使用できる製品版のワークスペースが必要な場合は、ライセンスを購入する必要があります。
試用モードに続いて製品モードに切り替えることはできません。30 日の有効期間が終了すると、試用版のワークスペースはコンテンツ全体を含めてすべて自動的に削除されます。
実行するステップ
このシナリオは段階的に進行します:
- 製品モードの Kaspersky Security Center Cloud コンソールにライセンスを付与するためのアクティベーションコードを取得する。ライセンスを購入する
異なるライセンスによって、カスペルスキーの異なる製品およびサービスが使用可能になるため、複数のライセンスを購入した方がよい場合があります。
購入できるライセンスと、各ライセンスのデバイスの最小数を確認してください。
Kaspersky Security Center Cloud コンソールは、複数のカスペルスキー製品の一部として提供されます。使用する製品を選択して、そのライセンスを購入してください。10,000 台以上のデバイスに対応するライセンスを購入する場合は、特別な要求としてカスペルスキーまたはカスペルスキーパートナーに問い合わせる必要があります。
表を使用して、脆弱性とパッチ管理のどの機能が、どのライセンスで使用可能かを確認してください。
Microsoft Azure などのクラウド環境で Kaspersky Security Center Cloud コンソールを使用する場合は、クラウド環境のライセンスオプションについてお読みください。
マネージドサービスプロバイダー(MSP)である場合は、「MSP 向けの Kaspersky Security Center Cloud コンソールのライセンスについて」をお読みください。
- ワークスペースの作成時に Kaspersky Security Center Cloud コンソールをアクティベートする
Kaspersky Security Center Cloud コンソールをアクティベートするには、ワークスペースの作成時にライセンスを指定します。
ライセンスが複数ある場合は、そのいずれかを指定します。その後、管理対象カスペルスキー製品をアクティベートするため、Kaspersky Security Center Cloud コンソールで他のライセンスを追加する必要があります。
- 管理サーバーリポジトリに管理対象アプリケーションのライセンスを追加する
ライセンスを配信する前に、これらのライセンスを管理サーバーリポジトリに追加する必要があります。
ワークスペースの作成時に指定したライセンスは、自動的に管理サーバーリポジトリに追加されます。
複数のライセンスがある場合は、Kaspersky Security Center Cloud コンソールの管理サーバーリポジトリに 1 つずつライセンスを追加します。
- 管理対象アプリケーションにライセンスを配信する
保護するすべてのデバイスにライセンスを配信する方法を選択します:
- 自動配信
異なる複数の管理対象アプリケーションを使用し、特定のアクティベーションコードをアプリケーションに配信する必要がある場合は、他の配信方法を選択してください。
Kaspersky Security Center を使用して、使用可能なライセンスを管理対象アプリケーションに自動配信できます。ここでは、3 個のライセンスが管理サーバーのリポジトリに保管されている場合を例にします。[管理対象デバイスにライセンスを自動配信する]を 3 個のライセンスすべてに対してオンにしていると仮定します。カスペルスキーのセキュリティ製品(例:Kaspersky Endpoint Security for Windows)が、組織内のデバイスにインストールされているとします。デバイスで、ライセンスを配信する必要がある新しい管理対象アプリケーションが検出されます。たとえば、リポジトリ内に保管されている、名前がそれぞれ「Key_1」「Key_2」である 2 個のライセンス情報ファイルを、そのデバイスの管理対象アプリケーションに配信できます。そのうち 1 個のライセンス情報ファイルが、管理対象アプリケーションに配信されます。この場合、どのライセンス情報ファイルが配信されるかは予測できません。自動配信されるライセンスに対して、管理者が設定可能な項目がないからです。
ライセンスが配信されると、そのライセンスに対してインストール数が再度計上されます。ライセンスを適用可能な製品数を超えないように、適用中の製品数を確認しておく必要があります。ライセンスを適用可能なインストール数の上限を超えると、ライセンスが適用されていないすべてのデバイスのステータスが「緊急」になります。
実行手順の説明:
- 管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用して配信
管理対象アプリケーションへのライセンスの追加タスクを使用する場合、配信する必要があるライセンスを選択後、対象デバイスを都合のよい方法で選択できます。たとえば、管理グループを選択したり、デバイスの抽出を使用したりすることが可能です。
実行手順の説明:
- アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを手動でデバイスに追加
インストール済みのカスペルスキー製品を、製品インターフェイス内のツールを使用してローカルでアクティベーションできます。詳しくは、インストールされているアプリケーションのヘルプを参照してください。
- 自動配信
- 管理対象カスペルスキー製品がどのデバイスでアクティベートされているかを確認する
ライセンスが正しく配信されたことを確認するには、製品で使用されているライセンスのリストを表示します。
- ライセンスの有効期限に関連するイベントを設定する
イベントを設定して、ライセンスがすべて使用されたか、有効期限が近い場合に通知されるようにします: