管理グループ
管理グループ
管理グループ(以後、グループとも表記)は、基準に従ってまとめられた管理対象デバイスの仮想グループで、グループ内のデバイスを Kaspersky Security Center Cloud コンソール内で 1 つの単位として管理することを目的としています。
管理グループ内の管理対象デバイスはすべて、次の操作を実行できるように設定されます:
- 同一のアプリケーション設定を使用する(設定はグループポリシーで定義できます)。
- 特定の設定でグループタスクを作成することにより、すべてのアプリケーションで共通の動作モードを使用する。グループタスクの例としては、共通のインストールパッケージの作成とインストール、定義データベースおよびモジュールのアップデート、デバイスのオンデマンドスキャン、リアルタイム保護の有効化などがあります。
1 台の管理対象デバイスが所属できる管理グループは 1 つだけです。
管理サーバーとグループに対して、任意の階層レベル数で階層構造を作成できます。1 つの階層レベルに、セカンダリ管理サーバーや仮想管理サーバー、グループ、および管理対象デバイスを含めることができます。デバイスの物理的な位置を動かすことなく、あるグループから別のグループへデバイスを移動できます。たとえば、従業員の配属が経理から開発に異動になった場合、この従業員のコンピューターを経理部門用の管理グループから開発部門用の管理グループに移動できます。これにより、コンピューターでは開発部門向けのセキュリティ製品設定が自動的に取得されます。