昭和のインスタントラーメン。チャルメラ。デザインが少しずつ変わっている。
このQUOカードの写真ではわからないが、昭和のチャルメラおじさんはズボンの膝の部分につぎはぎをしていた。それが、いつ頃からか、つぎはぎが無くなり、今では髭が無くなり、黒猫もいない。
つぎはぎが無くなったときは、消費者からの「屋台を営む人への偏見」というクレームに対して明星食品が対応したという。しかし、チャルメラが発売されたのは昭和41年。つぎはぎは常識だった。チャルメラおじさんも、物を大事にした時代の象徴として昔のままでいた方がいいと思うのは私だけだろうか。
ちなみにチャルメラの前は昭和37年発売の「明星ラーメン」
これはとても懐かしい。夏休みの昼ご飯、私は自分でこのラーメンを作って食べていた。まだガスバーナーをマッチで着火しなければならない時代のことである。