【乱歩奇譚 Game of Laplace】
推理らしい推理も捜査らしい捜査もなく、何のひねりもなく終わった。
まあそんなことは問題じゃなくて、あの鬼畜デブに鉄槌がくだらないとか
お預け喰らったようで気分が悪い。
絶好のタイミングで登場したアケチに「余計なことするな」とツッコミたい。
結局のところ黒蜥蜴は何者なのか？
収監されている身で奴隷を飼って情報操作できる変態であることしか分からない。
というか変態多いなこの作品…
【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】
前線基地はいつの間にか堅牢な要塞へと変貌していて安心感が半端ない。
メインヒロインっぽいテュカが、所謂がっこうぐらし状態に陥っているような節があり
自立する前に心の問題を何とかしたほうがよろしいのでは。
でも自立の手段に早々と身売りという発想が出るあたり特地の文明レベルは中世なんだな。
実は生存していたデュランの語る「背後の敵」は日本側にも言えることで、
この政治的な要素をストーリーに絡めていくとすごく肥大化しそう。
あまりにステレオタイプな米中を敵として描くとちょっと面倒くさくなるな。
【のんのんびより りぴーと】
飼っている生き物を通じて生命の尊さを学ぶ展開はよくあれど、
その対象がカブトエビになるのはのんのんびよりだけだろう。
犬猫などは感情が伝わりやすい反面、オチをつけるのが難しいけど、
今回は甲殻類のメリットを活かした良い締め方だった。
【俺物語！！】
デートで手を繋いでおいてその後何のアクションも起こさなければ
そりゃあ女子としては不安で仕方ないでしょ。
クリスマスの日に至っては、奈々子がまだ彼女じゃないのに
さりげなく手を繋ぐくせに彼女の質問に対して“友達”と答える始末…
告白すると決めてなお、あの態度なもんでイライラして仕方ない。
最終的にはハッピーエンドになっても、
自分の中での栗原株はもう取り戻せないほど暴落したわ。
