■あらすじ
人手不足に加え、板長の蓮二はプレッシャーへの弱さから素人以下の腕前に……
この絶望的な状況を乗り切るためには徹を呼び戻すしかないと考えた緒花は、すぐさま徹のいる街の結婚式場へ走り出す。
しかし現場に着いてからが問題。会場では何組もの式がとり行われている上に徹が出席している式についての情報はほとんど無し。
緒花は手探りで会場中を探し回るが手掛かりさえもつかめなかった。
諦めかけていたその時、緒花の携帯に孝一からの着信が入る。
孝一に事情を話していくうちにだんだんと自分のしたことが無謀ではなかったのかと後悔し始める緒花。
でも孝一は「緒花がそれが一番だと信じてやったことならなんとかなる」と励ます。
自分を理解してくれている孝一の応援は心に響き、再びしらみつぶしに会場を探し続けた緒花は何とか徹を見つけ出す。
一安心して冷静さを取り戻したのはいいが、徹の事情を無視した自分の行動に緒花は再び後悔するのであった。
だが徹は言う 「おまえがそれが一番だと思って俺のとこに来たんだろ?お前が俺のことをそう思ったんなら、必ずうまく活かしてやるからさ」と……