■あらすじ
六路の企みによりチップに爆弾が仕込まれていたことを知らない丸太は、シロの行動を激しく責める。
仲間の犠牲をすべて無駄にされたと勘違いした丸太はシロを殴りつけ「二度と顔を見せるな」と言い放つ。
荒れ果てた所長室に戻りポロポロと涙を流すシロの前に現れた中性的な顔立ちをした少年。
咲神トト──その少年こそ、シロに爆弾の存在を教えた人物であった。
作戦の失敗によりスカーチェインのメンバーは半分以下に減り、誰もが希望を失いかけていたが、唐子は罪の枝の能力を持つ自分たちが証人になればいいと再起を促す。
それに賛同するメンバーたちの間には新たな希望が生まれつつあった。
しかし、その希望は墓守(アンダーテイカー)を引き連れた六路によって踏みにじられようとしていた。