雪裏の梅花トルコ原発行進曲でオワタ日本後進曲＼(^o^)／

トルコ原発行進曲でオワタ日本後進曲＼(^o^)／

日本はベトナムへの原発売り込みに成功したのに引き続き、今度はトルコでも商談成立の可能性が出てまいりました(-_-メ)
もともと中東では韓国が強いと見なされ、トルコ原発も韓国が受注するだろうといわれていました。いや韓国は契約直前までいったのです。
しかし土壇場で条件が折り合わず契約は白紙に。かわって、それまでデッドヒートを繰り広げてきた日本に開発受注の目が出てきたのでした(＠_＠;)
何としても韓国に負けるわけにはいかないニダ…そんな日本経団連の歯噛みと高笑いが聞こえてきそうな展開。
しかし今どき原発なんか売ってどうすんだよ…というのが雪どけ水の率直な感想。前回記事についたscottiさんのコメントを再掲載します。

（引用はじめ）
サハラで太陽光発電
http://seturibaika.blog72.fc2.com/blog-entry-407.html#comment_area
サハラ砂漠で太陽光発電をして、ヨーロッパに電力を供給するプロジェクトが具体化しているようですね。

以前、北アフリカのサンベルト地帯に太陽光発電設備を備えれば、半日でも相当な電力量になると灼熱アジアの番組で紹介されていました。

マイナスからプラスへ、これこそ人類の叡智でしょう。
米国主導のＴＰＰは日本の主権を放棄するのと同じ、絶対に反対です。
輸出企業の利益は僅か、輸出される対象国も数カ国、輸出産業と農業の対比のレトリックに騙されてはいけません。
農産物は国防の生命線。
近未来の食料危機に無防備では困ります。
食料自給率を上げる政策こそ大事でしょう。
いちばん大事なことは、京都府2区の売国派政治屋を選挙で淘汰することですね。（笑）
2010-11-14 02:56 | scotti
（引用ここまで）

すでにヨーロッパは風力や太陽光発電にシフトしつつあるのです。ウランは供給が不安定な鉱物なので、けっきょく石油の代替物にはなりえないという判断です。
環境問題ではなく、経済合理性に基づく判断によって時代遅れだと判断されたのです。日本は航空機への転換期に戦艦大和を建造した愚をまた繰り返すのでしょうか(T_T)

だいたいトルコに売るというのがまたキナ臭い。いやトルコ自体は良い国です。しかし先のベトナム売り込みに引き続き、今度はトルコとは。「自由と繁栄の弧」色を出し過ぎ。
たとえばベトナムが中国の脇腹に突き付けられたナイフなら、トルコはロシアの脇腹に突き付けられたナイフ。
歴史上トルコはロシア牽制の拠点として列強に用いられてきました。中国にとってベトナムがそうであるように…(＠_＠;)
最近は中東に対する戦略的価値が注目されていますね。イラク戦争開戦時にトルコが米軍駐留を認めるかどうかで随分もめました。あるいは日本政府の本命はこちらかな…(^_^;)
最近、失態続きの日本外交ですが原発の売り込みだけは好調なようです。これは日本の「自由と繁栄の弧」政策に対するアメリカの後押しがあるものと考えた方が無難です。
この場合さらに「敗者」の韓国がTPPに慎重であることも考慮に入れて良いでしょう。

韓国の李明博政権といえば、旧軍事政権の系譜に連なる極右政権です。その李明博政権ですらアメリカに言うべきは言っている。
それなのに国民の政権交代への期待を一身に背負って誕生したはずの日本・民主党政権が韓国以上にアメリカべったりで良いのでしょうか。
韓国なんか経済規模は日本の3分の1くらいの国です。日本が諸外国に「舐められる」のと、国力の大小は何の関係もないことの証左です。
菅支持派は、あるいは原発売り込みは鳩山前首相の置き土産だと主張するかも(^^ゞ
しかし、それなら鳩山政権にあった「アジア共同体」の理念を、菅政権が全く受け継いでいないことをどう説明する気でしょう(゜o゜)
すでに武器輸出三原則見直しの具体的作業を進め、武器輸出解禁を図る菅政権。最初の顧客はアメリカではなくベトナムとトルコかもしれません。
そうなったときの中国とロシアの怒りは想像するだけで恐怖です。日本の平和主義もそのとき息の根を止められることでしょう。
まったく。尖閣・北方四島で「面従」し、「自由と繁栄の弧」で「腹背」する。ウマいことを言う人はいるものです(^^♪
しかし、そのツケをはらうのは結局のところ国民なのだから仕方がない…。菅が近衛で前原が東條。小沢一郎が鈴木貫太郎たりえるか、ですね。

菅支持の自信家(ｶﾝｼｼﾞﾉｼﾞｼﾝｶ)

回文出来過ぎ！！
お粗末さまでした(^o^)

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