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前原外相!とうぜん自分から辞めるんでしょ?…ね!?

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中国漁船衝突事件、と、いうより、すでに菅内閣の命取りになりそうな、尖閣諸島問題。菅内閣もこれで今年いっぱい持つかどうか…幾らなんでも持たなきゃ困りますが(+_+)
結局どういう問題だったか、既存のメディアでも情報が錯綜していますが、こんな時こそネットの出番です。よく分かるブログを二題。
まずは『生きてるしるし』さまから紹介します(^_^)

(引用はじめ)
尖閣諸島漁船衝突に始まる日中衝突のパンドラの鍵は前原大臣が開けた
http://isiki21.blog45.fc2.com/blog-entry-533.html
 どうも尖閣諸島での中国漁船と巡視船の衝突に始まる今回の逮捕釈放の問題の、パンドラの箱の鍵は前原前国交相が開けた感じが強い。これまでの尖閣諸島での中国漁船の取り締まりをやっていたのかなぜマスゴミは調べない。
 日本の海上保安庁は、中国漁船を監視する巡視船を尖閣周辺に配置してきたが、日中友好平和条約でのトウ小平以来の日中間の領土紛争棚上げの合意もあり、これまで日本側は尖閣領海で、台湾や香港の船を追跡はしたが、中国漁船を拿捕したり逮捕はもちろん一度もなかったのだ。それは台湾から来て上陸した民間人が「釣魚台を守れ」とのぼりを掲げた政治活動家がいても政治的判断で釈放してきた。これがこれまでの尖閣諸島での状態だったのだ。
 それが突然中国漁船の船長を逮捕して、しかも拘留延長までして起訴しようとしている。日本が国家として棚上げの方針を変更したということなのだ。これは前原氏が国交相在職時に当然伺いがあったのにそういう指示をしたとしか思えない。
 中国側は、衝突の際に海上保安庁の巡視船と漁船のどちらが悪かったかについて、現場に中国政府担当官がいなかったせいか反論せず、人民日報英語版の報道も、その部分は「日本では、漁船の方からぶつかったと報じられている」としか書いていない。事実関係については案外冷静なのだ。その時の映像を公開要求しているだけだ。それなのに日本側は公開に応じさえもしない。なぜだろう。
尖閣諸島周辺は1997年に締結され、2000年に発効した日中漁業協定の暫定措置水域で両国が自由に漁業できるとウォールストリートジャーナルは書いたがこれは違い、協定の水域は北緯27度以北なのだ。北緯25-26度にある尖閣諸島の領海は、暫定措置水域に含まれていない。北緯27度線は、尖閣諸島より100キロほど北にある。
 つまり今回の海上保安庁が中国漁船を拿捕した尖閣の領海内は、暫定措置水域の外にある。でも突然棚上げでの状態を変更していいわけがない。(後略)

(引用ここまで)

中国側にも問題があるのは明白。しかし日本側の対応に大きな問題があったわけです。一つ目が、映像の公開に応じないこと。これは本当に不可解です。
さらに二つ目が、日本側の急な方針変更。これが中国側のメンツを大いに潰したこと想像するに難くありません。なぜこんなことをしたのか。
二つ目のブログは、ブログ界の最重鎮「植草一秀の『知られざる真実』」さまより。さすがにポイントを外さぬ炯眼の持ち主。

(引用はじめ)
中国人船長釈放検察決定絶対なら検察審査会不要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-99a5.html
 中国の漁船が日本の領海を侵犯した上、海上保安庁の巡視船に意図的に衝突したとして逮捕した中国漁船船長を日本政府が釈放した問題で、菅直人氏は検察の判断だと説明し、政府の責任からの逃げる姿勢を示し続けている。
 外交上の最重要問題について、そもそも中国人船長を逮捕する段階で、日本政府が首相を含めて判断したはずである。1997年の漁業協定等を踏まえて、通常は逮捕・勾留などの対応を取らないところ、今回は強行措置を採用した。日本政府部内で十分な検討を行ったうえでの判断であったはずだ。この問題を普天間問題に活用することを画策したのだと思われる。(後略)

(引用ここまで)

そういうことです。危機を煽って「普天間問題」を無理矢理に解決しようとしたという見方。11月に沖縄県知事選が控えていることも、とうぜん意識したと思われます(-_-メ)
対外的な危機を煽って、国内政治の矛盾を一気に解決しようとする…典型的な「恐怖政治」の手法。百歩譲って事実と相違したとしても、そうではないかと疑われているのです
アメリカは辺野古に基地を作りたいと思っているでしょうが、菅内閣と心中することまでは望んでいません。アメリカがこの問題に冷淡だったのは理の当然です。

とはいえ、どうすればいいのか。この問題に関しては「中国に圧力をかけて解決を」と主張する人が少なくありません。
ネトウヨがそう言うのは、まあ仕方ないですが、常識あるはずの識者までそう言っているのを見ると本当にウンザリします(_ _)
「清国」なら知らず、近代化以後の「中国」を圧力で屈せしめた国は存在しません。戦前の軍部はもちろん、全盛期のソ連でも不可能だったのです。それが中国の実力です。
結局は粘り強く、あらゆるパイプを使っての交渉を繰り返して回復を図るしかありません。
大変な労力です。本来は不要だったはずの労力です。そうでなくとも国難なのに、そんな揉め事を招来してしまったのです。よくも、まあ、こんな失策をしてくれたものです。
劣化・腐敗した政権末期頃の自民党でさえこんな失政は有りませんでした(-_-)
劣化・腐敗のさらに上を行く無能ぶり。こういう言い方はしたくありませんが、日本外交史上初めての栄誉に輝く「下流外相」誕生の瞬間でしょう。
菅内閣は総力を挙げて、中国(とアメリカ)との対話に臨む必要がありますが、まず、その前に、外相人事のやり直しから始めなければならないのではないでしょうか…。
コメント欄で以前書いたことの繰り返しになりますが、前原外交を一言で要約すると、こういう内容になります(+_+)

挑発し 逆襲されて ギブアップ

メディ屋の情報からじゃ分からん。
お粗末さまでした(^o^)

テーマ : 尖閣諸島問題 - ジャンル : 政治・経済

コメント

ヤクザ国家・中国の恫喝

菅政権は、ヤクザ大国・中国の恫喝に簡単に屈服する政権であることを世界に証明し、悪しき事例を残した。
弱腰の菅・仙谷政権を消滅させなければ、尖閣諸島はヤクザ中国に実効支配される可能性がある。
民主党政権には期待できないが、先手を打って尖閣諸島に海上保安庁から遠隔操作できる望遠の船舶監視カメラが4台付いた無人灯台を設置して日本の領土であることを明確にすることが望まれる。
蓮舫は、民主党の意向に沿って事業仕分けで防衛費を削り日本を弱体化することを企ててきた。
野党各党はそれぞれの立場で国会において徹底的に菅・仙谷政権を追及し、衆議院を解散に追い込んで頂きたい。
日本国のために、菅及び仙谷を含む民主党の全ての左傾議員を落選させることが望ましい。

左巻き菅さんへ

ネトウヨさんも頑張っておられますなぁ…(^^)

前原さんに

前原さんに外務大臣は無理でしょう。
前原さんには売務大臣の称号を。

scottiさまへ

> 前原さんには売務大臣の称号を。

ついでに害務大臣の称号も、ですね(^_^;)

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