論はいいけどケンカはやめれ
腰痛で昨日は更新できませんでした。最近二日に一度のペースになりつつあります。
でも、わずか一日休んだだけでTBP鳩山政権は様変わりしていますね。荒れているというか、悶々としているというか。ささくれ立っているというか…(^_^;)
知らない間にでっかい論争(?)があったのですね。くわばら、くわばら(^^ゞ
個人的な考えをいえば、経過はともあれこういう時は管理人さんを立てるべきです。リアル・ヴァーチャルを問わず共同生活はそれがルールだと思っていますので。
でも今日はその話ではなくて憲法の話です…(^^♪
少し旧聞に属しますが、例によって『毎日新聞』11月1日付の紙面に「憲法意識 全国世論調査」が掲載されています。
国民投票法が来年に施行されることを受けての特集です。「『改憲論議に関心』66%」ですって。結構関心高いですね~。
今の憲法を改めることに賛成ですかという問いに、賛成が58%で反対が32%というのは最近ではさほど政治的な意味を持ちませんね(^^ゞ
悪い方向で意外だったのは憲法9条。9条改正についてどう考えますかという問いに、何らかの改正が必要だが48%。一切、改めるべきでないは43%にすぎませんでした(+_+)
もっとも、こういう調査は設問によって数パーセントは数値が変化します。例えばこういう時「改正」という言葉は使ってほしくありません。
雪どけ水だって「改正」なら賛成です。「改悪」には絶対反対しますけれど…(^_^;)
まあ『毎日新聞』もそこは百も承知。単純に賛成多数という立場は取らず「拮抗」という言葉で分析していました。
特に九条第一項(戦争放棄)には「改正」の回答が少なかったことを挙げ「九条改正への抵抗感がなお強い」と総括しています。
経験と見識に裏付けられた、首肯できる分析です(^_^)
内政面への改革機運はなお強い日本社会ですが、こと憲法に関しては現状維持と見るべきでしょう。極端な憲法観は国民自らが忌避するところです(^_^)
いま護憲派(?)がするべきことは、九条の理念を生かした形での国際貢献を模索することと二十五条(生存権)と九条を合わせた「平和的生存権」を確立することだと思います。
国民の意見をあえて要約するとすれば、護憲派と改憲派はフェアーな条件で論を競い合い、よりよい社会を作るべし…というものでしょう。
いわゆる「論憲」というやつですね。でも、それでいいんだと思います…(^_^)
立冬や コーヒーカップ 湯気深し
明日も更新できるように頑張ります。
お粗末さまでした(^o^)
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