2024-11-10(Sun)
れいわカクダイ大作戦を勝手に提言
この記事は、前の記事の続きです
読んでいない方は こちらから
「大石あきこ」票はどこから来たのか 2024年衆院選・大阪5区
■れいわの議席をどこまで伸ばすべきか
今回の衆議院選挙で、れいわ新選組は大躍進したといわれている。
たしかに、議席は3倍になった
比例票は2022年の参議院選挙と比較して1.72倍。大きく伸ばしたのは間違いないし、議員、スタッフ、ボランティアの大奮闘の成果であることは、上記の前の記事でも書いた通り。
ではあるけれども、大躍進かどうかは評価が分かれるだろう。
太郎さんも、2けたに乗せたかったと会見で言っていた。
それでは、近い将来にどのくらいの議席が必要なのか。
参考になるのは、今の国民民主党だ。
28議席を取ったことで、自民と立民から袖の引っ張り合いになっている。
もちろん れいわは自民や立民にすり寄りたいわけではないが、そのくらいの「無視できない議席数」が必要だということ。
具体的には、選挙結果によって変わるので何とも言えないが、公明党と同等になることが目安になるだろう。
■何票取ったら何議席になるか
今回「比例はれいわ」と書いてくれた票は、全国で380万票。
仮にこれを、全国一律で1.5倍にできたらどうなるか。
380万x1.5=570万票。今回の公明党の596万に匹敵する。
各ブロックで今回の1.5倍取れたと仮定すると、以下のような議席数が想定される。
北海道1 東北1 北関東2 南関東2 東京2 北信1 東海3 近畿3 中国1 九州2 計18
18議席の政党を、さすがの立民でも、これまでのように無視し続けることはできないだろう。
近畿ブロックを例に考えると、今回の比例票は56万。1.5倍で85万でギリギリ3議席。共産党を上回る。
さらに大阪5区で考えると、今回の比例票2万から、全国的な伸びで1.5倍→プラス1万。さらに地元の奮闘でプラス1万、計4万。
その上に、比例は他党で選挙区は大石という隠れファン票を1万、合計5万とれば、共産、立憲が立ってもダブルスコアーにできる。
そうなれば、いよいよ野党候補の一本化協議できる。堂々と、大阪5区は大石で一本化すべしと主張し、通すことができる。
そして、次々回の選挙で選挙区勝利! を目指す
そうやって、いくつかの小選挙区で勝てるようになったころには、野党第一党とはいわないまでも、欠くことのできない野党の一角を占めていることはまちがいない。
しかも、現在の野党第一党の立民は緊縮財政の体質を改めることができずに次の選挙では議席を減らすだろうし、第二党の維新は凋落の一途だ。れいわ新選組のプレゼンスはいやでも大きくなる。
数的にはまだ二番手、三番手だったとしても、十分に政権交代を主導することが可能になる。
熱烈なれいわファンの中には、そんなマダルッコシイことをせずに、はやく太郎を総理にせなアカン という人もいるだろう。
しかし、これは夢の中の話ではなく、現実の選挙で勝ち上がっていくための戦略だ。
国民の苦しみを最短で最大限に軽減するためには、1度や2度の選挙でれいわ新選組が過半数を取るという夢を見るのではなく、他の野党に有無を言わせないためにどうするかという、現実の階段を上がらなくてはならない。
もちろんその過程で、れいわ新選組の側が妥協せざるを得ない場面もある。
■残された時間になにをするべきか
だれが首相になるかは明日までわからないが、おそらく自公の少数与党に国民が閣外協力という形になるのだろう。
少数与党になれば解散は早い。最短で25年7月の衆参ダブルだが、あまりにも早いし、来年は都議選も7月にあるためトリプルは無理っぽい。
そうなると、可能性が高いのは26年10月~12月。一番遅くても次の自民党総裁選前の27年7月。
最短で8か月、最長で2年8か月。可能性が高いのは2年。これが残された時間。
相変わらず議員は忙しいだろうが、さすがに3人が9人になったので、だいぶ負担は減るはず。
さっそく日曜討論は山川さんが出ていたし。
ガバナンスが大変になるとかいう話はまた別の話として、これまでのように国会の会期中は議会活動で一杯いっぱいになるのではなく、れいわカクダイ大作戦に取り組んでほしい。
そのためには、何よりもまず人材だ。
候補者、裏方のプロ、地域リーダー こうした人材を育てることが最優先だと思う。
2年後に600万票近い比例票を獲得するためには、最低でも各県で1人 全国で60人程度の候補者が必要だ。
これがどれだけ大変なことかは、これまでの5年間を振り返ると、実感としてよくわかる。
それでも、そこを乗り越えないと、本当の大躍進はありえない。
さらに、1人の候補者を支えるには、10人のリーダーが必要だ。
とくに見落としがちなのは、裏方の養成。
これについては、以前に書いたのでそちらを参照してほしい
れいわ新選組は「裏方」を真剣に養成せよ
人材は座学では育たない。座学も必要ではあるが、まずは実践あるのみ。
ポス活だけでなく、大衆運動、市民運動を作っていく中で、組織とリーダーを育成する。
その中で、それぞれの特性や得意技を生かせる
政治家を目指すような場所には、どうしても偽物が紛れ込んでくるが、こうした活動を責任もって担っていけば、偽物は露呈する。
たとえば、消費税廃止1000万人署名
署名活動を事前運動の隠れ蓑にするようなケチな根性ではなく、本格的な組織作りとしておこなう
各エリアに リーダー10人 活動家(継続的なボランティア)100人 有料会員サポーター1000人を作る
そして、半年ごとに減税デモ。地域の新しい祭り。
そんなアイディアを、各地域で出し合いながら、議員任せ、太郎任せではないれいわ新選組という組織を作っていければ、本当の大躍進と実のある政権交代を実現できる と思ったりしている。
#FreePalestine
#StopGazaGenocide
#ガザ侵攻やめろ
読んでいない方は こちらから
「大石あきこ」票はどこから来たのか 2024年衆院選・大阪5区
■れいわの議席をどこまで伸ばすべきか
今回の衆議院選挙で、れいわ新選組は大躍進したといわれている。
たしかに、議席は3倍になった
比例票は2022年の参議院選挙と比較して1.72倍。大きく伸ばしたのは間違いないし、議員、スタッフ、ボランティアの大奮闘の成果であることは、上記の前の記事でも書いた通り。
ではあるけれども、大躍進かどうかは評価が分かれるだろう。
太郎さんも、2けたに乗せたかったと会見で言っていた。
それでは、近い将来にどのくらいの議席が必要なのか。
参考になるのは、今の国民民主党だ。
28議席を取ったことで、自民と立民から袖の引っ張り合いになっている。
もちろん れいわは自民や立民にすり寄りたいわけではないが、そのくらいの「無視できない議席数」が必要だということ。
具体的には、選挙結果によって変わるので何とも言えないが、公明党と同等になることが目安になるだろう。
■何票取ったら何議席になるか
今回「比例はれいわ」と書いてくれた票は、全国で380万票。
仮にこれを、全国一律で1.5倍にできたらどうなるか。
380万x1.5=570万票。今回の公明党の596万に匹敵する。
各ブロックで今回の1.5倍取れたと仮定すると、以下のような議席数が想定される。
北海道1 東北1 北関東2 南関東2 東京2 北信1 東海3 近畿3 中国1 九州2 計18
18議席の政党を、さすがの立民でも、これまでのように無視し続けることはできないだろう。
近畿ブロックを例に考えると、今回の比例票は56万。1.5倍で85万でギリギリ3議席。共産党を上回る。
さらに大阪5区で考えると、今回の比例票2万から、全国的な伸びで1.5倍→プラス1万。さらに地元の奮闘でプラス1万、計4万。
その上に、比例は他党で選挙区は大石という隠れファン票を1万、合計5万とれば、共産、立憲が立ってもダブルスコアーにできる。
そうなれば、いよいよ野党候補の一本化協議できる。堂々と、大阪5区は大石で一本化すべしと主張し、通すことができる。
そして、次々回の選挙で選挙区勝利! を目指す
そうやって、いくつかの小選挙区で勝てるようになったころには、野党第一党とはいわないまでも、欠くことのできない野党の一角を占めていることはまちがいない。
しかも、現在の野党第一党の立民は緊縮財政の体質を改めることができずに次の選挙では議席を減らすだろうし、第二党の維新は凋落の一途だ。れいわ新選組のプレゼンスはいやでも大きくなる。
数的にはまだ二番手、三番手だったとしても、十分に政権交代を主導することが可能になる。
熱烈なれいわファンの中には、そんなマダルッコシイことをせずに、はやく太郎を総理にせなアカン という人もいるだろう。
しかし、これは夢の中の話ではなく、現実の選挙で勝ち上がっていくための戦略だ。
国民の苦しみを最短で最大限に軽減するためには、1度や2度の選挙でれいわ新選組が過半数を取るという夢を見るのではなく、他の野党に有無を言わせないためにどうするかという、現実の階段を上がらなくてはならない。
もちろんその過程で、れいわ新選組の側が妥協せざるを得ない場面もある。
■残された時間になにをするべきか
だれが首相になるかは明日までわからないが、おそらく自公の少数与党に国民が閣外協力という形になるのだろう。
少数与党になれば解散は早い。最短で25年7月の衆参ダブルだが、あまりにも早いし、来年は都議選も7月にあるためトリプルは無理っぽい。
そうなると、可能性が高いのは26年10月~12月。一番遅くても次の自民党総裁選前の27年7月。
最短で8か月、最長で2年8か月。可能性が高いのは2年。これが残された時間。
相変わらず議員は忙しいだろうが、さすがに3人が9人になったので、だいぶ負担は減るはず。
さっそく日曜討論は山川さんが出ていたし。
ガバナンスが大変になるとかいう話はまた別の話として、これまでのように国会の会期中は議会活動で一杯いっぱいになるのではなく、れいわカクダイ大作戦に取り組んでほしい。
そのためには、何よりもまず人材だ。
候補者、裏方のプロ、地域リーダー こうした人材を育てることが最優先だと思う。
2年後に600万票近い比例票を獲得するためには、最低でも各県で1人 全国で60人程度の候補者が必要だ。
これがどれだけ大変なことかは、これまでの5年間を振り返ると、実感としてよくわかる。
それでも、そこを乗り越えないと、本当の大躍進はありえない。
さらに、1人の候補者を支えるには、10人のリーダーが必要だ。
とくに見落としがちなのは、裏方の養成。
これについては、以前に書いたのでそちらを参照してほしい
れいわ新選組は「裏方」を真剣に養成せよ
人材は座学では育たない。座学も必要ではあるが、まずは実践あるのみ。
ポス活だけでなく、大衆運動、市民運動を作っていく中で、組織とリーダーを育成する。
その中で、それぞれの特性や得意技を生かせる
政治家を目指すような場所には、どうしても偽物が紛れ込んでくるが、こうした活動を責任もって担っていけば、偽物は露呈する。
たとえば、消費税廃止1000万人署名
署名活動を事前運動の隠れ蓑にするようなケチな根性ではなく、本格的な組織作りとしておこなう
各エリアに リーダー10人 活動家(継続的なボランティア)100人 有料会員サポーター1000人を作る
そして、半年ごとに減税デモ。地域の新しい祭り。
そんなアイディアを、各地域で出し合いながら、議員任せ、太郎任せではないれいわ新選組という組織を作っていければ、本当の大躍進と実のある政権交代を実現できる と思ったりしている。
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