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    1.目標時を決める。
    (例:10年後、3ヵ月後、1週間後)

    2.目標時に達成したい目標を具体的に書く。

    3.先の目標時を2で割り、次の目標時に設定する。
    (例:10年後のなら、10年後÷2=5年後を次の目標時とする)
     小数点以下は切り捨て、1未満となった場合は、より小さな単位に変換しておく。
    (例:1年÷2=0.5年→6ヶ月)

    4.ひとつ先の目標が達成されるために、
    ひとつ手前の目標時には
    「その時、どうなっていればよいか」
    をイメージして記入する。

    (5)(3)~(4)を繰り返すことで、
    《現時点》に近づくほど細かく設定された
    「どうなっていればいいか
     =いつまでに、なにをしとけばいいか」

    のリストができあがる。


    10年後
    5年後
    2年後
    1年後
    6ヶ月後
    3ヶ月後
    1ヶ月後
    15日後
    7日後
    3日後
    1日後
    12時間後
    6時間後
    3時間後
    1時間後
    ………
    1.願望を「目標」として、簡潔に(一つの文で)書く。
     「私は~~する」「私は~までに~になる」

    2.「目標」達成後には、あなたの生活がどう変化しているかを簡単に(3つ程度の文で)書く。
     「~した後、私の生活は~~の面で、以前より~~になっている」×3

    3.「目標」達成後には、あなた自身の行動はどう変化しているかを書く。
     「~した後、私の行動のうち~~が、以前より増えている」 
     「~した後、私の行動のうち~~が、以前より減っている」
     「~した後、私は、新しく~~という行動をするようになっている」

    4.「目標」達成後には、あなた自身は、どういう場面にいるようになっているか想像して書く。

     「~した後、私は~~な場面によく遭遇するようになっている」 
     「~した後、私は~~な場面をよく体験するようになっている」
     「~した後、私は~~な場面を自らつくりだすようになっている」

    5.目標達成に役に立ちそうな行動・活動を書き出す。



     書き出すのは以上だが、目標実現後のことをうまく書けない、具体的に想像できない場合がある。

     具体的に想像できるよう、何が起こるかが予想できるよう、「調査」すること。(これについては、夢は「巨人の肩の上」で見ろ 読書猿Classic: between / beyond readers 夢は「巨人の肩の上」で見ろ 読書猿Classic: between / beyond readers このエントリーをはてなブックマークに追加という記事にも書いた)。

     書きだした後は、それを、あなたが普段よく目にするところに貼りだしておく(これをポスティングという)。

     朝と晩、艶のある声で(ここが大切)、書き上げられ貼りだされた言葉を読みあげること。



    (説明)
     手法としては伝統的なもので、行動療法では「パブリック・ポスティング」と呼ばれている。
     パブリック・ポスティングでは、自分の行動目標など書いたものを貼りだしておく。
     これは本当に公衆の目に触れるところに貼りださなくても、効果がある。 
     というのは、書くことは、それだけでもう、いくらか公的(パブリック)な傾向を含んでいるからだ。たとえば日記が他人に読まれる危険は、書くからこそ生じる。
     自ら書いたものは、自身を方向づける。そして強制されたものでない場合に、最大の効果がある。
    (要約)
    1.章のタイトルや見出しを問い変換する。
    2.章や見出し以下の文中に、問いの答えを探す。
    3.「問い」に対する答え探しをやっていけば、本の「要約」ができる


    (説明)
    1. タイトルを写す。

    2. 目次を写す。
        ネットに目次データが落ちていれば、もちろんそれをコピペする。

    3. その次に見出しを拾って、これも写す。
        目次の間に挿入する形になる。
    (より詳しい「要約」が必要なら、小見出しも拾い出すが、とりあえず1枚ものを作ってからでいい)

    4. これまで写したもの(タイトル、目次、見出し)のそれぞれを「問い」に変換する。

    4-a. たとえば『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』というタイトルなら「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神に、何の関係があんの?」という問いに変換する。

    4-b. たとえば「マルサスの罠」という見出しがあれば、「マルサスの罠って何?」という問いに変換する。

    5. 「問い」に対する答え(例えば「マルサスの罠って何?」に対して、「技術進歩をつうじて実現した短期的な所得の増大は、人口の増大によって必ず相殺されること」)を、文中から探して、それを「問い」の元になった見出し、キャプション等の下に挿入する。

    6. 「問い」に対する答え探しをやっていけば、本の「要約」ができている