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2014.08.31
というわけでTwitterで【一行読書猿】はじめました
いつもはブログの更新をtwitterでつぶやくのだが、逆をやってみる。
経緯と背景
おまえのブログの書き方は間違っていると言われたことがある。
前にどうやってブログを書いているかについて書いた時だ。
どこがどう間違っているといわれたか、簡単にまとめると、
・一つのブログに人が割く時間はせいぜい数分なのだから、その時間で読めない長い記事はダメだ。
・長い記事を書くために長い時間がかかるなんて論外だ。
・ネタは小出しにして、長いものは切り分けて、まず記事の数を稼げ。
・そして更新頻度を上げろ、週1回しか更新しないのはブログじゃない。
というような話だった。
あれから随分になるが、申し訳ないことに、ますます逆の方向に行っている。
記事の長さは長く、更新間隔はさらに長くなっている。
今のところ改める予定はない。
「やりたいようにやる」という積極的な理由よりも、
「ああはなりたくない」というものを避ける算段や工夫を重ねていったら、こうなってしまったので中々修正がきかないのだ。
(ついでに言うと、いま延々とあること(クーンの記事の後始末のアレ)を調べものを続けていて、そっちに時間を取られてしまってますますブログの更新が減っている)。
しかし気にはなっていた。
とくにこれから何か読もうと思っている人向きに書いている記事もあって、そういう人が初めて目にするこのブログの記事が長すぎるせいで回れ右してしまうのは避けたいと思っていた。
それで、ほとんどブログ更新のお知らせにしか使っていないTwitterを使うことにした。
140文字以内という縛りなら、さすがにもう少し自制するのではないかと思ったのだ。
さきほどいくつかサンプルを作って流してみたので紹介する。
◯一行要約
長い長いといわれるブログの記事を1行ないし1枚にまとめたもの。
図表の画像を使うという、やや反則技を使えば、大抵の記事は要約可能かもしれない。
◯一行書評
書評というより惹句だが、本当に好きな書物ほど、うまく言葉が出てこない。
こういうのを、ちゃんと書けるようになりたいというワナビーな期待を込めて。
◯一行名言
抜き書きは習慣になっているので、これなら楽そうだと思って。
モンテーニュの『エッセー』だって、元々は自分用の抜き書き集につけたコメントが肥大化したものだ。
いわば初心というか、原初状態に戻った心持ちで。
普通は偉い人や有名な人の言葉を引いてくるのだが、ブログ記事から直に引いてしまった。
まったく名言ではないが、リサイクルだし、迷惑はかけていない。
◯一行知識
昔から漫画雑誌の隅っこに書いてある、ああいう役に立たない雑知識が子供の頃から大好きなので。
上のは、本当はもう少し続きがあって、東部中世ドイツ語のSchmettenは、どうやらチェコ語のsmetanaから来ていて、こいつがボヘミアからザクセン方言に入って18世紀頃には文語にも取り入れられるようになったらしい。
smetanaはスメタナ、あの「モルダウ川」(交響詩『わが祖国』より)やオペラ『売られた花嫁』で知られるベドルジハ・スメタナのスメタナである。
あとは「一行ヘルプ」や「一行ポエム」みたいなのができるかもしれない。
◯一行ヘルプ
◯一行ポエム
他にも1行でできることをいろいろ考えてみる。
あ、ブログの方も頑張ります。それでは、また。
経緯と背景
おまえのブログの書き方は間違っていると言われたことがある。
前にどうやってブログを書いているかについて書いた時だ。
どこがどう間違っているといわれたか、簡単にまとめると、
・一つのブログに人が割く時間はせいぜい数分なのだから、その時間で読めない長い記事はダメだ。
・長い記事を書くために長い時間がかかるなんて論外だ。
・ネタは小出しにして、長いものは切り分けて、まず記事の数を稼げ。
・そして更新頻度を上げろ、週1回しか更新しないのはブログじゃない。
というような話だった。
あれから随分になるが、申し訳ないことに、ますます逆の方向に行っている。
記事の長さは長く、更新間隔はさらに長くなっている。
今のところ改める予定はない。
「やりたいようにやる」という積極的な理由よりも、
「ああはなりたくない」というものを避ける算段や工夫を重ねていったら、こうなってしまったので中々修正がきかないのだ。
(ついでに言うと、いま延々とあること(クーンの記事の後始末のアレ)を調べものを続けていて、そっちに時間を取られてしまってますますブログの更新が減っている)。
しかし気にはなっていた。
とくにこれから何か読もうと思っている人向きに書いている記事もあって、そういう人が初めて目にするこのブログの記事が長すぎるせいで回れ右してしまうのは避けたいと思っていた。
それで、ほとんどブログ更新のお知らせにしか使っていないTwitterを使うことにした。
140文字以内という縛りなら、さすがにもう少し自制するのではないかと思ったのだ。
さきほどいくつかサンプルを作って流してみたので紹介する。
◯一行要約
長い長いといわれるブログの記事を1行ないし1枚にまとめたもの。
図表の画像を使うという、やや反則技を使えば、大抵の記事は要約可能かもしれない。
◯一行書評
書評というより惹句だが、本当に好きな書物ほど、うまく言葉が出てこない。
こういうのを、ちゃんと書けるようになりたいというワナビーな期待を込めて。
◯一行名言
抜き書きは習慣になっているので、これなら楽そうだと思って。
モンテーニュの『エッセー』だって、元々は自分用の抜き書き集につけたコメントが肥大化したものだ。
いわば初心というか、原初状態に戻った心持ちで。
普通は偉い人や有名な人の言葉を引いてくるのだが、ブログ記事から直に引いてしまった。
まったく名言ではないが、リサイクルだし、迷惑はかけていない。
◯一行知識
昔から漫画雑誌の隅っこに書いてある、ああいう役に立たない雑知識が子供の頃から大好きなので。
上のは、本当はもう少し続きがあって、東部中世ドイツ語のSchmettenは、どうやらチェコ語のsmetanaから来ていて、こいつがボヘミアからザクセン方言に入って18世紀頃には文語にも取り入れられるようになったらしい。
smetanaはスメタナ、あの「モルダウ川」(交響詩『わが祖国』より)やオペラ『売られた花嫁』で知られるベドルジハ・スメタナのスメタナである。
あとは「一行ヘルプ」や「一行ポエム」みたいなのができるかもしれない。
◯一行ヘルプ
◯一行ポエム
他にも1行でできることをいろいろ考えてみる。
あ、ブログの方も頑張ります。それでは、また。
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