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2010.09.20
1日1分で幸せが続くエンピツの使い方
書くことは、様々な効果をもたらすことが分かっている。
特に書くことを通じてセルフ・モニタリングが働くことの効果は高い。自分がやったこと、やろうとしていることに焦点を合わせることが、プラスのフィードバックになるのだ。
以下に、心理学の研究で、幸福感に効果があるとされているものが配列してある。
同じ刺激には、人は慣れてしまうので、毎日違うものになっている。
いずれも( )に書き込んでいく形だ。
考え込まず、単語の羅列でいいので、手早く書こう。
考え出すと、どんどん難しくなって、結局書かなくなってしまうものだ。
1分以内に頼む。
1日目 感謝の手紙の宛先リスト
感謝の手紙を書く相手を3つだけ選ぼう。すごく世話になっているのだが、素直にいうのもはばかられて、お礼が言えてない相手なんかがいい。名前が分からなくてもいい(だが、どう呼びかけるかは決めておこう)。この際だから相手は人間に限らない。神様でも、愛犬でも、書物でも、お気に入りのガジェットでもいい。
次の( )を埋めてみよう。
宛先( )、何について感謝したいのか( )
宛先( )、何について感謝したいのか( )
宛先( )、何について感謝したいのか( )
2日目 わが人生最良の時
これまでの人生で最良の瞬間のことを思い出そう。いいことなんか全然なかった、という人は、せいぜいマシと言える程度のことでもいい。あり過ぎて選べないという人は、詳しく思い出した方がいいから、一番鮮明に思い出せるものか、あるいは最近のものを選ぼう。
次の( )を埋めてみよう。同じく考え込まず、単語の羅列でいい(以下、同様)。
いつのこと?( )
誰といっしょにいたの?( )
何があったの?( )
その時どんな気持ちだった?( )
3日目 あらゆることがうまく行った未来
地続きの未来を想像しよう。あなたは今いる場所にいて、毎日やっていることを続けている。
ただし、あらゆることがうまく行った、バラ色の未来だ。あらゆる挑戦は成功し、あらゆる場面で、貧乏神は撤退し、幸運の女神が微笑んだとしよう。
さて、未来のあなたは、それぞれ何をやっているだろう?
半年後 どこで?( )何をやってる?( )
1年後 どこで?( )何をやってる?( )
3年後 どこで?( )何をやってる?( )
5年後 どこで?( )何をやってる?( )
4日目 大好きだったあなたへ
想像してみよう。あなたはいま棺桶に横たわって、あなたの葬儀に来てくれた人たちが、花を1輪ずつ入れて、あなたに最後の言葉をかける。忙しい中、わざわざ来てくれた人たちだ。一言ずつ、あなたに声をかける。
あなたがとくに気に入った言葉を3つだけを書き留めよう。
誰が?( )何と言ってくれた?( )
誰が?( )何と言ってくれた?( )
誰が?( )何と言ってくれた?( )
5日目 今週のベスト3
さて週末だ。今週はあなたにとってどんな風だったろう?
人はそうそう大事件に遭遇しないものだが、ささやかでもあなたにとって大切なことがあったかもしれない。あるいは今週が人生の中で特別な時間になった人もいるだろう。
あなたにとっての、今週のベスト3を書き留めよう。
ベスト3( )
ベスト2( )
ベスト1( )
(文献)
Emmons, R.A., & McCullough, M.E. (2003). Counting blessings versus burdens: Experimental studies of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of. Personality and Social Psychology, 84, 377-389.
http://www.chucklin.org/wp-content/uploads/2010/02/Emmons_McCullough_2003_JPSP.pdf
King, L. (2001). The health benefits of writing about life goals. Personality and Social Psychology Bulletin, 27, 798-807.
http://www.psych.utoronto.ca/users/peterson/selfauthoring/Narrative%20and%20Goal%20Setting/Future%20Authoring%20and%20Goal%20Setting/King%20LA%20Health%20benefits%20of%20writing%20about%20life%20goals%20PSPB%202001.pdf
Seligman, M. E P, Steen, T., Park, N., & Peterson, C. (2005). Positive psychology progress: Empirical validation of interventions. American Psychologist, 60(5), 410-421.
http://www.ppc.sas.upenn.edu/ppprogressarticle.pdf
(関連記事)
その幸福は遺伝子(わたし)が決める 読書猿Classic: between / beyond readers
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以下に、心理学の研究で、幸福感に効果があるとされているものが配列してある。
同じ刺激には、人は慣れてしまうので、毎日違うものになっている。
いずれも( )に書き込んでいく形だ。
考え込まず、単語の羅列でいいので、手早く書こう。
考え出すと、どんどん難しくなって、結局書かなくなってしまうものだ。
1分以内に頼む。
1日目 感謝の手紙の宛先リスト
感謝の手紙を書く相手を3つだけ選ぼう。すごく世話になっているのだが、素直にいうのもはばかられて、お礼が言えてない相手なんかがいい。名前が分からなくてもいい(だが、どう呼びかけるかは決めておこう)。この際だから相手は人間に限らない。神様でも、愛犬でも、書物でも、お気に入りのガジェットでもいい。
次の( )を埋めてみよう。
宛先( )、何について感謝したいのか( )
宛先( )、何について感謝したいのか( )
宛先( )、何について感謝したいのか( )
2日目 わが人生最良の時
これまでの人生で最良の瞬間のことを思い出そう。いいことなんか全然なかった、という人は、せいぜいマシと言える程度のことでもいい。あり過ぎて選べないという人は、詳しく思い出した方がいいから、一番鮮明に思い出せるものか、あるいは最近のものを選ぼう。
次の( )を埋めてみよう。同じく考え込まず、単語の羅列でいい(以下、同様)。
いつのこと?( )
誰といっしょにいたの?( )
何があったの?( )
その時どんな気持ちだった?( )
3日目 あらゆることがうまく行った未来
地続きの未来を想像しよう。あなたは今いる場所にいて、毎日やっていることを続けている。
ただし、あらゆることがうまく行った、バラ色の未来だ。あらゆる挑戦は成功し、あらゆる場面で、貧乏神は撤退し、幸運の女神が微笑んだとしよう。
さて、未来のあなたは、それぞれ何をやっているだろう?
半年後 どこで?( )何をやってる?( )
1年後 どこで?( )何をやってる?( )
3年後 どこで?( )何をやってる?( )
5年後 どこで?( )何をやってる?( )
4日目 大好きだったあなたへ
想像してみよう。あなたはいま棺桶に横たわって、あなたの葬儀に来てくれた人たちが、花を1輪ずつ入れて、あなたに最後の言葉をかける。忙しい中、わざわざ来てくれた人たちだ。一言ずつ、あなたに声をかける。
あなたがとくに気に入った言葉を3つだけを書き留めよう。
誰が?( )何と言ってくれた?( )
誰が?( )何と言ってくれた?( )
誰が?( )何と言ってくれた?( )
5日目 今週のベスト3
さて週末だ。今週はあなたにとってどんな風だったろう?
人はそうそう大事件に遭遇しないものだが、ささやかでもあなたにとって大切なことがあったかもしれない。あるいは今週が人生の中で特別な時間になった人もいるだろう。
あなたにとっての、今週のベスト3を書き留めよう。
ベスト3( )
ベスト2( )
ベスト1( )
(文献)
Emmons, R.A., & McCullough, M.E. (2003). Counting blessings versus burdens: Experimental studies of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of. Personality and Social Psychology, 84, 377-389.
http://www.chucklin.org/wp-content/uploads/2010/02/Emmons_McCullough_2003_JPSP.pdf
King, L. (2001). The health benefits of writing about life goals. Personality and Social Psychology Bulletin, 27, 798-807.
http://www.psych.utoronto.ca/users/peterson/selfauthoring/Narrative%20and%20Goal%20Setting/Future%20Authoring%20and%20Goal%20Setting/King%20LA%20Health%20benefits%20of%20writing%20about%20life%20goals%20PSPB%202001.pdf
Seligman, M. E P, Steen, T., Park, N., & Peterson, C. (2005). Positive psychology progress: Empirical validation of interventions. American Psychologist, 60(5), 410-421.
http://www.ppc.sas.upenn.edu/ppprogressarticle.pdf
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