高橋健太郎のOTO-TOY-LAB――ハイレゾ/PCオーディオ研究室――
【第1回】iFI-Audio「nano iDSD」
OTOTOYが24bit/48kHzのWAVによる高音質配信を始めたのは2009年。翌2010年からはDSDフォーマットでの配信も始めたが、当初は先走っている感が否めなかった。というのも、再生するための機器がまだまだポピュラーではなかったからだ。とりわけ、DSDに関しては、一般に手の届く製品はコルグのMRシリーズくらいに限られていた。
ところが、2012年の夏くらいから、先走るOTOTOYにハードウェア・メーカーが急速に追いついてきた。理由のひとつは、DoPと呼ばれる転送方式が開発されたことだ。このDoPは「DSD Audio over PCM Frames」の略で、従来のPCMのフォーマットに偽装して、DSDのデータを転送する。この技術開発によって、PCのプレイヤー・ソフトとUSB DACの組み合わせで、DSDを再生することがたやすくなり、各社から続々とDSD対応のUSB DACが発売されるようになった。
こうした流れを受けて、2012年12月、OTOTOYは渋谷ヒカリエで〈OTOTOY DSD SHOP〉を開催。DSDを楽しむためのハードウェアを紹介する展示やワークショップを行った。続いて、2013年12月にも〈OTOTOY DSD SHOP VOL.2〉を開催。USB DAC以外にも様々な形で増え続けるDSD対応オーディオ機器のホットな展開を追ってきた。
筆者はOTOTOYのシニア・プロデューサーであり、音源制作ではハウス・エンジニアを務めるが、こうした中でたくさんの機材に触れることができた。そして、DSDのみならず、PCM音源、あるいはmp3のような圧縮音源の再生を含めて、PCオーディオが実に面白い時代にさしかかっているのを実感している。そこで今回から、OTOTOYのウェブサイト上で製品の試聴レポを中心としたPCオーディオについての連載コラムを書いてみることにした。第1回となる今回は、先のDSD SHOPでも展示され、年末に発売されたiFI-Audioのnano iDSDを中心に、iFI-Audio製品について書いてみよう。
新たな技術を小型で低価格のデヴァイスに
nano iDSDは12月25日から出荷が開始になったが、輸入元が悲鳴を上げるほどの勢いで売れているらしい。実際、現在も価格.comの人気売れ筋ランキング、ヘッドホン・DAC部門の1位をひた走っている。iFI-Audioという1年前には誰も知らなかったメーカーの製品がこんなヒットをするというのは、異例のことだろう。
iFI-AudioはイギリスのAMR(Abbingdon Music Research)というハイエンド・オーディオ・メーカーが立ち上げた新しいブランドだが、AMR自体、日本にはほとんど製品は入ってきていなかったはずだ。僕が最初にiFI-Audioを知ったのは、2013年の春頃、iUSBPowerという製品によってだった。このiUSBPowerは、PCとUSB DACの間に挟むデバイスで、USBのバスパワー電源と音楽信号を分離して、DACに入り込むPCからのノイズを極限まで減らす働きをする。このコンセプトは頷けるもので、興味は惹かれたが、とはいえ、USBケーブル1本で済んだ接続に3万円かけて別の機材を挟むのには、手を出すには至らなかった。僕の場合、USB DACはシリアスなスタジオ用途には使っていない。自宅の物書きをする仕事場で、カジュアルに使うものだから、あまりシステムを複雑にしたくはないのだ。
iUSBPowerは158(i)×68(w)×28(h)mmというサイズ。筆箱くらいの大きさと言えばいいだろうか。iFI-Audioはこのサイズの同じボディを使った製品を2013年に続々と発表した。iDAC、iCAN、iPhono、iLink、iTubeというラインナップだ。中でも、個人的に興味を惹かれたのはiLinkで、これは輸入代理店から借りて、試聴することができた。iLinkはいわゆるDDコンバーターで、PCからのUSB出力をSPDIFに変換して出力する。USB DACがあれば不要な機材だが、僕の場合はUSB入力を持たないDAコンバーターを多数所有しているので、USB→SPDIF(あるいはAES/EBU)の変換をしてくれるDDコンバーターが非常に有用なのだ。
DDコンバーターがあれば、スタジオで使ってきたLAVRY、APOGEE、AVID、TASCAMなどなどの高級コンバーターをPCオーディオに転用できる。あるいは、DCSのCDプレイヤーのDAC部分をPCオーディオに使える。実際、僕はNuForceのU192Sと、M2TechのHiface-Evoという2台のDDコンバーターをそのために使っている。
USB→SPDIFの変換を行うだけのDDコンバーターで音が変わるのか? というと、これが変わる。というのも、デジタル・オーディオの問題はジッター(クロックの時間軸に対する揺れ)に関わる部分が多いからだ。昨今では、ジッター除去のために、USBからの出力を受ける側で、クロックを打ち直すアシンクロナス(非同期)転送という技術が多く使われるようになっているが、アシンクロナス転送はアシンクロナス転送で、その打ち直したクロックの精度が問われることになる。だから、アシンクロナス転送を行うDDコンバーターの質が、その後のDAコンバーターの音質を左右する。また、音質以前のところで、音飛びなどを防ぐ接続の安定度が、DDコンバーターによって変わってくる。
iFI-AudioのiLinkは実売価格が4万円程度。4万円出せば、そこそこのUSB DACやUSB DACプリアンプが買えるご時世だから、DDコンバータに4万円というのは、結構、奢ったPCオーディオのシステムになるだろう。僕が愛用しているM2TechのHiface-Evoは、実売5万円程度なので、ほぼ同クラスの製品ということになる。
iLinkの特色は、他社にないJET(Jitter Elimination Technology)という技術が使われている点で、これは一般のジッター除去回路が可聴周波数より上の帯域でのジッター除去を行っているのに対し、それを可聴周波数帯域まで引き下げるものだという。詳しいことは分らないが、こうした新技術を比較的、低価格の小型デヴァイスに積極的に織り込んでいくのが、iFI-Audioの物作りの姿勢のようには思われる。iLinkにはJETのオン/オフ・スイッチが付いているので、そのジッター除去効果がどのくらい音質に現れるかは、実際に聴き比べることが可能だ。
iLinkは輸入代理店から比較的、長い期間、借りることができたので、仕事場のiMACに接続されたオーディオ・システムの中で、手持ちのNuForce U192S、M2Tech Hiface-Evoととっかえひっかえしながら、様々な音源を試聴することができた。プレイヤー・ソフトはAudirvana、DACにはKORGのMR-2000Sを使ってみた。MR-2000Sはご存知のように、DSD録音が可能なハードディスク・レコーダーだが、僕はこれをリスニング用にも使っている。仕事場に置かれたMR-2000SはハードディスクをSSDに換装してあって、DSD音源はこのSSDに入れて、聴くことが多い(SSDへの換装はメーカー保証が効かなくなるので、非推奨です)。USB接続のDACで聞くDSDよりも、MR-2000Sで再生するDSDはフレッシュな躍動感がある。
そして、ちょっとトリッキーな使い方ではあるが、WAVやmp3を聴くときには、このMR-2000SをDACの代わりに使うこともできるのだ。DDコンバーターを使って、PCからのUSB出力をSPDIFに変え、MR-2000SのSPDIF入力に入れればいいのだ。録音モードをSPDIF入力にして、録音待機状態にすれば、MR-2000Sの優秀なDACを使って、WAVやmp3を聞くことができる。SSDに換装してあるから、録音待機状態でもMR-2000Sのハードディスクの回転音がすることはない。
NuForce U192SはiFI-Audio iLinkと同じく、USBパワーで動作するアシンクロナス転送のDDコンバーターだが、比べてみると、iFI-Audio iLinkの方が音の滑らかさや空間の透明度が感じられる。JETをオンにすると、さらにその傾向が顕著になった。M2Tech Hiface-Evoとの比較では、それほど大きな差はなかったが、強いていえば、滑らかさではiLink、サウンド全体の骨格の大きさではHiface-Evoというところだろうか。Hiface-EvoはUSBパワーではなく、別電源で動作するので、そのあたりが影響しているのかもしれない。僕の場合は、AES/EBU出力や外部クロック入力があるHiface-Evoが手放せないが、同価格帯のDDコンバーターとして、iLinkが魅力的な製品であることは確認できた。
ただし、DCSのCDプレイヤー、P8iのDACのSPDIF入力に使用してみようと思ったところ、残念ながら、信号がロックせず、再生音を得ることができなかった。DDコンバーターとDACの間には、このような相性の問題が発生することはあるようだ。ネット上では、逆にHiface-Evoの同期が外れる環境で、iLinkが安定動作するというレポートもあったりするから、これはケースバイケースで検証していくしかないのかもしれない。
6.2MHz(DSD)、32bit/384kHz(PCM)にも対応する圧倒的スペック
さて、そんなiFI-Audioのラインナップの中に、昨年末に加わったのがnano iDSDだ。その名の通り、これはそれまでのiFI-Audioのラインナップよりもひと回り小さく、ボディ長がほぼ半分になったようなデザインだ。内蔵電池で10時間以上、動作するという仕様からも、nano iDSDがポータブル性を強く意識した製品なのがわかる。
ポータブルなUSB DAC+ヘッドフォン・アンプとしては、僕はNative InstrumentsのAUDIO 2 DJを以前から使用しているが、サイズ的にはnano iDSDはAUDIO 2 DJよりわずかに大きい(外形寸法 : 158(l)x68(w)x28(h)mm)。ただし、AUDIO 2 DJはUSBバスパワーがないと動作しないので、ポータブルといっても、Macbook ProのようなラップトップPCと一緒ならば持ち歩けるDACということになる(註)。一方、内蔵電池で動作するnano iDSDは、iPhone、iPhone Touch、iPad、ソニーのハイレゾ・ウォークマンとともにハイレゾ音源を楽しむモバイル環境を作ることができる。そこに新しさを見た人たちが飛びついたのが、ヒットの理由のひとつだろう。
編集部註 : 2014年2月現在、AUDIO 2 DJシリーズの最新機は、AUDIO 2 DJ MK2。サイズは162(l)x55(w)x84.3(h)mm。
しかし、実物を手にしてみると、nano iDSDはポータブル性だけを重視した製品とは思えなくなってくる。なにしろ、驚くのはその圧倒的なスペックだ。USB DACとしては、nano iDSDは以下のフォーマットに対応している。
16bit/44kHzから32bit/384kHzまでのPCM
6.2MHzまでのDSD
384kHzのDXD
これは現行のDACでは最高のスペックである。数十万円する据え置き型のDACでも、ここまでのスペックを持つものはほぼ見当たらない。ところが、nano iDSDは実売価格が2万5千円程度のポータブル・デヴァイスだというのに、32bit/384kHzのPCM、6.2MHzのDSDを再生する能力を持っているのだ。DACチップは型番までは明らかにされていないが、バー・ブラウン製だという。
機能的にも、nano iDSDは非常に多機能だ。USB DAC+ヘッドフォン・アンプであるだけでなく、RCAアウトを持っているので、据え置きのDACプリアンプとしても使える。さらにはSPDIF出力を持っているので、DDコンバーターとしても使える。
ヴォリュームはデジタル・ヴォリュームではなく、アナログ・ヴォリューム。つまみこそ小さいが、使用感は良いし、微小レヴェルでもギャングエラーのない精度の高いヴォリュームだ。これが2万5千円? 値段が間違っているのではないか? と何度も思ってしまう。
充実の中域~中低域、サイズからは想像できない落ち着き
もちろん、スペックやデザインだけでは音質はわからないので、シビアな比較試聴をしてみた。まずは、5.6MHzのDSDを聴いてみることにする。OTOTOYでも配信している伊藤ゴローの『Postiudium』を、iMacとUSB接続したnano iDSDからの再生と、前述のSSDに換装したKORG MR-2000Sからの再生で聴き比べる。nano iDSDはフル・ヴォリュームにして、DACとしてのみ使う形。iMacのプレイヤー・ソフトはDoPでのDSD再生が可能なAudirvanaだ。
KORGのMR-2000SでのDSD再生は、USB DACでの再生よりフレッシュさがあり、音質的には高域の伸びが素晴らしい。価格からしても、nano iDSDの音質がMR-2000Sを上回ることはないとは予想したが、聴いてみると、nano iDSDはnano iDSDで十分にDSDらしい魅力が感じられるサウンドだった。シルヴァーのボディはややハイ上がりの繊細な音を予想させたが、意外にも中域~中低域が充実している。サイズからは想像できない落ち着きがあり、各楽器の音にPCMでは決して得られないまろやかさが感じられる。空間もMR-2000Sには敵わないものの、澄んだ広がりがある。
ただ、5.6MHzのDSD再生では、Audirvana以外のアプリケーションで作業をしていると、システム負荷が大きくなって、音切れが生じることがあった。音切れを繰り返すうちに、最後は何も再生されなくなってしまい、nano iDSDだけでなく、iMacの側も再起動しないと復帰できない状態になってしまう。こうしたことは、nano iDSD以外のUSB DACでも経験しているので、DoPによるUSB転送が抱える問題であるのだろうが。
DSDだけでなく、wavも聞いてみることにした。OTOTOYで配信されることになったoneohtrix point neverの『r plus seven』の24/44.1のwavヴァージョンを聞く。昨年、発表されたエレクトロ系の作品では屈指の一枚だ。Native InstrumentsのAUDIO 2 DJとの比較試聴では、nano iDSDの方がディティールの表現に優れ、空間表現も良い。クラブっぽいサウンドならば、AUDIO 2 DJも善戦するかと思ったが、DACとしての世代差を感じてしまった。
Hiface-EvoをDDコンバーターにして、KORG MR-2000SをDACとして使ったセットとも比較してみた。このセットでは電子音に弾力が加わり、音楽としての面白さが増す。オーディオ的にもnano iDSDよりハイ/ローが伸びている。面白いことに、DSD再生のときの方が、価格差を意識せずに聴けた。ハイレゾではないWAV再生の方が、アナログ回路などの基本性能が問われてくるからだろうか。
nano iDSD をDDコンバーターとしても使ってみたが、iLinkやHiface Evoには届かないものの、まったく問題のない性能だった。iLinkと相性の悪かったDCSのP8iでもnano iDSDはきちんとロックした。
nano iDSDには同じサイズで対にあるnano iCANというヘッドフォン・アンプもある。それも一緒にお借りしたのだが、今回は時間が足らず、ポータブル環境についての本格的な検証はできなかった。
iPhone、iPadなどでは、オンキヨーのプレイヤー・ソフト「HF Player」を使うことによって、DSD音源をネイティヴ再生することができる。スマート機器とともにDSD音源をモバイルで、というデヴァイスはnano iDSD以外にもいくつか登場してきているので、機会をあらためて、まとめて取り上げてみたいとも思う。
今回、デスクトップでテストした限りでも、nano iDSDは価格からは考えられない性能、音質であり、品切れ状態が解消したら、一台購入したいと思える製品だった。iFI-Audioの製品コンセプト、デザイン・ポリシーにも強いインパクトがあり、攻め続ける同社の今後が楽しみになった。
(P.S.)
と、書き終えたところで、iFI-Audioからのニュース。miniシリーズという新しいラインナップが登場する。第一弾はmini iDSD。nano iDSDの上位機種になる据え置き型のUSB DACプリアンプのようだ。
(text by 高橋健太郎)
高橋健太郎のOTO-TOY-LAB アーカイヴス
■ 第1回 iFI-Audio「nano iDSD」
■ 第2回 AMI「MUSIK DS5」
■ 第3回 Astell&Kern「AK240」(前編)
■ 第4回 Astell&Kern「AK240」(後編)
■ 第5回 KORG「AudioGate3」+「DS-DAC-100」
■ 第6回 M2TECH「YOUNG DSD」
■ 第7回 YAMAHA「A-S801」
■ 第8回 OPPO Digital「HA-1」
■ 第9回 Lynx Studio Technology「HILO」
■ 番外編 Lynx「HILO」で聴く、ECMレコードの世界
nano iDSDで聴いてみよう
伊藤ゴロー / Postiudium (5.6MHz dsd + mp3)
ジャンルの境を踏み破る、インストゥルメンタルの深化。ジャズ、クラシック、ブラジル音楽など、ジャンルを越境した傑作として賞賛され、ロングセラーとなった2ndソロ・アルバム『GLASHAUS』に続き、伊藤ゴローが類い稀なるハーモニーへの犀利な感覚により、その透徹した世界を深化させた3rdソロ・アルバム『POSTLUDIUM』。本作では丈青、秋田ゴールドマン(SOIL&"PIMP"SESSIONS)、鳥越啓介、千住宗臣など、卓越したミュージシャンとともに、インプロヴィゼーションの閃光と緻密なコンポジションとを共鳴させ、新たなインストゥルメンタルを展開している。
Oneohtrix Point Never / R Plus Seven (24bit/44.1kHz)
ライヒ、イーノ、フェネス、B12、エイフェックス・ツイン… そのバトンはまもなくこの男の手に渡るだろう。ニューエイジ~インディー新世代のヒーロー、ダニエル・ロパティンのメイン・プロジェクト、OPNことワンオートリックス・ポイント・ネヴァーの最新作にして確信作! 年末公開予定のソフィア・コッポラ最新映画の音楽監督にも大抜擢! アンビエント、ミニマル、音響エレクトロニカ、そしてゼロ年代のドローンとシンセ・リヴァイバルが交差する本作から、【Warp】のアーティフィシャル・インテリジェンス黄金期の第二章が幕を開ける!
仕様
製品概要 : USB入力専用デジタル・ヘッドフォン・アンプ (兼DAコンバーター / DDコンバーター / USB入力専用プリアンプ)
駆動電力 : リチウムイオン・バッテリー / 充電USBバスパワー (DACとアンプは常にバッテリーで作動。作動時間10時間以上)
対応入力フォーマット : (PCM)44.1/48/88.2/96/176.4/192/384kHz、(DSD)2.8/3.1/5.6/6.2MHz、(DXD)353/384kHz
DACチップ : Bit-Perfect DSD & DXD DAC by Burr Brown (1-DAC Chip; 2-Channel; 4-Signals)
入力 : USB 3.0 port (2.0 compatible) compatible with iPhone, iPod, iPad and Android Devices USB-OTG#
出力 : SPDIF RCA (only PCM up to 192KHz)、Audio RCA (ボリューム可変 / 最大でライン出力)、3.5mm Headphone(ボリューム可変 / 最大でライン出力)
ダイナミックレンジ : >104dB
全高調波歪率(35mW) : <0.005%
全高調波歪率(35mW) : <0.005%
出力(16R) : >130mW
出力電圧 : >3.3V (>100Ω)
出力インピーダンス(Zout) : <1Ω
消費電力 : <3W (charging battery and playback together)
外形寸法 : 158(l) x 68(w) x 28(h)mm
電源 : USBバスパワー経由での充電
重量 : 162g (0.43lbs)
保証 : ご購入から1年 (要保証書、または購入時レシート)
標準的な小売価格 : 25,000円(税別)