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2021  9/28 米と水田は島根の宝

 本日、島根県農民運動連合会(島根県農民連)は、県に「新型コロナ禍による米危機の改善を求める要望書」を提出しました。

 農民連は、①島根県産の過剰米を生活困窮者や学生などに現物配布、②主食向けを加工米、飼料米などへ転換する米農家に対する加算金の上乗せ、③被災した農家への災害復旧工事の自己負担免除と小損害復旧工事・作業への助成―などを要望しました。県からは、西村秀樹農林水産部長、瀬尾光広次長、中尾幸義農畜産課長が応対。私と大国県議も同席しました。

 農民連の田食道弘会長(党奥出雲町議)、河津清副会長(党安来市議候補)、清原昭事務局長の3氏は「コロナ禍による米の需要消失は2019年産米の過大な在庫を生み、20年産の米価も大暴落の状態。今年10月末の古米在庫は60万トンと試算され、36万トンの減産が実現したとしても効果自体が消散しかねない」と窮状を訴えました。

 西村農林水産部長は「民間在庫は国が責任をもって処理して頂きたい」「災害復旧の農家負担を軽減するために県としての補助を市町村に提案している」と答えました。

 私は「米と水田は島根の宝」と強調し、「食料の外国頼みをやめ、自給率の早期50%をめざすべき」「農業を基幹産業として再生しなければならない」と訴えました。

 本日で質問戦が終了。明日からは、後半戦に入ります。決算特別委員会、文教厚生委員会、地方創生特別委員会、原発特別委員会と審査が連続します。一つひとつの委員会で、県民のくらしと命を守る立場で引き続き論戦する決意です。

 写真は、農民連の要望。

 要望書を手渡す農民連のメンバー

 申し入れに同席
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