土曜日も飽きずに整備です。
車検が近いので、急ぐ必要あるんです。まあ、今のままでも車検は通ると思うのですが、ここまでやったら、キッチリと終わらせたいと云う、タスク潔癖性な性格が、ここでも発揮されているワケです(笑)
金曜日に、取り外した部品。
基本は、この3つです。小さいのがアッパーアーム。大きいのがロアアーム。真っすぐなのが、トーリンクです。

こう書くとアッサリしてますが、これらを外すのが大変なんです。
これらを外す為に、ブレーキ一式も取り外しますしね。今回も、ボルト1個が完全に固着してましたので、グラインダーで切り落としました。ナットクラッシャー、買っておこうかなぁ。
いきなり脱線しましたが、作業開始。
第一段階を終えた写真です。

え?何が違うかって?
まず、三角形の上の頂点部分にある、ボールジョイントが外れてますね。

これは、鉄板2枚で挟み込んで、ボルト&ナットを締めこんで抜くのですが、相当固着してまして、毎回苦労します。
結果、ボルト&ナットが舐めちゃうんですよ。もう、8本ほど駄目にしてます。最初は途方に暮れましたが、ホームセンターで、アンカーボルトと云う、普通のボルト&ナットより、少しだけ強度があるボルト&ナットを見付けたので、それで対抗してます。1組み60円ぐらいと、お財布にも優しいです。
あとは、三角形の下の頂点2カ所にあるブッシュも抜きます。

こちらは、楽チン作業。
今回、前後左右のブッシュ、すべて交換となりましたが、目視では劣化は確認出来ず、どれも問題無しでした。
まあ、高い部品では無いですし、ここまでバラすのであれば、交換しない手は無いですけどね。
ちなみに、交換は純正部品です。高硬度のや、ウレタンのもありますが、ノーマル維持で行きたいので。
一方、ボールジョイント系は、ほぼ全滅。前後左右で8個。タイロッドエンドやスタビリンクも加えると、12個か?
これらは、定期点検部品に加えるべきでしょうね。問題は、点検し辛い事...。
次は、錆び落としです。写真で判る通り、アーム類、かなり錆びてます。
英国は、冬になりますと、凍結防止剤(ようは塩)をガンガン撒きますし、更に、この車、船に乗ってドンブラコッコと日本までやって来ましたので、潮風に当たってますしね。
まあ、逆に云えば、エリーゼは、足周り以外はアルミですので、足回りさえ交換しちゃえば安心。とも云えません。
錆び落としは、グラインダーで。
保護メガネ、マスク、革手袋で武装しての作業になります。(指の1本、簡単に吹っ飛びますからね。)
15分もすれば、ここまで来ます。

まだまだ追い込めます。ピッカピカの鏡面加工も狙えるのですが、私は最終的には塗装しちゃうので、適当な所で止めておきます。
但し、グラインダーですので、細かい所まで届きません。

この辺りは、錆び落とし剤とワイヤーブラシで簡単に落とした後、サビチェンジャーで処理します。
上から防錆塗装しちゃうので、そのままでも良さそうだけど。
このサビチェンジャーが、乾燥に8時間も掛かります。これが一番、時間の掛かる作業かも知れません。
(パッケージには、表面乾燥は1時間って書いてあるんだけど、この1時間で塗装しちゃっても良いのかな?)
この後は、塗装して、組み付けです。
って書くと簡単だけど、これまた大変なんです。楽しんでますけどね(引きつった笑顔)
- 2013/06/23(日) 07:31:15|
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