いよいよ最終回。
って云うか、たった二日の旅行のクセに、7話も書くなよって感じですね。
電車に揺られること45分。ハーグに到着しました。想像してたより大きな街で、ちょっとビックリ。
でも、流石はヨーロッパの日曜日。殆どのお店は閉まってまして、人通りも疎らです。
目抜き通り...駅から歩くこと15分。マウリッツ美術館に到着。狙いは勿論、フェルメール。ここには、かの有名な「真珠の耳飾の少女」があるのです。
また、レンブラントも数点あり、「何故、こんな片田舎に、世界的な作品が複数も?」と云う感じ。
「真珠の耳飾の少女」美術館自体は、非常に小さな美術館でして、展示方法も質素な物が多いです。フェルメールも、普通にヒッソリと掛けられてますので、見過ごす人が居るかも知れません。
作品自体は、相当感動。通常、どんなに著名な作品でも、網膜(&時々、デジカメ)に焼き付けるだけの私が、珍しく「絵葉書」を購入したと云えば、その感動具合が伝わるでしょうか?
その後、美術館の周りを散歩。立地が最高なんです。
もしもう一度オランダを訪ねる事があれば、宿はハーグに取るのも手かも知れない。アムステルダム市内は、ホテルが高い。しかも、いつも混んでる。それなら、空港にもアムステルダムにも交通の便が良い、ここハーグに泊まるのも良いアイディアかも知れません。
この日は、この後、空港に移動し、最後のコロッケをハイネケンで流し込み(笑)、イングランドへ戻ったのでした。
おわり
- 2006/06/17(土) 06:29:41|
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2日目。早起きしてバスでアムステルダム中心地へ移動。
早いとは云え、既に9時を回ってるのに、市内はガラガラ。ヨーロッパの日曜日って感じです。
誰も居ないこの日はゴッホ美術館からスタート。
開館は10:00からなので、少し早めに行く。現地着は9:30頃で、既に長蛇の列(泣)
結局、入館したのは10:30頃だったので1時間は並んだ計算になります。
展示内容は非常に良かったです。ゴッホのファンになっちゃったぐらいに。期待していなかった分、衝撃も大きかったと云う感じです。
展示方法も年代別になってまして、彼の作風が変化して行く様子が、非常に良くわかります。
浮世絵の模写 by ゴッホそして、何よりも驚いたのは、ここのトイレ。
数個のLEDが仕込まれており、ビカビカに光ってます。
実物は、この写真の64倍は光ってます。全く意味不明。
そんなトイレを持つゴッホ美術館の後は、トラム(路面電車)で中央駅に戻り、そこから鉄道で45分。ハーグと云う街に移動しました。
- 2006/06/15(木) 01:39:05|
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初日はアムステルダムでした。
噂通り、至る所に運河が。でも水は汚いの。汚れ具合が中野あたりの神田川っぽい(笑)
移動手段として、メインはトラム(路面電車)を利用。スウェーデンで乗り馴れているので、感動は一切無し。後は徒歩。見知らぬ街は、歩くに限りますね。色々、楽しいし。
このトラムのチケットが、地下鉄やバスと共通なので、とても使いやすい。道路上でも、専用レーンが切ってあるので、かなり時間に正確。
初日、このトラムで向かったのは国立博物館。
大改装工事中なのですが、主だった作品は閲覧可能。逆にこっちの方が、有名どころに集中して鑑賞できるので良いかもね。
入場まで45分程度並ぶ。
珍しくオーディオガイドを借りて、ゆっくり鑑賞。それでも2時間は掛からなかったかな。目当てのフェルメールも、手が届く距離でゆっくり鑑賞出来ました。期待して行ったのですが、期待以上でした。小さな衝撃を受けたぐらい。やっぱり生は違うな。
フェルメール全制覇をライフワークにしている人の気持ちが少し判ったかも。
しかし今回、4枚あるフェルメールのうち、1枚(恋文)は貸し出し中の為、観られず。次の機会だな...。
レンブラント作品も充実してました。私は、余り好きな画家では無いので、適当に流して観たと云う感じでした。
次回は2日目のダイジェスト(ファンゴッホ美術館~ハーグ)の予定です。
- 2006/05/27(土) 13:32:32|
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いい加減、旅行記っぽい事を書かないと。
オランダと云えば、やっぱりチューリップでしょうか。花市場に寄ってみると、当然のように売ってました。季節だしね。
この花市場、運河に沿って、数十件並んでます。
写真の左側は、見えなくなるまでずーっと、お花屋さん。そして、どのお店も一等地にはチューリップ。まあ名物ですもんね。名古屋ではミソカツが食べたくなりますし、浜松に行けばウナギ屋に入るってモンです。
でも今回、チューリップの球根は購入せず。厳密に云えば、動植物の海外持ち出しは検疫が必要なので、少し面倒。ちなみにオランダの空港(スキポール)で売ってるチューリップの球根は、検疫済みです。
このスキポール空港なのですが、私が初めて降り立った海外なんですよね、実は。
あれは1998年。初めての海外出張=初めての海外でした。英語も全然ダメなのに(TOEIC 300点台ぐらい・笑)、一人でお使い。しかも飛行機の乗り換えなんて、アワワでした。
まあ、飛行機はガラガラで、しかも当時は、喫煙OK。その頃は、まだタバコを吸っていた私は、4席ブチ抜きで横になり、タバコを燻らせながらビールを呑みまくり「出張、最高~」って感じでした。
ちなみに目的地はベルギー。そこで2日間働いた後スウェーデンと云う、初海外としては、マニアックなコースだったと思います(笑)
まさか、その5年後には、海外駐在員になるとはねぇ。
- 2006/05/27(土) 04:22:37|
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食べ物の話しが続いたので、今回はトラブルの話しでも。
今回は1泊旅行だったので、小さなショルダーバックで行来ました。浪人時代に3万円ほどで購入した革のショルダー。渋いモスグリーンでして、大学時代も愛用してました。雨の日も風の日も。
今回は、久しぶりに、このバックを持ち出したのですが、初日、アムステルダムに到着し、いざコレから観光に出かけよう!と云うその瞬間に、
ブチッと云う鈍い音と共に、肩紐が留め金部分から破断。ウゲー。軽く修繕方法を考えてみるも、単純な解決案は無し。最低でもリベットかミシンが必要。肩紐無しで、バック本体を小脇に抱えてみると意外に重たい。これを抱えたまま、絵画鑑賞なんて絶対イヤ。
と云うわけで、観光は後回しにして、急遽、新しいバック(もしくは修繕屋)探しを開始。
こんな時に限って、見つかる店はヴィトンだったりカルティエだったり。冷やかしで入店するも、店員に嫌な顔をされる。ダメージ加工ジーンズにパーカーで悪かったな。
肝心のバックも全然高い。普通に20万円とかする。
貧乏人の味方、GAPは無いのか、GAPは。どうでも良い時は、嫌と云う程、目の前に現れるのに、探すと見つからないGAP。
で、結局、購入したのがコレ。
目の覚めるような青に、これまた派手な黄色でVincentの文字。(ゴッホね。筆跡も本人。)
この何ともスウェーデンな色使いなバック、美術館のお土産コーナーで入手。3.5ユーロなので500円って感じですね。タップリ入って、とても便利。持ち手が長いので、肩からも掛けられるし、ファスナーで閉められるので、セキュリティ面も合格。
唯一の欠点は、とても目立つと云う事(笑)
ちなみに、壊れたバックは、そのままゴミ箱に。長い間、ありがとう。
そして、そんな素敵なバックの前に写っているのが、また食べてるフライドポテト。
マヨたっぷり。
今回は、ケチャップや、ブラウンソースなど、別のソースを試そうと思っていたにも関わらず、やっぱり選んでしまうマヨネーズ。今回も揚げたてで、瞬食。
そして、やっぱり今回も食べ物の話しになったのは秘密です......
- 2006/05/26(金) 04:14:00|
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初日の夕食です。
ホテルの目の前が、大きなスーパーマーケットだったので、ここで庶民の食材を調達。一人でレストランに入るのも淋しいと云う理由もアリますが(笑)
まずはやっぱり、ハイネケン。もうこれが最高に美味い。「今まで呑んでいたハイネケンは何だったんだ?」って云うぐらい、全然、味が違う。コクがあるのにキレがある。
まあ、スーパードライ(アサヒね)も、UKで売ってるのは全然違う味だし、それと同じかも。
一日中歩き回った後に、キュッと呑んだと云う事を差し引いても美味かったです。
その手前は、コロッケと同じぐらい有名な「フリッツ」です。まあフライドポテトですな。これにマヨネーズをブッかけて食べるわけです。
揚げ立てのフライドポテトに、大好物のマヨをぶっ掛けるワケですので、これがマズイわけが無い(笑)
あっと云う間に、350ml缶のハイネケンが空になります。
イギリスもフライドポテト(チップス)は名物。比較するなら、イギリスの方が美味いです。何せイギリスは生を揚げますし、サイズも太めで、ホクホクと食べ応えがある。
一方、オランダのフリッツは冷凍物しか見かけませんでした。
やはり何事も生には敵いません。生が一番(笑)
そして最後になりました。一番手前、パックに入っているのが「ハーリング」と呼ばれるオランダ名物。ようはニシンの刺身です。
うっすら塩漬けされていると云う話しも聞きますが、私が食べたのは間違いなく生でした。三枚に下ろしただけ。
基本は、玉ねぎのみじん切りをまぶして食べます。小骨も気にせず、そのままガブリと。これがまた美味い。脂がコッテリ乗ったアジの刺身を、さらに一段コッテリさせた感じ。
ピクルスと一緒に食べても美味いし、パンに挟む事もあるそうな。(地元のオッサンの話し。)
かなり生臭くなりますが、これもビールが進みます。醤油はかけずニシンの甘味を楽しんでください。あー、また食べたいぞ。
- 2006/05/24(水) 20:59:31|
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時系列で書くのが旅行記の定石だと思います。
私も今まで、そうして来ました。でも今回は、エピソードで纏め用と思います。砕いて云うと思いつくまま書きます(笑)
と云うわけで、まずは何より楽しみだったこれから。
これが有名な、コロッケの自動販売機。オランダ語でクロケット(Kroket)。コロッケの語源は、確かフランス語(croquetteだっけ?)
これが、街中の各ポイントに点在してまして。ちょうど小腹が空いた時に現れる仕組みになってます。
1個1ユーロと、少し高めなのですが、ワンコインで買える気軽さから、ついつい買ってしまいます。コロッケだけで無く、チーズパイとかバーガーもあるんですが、男は黙ってコロッケです。
味はと云うと、ジャガイモ系のコロッケでは無く、クリーム系です。カニクリームコロッケを想像して貰えば良いです。でも、具はカニでは無くてビーフ。
衣も、普通の冷凍コロッケのそれです。と云うわけで、なかなかジャンク系な味がします。
実際は自動販売機と云っても、お店に併設されているのが常で、後ろ側から、お店のオバハンが商品を補充する云う仕組み。(買うときは、お金を入れて、扉を開いて商品を取り出す。) ですので鮮度は高く、アツアツな場合が多かったです。皆さんも、是非、お試しあれ~。
- 2006/05/24(水) 04:52:36|
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