2021.08.31
ありがとうcow そしてさよならcow (ねこ組記録 cow白血病の発症と死)
ねこ組の構成員
元 野良の兄弟猫 の cowとブッチャーの内、
cowが白血病により、2021年8月29日 息を引き取りました。
cowと書いて カウと呼びます。
カウは2020年の秋に、ねこ組に入り
約10け月弱の間、ねこ組の構成員として短いにゃん生を
謳歌していました。
野良の兄弟猫が、ねこ組に入るという事は ねこ組にとって
ビックイベントでしたので、当然 この2匹を今まで、当ブログで紹介していても
おかしくなかったのですが、
当時色々と他の猫がらみで忙しかったのと、
カウとブッチャーは、若く 元気なので、いつでも紹介できると
思っていたのです。
カウは、2020年の夏あたりから、ねこ組の周囲をうろついていました。
駐車場の車の下に居たり 家の周りの周囲をウロウロとして
興味しんしんと何か入りたげな様子で
ねこ組にいる複数の猫たちの様子を外から伺っていました。
夏の終わりごろに捕獲と去勢を行い、カウはリターンしました。
それでも、やはり他に行かず、中に入りたげに ウロウロとしていた生活が続いていたので
遂にぬこさんが、遂に耐え切れず(笑 捕獲機で再捕獲して
2021年 晩秋の頃、ねこ組の正式な構成員となりました。
その直後 同時期に捕獲と去勢とリターンを行っていた
兄弟猫のブッチャーが、 なんとねこ組の中に居るカウを庭から
発見!!(笑
俺も入れろ!!!!とばかりに 外で暴れだす ブッチャー。。。
当時、ねこ組は満員御礼で もうこれ以上、構成員を増やすことが出来ない状態でしたが
兄弟の一匹だけを入れて、もう一匹は外で頑張って、、、、なんてこと
出来ませんでしたので、ブッチャーも中に招き入れることに。。。(笑
2021年晩秋 カウとブッチャーがねこ組に来た。。
二匹揃った時は、安心したように ベットの下に隠れていましたが
兄弟そろったという安心感でしょうか、
カウとブッチャーは、すぐに馴染み 元気に遊びだしました。
↑
御覧のように、カウは 昔の巻屛風
に出てきそうな、
いわば 化け猫顔。。(笑
ま、現代では 不人気な面構えですね。多分 誰からも拾ってもらえないでしょう。
しかし、ぬこさん(おこちゃん)は、最初から カウのことを
可愛い 可愛いと言っていました。
カウは外に居たときから、餌をあげるときに、口からではなく
手をだして 手で餌を引っ掻くように掴み取り 食べる習性がありました。
その仕草が可愛かったり、
ぬこさんが寝ているときに、「ね~ね~」と言うように
ぬこさんの頭を引っ掻いて遊んでいました。
ねこ組の正式な構成員となってから、
血液検査をしたところ、
白血病をもっていることが判明。。。
ショックはショックでしたが、多頭の宿命であるし、
黒猫のマッカーサーが、白血病であることが分かって3年たっても
全然元気であること (白血病は陰転することもあるといわれる)
他の子たちが 白血病のワクチンを接種していることなど考慮して、
仕方ない事は仕方ない。。。
あとは、カウが、できるだけ長い間、発症しないで、ねこ組で幸せに暮らすこと。
あわよくば、陰転することを願った。
カウは、若いだけあって とにかく元気でした。
俊敏に飛び跳ね遊び、よく食べてくれました。
私が持っていく肉や魚も、大きい塊を手でつかみ取っては
咥えて、安心して食べられるエリアでバクバクと食べていました。
元野良ということもあってか、抱いたり 撫でたりすることは難しかったですが
次第に距離も縮まってきました。
私にとって、カウは 化け猫顔のやんちゃで食いしん坊な猫に過ぎませんでしたが、
仔猫のレオが来たときに、私のカウのイメージは変わりました。
とてもレオを可愛がってくれ、レオを見守るように
レオの面倒をよく見てくれていたのです。
カウ、お前 いい奴じゃん。。。。と
カウは、他の子とも うまくやっていて
じゃれることはあっても、喧嘩をふっかけることは
ありませんでした。 トイレのクセが悪い先住猫と違い
トイレもしっかりと指定場所でしてくれました。
チャップリンが逝き、
バタバタしているうちに
あれ、、、?
食いしん坊のカウ、あまり出てこないな、、、、と
気づきました。
お腹が上下して呼吸も荒い感じです。
そこで、病院に連れていくことにしました。
私は、まさか、、、まだ白血病の発症はないだろう、、、と
多少 楽観視していた面がありますが
ぬこさんは、白血病の発症を本当に恐れていました。
血液検査 レントゲン検査等 長い時間を待ちました。
1時間以上は待ったと思います。
ようやく呼ばれました。
診察室に張られている肺や胸の写真。。
ぬこさんの懸念は当たっていました。
白血病の発症。胸に4センチの腫瘍がすでに出来ているとのこと。
その腫瘍から水が染み出るような状態で
呼吸が苦しくなっているとのことでした。
そして、針を入れ 100CC程度の水を出してくれていたようでした。
もう助かる見込みはありません。
選択肢は 大きくは2つ。
*抗がん剤や放射線で延命の為の治療をするか
*ステロイド剤などを飲ませて、症状を緩和させる等の
対処療法を施すか
であります。
抗癌剤や放射線の治療をしても、散々苦しませた挙句の
延命でも半年くらい。。。。
白血病は発症したら早い場合が多いので
腫瘍を直接的には殺傷しない、対処療法では、
数日から一か月くらいの見立てでした。
ねこ組は、治る見込みのある治療は猫に頑張ってもらい行いますが
猫を苦しませた末の「延命目的」の
治療は原則としてしないのと、
1年持たない間 楽しく遊んだり ろくに美味しく食べることが出来ない
延命治療は、カウは望んでいない 動物は望んでいないと思い
迷わず対処療法に致しました。
(これに関しては、飼い主さんの考え方がありますので
私たちが絶対に正しいとは申しておりません。
ねこ組の考えはそうであるということで一致しています)
「白血病」であること
いつか「その時」がくる覚悟は、ぬこさんも私も 何処かに
あったので、多分 一般の人よりは 比較的、冷静には
カウの状況を受け入れは出来ていると思っていますが
やはりショックはショック。。。。
カウは帰ってから、養生の為
可哀想ですが、大き目な ゲージの中に入れました。
お腹は空いている筈ですが 大好きなチュールも口につけません。
翌日から カウの治る見込みのない 人間サイドから見ると
逝かせるだけの虚しい闘病生活が始まりました。
問題は、いかに苦しませないで逝かせることが出来るか、
悲しいけど いかに衰弱するように静かに早く逝かせることが
出来るかでした。
処方されたステロイド剤を飲ませたら、胸に出来た腫瘍の活動が
鎮静化され、水が胸から染み出ることが抑制され
ある程度は、呼吸が楽になる可能性があるという事でした。
最初は、チュールに薬を砕いて混ぜてあげましたが
食べるところか、ひと舐めする気配もなし。
舐める気配がないので、それ以降 可哀想だけど
ぬこさんも辛そうでしたが、
カウの口に直接 薬を投与する作戦。
すでに、喉や胸などの器官が圧迫されて 水さえ飲むのが
困難な状態もあったのでしょうが
苦い薬など、飲める筈もなく、結果的には
どんなに入れても、薬を吐き出す状態。
口からは 多くの涎と薬を吐き出す感じ。
ぬこさんも私も、自分たちがやっていることに対して
「これは違うね。。。。」と感じた。
薬を投与する方法に対する違和感もありますが、
カウ自体が 薬を拒否しているという
言葉にはならない カウの「意志」のようなものを感じたのです。
カウ自身の「認識」はないはずですが
身体全体の細胞、動物としての本能が、
死を悟り 死を受け入れ
もう何もせんといてくれ
放っといてくれ、、、、と言っているような気がしました。
あとは人間がする事は決まっています。
水を与えること。
食べたそうなときにチュールを与えること。
できるだけ静かな環境を与えること。。。
最初はケージの中に入れていたカウですが、
呼吸が苦しいのか
しばしば、ケージ内で移動したり 体の位置を変えたりしながら
なんとか呼吸を維持していたように思えます。
ある日、ぬこさんは カウをケージから出しました。
最後の時くらい、皆と一緒にさせていつもの環境にしてあげたい。。。。
(幸い 皆 白血病のワクチンは接種済みですし)
そのように思いがありました。
カウは、いつも、ぬこさんのベットの下に居ました。
相変わらず チュールはおろか
水でさえ ほとんど口にすることが出来ない状態です。
当初、カウはお腹を上下させ、とても苦しそうでした。
あの呼吸状態でしたら、おそらく眠ることも出来なかったと思います。
しかし、しばらくすると カウの呼吸の荒さは少し収まったような
気がしていました。多分 実際にそうだったと思います。
私とぬこさんの思うがままの推論になりますが、
カウは、水さえほぼ口にしませんでした。せいぜい ひとなめか
ふた舐めで口の中を潤わす程度でした。
おそらくカウは動物の防御本能で
「水を接種しないことによって、胸や肺を圧迫する胸の腫瘍から
染み出る水の量を抑えていたのではないか」
と思う様に至りました。
つまり、カウは病院に行った時点で 亡くなるまで
ほぼ2週間 まるまる 水さえも、ろくに飲まなかったのです。
カウ自身において2週間の闘病は(具合が悪くなってからはもっと)
本当に苦しかったと思います。
呼吸の苦しさ 胸と肺の圧迫 気持ち悪さ
腫瘍による体内の内出血を含む体の異変 痛み
そして、ほぼ一切 何も口にすることができない水分と栄養の
枯渇状態。。。。
そんな苦しい状態だったのに、、
この子は、
泣き言ひとつ、言わず
呻くような苦しい表情 一つ 見せず (本当に)
「カウ大丈夫か お前 本当に頑張っているな!」と
毎日 声をかけた時には
いつも 頭をしっかりと上に持ち上げた状態で
(チャップリンは おらダメぽ、、とばかりにいつも寝そべっていました 笑)
凛とした体勢で 私を見ていました。
闘病している2週間以上の間、一度たり カウが
手足を伸ばして 寝そべっている姿を見ていません。(チャップリンと真逆)
おそらく、ほぼ寝ることさえ出来なかったと思います。
それでもなお、死ぬ数日前からさえ
しっかりとした足取りで、ベットの下と皆のたまり場を
往復していたし、もうすでに 何もだすものがない筈なのに
いつもの定位置で トイレに入っていました。
最後の最後は、体内で発生した
様々なドロドロとした液体やタール状のものを
体の穴から ポトリポトリと垂らしていました。
カウが出来ることは、もはや栄養を摂取することではなく
体内から溢れる毒素を排出することくらいだったのでしょう。
そして 最後の日。
その日、ぬこさんが カウに声をかけると
闘病中は人間を 煩わしいと思い 避けるようにしていた
カウが 振り絞るような 鳴き声で
ニャン、、、、と。 最後の一鳴き。
そして ぬこさんが触れると あれほど 苦しさゆえに
人間を煩わしく思い 避けていたカウが
ぬこさんの前で コロンと横になり ぬこさんに撫でてもらい
気持ちよさげな顔をしていたのです。
私は 猫のことが分かりません。
人間が 勝手に物語というかエピソードを作り
人間が思いたいように思う、、、という脳の傾向があることも
知っています。
しかし あれほど苦しがっていたカウが
最後の最後の日に、ぬこさんに ニャンと鳴き
横になって 撫でさせてあげたのは
カウなりの最後の別れを言ったようにしか思えないのです。
そして当日夕方、
最後、カウを覗いたときに、直前の頃合いまで大丈夫だった
カウはいつもと違い姿勢で まっすぐに寝転んでいました。
いつもの苦しくとも目に光を宿した
「凛」とした 姿でない様子に
一瞬で逝ったことが分かりました。
最後 ぬこさんが抱き上げたときに
耳や口にすでに 血色はなかったですが
まだ身体が硬直しておらず
温もりがあったので、逝ったばかりだと思いました。
ぬこさんが抱き上げたとき、
99.99%命は途絶えていたのでしょうが
口を何度か モゴモゴと動かしてくれました。
人間の思い込みかもしれませんが、
カウは最後の別れを
言ってくれたのだと思います。
私は カウが白血病で亡くなることをいずれは覚悟していたし
カウが亡くなることが分かったときも
仕方ない、、、と思えましたが、
カウが若くして亡くならなければならない運命だったこと
最後は好きなものを食べられず 苦しみの果てに亡くなったこと
こんなやんちゃ坊主だった子が 泣き言ひとつ言わず
静かに逝ってくれたことが
余りにも、可哀想で
最後まで苦しみの表情を見せることなく
気丈に頑張り抜いた姿が
余りにも愛おしく
「カウ よく頑張ったね カウ有難うね!」
という言葉と 溢れてくる涙しかありませんでした。
カウは 最後 ようやく 綺麗に洗ってあげることができました。
ブッチャー。 お前 分かっているんだよね。
花の匂いを嗅いでいる訳じゃないよね?
ペット用の火葬場に行く前
カウが入った ダンボールお棺に 手を置く ブッチャー。
ブッチャー。。 お前 分かってんだよな。。。最後の別れをしてくれ。。。(涙
(ブッチャーはダンボールが大好きなので そこが怪しいが、、、、)
カウ ねこ組に来てくれて有難う!
悲しいけど お前は、お前の天命を全うしたんだよな。
よく頑張ったよ。。
お前の 生き様 死に様 しかと見させてもらったよ。
特に お前に死に様は 絶対に忘れないよ。
この夏、
捨て猫の仔猫 ミカが天に召されるのを見送って、
たて続けに ねこ組の構成員
チャップリンとカウも 見送ることになった。
思った。。。。
元気そうだった猫も ある日
突然 具合が悪くなり寿命が尽きることがあるという現実。
諸行無常。。。命は流転し 発生しては消えるの繰り返し。
これが宇宙全体で展開されている 生と死が一体となった
「命」そのもの。 それは分かっている。
でも、猫は 元気なうち 生きているうちが 「華」。
あの時、もっと可愛がっておけば良かった、、、、と
人間が後悔することなく、
毎日 毎日
今日も元気でいてくれて有難うと念じながら
頭を撫でてあげる
今日 元気で居てくれる感謝をすることが
大切なような気がした。
私は、カウは まだまだ元気に生きると
思い込んでいたから、
先に逝くことが濃厚だったチャップリンを溺愛して、
カウは、ねこ組の構成員の一員に過ぎなかったが
もっともっとカウに、チュールをあげればよかった
もっと遊んであげれば良かったと思っています。
(それでも それなりに可愛がって 遊んできましたが )
本来、カウを保護し
ずっと可愛がってきた ぬこさん(おこちゃん)こそ
カウの記事を書くに相応しいのですが、
色々な事で 体調を崩し、 元々 文章を書くのが嫌いな
ぬこさんの代わりに私が いつもの調子で 書いています。(笑
もうねこ組は満員だから、
もう これ以上
猫を増やすことはできないと
カウとブッチャーの入所について
反対だった
私の意見を いつも通り 無視し
入れた後に いつも室内に居るカウやブッチャーの写真を
事後報告で送ってくる ぬこさん。。。。
カウとブッチャーを迎え入れてくれて有難う。
カウのお世話 看取り ありがとうね!!
来たてのカウ。。。
カウの中でも 可愛いショット。
舌を出しているね。 チュールかなんかもらう前か?
終わり。
あとがき
*ブッチャーは 火葬で見送った当日、
いつもと変わらず、普通に食べ
ハイテンションで遊んでいました (笑
猫=動物 は人間と違い、
一瞬の感情に近いものは人間と同様にあると
思いますが、
あまり引きずらないというか
”今生きること”に全力投球しているのだと思ったりします。
(犬は知能が高いので ちょっと異なると思いますが)
*私たちが 今回 結果的に 選択したのは あえて
「何もしない」 でした。
ただ見守る、、という ある意味 最も消極的であり
最も辛い選択となります。
抗がん剤や放射線治療は、はじめから選択しとして
除外していましたが、
水や養分を摂取しない カウに対して
点滴も行いませんでした。
カウが水を摂取しないことによって 呼吸を和らげていたとしたら、、、
その状況で カウに点滴をしたら むやみに苦しい時間を長引かせ
また水分を吸収した身体(胸)から再び 水が染み出て
苦しい呼吸を強いる結果になると思ったのです。
カウの白血病発症から死に至るまで
一般の猫の白血病とくらべ カウが苦しんだほうなのjか
そうではいのかは分かりません。
ただ、カウがほぼ2週間以上 ほぼ飲まず食わずで
生きていられてしまったのは
カウの若さと体力にあったと思います。
こういう時、体力のある子は可哀想だと思いました。
私たちは カウに対して
感情移入があるから、今回の件について
感情が揺さぶられましたが
考えてみれば、世の野良猫で白血病を持った子は
たくさんいて そういう子は人知れず カウのように
辛い思いをして ひっそりと亡くなっていくし
野良の全頭が 白血病でなくとも
何等かの原因で 最後はひっそりと
命尽きている現実を
忘れてはならないと思いました。
元 野良の兄弟猫 の cowとブッチャーの内、
cowが白血病により、2021年8月29日 息を引き取りました。
cowと書いて カウと呼びます。
カウは2020年の秋に、ねこ組に入り
約10け月弱の間、ねこ組の構成員として短いにゃん生を
謳歌していました。
野良の兄弟猫が、ねこ組に入るという事は ねこ組にとって
ビックイベントでしたので、当然 この2匹を今まで、当ブログで紹介していても
おかしくなかったのですが、
当時色々と他の猫がらみで忙しかったのと、
カウとブッチャーは、若く 元気なので、いつでも紹介できると
思っていたのです。
カウは、2020年の夏あたりから、ねこ組の周囲をうろついていました。
駐車場の車の下に居たり 家の周りの周囲をウロウロとして
興味しんしんと何か入りたげな様子で
ねこ組にいる複数の猫たちの様子を外から伺っていました。
夏の終わりごろに捕獲と去勢を行い、カウはリターンしました。
それでも、やはり他に行かず、中に入りたげに ウロウロとしていた生活が続いていたので
遂にぬこさんが、遂に耐え切れず(笑 捕獲機で再捕獲して
2021年 晩秋の頃、ねこ組の正式な構成員となりました。
その直後 同時期に捕獲と去勢とリターンを行っていた
兄弟猫のブッチャーが、 なんとねこ組の中に居るカウを庭から
発見!!(笑
俺も入れろ!!!!とばかりに 外で暴れだす ブッチャー。。。
当時、ねこ組は満員御礼で もうこれ以上、構成員を増やすことが出来ない状態でしたが
兄弟の一匹だけを入れて、もう一匹は外で頑張って、、、、なんてこと
出来ませんでしたので、ブッチャーも中に招き入れることに。。。(笑
2021年晩秋 カウとブッチャーがねこ組に来た。。
二匹揃った時は、安心したように ベットの下に隠れていましたが
兄弟そろったという安心感でしょうか、
カウとブッチャーは、すぐに馴染み 元気に遊びだしました。
↑
御覧のように、カウは 昔の巻屛風
に出てきそうな、
いわば 化け猫顔。。(笑
ま、現代では 不人気な面構えですね。多分 誰からも拾ってもらえないでしょう。
しかし、ぬこさん(おこちゃん)は、最初から カウのことを
可愛い 可愛いと言っていました。
カウは外に居たときから、餌をあげるときに、口からではなく
手をだして 手で餌を引っ掻くように掴み取り 食べる習性がありました。
その仕草が可愛かったり、
ぬこさんが寝ているときに、「ね~ね~」と言うように
ぬこさんの頭を引っ掻いて遊んでいました。
ねこ組の正式な構成員となってから、
血液検査をしたところ、
白血病をもっていることが判明。。。
ショックはショックでしたが、多頭の宿命であるし、
黒猫のマッカーサーが、白血病であることが分かって3年たっても
全然元気であること (白血病は陰転することもあるといわれる)
他の子たちが 白血病のワクチンを接種していることなど考慮して、
仕方ない事は仕方ない。。。
あとは、カウが、できるだけ長い間、発症しないで、ねこ組で幸せに暮らすこと。
あわよくば、陰転することを願った。
カウは、若いだけあって とにかく元気でした。
俊敏に飛び跳ね遊び、よく食べてくれました。
私が持っていく肉や魚も、大きい塊を手でつかみ取っては
咥えて、安心して食べられるエリアでバクバクと食べていました。
元野良ということもあってか、抱いたり 撫でたりすることは難しかったですが
次第に距離も縮まってきました。
私にとって、カウは 化け猫顔のやんちゃで食いしん坊な猫に過ぎませんでしたが、
仔猫のレオが来たときに、私のカウのイメージは変わりました。
とてもレオを可愛がってくれ、レオを見守るように
レオの面倒をよく見てくれていたのです。
カウ、お前 いい奴じゃん。。。。と
カウは、他の子とも うまくやっていて
じゃれることはあっても、喧嘩をふっかけることは
ありませんでした。 トイレのクセが悪い先住猫と違い
トイレもしっかりと指定場所でしてくれました。
チャップリンが逝き、
バタバタしているうちに
あれ、、、?
食いしん坊のカウ、あまり出てこないな、、、、と
気づきました。
お腹が上下して呼吸も荒い感じです。
そこで、病院に連れていくことにしました。
私は、まさか、、、まだ白血病の発症はないだろう、、、と
多少 楽観視していた面がありますが
ぬこさんは、白血病の発症を本当に恐れていました。
血液検査 レントゲン検査等 長い時間を待ちました。
1時間以上は待ったと思います。
ようやく呼ばれました。
診察室に張られている肺や胸の写真。。
ぬこさんの懸念は当たっていました。
白血病の発症。胸に4センチの腫瘍がすでに出来ているとのこと。
その腫瘍から水が染み出るような状態で
呼吸が苦しくなっているとのことでした。
そして、針を入れ 100CC程度の水を出してくれていたようでした。
もう助かる見込みはありません。
選択肢は 大きくは2つ。
*抗がん剤や放射線で延命の為の治療をするか
*ステロイド剤などを飲ませて、症状を緩和させる等の
対処療法を施すか
であります。
抗癌剤や放射線の治療をしても、散々苦しませた挙句の
延命でも半年くらい。。。。
白血病は発症したら早い場合が多いので
腫瘍を直接的には殺傷しない、対処療法では、
数日から一か月くらいの見立てでした。
ねこ組は、治る見込みのある治療は猫に頑張ってもらい行いますが
猫を苦しませた末の「延命目的」の
治療は原則としてしないのと、
1年持たない間 楽しく遊んだり ろくに美味しく食べることが出来ない
延命治療は、カウは望んでいない 動物は望んでいないと思い
迷わず対処療法に致しました。
(これに関しては、飼い主さんの考え方がありますので
私たちが絶対に正しいとは申しておりません。
ねこ組の考えはそうであるということで一致しています)
「白血病」であること
いつか「その時」がくる覚悟は、ぬこさんも私も 何処かに
あったので、多分 一般の人よりは 比較的、冷静には
カウの状況を受け入れは出来ていると思っていますが
やはりショックはショック。。。。
カウは帰ってから、養生の為
可哀想ですが、大き目な ゲージの中に入れました。
お腹は空いている筈ですが 大好きなチュールも口につけません。
翌日から カウの治る見込みのない 人間サイドから見ると
逝かせるだけの虚しい闘病生活が始まりました。
問題は、いかに苦しませないで逝かせることが出来るか、
悲しいけど いかに衰弱するように静かに早く逝かせることが
出来るかでした。
処方されたステロイド剤を飲ませたら、胸に出来た腫瘍の活動が
鎮静化され、水が胸から染み出ることが抑制され
ある程度は、呼吸が楽になる可能性があるという事でした。
最初は、チュールに薬を砕いて混ぜてあげましたが
食べるところか、ひと舐めする気配もなし。
舐める気配がないので、それ以降 可哀想だけど
ぬこさんも辛そうでしたが、
カウの口に直接 薬を投与する作戦。
すでに、喉や胸などの器官が圧迫されて 水さえ飲むのが
困難な状態もあったのでしょうが
苦い薬など、飲める筈もなく、結果的には
どんなに入れても、薬を吐き出す状態。
口からは 多くの涎と薬を吐き出す感じ。
ぬこさんも私も、自分たちがやっていることに対して
「これは違うね。。。。」と感じた。
薬を投与する方法に対する違和感もありますが、
カウ自体が 薬を拒否しているという
言葉にはならない カウの「意志」のようなものを感じたのです。
カウ自身の「認識」はないはずですが
身体全体の細胞、動物としての本能が、
死を悟り 死を受け入れ
もう何もせんといてくれ
放っといてくれ、、、、と言っているような気がしました。
あとは人間がする事は決まっています。
水を与えること。
食べたそうなときにチュールを与えること。
できるだけ静かな環境を与えること。。。
最初はケージの中に入れていたカウですが、
呼吸が苦しいのか
しばしば、ケージ内で移動したり 体の位置を変えたりしながら
なんとか呼吸を維持していたように思えます。
ある日、ぬこさんは カウをケージから出しました。
最後の時くらい、皆と一緒にさせていつもの環境にしてあげたい。。。。
(幸い 皆 白血病のワクチンは接種済みですし)
そのように思いがありました。
カウは、いつも、ぬこさんのベットの下に居ました。
相変わらず チュールはおろか
水でさえ ほとんど口にすることが出来ない状態です。
当初、カウはお腹を上下させ、とても苦しそうでした。
あの呼吸状態でしたら、おそらく眠ることも出来なかったと思います。
しかし、しばらくすると カウの呼吸の荒さは少し収まったような
気がしていました。多分 実際にそうだったと思います。
私とぬこさんの思うがままの推論になりますが、
カウは、水さえほぼ口にしませんでした。せいぜい ひとなめか
ふた舐めで口の中を潤わす程度でした。
おそらくカウは動物の防御本能で
「水を接種しないことによって、胸や肺を圧迫する胸の腫瘍から
染み出る水の量を抑えていたのではないか」
と思う様に至りました。
つまり、カウは病院に行った時点で 亡くなるまで
ほぼ2週間 まるまる 水さえも、ろくに飲まなかったのです。
カウ自身において2週間の闘病は(具合が悪くなってからはもっと)
本当に苦しかったと思います。
呼吸の苦しさ 胸と肺の圧迫 気持ち悪さ
腫瘍による体内の内出血を含む体の異変 痛み
そして、ほぼ一切 何も口にすることができない水分と栄養の
枯渇状態。。。。
そんな苦しい状態だったのに、、
この子は、
泣き言ひとつ、言わず
呻くような苦しい表情 一つ 見せず (本当に)
「カウ大丈夫か お前 本当に頑張っているな!」と
毎日 声をかけた時には
いつも 頭をしっかりと上に持ち上げた状態で
(チャップリンは おらダメぽ、、とばかりにいつも寝そべっていました 笑)
凛とした体勢で 私を見ていました。
闘病している2週間以上の間、一度たり カウが
手足を伸ばして 寝そべっている姿を見ていません。(チャップリンと真逆)
おそらく、ほぼ寝ることさえ出来なかったと思います。
それでもなお、死ぬ数日前からさえ
しっかりとした足取りで、ベットの下と皆のたまり場を
往復していたし、もうすでに 何もだすものがない筈なのに
いつもの定位置で トイレに入っていました。
最後の最後は、体内で発生した
様々なドロドロとした液体やタール状のものを
体の穴から ポトリポトリと垂らしていました。
カウが出来ることは、もはや栄養を摂取することではなく
体内から溢れる毒素を排出することくらいだったのでしょう。
そして 最後の日。
その日、ぬこさんが カウに声をかけると
闘病中は人間を 煩わしいと思い 避けるようにしていた
カウが 振り絞るような 鳴き声で
ニャン、、、、と。 最後の一鳴き。
そして ぬこさんが触れると あれほど 苦しさゆえに
人間を煩わしく思い 避けていたカウが
ぬこさんの前で コロンと横になり ぬこさんに撫でてもらい
気持ちよさげな顔をしていたのです。
私は 猫のことが分かりません。
人間が 勝手に物語というかエピソードを作り
人間が思いたいように思う、、、という脳の傾向があることも
知っています。
しかし あれほど苦しがっていたカウが
最後の最後の日に、ぬこさんに ニャンと鳴き
横になって 撫でさせてあげたのは
カウなりの最後の別れを言ったようにしか思えないのです。
そして当日夕方、
最後、カウを覗いたときに、直前の頃合いまで大丈夫だった
カウはいつもと違い姿勢で まっすぐに寝転んでいました。
いつもの苦しくとも目に光を宿した
「凛」とした 姿でない様子に
一瞬で逝ったことが分かりました。
最後 ぬこさんが抱き上げたときに
耳や口にすでに 血色はなかったですが
まだ身体が硬直しておらず
温もりがあったので、逝ったばかりだと思いました。
ぬこさんが抱き上げたとき、
99.99%命は途絶えていたのでしょうが
口を何度か モゴモゴと動かしてくれました。
人間の思い込みかもしれませんが、
カウは最後の別れを
言ってくれたのだと思います。
私は カウが白血病で亡くなることをいずれは覚悟していたし
カウが亡くなることが分かったときも
仕方ない、、、と思えましたが、
カウが若くして亡くならなければならない運命だったこと
最後は好きなものを食べられず 苦しみの果てに亡くなったこと
こんなやんちゃ坊主だった子が 泣き言ひとつ言わず
静かに逝ってくれたことが
余りにも、可哀想で
最後まで苦しみの表情を見せることなく
気丈に頑張り抜いた姿が
余りにも愛おしく
「カウ よく頑張ったね カウ有難うね!」
という言葉と 溢れてくる涙しかありませんでした。
カウは 最後 ようやく 綺麗に洗ってあげることができました。
ブッチャー。 お前 分かっているんだよね。
花の匂いを嗅いでいる訳じゃないよね?
ペット用の火葬場に行く前
カウが入った ダンボールお棺に 手を置く ブッチャー。
ブッチャー。。 お前 分かってんだよな。。。最後の別れをしてくれ。。。(涙
(ブッチャーはダンボールが大好きなので そこが怪しいが、、、、)
カウ ねこ組に来てくれて有難う!
悲しいけど お前は、お前の天命を全うしたんだよな。
よく頑張ったよ。。
お前の 生き様 死に様 しかと見させてもらったよ。
特に お前に死に様は 絶対に忘れないよ。
この夏、
捨て猫の仔猫 ミカが天に召されるのを見送って、
たて続けに ねこ組の構成員
チャップリンとカウも 見送ることになった。
思った。。。。
元気そうだった猫も ある日
突然 具合が悪くなり寿命が尽きることがあるという現実。
諸行無常。。。命は流転し 発生しては消えるの繰り返し。
これが宇宙全体で展開されている 生と死が一体となった
「命」そのもの。 それは分かっている。
でも、猫は 元気なうち 生きているうちが 「華」。
あの時、もっと可愛がっておけば良かった、、、、と
人間が後悔することなく、
毎日 毎日
今日も元気でいてくれて有難うと念じながら
頭を撫でてあげる
今日 元気で居てくれる感謝をすることが
大切なような気がした。
私は、カウは まだまだ元気に生きると
思い込んでいたから、
先に逝くことが濃厚だったチャップリンを溺愛して、
カウは、ねこ組の構成員の一員に過ぎなかったが
もっともっとカウに、チュールをあげればよかった
もっと遊んであげれば良かったと思っています。
(それでも それなりに可愛がって 遊んできましたが )
本来、カウを保護し
ずっと可愛がってきた ぬこさん(おこちゃん)こそ
カウの記事を書くに相応しいのですが、
色々な事で 体調を崩し、 元々 文章を書くのが嫌いな
ぬこさんの代わりに私が いつもの調子で 書いています。(笑
もうねこ組は満員だから、
もう これ以上
猫を増やすことはできないと
カウとブッチャーの入所について
反対だった
私の意見を いつも通り 無視し
入れた後に いつも室内に居るカウやブッチャーの写真を
事後報告で送ってくる ぬこさん。。。。
カウとブッチャーを迎え入れてくれて有難う。
カウのお世話 看取り ありがとうね!!
来たてのカウ。。。
カウの中でも 可愛いショット。
舌を出しているね。 チュールかなんかもらう前か?
終わり。
あとがき
*ブッチャーは 火葬で見送った当日、
いつもと変わらず、普通に食べ
ハイテンションで遊んでいました (笑
猫=動物 は人間と違い、
一瞬の感情に近いものは人間と同様にあると
思いますが、
あまり引きずらないというか
”今生きること”に全力投球しているのだと思ったりします。
(犬は知能が高いので ちょっと異なると思いますが)
*私たちが 今回 結果的に 選択したのは あえて
「何もしない」 でした。
ただ見守る、、という ある意味 最も消極的であり
最も辛い選択となります。
抗がん剤や放射線治療は、はじめから選択しとして
除外していましたが、
水や養分を摂取しない カウに対して
点滴も行いませんでした。
カウが水を摂取しないことによって 呼吸を和らげていたとしたら、、、
その状況で カウに点滴をしたら むやみに苦しい時間を長引かせ
また水分を吸収した身体(胸)から再び 水が染み出て
苦しい呼吸を強いる結果になると思ったのです。
カウの白血病発症から死に至るまで
一般の猫の白血病とくらべ カウが苦しんだほうなのjか
そうではいのかは分かりません。
ただ、カウがほぼ2週間以上 ほぼ飲まず食わずで
生きていられてしまったのは
カウの若さと体力にあったと思います。
こういう時、体力のある子は可哀想だと思いました。
私たちは カウに対して
感情移入があるから、今回の件について
感情が揺さぶられましたが
考えてみれば、世の野良猫で白血病を持った子は
たくさんいて そういう子は人知れず カウのように
辛い思いをして ひっそりと亡くなっていくし
野良の全頭が 白血病でなくとも
何等かの原因で 最後はひっそりと
命尽きている現実を
忘れてはならないと思いました。
2021.08.19
ねこ組 記録 元公園捨て子猫 レオ ねこ組での生活と里親さんでの新しい生活
2021 6月26日に、瀕死の状態で 公園に捨てられていた
仔猫レオが、幸運にもHさん夫妻によって発見され
無事に救出されました。
当時のブログその顛末については
こちらリンクで 御覧頂きましたらと思います
6月29日のブログとなっています。
犬は飼っていらっしゃいますが、子猫が初めてのHさんでしたので
Hさんの御希望により、
瀕死のレオが一旦、元気になり成長するまで「ねこ組」で預かることになりました。
当初は 弱っていて、ノミが体にまとわりついていた レオでしたが
ぬこさんが、昼夜なく 見守り ミルクを与えていたので
レオはほどなくして、元気になりました。
(生命の分かれ道 生命力は 食欲があるか ないかで決まると
言っても過言でないほど、食べる力 飲む力は大切だと痛感されます。)
ま= やんちゃ坊主です。
元気になってからは すぐに、ひょこひょと ぎこちなく歩き出したと
思いきや、ぴょんぴょこ 跳ね回り 飛び回ります。
レオにとって 目に映る世界、全てが新鮮で
目に入ってくる全てが遊び道具です。
「ねこ組」の成猫たちも レオに興味しんしん。
レオが ねこ組のねこに飛び掛かると
みんなよく遊んでくれました。
レオは 先日 老衰で逝った チャップリンの
尻尾が大好きでした。
チャップリンがまだ元気に食べていたころ、
ケージの外にだしてもらった離乳するかしないかの当時のレオは
僕だって、もうちゃんと食べられるんだからっ!! というような感じで
チャップリンや仲間の食べ物にどさくさに紛れて割り込み。
とはいえ、人様の猫の預かりで 成猫の餌を食べてお腹の調子が悪くなった
いけないので、その都度 見張っていてすぐに抱えましたが、、、、
特に 兄弟で保護した
カウとブッチャーが レオの面倒をよ~く見てくれました。
カウもブッチャーも やんちゃざかりの子供猫だと
思っていましたが、こんなに 面倒見の良い い~キャラの猫だとは
思っていませんでした。
レオと遊ぶ ブッチャー
レオと遊ぶ カウ
レオは とにかく やんちゃ。
ケージから出すと
2部屋を 飛び回り 跳ね回り 仲間の猫を見つけては 体当たり。
人間が ついつい レオを踏みつぶしてはいけないし
変なものを口に入れては困るので 一定時間 遊ばせては
ケージに入れて寝てもらう 遊ばせては 寝てもらうの交互でした。
ケージに入れると 出せ出せのコールで しばらく煩いです、、、、が
おい 出せ~ でも ね、、、
ねむ、、い もしかして 僕 ねむゅいかも
ねむゅいけど、、、、僕は あそびたいんだ。。。 でも ね、、、みゅ。。。
い~~~ ZZZZ~~
、、、とま~ こんな毎日でした。
6月26日に保護して 元気に育て
血液検査 便検査 も異常なし。
5種ワクチンも接種済。
(5種ワクチンをうつとぐったりとだるそうになる
猫も少なくないですが レオの特性か 子猫の特性か
分かりませんでしたが レオは接種後も元気 元気 )
いよいよ、レオが 里親のHさんの元に行く
日が近くなってきました。
散々 ねこ組でやんちゃしてきた わんぱく猫だから
行く前に 綺麗綺麗しなきゃね、、、と
ぬこさんに丁寧に 綺麗にしてもらいました
レオを預かって 50数日。。。。。
6月26日 保護 8月18日 譲渡という形となります。
Hさん宅は 同じ 桶川市の近所です。
Hさんの 旦那さん お嬢さん お孫さんも 待機してレオを迎えてくれました。
レオ用に 大きなケージと 其の他 色々 準備を下さっていました。
今まで 私やぬこさんが抱くと、 離せや~ オらは遊びたいんじゃ~
と言うように 体をねじらせたり、甘噛みしてくる レオでしたが
Hさん家の方々に 抱かれると、急にお上品になり
きょとんとした顔で 静かにしていました (笑
可愛い盛りの時を ねこ組で預かり
散々、ねこ組のねこたちと楽しく遊んできた レオ。
人間でいえば 物心がつくか つかないかのタイミング。
知らないところにいって、いじけたり パニック状態にならないか
少しは気になりましたが、
(ま~ これくらいの期間の子なら おそらくすぐに
新しい環境に順応しますが )
どうやら杞憂だったようです。
ねこ組のケージよりも
ふわふわした 気持ちよさげなマットで
ご満悦のようです。
Hさんは 初めての猫ということで、
お孫さんのアレルギー
レオの餌やトイレ
先住のワンちゃんのちゃちゃとの相性など
気になさっていました。
私からは、とにかく一言だけ。。。。
相性や病気等 その他 トラブルは
なんとか後からの対処が可能な選択肢がない訳ではないので
とにかく「脱走」だけはさせないで下さいと。
脱走したら、すぐに保護できなければ
手のうちようがなくなる可能性がどんどん高くなってきますので
猫が脱走しやすい 網戸 (猫で開閉 または破る)
玄関の扉
については、口を酸っぱく言わせて頂きました。
それ以外の件については、
Hさんは ねこ組以上に大切に面倒見てくれると
思いますので 大丈夫だと思います。
ただ、もしも どうしても色々な事情が重なり
難しいような状況と判断された場合は、
それは後々 人にとっても 猫にとっても良い事ではないので
人間の為にも 猫の為にも
その時は、おっしゃってください、、、とは伝えました。
そんなこんなで
Hさんの発見により 命を救われたレオ。
ねこ組で預かり
Hさんの元で いよいよ新しい暮らしが始まります。
レオ うまいこと やってくれよな (笑
備考
虫刺され 蚊 アブ ノミ ダニなどは
ムヒアルファEX とか アプレインEX11 とかの
市販薬が 結構 有効だと思うの話
ノミについて
ねこ組は レオたちに出逢うまで
3年強の保護活動の間で
色々な野良猫に携わって参りましたが
意外にも、ノミにまつわる事がありませんでした。
今回のレオの保護において
ねこ組として、ミスったことあります。
それは レオたちが入っていた
ダンボール箱を庭に放置したままで
すぐに処分しなかったことです。
レオとミカの身体にたくさんの
付着していましたが
それを薬や手作業で除去した時点で
満足していました。
ところが 庭のダンボールでは
たくさんのノミが生存していたのです。
現在は保護して ねこ組の構成員として
クーラーにあたり 呑気びあくびしている
黒猫のギザですが
当時、去勢後 リリースしたら
庭から離れなかったので
毎日のようにギザに餌をあげに
行くのが 私とぬこさんの日課でした。
まずは ぬこさん。。。
なんか かゆい なんかかゆい
身体中に水泡のような
赤い斑点。
ベッドの上にも ノミがぴょんぴょん。
私は大丈夫でしたが
後日 すぐに私も同じ症状に。。。
始めは原因が特定できませんでしたが、
発生源は 庭に放置していた段ボールのノミ。
それが 餌をあげに行くプロセスで
ぬこさんの足に飛びつき
そのまま家にあがったぬこさんの家で
色々な所に散乱。
そこで 私とぬこさんは遅きに逸したましたが
すぐにダンボールを処分。
庭で ノミの発生源の周囲を殺虫剤で噴射。
これで なんとか発生源を抑えた。
ねこ組の猫たちにも
数匹分はノミが居ついたので
万全を期して全頭分
猫用ノミの薬を塗布。
そんでもって ここからが 本題。
ま~ ノミ刺されってのは 痒いよ。
寝れないくらい。
知らないうちに掻いているの。
そんで もっと膿んだり(笑
そこで ぬこさんが 買った市販薬が
ムヒアルファEX ってやつ。
安いところで 800円代 普通 1100円代くらいで
販売されている。
これ、普通のムヒとかきんかん等と 何が違うか。。
ステロイドが入っているんです。
ステロイドっていっても ビビらなくていい程度の弱いもの。
病院で処方されるよりは ずっと弱いもの。
市販で販売してよいステロイドの強さの
一番強いに準ずる 二番目に強いものらしい。
ただし 二番目に強いっていっても、
所詮市販で許された程度の強さだから
病院で処方されるのは弱い。
今度、ノミとかダニとか
痒みに我慢ならないもの
なかなか治らないものについては
市販で許されている 一番強いステロイド入りの
フルコート F (田辺三菱製薬)
とか
ベトネベート (第一三共製薬)
とかが おそらく一番 即効性があって
効くとは思うけど、
そこまでは、、、と
思う方は
とりあえず 第一段階としては
最初に挙げた ムヒアルファEXとか
アプレインEX11とかをお試しされたら
いかがでしょうか?
これらは
共通して
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
という ステロイドが
100mmL中 0.15g 入っています。
その他 痒みを緩和させる成分や
メントールなど 入っています。
ちなみに アプレインEX11は
ドラックストア コスモスで販売されていて
ジェネリック扱いの商品なので
同じ価格で ムヒアルファEXよりも 量があり
痒み成分を抑える成分なども
成分表示で見る限りは たくさん入っています。
個人的にも 両方使いましたが
ジェネリックのアプレインEX11が
有名なムヒアルファEXに比べて
劣るような感覚は一切なく
同等もしくはそれ以上の使用感でしたので
個人的には オススメです。
2021.08.15
パムク 1歳 里親さん
昨年の11月、
個人宅のお庭に居た 野良子猫3匹を
保護した。
(その当時の様子のブログ 2011 11月17日 三匹の子猫)
(多分 中央がパムク)
季節は11月で 朝晩は寒い季節でしたので
保護した3匹の中、2匹は風邪をこじらせて目に強めの炎症が生じていた。
そのうちの一匹 パムク(女の子)は、左目の周囲に
結膜炎のように赤い炎症ができていて、目が完全には開いていない状態でした。
無事に3匹とも それぞれ異なる里親さんに譲渡することが出来たのですが、
そのうちの一匹のパムクが、1歳の誕生日を無事に迎えることが出来たと
里親さんのKさんから連絡がありました。
(当時 保護した時期の推定生後から、数えて
今年の8月15日を誕生日にされたようです)
当時、左目に炎症があったパムクでしたが
健康上は問題なく、ぬこさんが目薬を点眼してくれていたので
パムクの目は、瞬く間に改善しました。
パムクの里親さんになって下さった方は
私の従妹の会社の上司であるKさんでした。
最初、短期間で変わりまくる環境に
パムクもパニック状態で、
Kさんも、パムクとの信頼関係を構築するのに
苦労されたようですが、
今では、パムクは完全にママっ子
箱入り娘となりました。
Kさんの家の子となり、間もない頃のパムク。
まだ不安な心 警戒心は残りつつも
少し緊張状態が溶け、遊んだり リラックスしている。
そして現在。
Kさんの愛情深いお世話により
パムクも立派な成猫になりました。
左の猫は 従妹の邦ちゃんの保護猫ミーコです。
ミーコに「うるさい!」「うざい」と
敬遠されつつ
ミーコが寝ている間に、こっそりと
近くに寄りそう、パムク。
パムクは、男性が苦手なようです。
猫好きな女性でしたら
最近は、隠れ場所から出てくるようですが
男性の声や来客の場合
ずっと隠れて出てこないようです。
警戒心が強く 賢いパムク。
これだけ警戒心が強ければ、外の世界に興味を示して
脱走をするリスクもすくなそうです。
パムクの1歳の誕生日を機に
猫のフード シート
支援金としての寄付を
送ってくださいました。
有難い限りです。
野良猫にとって、
過酷な環境ではあっても
親兄弟がいたり
慣れ親しんだ環境で
死ぬまで生きるのが幸せなのか
それとも、暑さ 寒さ 飢えをしのぐことが出来
人間の庇護を受けながら 里親さんの元で
生きるのが幸せなのか
そればかりは、猫に聞いてみなければ分かりません。
しかし、やはり
猫には安全の元 安心して暮らしてほしいと願い
野良の世界に介入して、
人間とともに暮らせるようにする手を尽くすというのが
猫好きとしての人の情というもの。
そして、
一旦、野良の世界に介入したならば
やはり、責任をもって 猫を幸せにしたいところ。
パムクとても、今は幸せにしているから良いけど
人の介入で 親 兄弟と引き離し
一旦は不安だったり 悲しい思いをさせている。
だから、保護猫には、出来るだけ良い環境で
過ごしてほしいし、世の中の全ての
里親さんには、保護猫を不幸になる結末になるような
事にはしてほしくないと思っています。
(個人的に里親さんのリスクとして
一番 高いのは 猫の脱走だと思っています。
脱走で多いのは玄関。そして網戸です。
猫は網戸を開けたり 破ったりすることが出来ます。
このパムクを保護した庭の家の方も
網戸から一匹脱走され、その猫の捕獲に奔走しました)
そのような観点で、
Kさんには
パムクを「お嬢様」のように
可愛がり育ててくれているので♪
そして、パムクも幸せそうに暮らしているので
有難いです。
パムクの誕生日 猫用ケーキ。
最初にまず ローソクかわりの煮干しを
食べていました。 悲しき猫の性。。。
パムク誕生日 おめでとう!
個人宅のお庭に居た 野良子猫3匹を
保護した。
(その当時の様子のブログ 2011 11月17日 三匹の子猫)
(多分 中央がパムク)
季節は11月で 朝晩は寒い季節でしたので
保護した3匹の中、2匹は風邪をこじらせて目に強めの炎症が生じていた。
そのうちの一匹 パムク(女の子)は、左目の周囲に
結膜炎のように赤い炎症ができていて、目が完全には開いていない状態でした。
無事に3匹とも それぞれ異なる里親さんに譲渡することが出来たのですが、
そのうちの一匹のパムクが、1歳の誕生日を無事に迎えることが出来たと
里親さんのKさんから連絡がありました。
(当時 保護した時期の推定生後から、数えて
今年の8月15日を誕生日にされたようです)
当時、左目に炎症があったパムクでしたが
健康上は問題なく、ぬこさんが目薬を点眼してくれていたので
パムクの目は、瞬く間に改善しました。
パムクの里親さんになって下さった方は
私の従妹の会社の上司であるKさんでした。
最初、短期間で変わりまくる環境に
パムクもパニック状態で、
Kさんも、パムクとの信頼関係を構築するのに
苦労されたようですが、
今では、パムクは完全にママっ子
箱入り娘となりました。
Kさんの家の子となり、間もない頃のパムク。
まだ不安な心 警戒心は残りつつも
少し緊張状態が溶け、遊んだり リラックスしている。
そして現在。
Kさんの愛情深いお世話により
パムクも立派な成猫になりました。
左の猫は 従妹の邦ちゃんの保護猫ミーコです。
ミーコに「うるさい!」「うざい」と
敬遠されつつ
ミーコが寝ている間に、こっそりと
近くに寄りそう、パムク。
パムクは、男性が苦手なようです。
猫好きな女性でしたら
最近は、隠れ場所から出てくるようですが
男性の声や来客の場合
ずっと隠れて出てこないようです。
警戒心が強く 賢いパムク。
これだけ警戒心が強ければ、外の世界に興味を示して
脱走をするリスクもすくなそうです。
パムクの1歳の誕生日を機に
猫のフード シート
支援金としての寄付を
送ってくださいました。
有難い限りです。
野良猫にとって、
過酷な環境ではあっても
親兄弟がいたり
慣れ親しんだ環境で
死ぬまで生きるのが幸せなのか
それとも、暑さ 寒さ 飢えをしのぐことが出来
人間の庇護を受けながら 里親さんの元で
生きるのが幸せなのか
そればかりは、猫に聞いてみなければ分かりません。
しかし、やはり
猫には安全の元 安心して暮らしてほしいと願い
野良の世界に介入して、
人間とともに暮らせるようにする手を尽くすというのが
猫好きとしての人の情というもの。
そして、
一旦、野良の世界に介入したならば
やはり、責任をもって 猫を幸せにしたいところ。
パムクとても、今は幸せにしているから良いけど
人の介入で 親 兄弟と引き離し
一旦は不安だったり 悲しい思いをさせている。
だから、保護猫には、出来るだけ良い環境で
過ごしてほしいし、世の中の全ての
里親さんには、保護猫を不幸になる結末になるような
事にはしてほしくないと思っています。
(個人的に里親さんのリスクとして
一番 高いのは 猫の脱走だと思っています。
脱走で多いのは玄関。そして網戸です。
猫は網戸を開けたり 破ったりすることが出来ます。
このパムクを保護した庭の家の方も
網戸から一匹脱走され、その猫の捕獲に奔走しました)
そのような観点で、
Kさんには
パムクを「お嬢様」のように
可愛がり育ててくれているので♪
そして、パムクも幸せそうに暮らしているので
有難いです。
パムクの誕生日 猫用ケーキ。
最初にまず ローソクかわりの煮干しを
食べていました。 悲しき猫の性。。。
パムク誕生日 おめでとう!
2021.08.04
チャップリン逝く。 ねこ組記録 有難う!チャップリン。そして さようなら。
ねこ組のアイドル猫、 チャップリンが 2021年 8月3日深夜
遂に、、、、息を引き取った。。
チャップリンは、
2020年 4月29日 ねこ組の庭に来た。
その時、私に来たメールの内容が以下の通りです。
家に入ってきたのでつかまえた。
雄ジジィ、歯も抜けている。持ち上げて捕まえて、ケージに入れている。
堀病院は今日は休みです。
ぬこさんは、いつも猫を「ねこ組」に招き入れる時は、
いつも事後報告なのだ (笑=
ヨボヨボの老猫 庭のドアを開けたら自分から入ってきた(笑
抱っこも出来る。
とりあえず ケージに入れてあげる。
入れたとたん、猫用ハンモックの上に乗って、
スヤスヤ。。。。
どんだけ リラックスー (笑
ヨボヨボだし、歯もほとんどないし、もう長くなさそうだし、、、
それでいて、なんか人間慣れしているから、、、
ねこ組で余生を過ごさせてあげようとなった。
来た時から、懐くは 慣れるわ 食べるわ、、、で
なんつ~か 笑っちゃうくらい 図々しい キャラの濃い
老猫だった。。。
ねこ組に来て、女主人のぬこさんの隣を独占
ただ 来た当初から 心配だったのは、口内炎が酷いらしく
いつも痛そうに食べていた。
そこで 動物病院に連れていき、口内の手術をしてもらった。
口内に大きな腫瘍があったので、悪性の癌であれば
長くはない、、、と覚悟しての手術でしたが
幸い良性でしたし 術後の経過も良かった。
同時に血液検査もしてもらいましたが、チャップリンはエイズでした。
ま、、、野良生活が長く、あれだけボロボロだったら 致し方ないか、、、と
私もぬこさんも比較的、冷静に受け入れることが出来た。
口内手術後のチャップリンは、口内の調子が戻り
元気よくモリモリと食べるようになった。
残りの歯は 1本だけだったが、
毎日 私が夕方に持っていく、肉や魚をモリモリと食べた。
私が夕方に行くと、音を聞き分け いつも餌場のフローリングに
お座りの姿勢で待っていてくれた。
歯が1本しか残っていなく、老猫のクセして とにかく食べた。
餓鬼霊にとり憑かれているかのように(笑 食べた。
自分の皿にたっぷりと残っているのに
隣の芝生が青く見えるようで、次々と他のお皿に移動しては
自分の「唾」を付けるようにして 他のお皿を1周していては
私に 「お前の皿はこれっ!!!」
と怒られていた。
口内の調子が良くなり モリモリと食べるようになったはいいが、
所詮 エイズもちの老猫。
2020年の秋の頃には、すでに 食べてものは消化しきれずに
いつもドロドロの下痢状態。 体もみるみると痩せてきて
若々しい筋肉は皆無で、 骨と皮が顕著に目立つようになった。
それでも、チャップリンは 私が持っていく肉と魚を待つように
毎日、夕方 いつもの場所に座り 肉と魚をモリモリと食べた。
下痢は続いていましたが、トイレはきちんと出来る子で
指定のトイレで 一応はしてくれていました。
一応というのは、 おしっこは きちんとトイレのトレーに入って
してくれるのですが、うんちの場合は 何故か トレーからはみ出して
していました。(笑 それがチャップリン流儀なのでしょう。
2020年の春 チャップリンが来たときは、
数か月の余生を、、、と思っていましたが
なんとか無事に2020年は越すことが出来ました。
しかし その頃には もうかなり痩せていて
死んだふりが上手になってきていました。
チャップリンの名演技 死んだふり
鼻水爆弾も酷くなってきました。
(鼻水爆弾発射失敗 自分の鼻に被弾)
ぬこさんのベッドでの呆け?によるお漏らしも頻繁に
するようになってきました。
お陰でぬこさんは、チャップリンのはみ出し💩掃除と
鼻水爆弾掃除と 尿もれ掃除で毎日、、、大忙し。。。
そんな、どうしようもない 世話のかかる老猫チャップリンでしたが
私もぬこさんも、チャップリンが可愛くてしょうがない。
なんで こんな世話がかかる ヨボヨボの老猫が可愛いのか(笑
そんなこんなで 今年に入り チャップリンは呆けというか
ヨボヨボぶりは進行していたり 鼻水爆弾は相変わらず飛ばしていましたが
食欲は相変わらずあったので
食欲=生命力 という計算式によって
あれ?チャップリン もしかして 2021年も超えられるかも???、、、と
思っていた矢先でした。。。
2週間前くらいに チャップリンの頭が左右にふら付いている、、、と
ぬこさんから連絡がありました。
頭が左右にふらつき、歩くのがままならない状態。。。
それでも、まだ食欲はあり チュール8本連続喰いがまだ出来た。
しかし翌日 何も食べなくなった。そして 水すら飲むのがかったるそうだった。
病院に行ったら ぬこさんの見立て通り もしかして三半規管の調子が悪いのかもしれないとのことで
薬をもらい、点滴を打ってもらった。
毎日 薬をなんとか飲ませることで、チャップリンの頭の左右のふらつき、目の左右の揺れは
収まったかのように見え、
再び 私がもっていく 肉と魚をモリモリと食べてくれた。
チャップリン復活!! ゾンビ猫 チャップリンと 冗談を言った。少し楽観していた。
(結局 これがチャップリン最後の晩餐となった。
栄養を摂ってほしいと奮発した 本マグロ 牛カルビ 鶏肉 鮭 )
しかし後日、また同じ状態に戻った。何も食べない 水も飲まない。
あれだけ、得意の巻き舌で狂喜乱舞しながらチュールを舐めていた
チャップリン チュールに無反応。。
それから点滴をする為に連日 病院通い。
点滴は 吐き気めまい防止の薬やビタミン剤を入れてもらっていた。
しかし一向に良くなる兆しがない。それどころか 明らかに衰弱しているのが
手にとるように分かった。
食べ物はおろか チュールも無反応。 水や猫用の脱水症状用のドリンクも
やっとこさっとこ反応し、少し舐める程度。。。
私もぬこさんも いよいよかと覚悟した。
ここで 思ったのが チャップリンをいかに苦しませずに逝かせる事が出来るかということ。。。
飲まず食わすなので、せめて点滴だけはしてあげたいというのが 飼い主の情。。。
しかし点滴することによって、かえって 本来の死ぬべき時に逝くことが出来きず
ズルズルと中途半端な苦しみを続かせることにはならないのか、、、?という
葛藤が私にもぬこさんにもあった。
(最後は、隠れるように穴倉やベッドの下に潜っていた。とにかく構われたくない
静かにさせてくれという感じがした)
そんな瀕死の状態のチャップリンでしたが、
動物の本能というものは凄く、
骨と皮だけの足で何とか立ち上がり
トイレで用を済まそうとよろつき倒れながらトイレに向かうチャップリン。
(排泄くらい自分でしたい チャップリンの最後の男気みせてみらいました)
もう 私たちの チャップリンという問いかけに ハオッと口を開けて
いつもの返事をする力はなくなっていましたが、
ご機嫌の時にする 尻尾を左右上下に振る チャップリン流のお返事は健在だった。
(今回の具合が悪くなった時のチャップリン 危篤前の不調時
それでもまだ 尻尾を振ったり かすれた返事をする力はあった)
しかし遂に 8月3日深夜、、、チャップリンが息を引き取った連絡がぬこさんからあった。
2~3時間 チャップリンは痙攣していたようで ぬこさんがずっと見守っていてくれました。
脱水でもはや鼻水も出ず、鼻水の元となっていた膿が目ヤニとなって目から
そして、口からも溢れていた。
おそらく、もはや昏睡状態だったから、チャップリンはそれほどは苦しまなかったと思いたい。
ダンボールにお花と大好きだったチュールを添えて、ペット用の火葬を施し
チャップリンを見送った。。。 私もぬこさんも
チャップリンが来た当初から 常のチャップリンの死は常に意識していた。
来たときから かなりの高齢で歯がなく しかもエイズもち。
毎日 異様に水を飲んでいた。
おそらく体の至るところの機能がダメになっていたのだろう。
動物として ある意味 然るべきタイミングでの
生きとし生ける者が避けることが出来ない
死が訪れたという単純な事実。 それが自然界の掟であること
全ての家猫 野良猫がいずれは辿る運命だ。
そして 私もぬこさんも その単純な掟を受け入れているし分かっているつもりだ。
しかし、私もぬこさんも 自然に涙がボロボロと流れてくる。
チャップリンの死を悲しんでいるのではない。
何故ならチャップリンは十分に”ニャン生”を全うしたからだ。
あの世話が焼け 笑かしてくれる愛くるしい
ねこ組の喜劇猫 チャップリンにもう会えないという
寂しさからくる涙。。。。
最後の数日前は、毎日の習慣でやっとこさっとこ倒れながら歩いてきて
ただ餌場にいるだけ
もはや、食べず餌場に来るだけのチャップリン 瀕死の状態で公園で救われた子猫レオが横取り
諸行無常 命の循環
ただ、、単純に ねこ組に来てくれて
有難う チャップリン。
1年とわずかだったけど
お前は強烈なキャラの猫だったよ。
ぬこさんも チャップリンの下のお世話から
毎日可愛がってくれて有難う! チャップリンは幸せな猫。。。
チャップリンの事を気にかけてくれた仲間 口内炎の薬をくれたり
おやつをくれた仲間たち 有難う!!!
チャップリンは幸せ猫です。
終わり
おまけ。。。 チャップリンの思い出と思う事。
新旧命の交代 3週間前 チャップリンはまだまだ元気だった 目に光があった
新しい命 レオはチャップリンの尻尾で遊ぶのが好きだった
昨年の12月9日のブログに
以下のような事を書いていた。
今回のチャップリンの生命の終わりに関して
私とぬこさんが感じた事と やはり同じことを書いていた。
最後の画像は まるで 本当に死んだ猫のような
雰囲気を醸し出している。
演技だったら 主演アニャデミー猫優賞 とれるぞ。。。。
やはり お前、もう、死に支度か。。。。(笑
やはり お前 もう死に支度か。。。(笑 ←
、、、の
(笑)、、、が気になりますか。。。ひどいですか?
猫は可愛い。みんな可愛い。
生きていていてほしい。
だけど、
私とぬこさんの
猫の命に対する共通認識は、
生きると死ぬは、セットであり、
「死」は猫にとって悲しいことではないということ。
「死」は動物にとって 猫にとって、
余りにも自然な出来事であり
それは、まさに命の循環のイベントの一つであり
生まれ、そして、死んだという、その単純な事実以外
は何もないと個人的に思っている。(そりゃ悲しいんだよ)
最近、特に思う。。。。
人間であろうと猫であろうと、
「死」は本人または本ニャンの問題ではない。
当事者にとってこの世界は瞬時に跡形もなく消え、無に帰すからだ。
「死」は残された人の心の問題であるということ。。。。。
チャップリンのキャラ。
これほど、自由きままな猫は いまだかつて知らない(笑
ヨボヨボだった為か、来たときから 他の猫から 喧嘩を売られたり
唸られたりしなかった。
逆に喧嘩を仕掛けたことも一度もなかった。(笑
チャップリンの身なりが汚い為か、
基本 誰もチャップリンに絡まなかった(笑
唯一、茶~くんがチャップリンを舐めて毛づくろいして
あげているのを見た。茶~くん 優しいね。
チャップリンが他の誰かに挨拶したり 毛づくろいを
しているのを一度も見たことがない。
トイレに入った後 猫がするおしっこやうんちを
隠そうとする行為を一度も見たことがない。
おしっこしたらしっぱなし ウンチしてもしっぱなしで
オラオラ~ ヨタヨタしながら出てくる。
私が夕方に行くと、台所に犬座りしていつも待っていてくれた。
私が持っていく 肉魚は、いつも何杯もおかわりしていた。
いつも エッエッ 、、、という甘えた鳴き声で 私を見上げ
おかわりを請求していた。
最後は歯が1本もなかったのに
肉や魚が大好きだった。彼にとって肉や魚は
もはや飲み物だったのだろう。
チャップリン、、、と話しかけると
口を開け ハウッというかすれだみ声で
お返事をしてくれていた。あと尻尾もよく振ってくれた。
チュールの早食いが得意だった。
とにかく毎日 大量の水を飲んでいた。
おそらくどこか悪かったのだろう。
チャップリンの治療方針
ねこ組は多頭ということもありますが
基本方針として、
若い猫 治る見込みがある猫に関しては
手術や投薬等の治療を施しますが、
歳老いた猫 治る見込みがない猫
に関しては、痛みや苦しみを軽減する処置は
惜しみませんが、無理くり 治そうとして
手術したり 無理やり薬を飲ませたりするような
行為はしない事にしています。
チャップリンの場合、生きる=食べる で命に
直結していますので口内の手術は致しましたが、
他の処置は最低限の対処療法にしてきました。
エイズもちということもありましたし
チャップリンの身体のどこかが悪いことは
認知していましたが、
歯がないこと 年老いていること できるだけ
好きなものを食べさせ 自由にさせてあげたいこと
悪いなら悪いなりに自然の掟に従った寿命を迎えさせて
あげたい事から、口内治療や下痢の対処以外に関しては
あえて積極的に検査したり投薬してきませんでした。
チャップリンの死とペットロスについて
チャップリンの存在感が余りにも大きかったので
私もぬこさんも正直、悲しいというよりは
寂しい感情が強い。
しかし いわゆるペットロスになり
塞ぎこんだり 鬱になったりするような感じでは全くない。
それは多頭飼いにより 他の猫のお世話が相変わらず
忙しいし、すでに新人が来ていて
チャップリンの要員交代は済ませている(笑
もしチャップリンのキャラ猫で チャップリンだけしか
飼っていなかったり 他のあと1~2匹くらいだったら
その空虚感ゆえ とても辛いと思う。
多頭飼い 色々と大変ですし、リスクもありますが
1匹亡くなった時のショックは、少数飼いよりは
ましだと思う。多頭飼いが良いとは言っていない(笑
チャップリンの最後
2020年 5月 来たときは 確か4キロ以上あったと思う。
顔はでかいが 体自体は痩せていた。
最終的に どんどんと減り 最後は飲まず食わず 点滴のみで
2.5キロくらい。
実は ねこ組が愛護活動的な活動を本格的にする以前
捕獲したい野良猫がいたので
捕獲機を仕掛けていたら
まだまだ外を元気に闊歩していた
まるまると元気そうなチャップリンを
捕獲したことがある。
その時は、まだまだ右も左の分からない状態で
捕獲対象外の猫だったので
チャップリンを逃してしまった。
2018年 3月 丸くて毛艶のよい
チャップリン
2021年 8月4日
荼毘にふす前のチャップリン
死後硬直した チャップリンを抱きしめ
「よく頑張ったね」と 声をかける ぬこさん。
遂に、、、、息を引き取った。。
チャップリンは、
2020年 4月29日 ねこ組の庭に来た。
その時、私に来たメールの内容が以下の通りです。
家に入ってきたのでつかまえた。
雄ジジィ、歯も抜けている。持ち上げて捕まえて、ケージに入れている。
堀病院は今日は休みです。
ぬこさんは、いつも猫を「ねこ組」に招き入れる時は、
いつも事後報告なのだ (笑=
ヨボヨボの老猫 庭のドアを開けたら自分から入ってきた(笑
抱っこも出来る。
とりあえず ケージに入れてあげる。
入れたとたん、猫用ハンモックの上に乗って、
スヤスヤ。。。。
どんだけ リラックスー (笑
ヨボヨボだし、歯もほとんどないし、もう長くなさそうだし、、、
それでいて、なんか人間慣れしているから、、、
ねこ組で余生を過ごさせてあげようとなった。
来た時から、懐くは 慣れるわ 食べるわ、、、で
なんつ~か 笑っちゃうくらい 図々しい キャラの濃い
老猫だった。。。
ねこ組に来て、女主人のぬこさんの隣を独占
ただ 来た当初から 心配だったのは、口内炎が酷いらしく
いつも痛そうに食べていた。
そこで 動物病院に連れていき、口内の手術をしてもらった。
口内に大きな腫瘍があったので、悪性の癌であれば
長くはない、、、と覚悟しての手術でしたが
幸い良性でしたし 術後の経過も良かった。
同時に血液検査もしてもらいましたが、チャップリンはエイズでした。
ま、、、野良生活が長く、あれだけボロボロだったら 致し方ないか、、、と
私もぬこさんも比較的、冷静に受け入れることが出来た。
口内手術後のチャップリンは、口内の調子が戻り
元気よくモリモリと食べるようになった。
残りの歯は 1本だけだったが、
毎日 私が夕方に持っていく、肉や魚をモリモリと食べた。
私が夕方に行くと、音を聞き分け いつも餌場のフローリングに
お座りの姿勢で待っていてくれた。
歯が1本しか残っていなく、老猫のクセして とにかく食べた。
餓鬼霊にとり憑かれているかのように(笑 食べた。
自分の皿にたっぷりと残っているのに
隣の芝生が青く見えるようで、次々と他のお皿に移動しては
自分の「唾」を付けるようにして 他のお皿を1周していては
私に 「お前の皿はこれっ!!!」
と怒られていた。
口内の調子が良くなり モリモリと食べるようになったはいいが、
所詮 エイズもちの老猫。
2020年の秋の頃には、すでに 食べてものは消化しきれずに
いつもドロドロの下痢状態。 体もみるみると痩せてきて
若々しい筋肉は皆無で、 骨と皮が顕著に目立つようになった。
それでも、チャップリンは 私が持っていく肉と魚を待つように
毎日、夕方 いつもの場所に座り 肉と魚をモリモリと食べた。
下痢は続いていましたが、トイレはきちんと出来る子で
指定のトイレで 一応はしてくれていました。
一応というのは、 おしっこは きちんとトイレのトレーに入って
してくれるのですが、うんちの場合は 何故か トレーからはみ出して
していました。(笑 それがチャップリン流儀なのでしょう。
2020年の春 チャップリンが来たときは、
数か月の余生を、、、と思っていましたが
なんとか無事に2020年は越すことが出来ました。
しかし その頃には もうかなり痩せていて
死んだふりが上手になってきていました。
チャップリンの名演技 死んだふり
鼻水爆弾も酷くなってきました。
(鼻水爆弾発射失敗 自分の鼻に被弾)
ぬこさんのベッドでの呆け?によるお漏らしも頻繁に
するようになってきました。
お陰でぬこさんは、チャップリンのはみ出し💩掃除と
鼻水爆弾掃除と 尿もれ掃除で毎日、、、大忙し。。。
そんな、どうしようもない 世話のかかる老猫チャップリンでしたが
私もぬこさんも、チャップリンが可愛くてしょうがない。
なんで こんな世話がかかる ヨボヨボの老猫が可愛いのか(笑
そんなこんなで 今年に入り チャップリンは呆けというか
ヨボヨボぶりは進行していたり 鼻水爆弾は相変わらず飛ばしていましたが
食欲は相変わらずあったので
食欲=生命力 という計算式によって
あれ?チャップリン もしかして 2021年も超えられるかも???、、、と
思っていた矢先でした。。。
2週間前くらいに チャップリンの頭が左右にふら付いている、、、と
ぬこさんから連絡がありました。
頭が左右にふらつき、歩くのがままならない状態。。。
それでも、まだ食欲はあり チュール8本連続喰いがまだ出来た。
しかし翌日 何も食べなくなった。そして 水すら飲むのがかったるそうだった。
病院に行ったら ぬこさんの見立て通り もしかして三半規管の調子が悪いのかもしれないとのことで
薬をもらい、点滴を打ってもらった。
毎日 薬をなんとか飲ませることで、チャップリンの頭の左右のふらつき、目の左右の揺れは
収まったかのように見え、
再び 私がもっていく 肉と魚をモリモリと食べてくれた。
チャップリン復活!! ゾンビ猫 チャップリンと 冗談を言った。少し楽観していた。
(結局 これがチャップリン最後の晩餐となった。
栄養を摂ってほしいと奮発した 本マグロ 牛カルビ 鶏肉 鮭 )
しかし後日、また同じ状態に戻った。何も食べない 水も飲まない。
あれだけ、得意の巻き舌で狂喜乱舞しながらチュールを舐めていた
チャップリン チュールに無反応。。
それから点滴をする為に連日 病院通い。
点滴は 吐き気めまい防止の薬やビタミン剤を入れてもらっていた。
しかし一向に良くなる兆しがない。それどころか 明らかに衰弱しているのが
手にとるように分かった。
食べ物はおろか チュールも無反応。 水や猫用の脱水症状用のドリンクも
やっとこさっとこ反応し、少し舐める程度。。。
私もぬこさんも いよいよかと覚悟した。
ここで 思ったのが チャップリンをいかに苦しませずに逝かせる事が出来るかということ。。。
飲まず食わすなので、せめて点滴だけはしてあげたいというのが 飼い主の情。。。
しかし点滴することによって、かえって 本来の死ぬべき時に逝くことが出来きず
ズルズルと中途半端な苦しみを続かせることにはならないのか、、、?という
葛藤が私にもぬこさんにもあった。
(最後は、隠れるように穴倉やベッドの下に潜っていた。とにかく構われたくない
静かにさせてくれという感じがした)
そんな瀕死の状態のチャップリンでしたが、
動物の本能というものは凄く、
骨と皮だけの足で何とか立ち上がり
トイレで用を済まそうとよろつき倒れながらトイレに向かうチャップリン。
(排泄くらい自分でしたい チャップリンの最後の男気みせてみらいました)
もう 私たちの チャップリンという問いかけに ハオッと口を開けて
いつもの返事をする力はなくなっていましたが、
ご機嫌の時にする 尻尾を左右上下に振る チャップリン流のお返事は健在だった。
(今回の具合が悪くなった時のチャップリン 危篤前の不調時
それでもまだ 尻尾を振ったり かすれた返事をする力はあった)
しかし遂に 8月3日深夜、、、チャップリンが息を引き取った連絡がぬこさんからあった。
2~3時間 チャップリンは痙攣していたようで ぬこさんがずっと見守っていてくれました。
脱水でもはや鼻水も出ず、鼻水の元となっていた膿が目ヤニとなって目から
そして、口からも溢れていた。
おそらく、もはや昏睡状態だったから、チャップリンはそれほどは苦しまなかったと思いたい。
ダンボールにお花と大好きだったチュールを添えて、ペット用の火葬を施し
チャップリンを見送った。。。 私もぬこさんも
チャップリンが来た当初から 常のチャップリンの死は常に意識していた。
来たときから かなりの高齢で歯がなく しかもエイズもち。
毎日 異様に水を飲んでいた。
おそらく体の至るところの機能がダメになっていたのだろう。
動物として ある意味 然るべきタイミングでの
生きとし生ける者が避けることが出来ない
死が訪れたという単純な事実。 それが自然界の掟であること
全ての家猫 野良猫がいずれは辿る運命だ。
そして 私もぬこさんも その単純な掟を受け入れているし分かっているつもりだ。
しかし、私もぬこさんも 自然に涙がボロボロと流れてくる。
チャップリンの死を悲しんでいるのではない。
何故ならチャップリンは十分に”ニャン生”を全うしたからだ。
あの世話が焼け 笑かしてくれる愛くるしい
ねこ組の喜劇猫 チャップリンにもう会えないという
寂しさからくる涙。。。。
最後の数日前は、毎日の習慣でやっとこさっとこ倒れながら歩いてきて
ただ餌場にいるだけ
もはや、食べず餌場に来るだけのチャップリン 瀕死の状態で公園で救われた子猫レオが横取り
諸行無常 命の循環
ただ、、単純に ねこ組に来てくれて
有難う チャップリン。
1年とわずかだったけど
お前は強烈なキャラの猫だったよ。
ぬこさんも チャップリンの下のお世話から
毎日可愛がってくれて有難う! チャップリンは幸せな猫。。。
チャップリンの事を気にかけてくれた仲間 口内炎の薬をくれたり
おやつをくれた仲間たち 有難う!!!
チャップリンは幸せ猫です。
終わり
おまけ。。。 チャップリンの思い出と思う事。
新旧命の交代 3週間前 チャップリンはまだまだ元気だった 目に光があった
新しい命 レオはチャップリンの尻尾で遊ぶのが好きだった
昨年の12月9日のブログに
以下のような事を書いていた。
今回のチャップリンの生命の終わりに関して
私とぬこさんが感じた事と やはり同じことを書いていた。
最後の画像は まるで 本当に死んだ猫のような
雰囲気を醸し出している。
演技だったら 主演アニャデミー猫優賞 とれるぞ。。。。
やはり お前、もう、死に支度か。。。。(笑
やはり お前 もう死に支度か。。。(笑 ←
、、、の
(笑)、、、が気になりますか。。。ひどいですか?
猫は可愛い。みんな可愛い。
生きていていてほしい。
だけど、
私とぬこさんの
猫の命に対する共通認識は、
生きると死ぬは、セットであり、
「死」は猫にとって悲しいことではないということ。
「死」は動物にとって 猫にとって、
余りにも自然な出来事であり
それは、まさに命の循環のイベントの一つであり
生まれ、そして、死んだという、その単純な事実以外
は何もないと個人的に思っている。(そりゃ悲しいんだよ)
最近、特に思う。。。。
人間であろうと猫であろうと、
「死」は本人または本ニャンの問題ではない。
当事者にとってこの世界は瞬時に跡形もなく消え、無に帰すからだ。
「死」は残された人の心の問題であるということ。。。。。
チャップリンのキャラ。
これほど、自由きままな猫は いまだかつて知らない(笑
ヨボヨボだった為か、来たときから 他の猫から 喧嘩を売られたり
唸られたりしなかった。
逆に喧嘩を仕掛けたことも一度もなかった。(笑
チャップリンの身なりが汚い為か、
基本 誰もチャップリンに絡まなかった(笑
唯一、茶~くんがチャップリンを舐めて毛づくろいして
あげているのを見た。茶~くん 優しいね。
チャップリンが他の誰かに挨拶したり 毛づくろいを
しているのを一度も見たことがない。
トイレに入った後 猫がするおしっこやうんちを
隠そうとする行為を一度も見たことがない。
おしっこしたらしっぱなし ウンチしてもしっぱなしで
オラオラ~ ヨタヨタしながら出てくる。
私が夕方に行くと、台所に犬座りしていつも待っていてくれた。
私が持っていく 肉魚は、いつも何杯もおかわりしていた。
いつも エッエッ 、、、という甘えた鳴き声で 私を見上げ
おかわりを請求していた。
最後は歯が1本もなかったのに
肉や魚が大好きだった。彼にとって肉や魚は
もはや飲み物だったのだろう。
チャップリン、、、と話しかけると
口を開け ハウッというかすれだみ声で
お返事をしてくれていた。あと尻尾もよく振ってくれた。
チュールの早食いが得意だった。
とにかく毎日 大量の水を飲んでいた。
おそらくどこか悪かったのだろう。
チャップリンの治療方針
ねこ組は多頭ということもありますが
基本方針として、
若い猫 治る見込みがある猫に関しては
手術や投薬等の治療を施しますが、
歳老いた猫 治る見込みがない猫
に関しては、痛みや苦しみを軽減する処置は
惜しみませんが、無理くり 治そうとして
手術したり 無理やり薬を飲ませたりするような
行為はしない事にしています。
チャップリンの場合、生きる=食べる で命に
直結していますので口内の手術は致しましたが、
他の処置は最低限の対処療法にしてきました。
エイズもちということもありましたし
チャップリンの身体のどこかが悪いことは
認知していましたが、
歯がないこと 年老いていること できるだけ
好きなものを食べさせ 自由にさせてあげたいこと
悪いなら悪いなりに自然の掟に従った寿命を迎えさせて
あげたい事から、口内治療や下痢の対処以外に関しては
あえて積極的に検査したり投薬してきませんでした。
チャップリンの死とペットロスについて
チャップリンの存在感が余りにも大きかったので
私もぬこさんも正直、悲しいというよりは
寂しい感情が強い。
しかし いわゆるペットロスになり
塞ぎこんだり 鬱になったりするような感じでは全くない。
それは多頭飼いにより 他の猫のお世話が相変わらず
忙しいし、すでに新人が来ていて
チャップリンの要員交代は済ませている(笑
もしチャップリンのキャラ猫で チャップリンだけしか
飼っていなかったり 他のあと1~2匹くらいだったら
その空虚感ゆえ とても辛いと思う。
多頭飼い 色々と大変ですし、リスクもありますが
1匹亡くなった時のショックは、少数飼いよりは
ましだと思う。多頭飼いが良いとは言っていない(笑
チャップリンの最後
2020年 5月 来たときは 確か4キロ以上あったと思う。
顔はでかいが 体自体は痩せていた。
最終的に どんどんと減り 最後は飲まず食わず 点滴のみで
2.5キロくらい。
実は ねこ組が愛護活動的な活動を本格的にする以前
捕獲したい野良猫がいたので
捕獲機を仕掛けていたら
まだまだ外を元気に闊歩していた
まるまると元気そうなチャップリンを
捕獲したことがある。
その時は、まだまだ右も左の分からない状態で
捕獲対象外の猫だったので
チャップリンを逃してしまった。
2018年 3月 丸くて毛艶のよい
チャップリン
2021年 8月4日
荼毘にふす前のチャップリン
死後硬直した チャップリンを抱きしめ
「よく頑張ったね」と 声をかける ぬこさん。
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