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2013/01/06(日) ]
STEINS;GATE 閉時曲線のエピグラフ 【書籍】(小説のみ)
登場人物たちの言動に違和感を覚えることもなく素直に楽しめた。この設定だと紅莉栖の出番はないのかと思っていたら、しっかりありそうで楽しみ。しかし短い。本がごついわりには200ページにもならない程度しかないとは。あとドラマCDなしの書籍のみの分ももっと販売してほしい。
この巻だけで二度も大きなピンチに陥るわけだけど、そんな状況を独力で切り抜けるトビアさんの成長っぷりがすごい。シェリンドンは何やら大物っぽい登場だけど、他のシリーズとかにも出てきた人物だったりするのだろうか。
新型の実験機で都合よく無双できるのではなく、使い勝手が変わったことに戸惑って苦労するというのはこの手の作品としてはめずらしい気が。
巨乳の美少女たちの戦いを描いたおっぱいバトルもの。実在の武術・格闘技を題材にした作品というには技の描写が雑でうんちくも足りないし、かといって超人バトルものというにはハッタリが弱い印象でいまいちだった。
なんとも渋い作品だなぁ。あまりに渋すぎて自分の好みには合わないのではと最初は心配したけど、読んでいくうちにあっと驚くようなハデな展開はないもののじんわりとしみこむような良さがあるのが感じられて気にいった。
ジャンプ連載作品でバスケが題材ということでどうしても『スラムダンク』と比べてしまうけど、あっちは素人の花道を主人公に据えていたことでバスケット入門のような趣があったのに対し、こちらは経験者ばかりでストレートな才能と才能のぶつかり合いといった感じですな。そういう意味ではどちらかというと初期の『テニスの王子様』に近い気も。また主人公が前に出て活躍するタイプではなく支援役というのも個性があって良かったかと。それでいて強い才能を発揮して大活躍する役も同時に登場させているので、従来の少年漫画的主人公を好む層も問題なく受け入れられるだろうし、コンビものとしての面白味もあってよくできているかと。何度も大げさに「キセキの世代」って言葉を連呼するのはちょっと笑えたが、当面の大きな目標となるライバルキャラがはっきりしているのも好印象。面白かった。
ツンデレな緑間に萌える。番外編のカントクのメタ発言通りすごいスピードで話が進んでいるんだけど、こんなスピードで長く続けられるのだろうか。まあ「キセキの世代」以外にも強敵を出していけばそれなりに続けられるだろうけど。
これまで無双しまくってきた護に対して源田が強すぎる気が。そりゃ源田もただものじゃないだろうけど、それでもいくらやばい橋を渡ることがあってもあくまで刑事としての範疇でしかない源田に対して、生き死にの実戦を繰り返してきた護とではもっと差があると思っていたんだけどな。
今回はめずらしく護がピンチに。ここからどうひっくり返すのか気になる。あとキロとある人物の意外な関係には驚いた。
登場人物たちの言動に違和感を覚えることもなく素直に楽しめた。この設定だと紅莉栖の出番はないのかと思っていたら、しっかりありそうで楽しみ。しかし短い。本がごついわりには200ページにもならない程度しかないとは。あとドラマCDなしの書籍のみの分ももっと販売してほしい。
機動戦士クロスボーン・ガンダム (4) (角川コミックス・エース 2-20) 長谷川 裕一 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-03-26 by G-Tools |
機動戦士クロスボーン・ガンダム (5) (角川コミックス・エース 2-21) 長谷川 裕一 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-06-23 by G-Tools |
ディスローン1 (フラッパーコミックス) 田代琢也 メディアファクトリー 2012-12-22 by G-Tools |
猟犬探偵 1 セント・メリーのリボン (グランドジャンプ愛蔵版) 谷口 ジロー 稲見 一良 集英社 2011-12-20 by G-Tools |
黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス) 藤巻 忠俊 集英社 2009-04-03 by G-Tools |
黒子のバスケ 2 (ジャンプコミックス) 藤巻 忠俊 集英社 2009-07-03 by G-Tools |
死がふたりを分かつまで 7 (ヤングガンガンコミックス) たかしげ 宙 DOUBLE-S スクウェア・エニックス 2008-05-24 by G-Tools |
死がふたりを分かつまで 8 (ヤングガンガンコミックス) たかしげ 宙 DOUBLE-S スクウェア・エニックス 2008-11-25 by G-Tools |