漫画(2008年以前)

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Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ (2) (角川コミックス・エース)

これがイリヤんぐの最新形だ!

イリヤの魔法少女としての戦いが進む中で新たな謎が……。美遊の秘密とは? カレイドルビーの正体とは? 凛の台所事情とは!? 待望のFateマジカルストーリー後編の登場です!
「第6話 選択肢は2つ…?」~「最終話 Kaleidoscope」収録。

 バトル描写は迫力があって良かったし、サービス要素もギャグ描写も十分でとても面白かったのだけど、この打ち切りみたいな終わり方はどうにかならなかったのかと。1巻のあとがきで次で完結と宣言してたから、てっきり2巻で終わるように話を構成しているのかと思っていたら、気になる伏線を出すだけ出しといてまるで消化しないまま終了とは。2巻でおさまらないならこのまま続けても良かったと思うのだけどなあ。せっかく面白いのにもったいない。

DVD付初回限定版 「Kiss×sis」第3巻

オレ、圭太。高校入試直前の受験生。もう待ったなしの状況だってのに、双子の姉ちゃんたちのラブラブ攻撃は日ごとに過激さを増すばかり。いくらなんでも、こりゃマズイだろ!!……いろんな意味で。
「12.5th×kiss:自由に、ゴー!!」~「17th×kiss:自由なナイトタイム」収録。受験直前、本番、受験後の温泉への慰安旅行まで。合否の行方は2009年5月22日発売予定の第4巻でとのこと。

 普段は初回特典なんていらねーやとスルーしているものの、今回はアニメの出来がいいとの評判だったので手を出してみたのだけど、だいたい1,500円ぐらいかと思っていたら3,700円もして支払いの段階でビビった。考えて見ればDVDアニメ付なんだから1,500円程度でおさまるはずないか……

 なんというか、ここまでくると「エッチな一般漫画」というより「毎回寸止めのエロ漫画」といった感じ。義理とはいえ姉弟ゆえの迷いもなく、すでに親にすら公認なので許されざる関係ゆえの緊張感や切なさもなく、姉二人に弟一人の三角関係ゆえのドロドロした修羅場もなしでマンネリ化してきている気が。読み切りや短期集中連載企画の時はあまり深く考えず、とにかく都合良くウハウハな状況を描くということでこれでも良かったのだろうけど、長期化するとなると厳しいかなという印象。やはり受験を終えるまでを描いて終わっておいた方が良かったのではないかと。まあ、ずいぶん人気が出たようだし、ここで終わるのはもったいないという判断もわかるけど、ここから上手く今後の展開を練り直せるのかなあ。

 で、アニメの方はさすがOADだけあって作画が良かった。内容も原作通り。どういうわけか、やたらと擬音語表現が多かったのが印象的。しかしこれ、絶対に地上波では放送できませんな(笑) まあ無理してアニメ化するほどストーリー的な面白味のある作品でもないし、初回特典扱いでOAD化は正解だったかと。とりあえず次の4巻でも初回特典としてアニメDVDがつくようだけど、どこまで続くだろう。

まりあ・ほりっく 4 (4) (MFコミックス アライブシリーズ)まりあ・ほりっく 4 (4) (MFコミックス アライブシリーズ)
遠藤 海成
メディアファクトリー 2008-12-22

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生徒会長・絢璃からある手紙を受け取って以来、いつもと様子がおかしい鞠也。その手紙の秘密を探るため祇堂家に潜入したかなこが見たものは……? TVアニメ放送直前!! 遠藤海成が贈る百合趣味少女と女装ドS少年の超絶ハイテンションラブコメディ、待望の第4巻!
「Prayer19 三国鼎立からゴッドの骨休めにいたるまでのおはなし」~「Prayer24 食べたい痩せたいメタボサマーのおはなし」+「Spin-Out がんばれ藤一郎くん!!」収録。

 あらすじからしてもっとシリアスで重い秘密でも明かされるのかと思ったけど、どうってことのない内容だった。まあ、ちょっといい話(のように思える)といったぐらいか。べつにつまらなかったわけではなく、いつも通りまあまあ楽しめたけど。こういう表紙なのに生徒会長の出番がほとんどなかったのは残念。

はやて×ブレード 9 (9) (ヤングジャンプコミックス)はやて×ブレード 9 (9) (ヤングジャンプコミックス)
林家 志弦
集英社 2008-12-19


遂に遂に! 因縁の相手、朱炎雪×氷室瞑子ペアとの仕合いを決意した綾那。己の剣の錆を落とすべく、Sランカー・神門玲の胸を借りて特訓を開始する。はやても、刃友の想いに応えるべく、秘密特訓に明け暮れる。一方、朱炎雪も、念願の相手との戦いに向けて牙を研いでいた…! 始業式で鳴るであろう鐘に向けて、乙女の意地が学園に満ちる! 決戦の刻、迫る──!!
 移籍にともなうリニューアル刊行にまぎれて危うく見逃すところだったシリーズ最新刊。「#48 メリークリスマス、ミスターバカ」~「#54 バカに降る星」+「#欠番 何回やってもバカが治らない」「#余分 バカと散歩」収録。

 いよいよ因縁の朱炎雪×氷室瞑子ペアとの仕合いに向けてはやても綾那もがんばり、それにつられるようにして周りの登場人物たちも活気づいていく様子が実にすがすがしくて良かった。まさかこの作品でこんな熱血スポ根的な展開が味わえるとは(笑) それでいてあいかわらず登場人物たちの魅力も損なわれていなくてしっかり笑える場面もあるし。いよいよ試合が始まって、すっげーいいところで終わっているので次巻が待ち遠しいのだけど、来年の初夏ごろの予定か。ずいぶん先だ……。朱炎雪×氷室瞑子ペアとの仕合い後はどうなるかも気になるところ。以前から引っ張ってきている白服組の対決が描かれるのはまず間違いなしとして、あとはやはりいよいよ動き出し始めた様子のナギ編になるのかな?

喰霊 (1) (カドカワコミックスAエース)喰霊 (1) (カドカワコミックスAエース)
瀬川 はじめ
角川書店 2006-05-24

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霊獣〝白叡〝を体内に封印され、悪霊との戦いを宿命づけられた少女、土宮神楽。霊が視える特異体質の高校生・弐村剣輔は、彼女との出会いがきっかけで、現実との境界線を越え、≪闇の世界≫へ足を踏み入れることになった・・・!! 大都会のアンダーグラウンドで繰り広げられる、ノンストップ放課後退魔アクション、第1巻。
 アニメが終わったので原作も読んでみた。原作はアニメとはずいぶん作風が違うということで心配していたのだけど問題なく楽しめた。たしかに絵柄はやや安定感に欠けるし、アニメ版と原作では神楽の性格が微妙に違っているが、これぐらいなら十分許容範囲内。

 アニメと原作ではやはり違うよねと割り切った上で、神楽と出会うまではただの一般人だったのに、すぐに適応して戦力になっている剣ちゃんのスペックすげーとか、ノリちゃんはあんな出来事があったのに(あるいはあんな出来事があったからこそなのかもしれないけど)すっかり軽薄男になってしまってとか、あえて比較してみるのもまた面白い。

 というわけでとりあえずお試しに一巻だけ読んでみたけど、これなら続きも読んでみようかな。一巻ではほとんど目立ってなかったけど、同じ対策室メンバーの式神を使ってた女の子とかも気になるし。

あきそら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)あきそら 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)
糸杉 柾宏
秋田書店 2008-12-19


成績優秀、スポーツ万能、才色兼備…。パーフェクトな姉「アキ」を持つ弟の「ソラ」。仲の良い姉弟が一線を越えた時、2人の切ない「恋」が始まった!
 第1話「アキとソラ」~第4話「ドキドキしよう」+第4.5話「お熱いのがお好き」収録。一般漫画の限界に挑んでいると話題の作品(笑)

 評判通りガチでエロに突っ走った作品ですな。1巻目からしてこれだと今後どこまで行ってしまうのやら(笑) エロ以外では姉と弟という関係ゆえ、いつまでもこのままの関係を続けていられるわけはなく、いつかは避けようのない別れがくる切ない恋愛ものということになるのかね。ソラの方は将来に不安を抱いたりもするようだけど、アキの方はどう考えているのだろう。双子の妹のナミの恋心がどうなるかも気になるところ。

4797351659ヤングガン・カルナバル1 (Flex Comix)
佐藤 夕子 (著), 深見 真(原作) (著)
ソフトバンククリエイティブ 2008-12-11

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高校生で殺し屋、勉強と恋愛は苦手――。普段は内気な高校生・木暮塵八と、授業をサボっては自分好みのカワイイ女のコを探す困った女子校生・鉄美弓華。しかし、ふたりの正体は、若くして人殺しの術をマスターした、凄腕の"若い殺し屋(ヤングガン)"! 社会に生きる現実と、人殺しの自分との狭間で揺れる少年少女の孤独な心を描く、小説界の過激派・深見 真の人気ハードアクションストーリーを、漫画界の新星・佐藤夕子がコミカライズ!
 原作既読。トクマ・ノベルズEdgeから出ている同名小説の漫画版。第1話「高校生で殺し屋 勉強と恋愛は苦手」~第4話「ガール・ミーツ・ガール」収録。

 小説版を読んだ人でも楽しめるよう、原作者が漫画版用に新たに書き下ろしている。そのため第1話の時点で既に塵八と弓華が知り合っていたり、弓華が伶のことを知る過程などが小説版と違っていますな。まあ、そういった微妙な違いはあれど、今のところまだ始まったばかりだし、大筋に違いはないが。鳳凰連合が四代目姐御になって武闘派路線に変わったとか、平等院組の組長が襲撃を受けたとか、チラホラと伏線が張られているようだけど、どこまでやるのだろう。

 思ったよりも絵に違和感は感じなかった。でも原作小説は淡々とした語り口調と、それとは裏腹に日本が舞台とは思えないほどド派手な銃撃バトルが魅力だったのに対して、漫画版はこれといってたいした特徴もない地味な高校生殺し屋ものといった印象でしかないのが気になるところ。これじゃあ原作ファンがこの漫画版を読むことはあっても、漫画版から原作を読んでみようとする人は少なそうな気が。

眼鏡とメイドの不文律 (Flex Comix)眼鏡とメイドの不文律 (Flex Comix)
TOBI
ソフトバンククリエイティブ 2008-12-11

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TOBIのデビュー作「MAID DE KNIGHT!―メイドでないと!―」と、パワーアップした「MAID DE KNIGHT+!―メイドでないとプラス!―」がついに単行本化!
さらに「眼鏡なカノジョ」のスピンオフ作品や描き下ろしショートストーリーも収録。

平々凡々な高校生・凡太(ぼんた)は、かわいいメイドさん(だけどホントはSP見習い)の"ゆかり"と、「メイドだけど人の世話は大嫌い」な"ハル"と一緒に、ドタバタ共同生活中。今回はさらにもう一人、ロングヘアも麗しいメイドさんがやって来て……。凡太は3人のメイドさん(モドキ含む)に囲まれて、お世話されまくっちゃいます! ……ならば、普通のラブコメだったのに……。
さらに、麻生先輩と神谷君の、眼鏡をはさんだヒミツの日常「神谷君の奮闘~「眼鏡なカノジョ」スピンオフ~」。「眼鏡なカノジョ」で人気の高かったカップルの描き下ろしショートショートも収録しています。
眼鏡好きも、メイド好きも、TOBIの「さわやかラブ」ワールドをお楽しみ下さい!
「MAID DE KNIGHT!―メイドでないと!―」、「MAID DE KNIGHT+!―メイドでないとプラス!―」第1話~第3話、「神谷君の奮闘~「眼鏡なカノジョ」スピンオフ~」、「空色の空港~「眼鏡なカノジョ」スピンオフ~」収録。「空色の空港~「眼鏡なカノジョ」スピンオフ~」は全8ページのショートショート。

『眼鏡なカノジョ』の作者の作品ということで手を出してみたけど、とりあえず「MAID DE KNIGHT!―メイドでないと!―」はプラス版の方も合わせていまいち。いかに善意からの行動とはいえ、ありえないほど迷惑なことをしでかして全く悪気がない、それどころか迷惑な行為だと気づきさえしない登場人物ってのは好きじゃないので。「神谷君の奮闘」は先輩が可愛くて良かった。「空色の空港」は個人的にはこれはこれでありだと思うけど、考えようによってはけっこう寂しいその後と受けとめる人もいそうな気が。

転生!?人生ゲーム~ひぐらしのなく頃に&うみねこのなく頃に作 (ミッシィコミックス ツインハートコミックスシリーズ)転生!?人生ゲーム~ひぐらしのなく頃に&うみねこのなく頃に作 (ミッシィコミックス ツインハートコミックスシリーズ)
内村 かなめ
宙出版 2008-11-25


竜騎士07氏推薦!!
『ひぐらし』と、特に詩音への深い愛に満ちた一冊です。たまにぐぎゃぎゃするけど、詩音は今日も元気です
 内村かなめさんが『ひぐらしのなく頃に』や『うみねこのなく頃に』の各アンソロジー本で発表していた作品を一冊にまとめた単行本。ギャグネタがほとんど。4コマもあり。『うみねこのなく頃に』ネタはさすがに少なめ。『ひぐらしのなく頃に』でも表紙からもわかる通り詩音ネタが多い。

 あいかわらず作中登場人物への愛が偏っているなあ。『Kanon』でも栞びいきだったっけ。個人的には詩音に次いで多い印象だった梨花ネタがお気に入り。『ひぐらし』の出題編ネタ作品などは微妙に絵が古く感じられた。大きな変化ではないかもしれないけど、やはり描き方が少しずつ変わっているのね。

D.C.II Imaginary Future 4 (4) (電撃コミックス)D.C.II Imaginary Future 4 (4) (電撃コミックス)
卯花 つかさ
アスキー・メディアワークス 2008-11-27


大人気恋愛ゲームのコミカライズ・第4弾!

「義之くんが好き。でも小恋との友情が壊れるのが怖い……。」
恋と親友、どちらも失いたくなくて思い悩むななかに、ある日、小恋が声をかけてきて……。
大人気恋愛ゲームのコミック版・第4巻、電撃G'sマガジンなどで掲載された計6篇を収録。
描き下ろしの4コマコミックも収録!
EPISODE:17「好きになるわけないじゃない…」~EPISODE:21「そんな優しい表情知らない」+EPISODE:16.5「今から5ヵ月前の夏休み」+D.C.II 4コマ劇場「同棲、代わりました」収録。

 予想通り重い展開になってきたな。でも言ってしまえば、せっかく小恋が堂々とまっすぐ向かいあう機会をくれているのに、ななかが勝手に身を引いてうじうじ悩んでいるだけでしかなくて、あまり話が動いていないのが残念。正面から自分の気持ちを明かしてしまえば関係が壊れてしまうかもしれないと不安になるななかの気持ちもわからないではないのだけどね。ましてななかは生い立ちの設定上、人一倍本音で向かい合うのが苦手なタイプなわけだし。

 次あたりで3人の関係にも決着がつく予定らしいけど、どうまとめるのだろう。実際のところ義之はななかに対しても小恋に対しても「好意」は持っていても「恋愛感情」を持っているようには見えないんだよなあ。いちおうこの作品としてはななかがメインヒロインのはずだけど、実は義之はななかに惚れてましたなんて展開になっても違和感を感じそう。「わたしたちの恋愛はこれからだ」エンドが最も納得できそうな気が。

数学ガール 上 (1) (MFコミックス フラッパーシリーズ)
「虚数単位i以外のアイなんてあるの?」
――あるさ。だから、僕は…


僕が憧れる女の子、ミルカさん。一人で数式と戯れるのが好きな僕よりも、ずっと数学に耽溺する彼女。長い黒髪、クールな美少女。不思議な距離感と明晰な頭脳。彼女とは、学年の男子の中で一番近しいのが僕なのは確かだけど、ミルカさんは僕のこと、どう思っているんだろう。そんな僕を慕う、後輩の女の子テトラちゃん。ちっちゃくてグラマーでかわいい彼女は、僕に何を伝えたいのだろう。数学が紡ぐ確かに積み重ねられる論理と、ふわふわとしてとらえられない好きという気持ち。数学の知識論理展開を学びながら、数式では解けない恋の行く末を描く、世界初の数学ラブコメ登場!
 同名小説の漫画版。第1話~第7話収録。以下続刊。『レンズのむこう』『めがねのひと』の日坂水柯さんが漫画化担当ということで手を出してみた。作中でガチで数式が出てくるけど、将棋や囲碁や麻雀漫画と一緒で、わからなければ数式は眺めるだけにして物語だけを追うという読み方も可能。

 原作未読。なのでどれだけ原作に沿っているのか、オリジナル要素はどれだけあるのかはわからない。いちおう数式も理解しながら読んでみようとしたのだけど、途中で挫折。テトラちゃんへの講義ぐらいならともかく、ルミカさんの問題はついていけません(笑) まあテトラちゃんへの講義でも真面目に頭を使っているとひさびさ過ぎて急激に頭が疲れてくるけど。逆にルミカさんとのやりとりも最後の平面の図形の話はなかなか面白かった(意味はよくわからんが図形で表わされるというあたりが)。



 こちらが原作の小説。『数学ガール/フェルマーの最終定理』は続編。

数学ガール数学ガール
結城 浩

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数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール/フェルマーの最終定理
結城 浩

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シャングリ・ラ (1) (角川コミックス・エース 174-3)シャングリ・ラ (1) (角川コミックス・エース 174-3)
池上 永一 (著), 烏丸 匡 (著)
角川グループパブリッシング 2008-11-26

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地球温暖化対策として、過激な緑化計画の果てに人外魔境のジャングルと化してしまった東京。地上を棄てた中央政府らは超弩級建造物アトラスへ移住し、地上に残された人々はドゥオモに立て籠もり、押し寄せる自然の猛威と政府の圧政に抵抗していた…。
 同名小説の漫画版。環境がめちゃくちゃになった世界でド派手にバトルもの? 2巻は2009年春刊行予定とのこと。

 原作未読。どこまで原作通りで、どれぐらいオリジナル要素が入っているのかわからないが、この漫画版だけで判断するなら世界観にも登場人物にも魅力を感じなくて正直楽しめなかった。期待はずれ。残念。



 こちらが原作の小説。

シャングリ・ラシャングリ・ラ
池上 永一

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シャングリ・ラ 上 (角川文庫 い 51-4)シャングリ・ラ 上 (角川文庫 い 51-4)
池上 永一

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シャングリ・ラ 下 (角川文庫 い 51-5)シャングリ・ラ 下 (角川文庫 い 51-5)
池上 永一

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