2016年11月14日

「日本の風俗嬢」中村淳彦 新潮社

以前は「女性は風俗行けばお金がもらえるから、いいよねぇ~。」とかトランプ氏ばりのことが言われていましたが、現在は風俗で働こうとして雇ってもらえるのは一部の選ばれた層なんだそうです。

誰でもが裸になれば稼げる、そんな甘い時代ではないそうです。

所得が時代を追って下降線を描き、需要が減少する一方で、絶対的貧困から風俗へ流れる人から相対的貧困等で割りのいいバイト感覚での供給が増加し、価格トレンドは下へ流れ、容姿端麗でコミュニケーション能力が高く、頭も切れないと稼げない時代になったとか。

この手の本で以外だったのは介護職員のダブルワークで風俗っていう話。
以前は元看護婦さんが多いとかよく言われてましたが、時代が変わったんだなあ~と思います。

あと働く側だけではなく、働かせる側も苦労が多くて儲からないうえに捕まるリスクがあるって・・・メリットがほとんどないじゃん!

そういえば暴力団でさえ、経済的に厳しく廃業が相次ぐってニュースがありましたが、先のない国って本当に大変だなあ~と思わずにはいられません。
【目次】第一章 性風俗の現在
1 風俗嬢と売春婦は別物なのか
2 誰がいつ逮捕されるのか
3 日本に性風俗店は何店舗あるのか
4 現在どのような風俗店が存在するか
5 裏風俗とはどんなものか
6 サービスはどこに行き着いたのか
第二章 ビジネスとしてのデリヘル経営
1 デリヘルは儲かるのか
2 暴力団との関係はどうなっているか
3 どんな客が迷惑か
4 警察との癒着はあるのか
第三章 激増する一般女性たち
1 日本に風俗嬢は何人いるのか
2 女子大生はなぜ風俗嬢を目指すのか
3 なぜ介護職員は風俗に転職するのか
4 なぜ「狭き門」になってきたのか
第四章 風俗嬢の資格と収入
1 主婦はなぜ一線を越えたのか
2 女性たちのレベルはなぜ向上したか
3 実際にどのくらい稼げるのか
4 人材はどう育成されているか
5 個人売春はワリにあうか
第五章 スカウト会社とスカウトマン
1 スカウト会社とは何か
2 スカウトマンは気楽な稼業か
第六章 性風俗が「普通の仕事」になる日
1 性風俗は普通の仕事になるか
2 風俗嬢の意識の変化をどう見るか
3 安心して働ける職場になるのか
日本の風俗嬢 (新潮新書 581) (amazonリンク)
ラベル:書評 新書
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2013年05月06日

ここ最近の食べ物

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5/5川越の老舗料亭がリニューアルしたレストラン(兼、結婚式場)。
お祭りの為、コースは1種類だけでメインは肉か魚を選ぶ。食前酒はカバァ。
雰囲気は悪くない。料理の味は正直たいしたことはないかと。

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メインのお肉も可も無く不可も無く、ただ接客はまだまだ素人っぽい。
不慣れで十分に目が行き届いていないのが残念だったりする。

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デザートは、味・食感もイマイチ。
ただ、ゆっくりと出来たので空間としては宜しいかと。もう一度くらい行ってみようと思う。
本当の意味で美味しい料理を出してもらえると何度も使う気になるのですが・・・・。

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4/13池袋で使っているうどん屋さんのランチ定食。
手前は私の食べた天ぷら定食で、向かいは刺身定食。
鯉のあらの煮付け(?)がついている。ここはうどんが美味しいから好き。

ここの系列の蕎麦店は、大のお気に入りでしたが、店主が独立しちゃってからは、味を含めて店のレベルが下がりまくり行かなくなってしまったなあ~。はあ~残念です。
もっと&もっと、いろんな種類の美味しいお蕎麦を食べてみたかった!!

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4/13スペイン・バル。ここは何度行っても美味しい♪
池袋近辺のスペイン料理店なども何店か行ったが、どこも不満足でした。
ここのスペイン料理を食べると、ほっとします。
これは当日のみのメニューでイカさん。美味美味。

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天日干しのムール貝。

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カジョス。
定番料理だし、都内のあちこちのスペイン料理店で注文してみて食べたけれど、ここよりも美味しい店は一軒も無かった。これが絶品です!!

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アボカドをフライ状にしたものにアリオリソースをかけたもの。
この食感は想像を超える、独特の食感で嬉しい誤算でした(笑顔)。

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これなんだっけ?
普通に美味しかったけど、他の料理と比較するとまあ、特筆することはなし。

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でもって、これも何度も食べてるが、ぶた串のアリオリソース。
玉葱の食感と脂ののった豚さんがアリオリソースと絶妙なハーモニーでカヴァがぐいぐい進みます♪

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レンズ豆のスープ。
シンプルなのだけれど、これもついつい頼んでしまう品ですね。
唯一の欠点は、満腹感があるので他のものを注文できなくなってしまうこと。

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コーヒーババロアとチーズケーキ味のアイスのデザート。
これも美味しいのですよ。サッパリ感もあって、料理の後に合うのです。

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4/20高田馬場のきしめん屋さん。
学生時代から延々と続いてますが、その頃から美味しさは変わりません。
ちょっと狭くて駅から遠いのでなかなか行けませんが、美味しいんですよね。

八町味噌の鍋焼きうどん定食。
うどんをお好みできしめんに変更できます。
いつもはうどんで頂くのですが、この時はきしめんにして頂きました。

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こちらはえ~っとうどん定食か何か?
ラベル:食べ物
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2011年12月31日

NHKスペシャル「世界を変えた男 スティーブ・ジョブズ」

大晦日に再放送してた番組。
アメリカでは、こんなものの比ではないほど特集を組まれ、たくさんの番組が流されており、ネットでも見れるんだけど・・・・、正直それほど私は興味無くて観てませんでした。

これもたまたま空いてる時間に観たもの。

少なくとも全部知っている内容でした。しかも、ずいぶんと綺麗に上っ面で纏め上げている事。う~む。

まあ、故人悪く言うのもどうかと思いますが、いい面と悪い面の両面で突き抜けていたからこその才人な訳でジョブスの魅力を充分に伝え切れてはいない番組でした。物足りない!!

アイデア自体は、誰でも持つし、ジョブス以上に優れたアイデアマンは無数にいたでしょうが、それを実際に形にしたのは、限られた一部の人だけですね。まさに天才か、狂人かってね。

彼の部下が猛烈且つ、非常識的過ぎる過酷な試練の中で、どれほど彼の下を離れていったのか・・・・。『一将功成りて万骨枯る』これを忘れてはいけないでしょう。今時のゆとりやNHKの人には、実感が湧かないんでしょうけど。

ダイエーの中内功氏とか、日本でもたくさんいるじゃないですか?ユニクロの柳井氏とかさ、それ系でしょ。世界を変えたとまでは言えないでしょうが、日本の生活を変えたのは事実でしょう。

ただ、本人はあれほど束縛を嫌い、自由且つ革新的なものを求めていたのに、APPLEの世界は何故あれほどまでに管理された限定空間でのユートピアを求めようとするのか? iPhoneアプリの開発環境やjailbreakの件です。

自由は、ジョブスの考えた完璧な世界秩序を壊すからとしか凡人の私には想像出来ないんですけどね。リーダーは得てして独善的な一面を持つものだし、そうでなければ、新しいものを生み出していくのは、難しいのも事実だとは思うのですが・・・。

どうしても、APPLEを好きにはなれない。iPhoneを驚愕し、感動し、今もANDROID端末以上に使用しているものの、でも、この束縛間が半端なく嫌なんだよね。

でも、私が高校生の時(?)に憧れだったHP200LXだったっけ?結局、一度も買わないままでしたけど、あれでやりたかったものが何でも出来て、しかもそれ以上の事が出来る。それが私にとってのiPhoneの第一印象でしたね。

まあ、実際はそれ以上でユビキタスとかどうとか、口先だけの概念だけではなく、実感としてネットの世界とリアルの世界を繋ぐこれ以上のデバイスはないでしょう。後は、脳内に電極ブッコムあれですね。

既に懐かしいサイバーパンクの世界です♪

チップでも埋め込んで、リモートでアクセスすればいいんでしょうが、ウィルス混入させたら、マジ脳みそ焼き切れて、簡単にオーバードーズするか、支配されてしまいそう。

余談が過ぎますか・・・。
しかし、この番組で得た教訓、つ~か再確認した事だけど、諦めずに最後までやり抜くこと、これこそが非凡である為の絶対必要条件なのかと思った!

何度失敗しても、何度挫折して、撤退しても、病的な執念を持って実現への努力を惜しみなく注ぎ込むこと。これが出来る人は、成功するかどうかはそれでも別問題なのだけれど、只者ではないだろうし、成功に一番近い人だと信じます。

この番組を見ていて思ったのですが、ウィキリークスのジュリア・アサンジとも非常に共通点あるんだね。
時代的な背景や、反体制的で革新を望み、自分が凄い奴で世界を変えることができると本当に心底から信じて、その為に自分の全精力を注ぎ込める人物。

方向性が違うだけで、評価は全然違うのですが・・・・。紙一重のような気がしないでもない。

でも、やりたい事がある以上、それを実現する為に全力を尽くすべきだね。
日常の瑣末な事柄に捉われて、自分の大きな目標を忘れていた事に気付きました!

やるべきことをやらねば!
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2011年02月13日

ヨスガノソラ 通常版 sphere

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【お疲れ様です(笑)】

アニメを見て速攻で買おうと思っていたのですが、なんかプレミア付きのものしかなく、それもシャクなのでしばらく我慢していました。

1月にソフマップで7000円ぐらいで売っていたので即購入。
証券外務員二種試験が終わるまで更にじっと我慢。1月20日にテスト終り次第、ずっとこれやってます。
(だからブログを更新している暇なんて無かった(笑))

エロゲはほとんど買った&やったこと無かったのですが、これは買って大正解だったかと。アニメ以上に、微に入り、細に入り、心理変化や推移を描写しています。こりゃ、感情移入にするわ!

今のところ攻略できたのは、攻略順にニョメ、お嬢、穹√のみ。
眼鏡っ娘の奈緒ちゃんにも挑戦したいけど、このゲーム時間食うのが難点。4月の応用情報技術者の勉強が・・・orz。

アニメのテンポの良さに比して、こちらはじっくりと事象の経緯と心理的な推移を追っていくのでいささかじれったくもあるものの、アニメ以上に感情移入の度合いは否応に増す。

穹ちゃんの矮小的世界観(きみとぼくの壊れた世界、みたい)とその中で唯一の存在であるハルへの狂信的確信犯の愛情が切な過ぎ。あるいは刹那過ぎか?

穹√の後、アニメで穹編を見直したが、どちらもエグい表現だあ~。委員長の役割がゲームとTVで際立って違っているのは印象に残った。

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【以下、ネタバレ含む】







しっかし、ゲームだと最後、海外旅行中なんだ。
戻ってくる前提の話なんで、またあの地であのままで生活していくのね。ほお~、どうやっていくんだろ?周囲の人々の反応も知りたいものです。

そして当然旅行中の話も。

ちなみに・・・海外の電車でコンパーメントで男女二人きりで扉部分のカーテン下ろしてると・・・鉄道の人が扉開けてチェックするよ。いろいろ物騒だからね。イタリアだったけど実体験。

穹だったら、どこでもハルにしちゃうから・・・いろいろと・・・・。要注意!!ん!?

それと、旅行に旅立つ前に湖での自殺未遂部分もずいぶん描き方が違うね。
ハルの逃げないって姿勢がより全面に出ているので、それが海外に行くのを一時的なものにしたゲームと、ほとんど愛の逃避行にしたアニメとの差異につながっている。

それはそれで両方共に興味深いので、やっぱりゲームやって正解かと。

とってもはまるんだけど、膨大な時間を食うのが玉に瑕(きず)。これは痛い(涙)。
時間的な制約さえ無ければ、買う&やるべきでしょう♪

さて、続きの「ハルカナソラ」買うかな?

ヨスガノソラ(amazonリンク)

ブログ内関連記事
「ヨスガノソラ」1~12話
ラベル:ゲーム
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2010年10月31日

バーコードカノジョ(Barcode KANOJO)iPhoneアプリ

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ちょっと前から、気になってはいたんです。でも、バグが多いようで、安定して利用できないコメントがネット上で多く上がっていたので、保留にしてました。

でも、昨日たまたまAPPLE STOREで目に入り、無料だし、落としてみました。

最初の登録もなかなかうまくいかないし、メアド登録とか生年月日の元号部分の表示がおかしかったり、正直あまりいい感じではなかったです。

でもでも、これハマル&ハマル。

カノジョの生成時、今日もネットワークエラーに何度もなったし、彼女の生成に失敗しているのに、体力が減っていたり、なんだよ、コレ?って怒りモードではあるものの・・・結構、いろんなタイプの子が生まれるのですっごく楽しい♪

実際に彼女作るよりも、こっちの方が手間かからないし、若い子がよりどりみどり。しかも、どんな子が現れるか分からないので、堪りません(笑顔)。・・・終わってるな私(orz)。

既に他の人が彼女にしてしまった同一商品については、後の人は「友達」にしかならないのですが・・・。わざわざ、奪う気なんてないなあ~。

むしろ、誰のものでもない、初めての彼女を探すべく部屋中のマイナー(ここポイント!)な製品のバーコードを探すのに夢中になってしまいます。

あと、外人さんへの(国コードで表示される)好奇心から、輸入された製品のバーコードがなんとも興味深い。さきほどは、海外旅行のお土産でもらった歯のホワイトニングとか読み取らせてましたもん!

とっても楽しいのだけれど、体力の制限の範囲内でしか、彼女を作れない制限はなくして欲しいな。もっとたくさん彼女を作りたいのに・・・。

今、JAVA勉強してる最中だし、もっと動作の安定している、そして更に面白い機能を組み込んだアプリを自分で作ろうかと思案中。androidで動くの作りたいなあ~。

とにかく、これは面白いのだけれど、サーバーへの負荷が過重過ぎるのか、とにかく安定して楽しめないのが不満だあ~。もっと遊ばせてくれぇ~。

会社で業務支援ツール作成するよか、こっちの方がもっと面白い。あとバーコードカレシも作っちゃえばいいのにね。

バーコードカノジョ 公式サイト
ラベル:iPhone アプリ
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2010年06月21日

明日からフランスへ行っています。

明日以降、しばらくフランスへ行ってきます。

コメント・TB等の対応遅れるかと思いますが、ご容赦下さい。

では、行って参ります♪
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2010年05月31日

Yahoo!の書評カテゴリで一位になってた。

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最近、ブログ更新頻度は落ちているのにブログのPV(2500~3000/日)とか落ちてないなあ~と思ったら、yahoo!の書評カテゴリの人気順でトップだった。

yahoo!書評カテゴリ(個人)

せっかくだし、もうちょい頑張って書評も書きましょう!!

最近も本は読んでいるものの以前にもまして、ブログに書いていない分がだいぶ増えているので、ネタ自体は溜まっている。

逆にいうと溜まり過ぎて書き切れないのが実情だったりする。

誰かの役に立つかもしれないし、自分の参考になることもあるので忘れずに書きますかっと。

ブログ内関連記事
yahooでの「書評」検索順位2位って!
ラベル:Yahoo! 書評
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2010年01月01日

2010年寅年絵馬~赤坂の日枝神社

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昨年中、当ブログをご覧頂いていた皆様、どうも有り難うございます。
今年も宜しくお願いします。

年末は旅行中に切符を紛失したり、あまり良くないことが続きましたが、今年は皆様共々、良い年でありますように!!

もっとも、豊川稲荷のおみくじでは去年の「凶」に対して、今年は「吉」だったので少しは運勢良くなかったかな? 「願い事は叶う」そうです。

写真は、赤坂の日枝神社で購入した虎年の絵馬です。

株価も上がって、少しは豊かになれますように! 図案的に好きな宝船がポイントです(笑顔)。

では、今年も宜しく~♪

ブログ内関連記事
今年のおみくじ『凶』 in 豊川稲荷
東京散策シリーズ~日枝神社、豊川稲荷、富岡八幡宮(2008年1月1日)
東京散策シリーズ~日枝神社、豊川稲荷、富岡八幡宮(1月1日)
1月1日、年始参り(日枝神社、豊川稲荷、富岡八幡宮)
ラベル:絵馬
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2009年08月23日

庭先のプチトマト&ブルベリー

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先月辺りから、だいぶ実がなっている。我が家の庭先です。
支柱を立てとかないと駄目とか聞いたことあるけど、たわわに実るミニトマトの重みで、どんどん下へ曲がっちゃうんですね。初めて知りました!

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親に聞いたら、肥料はやっているそうだが・・・あまり手入れしなくても結構実がなるんですね。一本130円の苗木らしいが、元はすぐ取れたのだけは間違いないでしょう(笑顔)。

一回で30~40個ぐらいは取れる。

サラダや料理で食べきれない分は、冷凍してあるが、冷凍庫もいっぱいなので知り合いへあちこち配ったりもしてた。

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数本植えてあるのだけれど、3日毎ぐらいに摘まないと、ドンドン下に落ちてしまうので摘むのが大変。あと実が大きくなり過ぎると皮が堅いせいか、割れてしまうし・・・。

ただ、他の庭木や草花もあるので摘んでると蚊に刺されてしまうのが悩み。一度知らずにそのまま朝摘んだら5箇所も蚊に刺された!(号泣)

勿論、今は蚊避けスプレーをして摘むのが必須である。

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あと今はブルーベリーもそこそこなっている。写真は摘んだ後なのですが、ブルーベリーは実が落ち易く、3個摘む間に1・2個落ちてしまい、もったいない。

旅行中の親に話したら、不器用さを呆れられたが・・・。

かなりすっぽいので私はあまり好きではないのですが、冷凍してシャリシャリしたのを食べる人もいるらしい。

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ざるでさっと水洗いだけして、キッチンペーパーをしいたボウルに入れて、しばらくは冷蔵庫で保存。

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こちらは、サラダにして残りは、知り合いへあげたやつ。

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でもって、これは先ほどとは別の金曜日の分。水洗いをしていないやつ。ブルーベリーと一緒に、土曜日に会った時に渡した奴ですよ~!

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で、こちらは水洗い後のもので今日、潰してスパゲッティソースに使う予定。焼いたトマトも美味しいらしいから、少し取り分けて焼いてみようか?
ラベル:家庭菜園
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2009年05月24日

携帯に写ってた食べ物

気温が上がり、少しづつテンションも上がりつつはあるものの、以前のように新しいお店を探して食べ歩く事が少なくなってしまったことに気付きました。

どうした私?

いけないよねぇ~。会うメンツが昔からの知り合いばかりで新しい人と知り合うことがないしなあ。

新しい刺激を受けるのが減ると共に、新しい人に合わせて新しいケーキ屋行ったり、エスニック料理店を探したりしなくなったもんななあ。

ふと思って携帯に写ってた食べ物の写真を見てみました。ピントがぼけているのは、まあ、しゃーないです。

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会社の人のもらったマカロン。甘さが強めなんで、紅茶かブラックコーヒーと頂きました。

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会社の歓送迎会で行ったビュッフェ。ケーキが充実しているのが特徴らしく、これはプチ・ケーキとかを取ってきた皿です。みんなの手前あまり言えませんでしたが、ケーキ・バイキングとかケーキ・ビュッフェは昔あちこちハシゴしてましたが、美味しいと思えたところは一箇所もありませんでした。

ここも正直ケーキの味はたいしたことない。パティシエと言っても名ばかりで腕はまだまだでしょう。それなりに有名なデパ地下のケーキの方がはるかに美味しいです。

もうちょい素材の味の生きた個性のあるケーキが食べたいな。最近、行ってないが美味しいケーキを食べに行きたくなりました。

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これは居酒屋系のお店。つぶ貝のお刺身だったかな? 写真では分からないけど、異様にボリュームがあるうえに新鮮で、よおっく冷やした日本酒とあわせると最高に美味しかった! 

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野菜たっぷりのクスクス。実は、さっきの歓送迎会のとこでも、クスクスやパエリアあったんだけど、ここのと比べると雲泥の差。こちらは本物って感じがします。逆に言うと、あちらはちゃんとした本物を食べたことのない人向けだよなあ~。(お客さん、若者が多いからいいのかもしれないけど、お客をなめてはいけません。)

最初はそのままで食べた後、端の方から辛いアリサを溶かして、味を変えて食べるのがまた美味しい♪ 

グルナッシュ他3種の葡萄で出来た南フランスのワインと流し込むとこれがあうのですよ・・・! いつもここは飲み過ぎてしまうんですけどね(笑顔)。

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同じお店で、ツレがクスクスを頼んだに対して私は若鶏の詰め合わせ&マッシュポテト添えをオーダー。サムゲタンのように煮込んではいないが、詰め物した鳥さんって、好き~♪

塩・胡椒ベースのシンプルな味付けだけに、ストレートに味が出ちゃうのですが、詰め物とあわさって実に美味しかったりする。パンを取る手が進みます。

前菜に鴨のパテだったかな?たっぷりパンに塗って食べたのに、いくらでも食べれてしまう。痩せないわけだ(ちぇっ)。

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で、締めのデザート。旬の苺のタルトです。このデザートは平均レベルかな? 苺は甘くて美味しかったです。

さて? 来週はどこのお店行こうかな? 以前調べたまま行ってないトルコ料理の店か、シリア料理のお店でも行くか?

ランチは、ランチの割に値が張るが、会席料理もまた良いでしょう。予約しとかないと!

今年はインフルエンザのせいで久しぶりに行く気になった海外旅行を断念せざるを得ない感じで、少々やけ気味。美味しいものでも食べて憂さでも晴らすか。
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2009年05月21日

記事及びコメントの一部削除について

いつも当ブログをご覧頂き有り難うございます。

本日、一部の記事及びコメントについて削除を行いましたが、個人のブログとはいえ、他の方からコメントをして頂いたものを削除させて頂きましたのでこの場を借りて、お詫びと今後の方針について、少しだけ述べさせて頂きます。

私は個人個人が自分の能力と自尊心を維持できる範囲内で、自由に意見を述べることこそが、健全な社会的良識を育む基盤だと信じている古いタイプの人物です。

当然、自分という偏りのある尺度を通しての意見なので、書評その他を含めてもいわゆる辛辣なものになる場合も多々あります。但し、どんな場合であってもその感想なり、コメントなりには、必ずどの部分に対してどう捉え、感じてそのように私が言うのか明確な根拠を挙げるように意識しています。

勿論、根拠にならないような思い込みや、本文自体の私の誤解などによる場合もあるかもしれません。お恥ずかしいですが、そういった場合にコメントで指摘や批判を受けることも多々あります。

それによって、自らの過ちに気付き、コメントや本文への追記で訂正しているものもたくさんあります。

ただ、原則として誤っていたと後で分かっても、可能な限り、その誤りも含めて履歴が分かるようにしたいと思っています。常に批判と向き合う事で初めて、自分の意見の正当性が担保されるというのが、民主主義の本質ですからね!

多数決を民主主義と誤解したまま大人になり、一生気付かないままの方も時々見受けられますが、私は真の民主主義を尊重したいと思っていますので、このブログにおいてもそこだけは守りたいと思っています。

と同時に、言論自由をかさにきて、必要もなく他人を卑下したり、他人に不快な(←自由なデイベートに負けた人の不快感などは当然無視です!!)思いをさせるのは、避けたいとも強く思っています。

本などはそれを売ってお金を儲けている以上、辛辣このうえない批評にさらされてしかるべきだと心の底から思っていますし、そのリスクを恐れる人は本など出すべきではないとも思っています。

勿論、だからと言って故なき批判は、論外ですけどね。

今回、私の書評とそれに関して頂いた他の方のコメントで他人に不愉快な思いをさせてしまったものがあり、私の基準で恐縮ですが、削除しない場合よりも削除した方が、より正しいと思える状況がありましたので勝手ながら、記事とコメントの削除を行いました。

その点については、当ブログを読んで頂いている方にきちんと説明すべきだと思い、あえて今回ここに書かせて頂きました。

しかし、これは例外的なものと思っています。スパムや意味の無い中傷や煽りのコメントやトラックバック(TB)はこれまでも即刻削除&禁止処理をしてきましたが、明確な理由のある批判等は常にそのまま残すようにしています。

また、それに対しては、批判を肯定して自らの過ちを認めて訂正するか、批判の根拠に対して明確な反対理由を挙げて、批判を完全に否定するかの二者択一を取るようにしています。

おそらく注意深く読んで頂いていると、上記の点については首肯頂けるのではないかと思っています。

以上、長々と書いてしまい、失礼致しました。

基本的に嘘はつかずに正直にいきたいので、上記の方針をご理解して頂き、共感できるとか、まあいんじゃない?とか思ってもらえると大変嬉しいです♪

ご大層なことを書いてますが、たま~に趣味人の方が興味を持つネタがあったら、観て頂けると嬉しいです(笑顔)。

しょうもない内容が多くて、恐縮する事が多そうですが・・・(赤面)。これからも宜しくお願いします。
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2009年04月24日

NHK世界遺産への招待状「白亜の神殿発 エーゲ海神々の島巡り」

NHK世界遺産への招待状 公式サイト

ふと食事をしながら、久しぶりにTVを観ていたのだが、こんな番組作ってたんですね。知りませんでした~。

TVは食事中のニュースしか、この一年ぐらい見てないもので・・・。しょうもないレポータが出てきて雰囲気を台無しにしていたNHKの世界遺産がようやくまともになっていて、嬉しくなりました♪

白ワインをちびちび飲みつつ、TV観てたのですが・・・久々に海外旅行に行きたい『病』がうずうずしてきました。

最初はデロス島が出ていて、あのアテネが奉納金を流用して軍事費に使い込んでいたデロス同盟かあ~とか思いつつ、眺めていました。その辺は、特になんとも無かったのですけど。

世界遺産に指定されている幾つかの島を紹介していて、えっ!と思ったのが、パトモス島。私はこの番組を見て初めて知ったのですが、あの聖ヨハネがここに住んでいたんですね。そして頭を載せて休んでいた岩のくぼみが残っていたり、ヨハネの黙示録を書いていた場所がそのまま残っているとは・・・!

うっ、行きたいっす! 

だって、神の啓示を受けて、あの異様な内容の黙示録を書いた場所ですよ~。新約聖書に載ってるアレですからネ。

うわあ~、こりゃ凄いっしょ。今も修道士がいて、現役で使用されているようですが、ギリシア正教なんだ~。香炉を振ってたもんね。あそこってバチカンも認めているんでしょうか? ちょっと気になるなあ~。

いやあ~、サント・ポームの洞窟にマグダラのマリアがいたというのは、まさに伝承でしかないと思うのですが・・・こちらはその辺のところ、どうなんですかね? この地にまつわる伝承と史学としての裏付け知りたいとこですね。黄金伝説にこの場所出てるのかなあ~。全巻読んだけど、ちっても覚えていない私です(涙)。

本当にワクワクしちゃいますね。世界遺産という観光地には興味なくて、あくまでもそこの歴史とその痕跡に興味のある私としては、是非行きたいところです。

うっ、アテネの港から船で7時間って!
個人旅行には、辛いなあ~。定期的に船出ているなら、それに乗れるけど、個人的に話をつけるのは大変過ぎ。
・・・・
・・・・
・・・・
とか思っていたら、知り合いが行ったことあるよと言われた。あれ?普通に行けるんだ。

NHKでは史実のように紹介していたけど、聖ヨハネが本当にいたのかどうかは、所説あるらしい。ただ、最有力な候補ではあるらしいのですが・・・。パトモス島の名称自体が今の島を指すと100%言えないという話もあるそうな・・・?

う~ん、やはりそうなんだ。流刑の地としては、島が普通過ぎていたという感想も聞きました。もっと生存環境が厳しい土地に流すのではないかなあ~とか。

私には、その辺良く分かりませんが、素直に行ってみたいなあ~。まずは黄金伝説でも調べたいところですが、本の山に埋没していて探すの面倒。図書館で探した方が早いな、きっと。

まあ、なんにせよ、楽しみが一つ増えました(笑顔)。

【補足】
~新約聖書 ヨハネ黙示録より~
・・・・・・
わたしは、あなたがたの兄弟であり、共にイエスと結ばれて、その苦難、支配、忍耐にあずかっているヨハネである。わたしは、神の言葉とイエスの証しのゆえに、パトモス島にいた。
・・・・・・
神学者聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟を含むパトモス島の歴史地区 (ホーラ) wikipedaより
ラベル:NHK 世界遺産
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2009年01月11日

浅草で鯨料理「勇新」

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腰痛で旅行にも行けないので、腰に温湿布を貼りつつ、都内をブラブラ散策する。

前日の晩、ふと以前に読んだ鯨料理店閉鎖の記事を思い出した。

調査捕鯨の鯨類研、鯨料理店を閉鎖へ 資金繰り悪化で合理化案
【以下、日経ネットより転載】
南極海などで調査捕鯨を実施している日本鯨類研究所(東京・中央、森本稔理事長)と事業の委託先である共同船舶(同、山村和夫社長)が10日までに経営合理化案をまとめ、水産庁に提出した。捕鯨船の一般公開をやめるほか、アンテナショップを兼ねる鯨料理店「勇新」(東京・浅草)を2010年に閉店する。
 昨年の火災事故や米環境保護団体「シー・シェパード」などの妨害活動で捕獲数が減少。鯨肉の販売数量も減り、研究所の資金繰りが悪化した。
そういやあ~、今年いっぱいで潰れてしまうんだから、忘れないうちに行っておこうということで、早速行ってきた。

実は、以前からこの店は知っていて、店先を覗いてはいたものの、イマイチ興味が湧かなかったんだよねぇ~。ミーハーな私としては、無くなる前に久しぶりに鯨も良いだろうと思ったりする。

二人分として頼んだものは、
鯨ステーキ御前(鯨ステーキ・刺身(赤身)・サラダ・ご飯・香の物・鯨汁)2000円
鯨のぶっかけ飯(鯨ぶっかけ汁(味噌仕立て)・竜田揚げ・香の物)1050円
尾羽毛(オバイケ)800円、鯨筋豆腐700円、焼酎玄庵400円。

まあ、味は時々食べてる普通の鯨の味。調査捕鯨をやってるところのアンテナショップというので、正直もう少し期待していたのだけど、期待外れかな?

特に美味しいものではないけど、刺身とか少な過ぎません?竜田揚げもしかり。鯨料理の定番なだけに、アンテナショップでこれでは、普及も何もあったものではないような気がする・・・。

値段は上げても、美味しくて納得するだけの味と量はいると思うんだけど・・・? 勿論、安くて美味しいのが一番ですけどね。

休日の昼時に、あれだけすいているのも納得ですね。そりゃ、赤字になるでしょう。たぶん、私は二度と行かない。ランチが美味しければ、夜に行こうと思ったんだけどね。

鯨を食べたいなら、渋谷の鯨屋の方がはるかにいいでしょう。だいぶ行ってないけどね。久しぶりに今度はあちらに行こうか?

その後、秋葉原で今年二回目の散策。
2GBSD(トランセンドの133倍速)780円、4GBUSB(king max)メモリー680円。メモリ関係は、本当に毎週行くたびに価格が下がっている。読み書きの速度さえ気にしなければ、microSD1GBとか250円とかで投売りしてるもんね。雑誌よりもはるかに安い。

しかも使ってみたら、サクサク書き込みもできるし、満足&満足!

夜は、行きつけの居酒屋さんへ。
天然ぶりのお刺身に、もち牡蠣、もつ煮、長芋の揚げたもの、真イカ三枡漬け、地鶏串、御新香、もろきゅう、鮭ハラス串等々を肴にして、生の原酒や、黒鷹の初しぼり(にごり酒)などを頂く。

う~ん、母体が魚屋さんだけにここ美味しいんだよねぇ~。肴もいけるが、にごり酒の酸味と甘さのバランスが絶妙! 今月いっぱいまでだから、今月もう一度は行かないと!

行きつけのスペインバルやイタメシ屋さんにも行きたいんだけどなあ~。ランチ利用メインのフレンチは、去年立て続けに雑誌に掲載されてから、益々予約が困難に。

おまけに、常連さんが多くて雰囲気も良かったのに、雑誌掲載以降、初めての人が多くて、なんだか雰囲気がイマイチに。ちょっと残念だなあ~。

今までも予約が多くて大変だったのに、雑誌掲載拒否からの方向転換は、やめて欲しかった! どうしても自然に足が遠のきます。

まあ、新たな店を探さないとなあ~。去年いくつか新たに行った老舗店は、どこもイマイチだったし・・・。

味はそこそこなのに、料金だけ、老舗料金を請求されてもね。お客さんは、味と価格のミスマッチに気付いていないのだろうか? きっとみんな裕福なんでしょう。庶民の私は、高くても料金以上に美味しければいいのですが、そうじゃないとすご~く落ち込んでしまうんで困ったものです。
ラベル:鯨料理
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2009年01月03日

今年のおみくじ『凶』 in 豊川稲荷

omikuji.jpg

元旦は地元の鬼鎮神社へ行き、1月2日はここんとこ毎年恒例の年始参りとして赤坂の日枝神社&豊川稲荷に行って来ました。(今年は七福神巡りは無し)

軟弱な神社は、昨今『凶』など入れないようだが、淺草の浅草寺や川越の喜多院などで以前、『凶』を引いたことがある。

ここしばらくは、引こうと思ってもなかなか『凶』にめぐり合ったことがないのだが・・・。

去年の年末以来、未だに体調が完全ではなく、今年は健康に注意せねば・・・などと思いながら、おみくじを引くと、こ、これが・・・!(写真参照)
・・・・
悦び事なし
・・・・
事を新たにおこすこと悪し
おみくじに書かれたことをうのみにして、自分の行動を制約するつもりはありませんし、迷信として一蹴する気もありません。ただ、今年は慎重に自らを律したうえで、新しい事に挑戦していきたいです!!

しかし・・・タイミング良過ぎ!(つ~か、悪過ぎ!)

一緒に行った人と顔を見合わせ、今年は気をつけた方がいいなあ~と思うことしきりでした。そういやあ、知人が大昔、どっかのおみくじを引いて『凶』が出た時には、恋愛は「別れるがよろし」とか書かれているのを見て、絶句したもんね。それに比べれば、まあ、マシな方でしょう♪

『笑う門には福来る』
とも申しますし、笑顔で元気に頑張って、今年を底辺に上昇していきたいですね。まずは、やるべきことをやらんとね!

しかし、去年株で大損したけど、今年はそちらも気をつけないと・・・!

ブログ内関連記事
東京散策シリーズ~日枝神社、豊川稲荷、富岡八幡宮(1月1日)
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2009年01月01日

2009年 年賀状

daikoku.jpg
【図柄は、大黒様と恵比寿様】

新年明けましておめでとうございます。
いつもご覧頂いている皆様&たまたま訪れて頂いた方々、昨年中はいろいろ有り難うございました。

去年の12月は、尿路結石になったり(こちらは復活)&腰痛になったり(こちらは継続中)・・・と健康面でイマイチの年でしたが、今年は健康面に注意して、一歩でもより多く夢を現実できるように為すべきことを為していきたいです!!

書評の方は、流行りモノからマイナーで誰からも見向きもされないものまで、一切の制限無く、ドンドンチャレンジして参ります。
一冊でもいいので自分にとって面白い本を見つけたり、また、未読の方にとっての何かのきっかけとして役立つことがあれば、幸いです♪

本年も皆様、宜しくお願い致します!!
ラベル:年賀状
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2008年09月28日

yahooでの「書評」検索順位2位って!

うちのブログは、リピーターさん以外で初めて来られる方の場合、googleが90%以上を占め、圧倒的! その傾向がしばらく続いていたが、ここ数日yahooからの検索で来られる方が増えている。

なんでかなあ~っと思っていたら、理由の一つを発見!

kennsaku20080927.JPG

どうやら、yahooで「書評」キーワードで検索すると、検索順位が2位だったようだ(9月27日)。ちなみに今日は3位らしい。(画像:上記のサムネイルをクリック)

ダ・ヴィンチ・コード関連のブログとして出発しながら、いつのまにか書評メインの不可解な情報ブログになっていますが、一応、書評ブログの一員となっていたらしい。ちょっと嬉しいかも?
(googleで検索すると、300~350位の間ぐらいだけどね、実は)


ただね、yahooの検索アルゴリズムって、どうなんでしょうね? 気になります。うちのブログにリンクやTBを張って下さるのは個人のブログが大多数だしなあ~。毎日新聞に勝っているのが、正直ちょっとだけ嬉しい♪

公的っぽいのは、yahooのカテゴリ登録されているのと、一橋大学の図書館関係からリンクをもらったのぐらいなんだよね。以前、雑誌に載ったのは、今、こちらのブログに記事統合しちゃったけど、厳密に言うと、私が以前作っていた別のサイトだしね。う~む???

まあ、いいか、ちょっと嬉しかったので記念に一言書いちゃいました。
皆さん、いつもどうも有り難うございます&これからもヨロシクお願いします(お辞儀)。
ラベル:SEO yahoo 書評
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2008年08月17日

リブロ夏の古本まつり~西武池袋本店(20080816)

毎年行っているが、昨日はお盆真っ盛りのせいか、この手の古書のイベントに来ている人は多くない。出品されている内容にさほど目新しいものはないうえに、たいていはネットの購入で済んでしまうからなあ~。

おとといもネットの古書店から購入した本、届いてたし・・・。

ただ、なんだかんだ行っても現物の古書がずらりと並んでいるのは、嬉しい♪ 全く買う気はなかったのに結局2時間半も費やす羽目に。

その後、渋谷の東急東横店西館8F催物場 東急東横店渋谷大古本市に行く予定だったのですが・・・急な雨でそれどころではなくなってしまい、急遽予定変更。池袋で旅行代理店をハシゴして九月からの休暇用に特急とかの指定席をGET!

さて、本題の古書市。
出店しているお店の割り振り、いつもながら変わってないなあ~。ただ、省エネを口実に冷房を弱くしていて、かなり不快。ただでさえ古書はカビ臭いし、買いに来るのはおっさんが多くて暑苦しいのだから、最低限のサービスとして冷房ぐらいきかせるべきだと思う。

コスト削減の言い訳に、客へのサービスを低下させてわざわざ人が買いに来るとは思えない。まして、たいていの本がネットで安く買えるこのご時勢には足を運んでもらうだけの付加価値が無いと駄目だと思うんですけど・・・・。

所得水準の低下や景気の先行き不安だけから、消費意欲が衰えているわけではないでしょう。欲しくないから、買わないだけであり、欲しければ高くて買うのは、不変ですし。

でもって、実際に並べられている本ですが、う~ん、正直あまり魅力ある品揃えではないなあ~。ブックオフよりは、読める本が置いてありますが、専門性の高い本はあまりないし、見たことがない本、知らなかった本(自分の関心のある範囲で)もほとんど無かった。

ただ、売れないんでしょうね。価格は全般的に安くなっていると思う。

読んだ事があって、いい本だけど高くて買ってなかった本とかがパラパラとあった。どこでも売ってはいるから、買おうかどうしようか迷ったけど、結局部屋に置くスペースがないのでそれらは購入を断念した。

今回の収穫は以下の3冊:
 ローマの歴史 I・モンタネッリ
 満鉄に生きて 伊藤武雄
 CHURCH WINDOWS(Stained glasss art in postcards) ROBERN PUBLISHING

ローマの歴史は定番だけど、まだ読んでなかったので。
次の満鉄関係は、あの石原莞爾と陸軍学校で一緒に学んだ人物の手になるもの。著者も戦後も生きていろいろやってたみたいですね。
最後は絵葉書集。シャルトル大聖堂のものなど、ステンドグラスを集めています。

さあ~て、早くそれらも詠み始めたいけど、読みかけの積読本も処理しないと・・・。今日は本を読んで終りですね。
ラベル:古書市 古書
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2008年06月08日

パスポートの更新

今日(6/8)10年もののパスポートを受けとってきた。うぎゃー1万6千円。メチャクチャ高い!

値段もさることながら、ICチップを入れられたせいで軽かったパスポートが重くなってるよ~、信じらんない。

別にパスポートを偽造されて困るのは、日本政府で私ではないんですが・・・何のメリットも無しに、発行費用を上げて、使い勝手が悪くなっただけというのは、なんだかなあ~???

すっごい不満です。

だって、中南米とか行ったら、ICチップなんて読み取れない国とか多そうじゃない? みんながみんなヨーロッパやアメリカ行くわけでもないし・・・。無駄なような・・・???

旅行中の荷物はほんの少しでも軽くしたいのに、パスポートが重くてしかも台紙のせいか堅くなって曲がんない。サイテー。ますます海外旅行に行く気が失せるなあ~。

6万円でヨーロッパのエアー買っても、ほぼ同額の給油サーチャージャーって信じられんことばかり。単純に倍料金ジャン! 今年の夏に行こうと思っていたシャルトルは中止になりました。(シャルトル大聖堂の正面が修復工事中らしいのも理由の一つですが)

さて貯まっている8万マイルは、近場のアジアに使うことにしますか。温泉でも行こうかな? せっかくパスポート確保したのにねぇ~。

四国の温泉とかになりそう・・・今年の夏は。あ~あ、納得が行きません! ゴシックの大聖堂行きた~い!!

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【以前、書いておいたままだったもの】
今日、(5/28)仕事を休んでパスポートの更新に行ってきました。

昨晩寝かたが悪かったのか、今朝いつも通りの5時20分に起きると、右手が痛くって・・・。

まあ、昨日で仕事はいったん区切りついていたし、緊急の用件もないはずなんで、効率の悪い仕事するなら、別な用事をしたほうがトータルでは効率いいジャン!という全く独り善がりの発想で、臨時休業。

夏までにはパスポートの準備しておきたかったんだよねぇ~。実はGW中に旅行に行くはずだったのに・・・・
ラベル:パスポート
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2008年04月22日

トリノの聖布 その秘密はまだベールの中

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トリノの聖布 その秘密はまだベールの中
【swissinfoより、以下転載】
キリストの遺体を包んだとされる「トリノの聖布」は、キリスト教会内でもっとも神聖で神秘的な布だ。中世のものだとされている、出所はそれ以前の可能性があると英BBCテレビが報道した。

番組ではスイスのテキスタイル史の専門家、メヒチルト・フリューリー・レムベルク氏が、これまで信じられてきたCarbon-14による聖布の想定年代は疑わしいと答えた。

 1260年から1390年のものだという結果を出したのは、オックスフォード、アリゾナ、チューリヒにある研究所。1988年の調査結果で、「炭素14」によって算出された。しかし、最近の調査で、紀元1世紀までさかのぼるという証拠がいくつか上がったという。

炭素14

 トリノの聖布は長細く、人の前後の姿が映し出されている。これは、キリストが磔になった後、その遺体を包んだ布であると言い伝えられ、キリスト教徒などの中で信じられてきた。しかし、この聖布について言及したもっとも古い文書はフランスで書かれた14世紀のものだ。

 「もし私が判断したなら、炭素14を使った年代調査はしなかっただろう」
 とフリューリー・レムベルク氏はスイスインフォの取材に対して語った。長い間置かれた環境に聖布が大きく影響され、データが左右される可能性があるというのだ。フリューリー・レムベルク氏が始めて聖布を目近に見たのは、2002年のことだった。聖布の保存の依頼があったためだ。布の保存のため、綿密にその繊維を分析したが、紀元1世紀に由来するであろうという彼女の意見はその後も変わっていないという。

 1532年、聖布は、保存されていたチャペルの火災で大きなダメージを受けた。保存していたケースの銀が溶け落ちたため、布に大きな穴が開いてしまった。修道女たちが開いた穴に新しい布を裏打ちして縫い、修繕した。450年もの間そのままになっていた裏打ちの布が、フリューリー・レムベルク氏とそのアシスタントにより初めて取り除かれることになった。布を取り除くと、そこには灰が固まって残っていた。その灰は、当然のことながら、裏打ちの布や、展示のために拡げたり巻き戻したりした聖布自体の繊維にも飛び散ったはずである。フリューリー・レムベルク氏はこの灰が炭素14テストに影響を与えた可能性があるという。

 さらに、フリューリー・レムベルク氏は、調査に使った水の染みがある部分についても
「布が水でずぶ濡れになれば、汚れなどはすべて洗われてしまう。そのため、布をたたんだ際の角になった部分は汚れが溜まる。よって、1988年の調査に使った部分は、非常に汚れていたはずだ。また、角の部分は人が何度も触る部分でもある。つまり、この部分を炭素14で検査しても意味が無い」
 と指摘した。

コンスタンチノープルの古文書

 以上の指摘は、1988年の調査結果についての単なる疑問に過ぎない。しかし、テキスタイル史の専門家であるフリューリー・レムベルク氏が新しいテーゼへの糸口として興味があるというのが、コンスタンチノープルで1190年代に書かれた「祈りの古文書」だ。それによると、12世紀後半にはトリノの聖布が知られていたことが分かる。
「古文書の画家はトリノの聖布を自ら見たと思われる。それがキリストの遺体を包んだと知られていたことも確かだ」

 現在、ブダペストのセーチェニ国立図書館に所蔵されているこの祈りの古文書に描かれている絵には、キリストが白い布に横たわり、彼の腕は前で交差し、4本の指だけが見える。
「キリストが横たわる布がこのように描かれているのはトリノの聖布以外に、この古文書だけだ。ほかの絵は、手の平に釘の痕が描かれている。磔刑では体重を支えるため、釘は手首に打たれる。そのため、親指が自然と内側になる」
 とフリューリー・レムベルク氏は指摘する。

 トリノの聖布にも釘が手首に打たれた様子があることは、すでに指摘されていることだが、テキスタイルの専門家であるフリューリー・レムベルク氏はそのほかにも、古文書の絵にある布が「矢はず模様 ( ヘリンボーン ) 」の織りで、それがはっきりスタイル化されて描かれていることや、畳まれていた布に油が流れL字の跡として残っている様子がはっきり描かれている。

「この2つの特徴により、古文書に描かれているキリストが横たわる布が、トリノの聖布であることを示している。そのほかにもオックスフォードなどの研究所の結果が疑わしいと思われる点がある」
 矢はず模様の布は、キリスト生誕以前からずっとある。長方形の布の長い方の1辺にだけ縫い目が施されているといったスタイルは、1世紀にイスラエルのマサダ城からも発見されている。

立証は不可能

 テキスタイル史の専門家としてフリューリー・レムベルク氏は、聖布の作られた年代を確定することは難しいという。
「布の検査の結果、紀元後1世紀のものであることを否定するデータは無いということは少なくとも言える。歴史家にとって、必ずこうであると証明できることは無い。しかし、布は1世紀のものである可能性があるというだけでは世間は納得しない。科学者は認められるが、測定し数字で示す結果を得ることはできないため、歴史家の言うことは信用されない」
 と言う。

 フリューリー・レムベルク氏はその仕事を、ばらばらの断片をモザイクのように組み合わせることだと表現するが、その仕事の結果は、証明できないものだという。
「キリストについても科学的証明が無いのと同じ」
 布にキリストの影が写っているメカニズムが説明できないことも、14世紀に作られた贋作の聖布ではないことを証明する、とフリューリー・レムベルク氏は言う。
現在の技術でもこうした贋作が不可能なことを、7世紀前にできたとは考えられないからだ。

 カトリック教会の本山であるバチカンにとって聖布は、信仰への証を示す道具だ。だからといって、フリューリー・レムベルク氏の論理はバチカンの圧力を受けているわけではない。
「バチカンは『もしあなたが証明できるのなら、証明してみなさい。それまではカトリック教会の象徴であり、本物であろうが贋作であろうが、重要さには変わりない』と言ってくれている」
相変わらずBBCは面白そうな番組やってますねぇ~。こんな時こそ、受信料をぼったくってるNHKさんにやって欲しいものです。

でもさあ、この手のものって結局はっきりしないんですね。検査の度に測定結果が異なっていません? 勿論、分析技術が当然時代が進むにつれ、進歩しているわけだけど、それにしてもなあ・・・。

夢が夢のまま、続く事が良いのかもしれませんね。でも、知りたいなあ~真実のこと。

そのうち、また新しい本とか出てきそうですね。

ブログ内関連記事
「トリノの聖骸布―最後の奇蹟」イアン・ウィルソン 文芸春秋
『トリノの聖骸布』の印影は復活の時のものか
トマスによる福音書~メモ
聖骸布血盟」フリア・ナバロ ランダムハウス講談社
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2008年04月01日

腱鞘炎気味なもので・・・

いつもブログをご覧頂いてる皆さん、有り難うございます。

alice-roomは、お仕事のせいか、ニコニコ動画のせいか不明ですが、腱鞘炎気味になってしまいましたので更新頻度を控えさせて頂きます。

一応、あちこちとお花見や読書はしているんですが・・・。

しばらくは、少しづつ更新させて頂きますので今後とも宜しくお願いします(お辞儀)。
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2008年02月25日

第17回サンシャインシティ大古本まつり&リブロ池袋本店春の古本まつり

まずは2月16日のリブロ池袋本店春の古本まつり。
西武のリブロのとこでやってるやつです。古い絵葉書とかで、ノスタルジーを誘うようなものがあったりしますが、基本的にはあまり欲しいものを見つけた覚えがありません。

この時も結局何も買わないで終りかと思いましたが、一冊だけGET!
既にブログに書いた「坂東三十三所観音巡礼」300円なら、とりあえず買っておくべきでしょう。綺麗だったし。

で、先週末はサンシャインシティ大古本まつり。ここの方が会場も大きいし、本の量もあるので掘り出し物がありそうでした。

実際、ちょっとレアっぽいのを二冊GETです!
一つは西武百貨店が文化事業に金をかけていた頃の図録でデューラーの版画がたくさん載ってるもの。たったの300円。投売りですね。載ってる版画の質は決して悪くないのに・・・。

あと一つは、1911年に海軍の軍令部から出てる戦略論の本。あの時代にアメリカ人の少佐によって書かれたものを軍の戦略論のテキストとして採り入れていた思考の柔軟性は、評価に値すると思う。
陸軍はドイツ寄り、海軍は英米寄りというのは、しばしば聞いていたが、改めて本書を見つけて納得した。表紙に押印された碇型のマークがなんか、とってもカッコイイ♪

何気にミーハーな私です(オイオイ)。しかし、内容は思いっきり硬派の実用書です。中身の無い昨今の経営戦略論の本よりは、よっぽど使えそうですよ、たぶん・・・。

最近、あまり掘り出し物がないのですが、とにかく足で稼ぐしかありませんね。頑張ろうっと♪
 
ラベル:古書市 古書
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2008年02月07日

Asus Eee 2G Surf 7" Micro Laptop PC売ってよ~(涙)

asus.jpg

先日、OSとしてXPの載っているEeePCに触れてみて、モバイルPCが欲しくなり、LINUX版を探してみた。

あった&あった、AMAZON.COMに。しかも日本にはないカラーで鮮やかなグリーン系。価格はいわゆる299ドルって奴。厳密に言うと、300ドルを少し超えてるけどね。2GBしかないけど、基本文章打って、ネットするだけだから問題無し。後で安いの探して、8GBぐらいのメモリ買えばOKでしょ!

日本円で3万円ちょっと、安くはないがせっかくの機会だし、LINUXの勉強になるおもちゃとして買おうとしたのですが・・・。

ええっ~、売らない気かこいつめ! アメリカのamazonが生意気なメッセージ出して、販売拒否。私は、ほとほと悲しくなりましたよ~。

amazonusasus.JPG

台湾かアメリカに行って、どなたか買ってきてくれませんか~。今度の3連休思わず、行って買ってきたくなります。貯まったマイレージでいけるけど・・・宿泊費で足出るか・・・がっかり。

さて、e-bayかなんかなら買えんじゃないかな? まだ諦めずに探す私なのでした。なんか欲しくってさあ~。

ちなみに日本で売っているのは、この下のタイプのみ。



ブログ内関連記事
OLPCの元CTO、75ドルノートPCを目指したベンチャー企業を立ち上げ
EeePCと100ドルPC
ラベル:モバイル PC EeePC ASUS
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2008年02月03日

EeePCと100ドルPC

最近、低価格PCが話題だ。実は、無性にモバイルが欲しくてしかたがない。とにかく軽量でネットが見れて、キーボードで文章が打てればOK! 但し、文章入力の効率性を一番重視しているので、画面が小さいPDA等は却下。価格はどんなに譲っても3万円以下、そうなると想像以上に欲しいものが無いのが悩みだ。

6万円出せば、新しいノートPCで普通にたいていのことができるスペックのPCが買えてしまう現在、私が要求しているスペックは携帯電話以下なのだが、以下の条件でどうしてないのだろう?
1)画面はB5ぐらい。もう少し小さくても可。
2)重さは600g前後希望。どんなに重くても900g台。
3)ネットが見れて、文章入力ができればOK。
4)勿論、普通に打てるキーボード入力
5)値段2万円前後、3万円までなら妥協の余地有り

たったこれだけの条件が今の時代で満たせないのがどうにも解せない!

とまあ、いろいろ考えている折、気になったのがEeePCと100ドルPC。前者は秋葉のツクモで実物に触れられたので気付いたことを書いてみる。後者は、NHKのニュースとネット上での記事を読んで思ったこと。

まずEeePC。想像以上に普通にXPが動く。ネットにつないでも特にストレスは無さそう。重さはまだまだ重いのだけれど、とりあえず許せる範囲。しかし、問題は画面のサイズ。明らかに小さい。

膨大な量を手入力することの多い私としては、これでは外出時に効率的な作業ができない。極論すれば、図書館や電車内で普通に本を読んで、メモしたい時に気軽に使えない。スキャンして文章化するのは、自分の記憶に残らないので却下。可能な限り、気になった文章は本から抜き書きすることにしているので、自分の要望を満たせないと思う。

これを出しているのは台湾(?)メーカーのASUSで、アメリカではOSにLINUX使って、日本より1万円ぐらい安い定価で出しているそうだが、私だったら絶対にそちらがいいなあ~。あえてXPいらんもん。

モバイルでメールやネット、文章入力以外の作業を考えていない私には、とにかく余計なものは省いて安く、且つ軽くして欲しいなあ~。カメラなんて誰でも持っている携帯で十分じゃん! フラッシュメモリを使ってる点はいいと思うけど、なんで920gも重量があるのかなあ~? 個人的には重さも納得いかない??? 
そうそう、電池も4時間持たないみたいですよ。実働だと。

ただ、おもちゃとしてはすっごく興味あるんだけど、2万円以下じゃないとこんなの買う気にならない。ついでに中古ノートPCも見てまわったが、明らかに高いね。単純な価格からすれば、2~4、5万円と安いけど、重いし、下手したらOSに既にマイクロソフトがサポート投げてるMEとか98って、ちょっとやばくない!?

セキュリティを完全に軽視するのは、ちょっとねぇじゃ。まさにボットの踏み台提供するようなもんジャン。私の良識に反します、それ。

やっぱり個人的には、100ドルPCでしょう。OLPC(one laptop per child)の超低価格PC。実際は199ドルPCらしいが、早く100ドルで生産可能にして200ドルで売って欲しいね。それで一台寄付するのなら、けちな私も我慢します。でも、現状の400ドルで買うのは無理でしょう。高過ぎだもん。

だったら、200ドルで売って欲しいところです。手動式の発電機も欲しいがオプションで高くなっちゃうかな? でもTVのニュースで見た限りの100ドルPCなら、なんとか画面の大きさも確保できてるし、軽量で丈夫。外観がチャラくても私は機能的に使えれば十分なんで、改めてアレ欲しいなあ~。できれば一万円で。

とりあえず、USBポートあればたいていの場合、困らないだろうし、仕事でガンガン使うわけではないので余計なアプリもインストールする気ないもんね。

日本でどっかの企業が出してくれても良さそうなのになあ~。全然パソコンを使えない親にネット閲覧専用機としてプレゼントしてもいいし、いくらでも需要はあると思うのだけれど・・・。

画面が小さくてムカつくので、携帯でネットを見ることを避けている私としては、とにかくブレイクスルー的なモバイルPCを期待したいところです。let's noteとか確かに小さくて軽量化した素敵なノートPCはあるけど、貧乏人の私には買えませんし、あんなの買うなら本を買います。そもそもオーバースペックでうざいので、切に技術立国日本に期待したいところです。

そういやあ~SDメモリ1GBってもう800円を切る時代なんですね。2GBも1300円ぐらいだったかな? バルクだろうけど、正直びっくりしましたよ。使い捨てですか?って聞きたくなります。

お正月の特売で1GBのSDを800円で購入し、デジカメで使ってニコニコしていた私ですが、今度海外旅行でデジカメ持って行く時は、2GBを4,5枚持って行こうかと思いました。時代は進んでるねぇ~。うんうん。

参考記事
低価格ミニノート「EeePC」の日本語版、速攻フォトレビュー
posted by alice-room at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

第15回 東松山西友大古本まつり&中央線古書展

昨日は、生まれて初めて高円寺に行った。理由は、中央線古書展をやっているのを知ったから。以前から、時々やっているのは知ってたけど、行くだけの価値が見出せなくてね。単純に面倒なだけですが・・・。

で、行ってみたのですけれど、無いなあ~。欲しい本は一冊も無い。そもそも本の数も無いしね。なんかだいぶ年配の方が多くて、ちょっといろんな意味できつい。まあ、神保町の古書会館でもだいぶお年を召した初老ぐらいの人が多くて、なんか熱気をあまり感じないんだけどね。

ヤバイね、私も歳をとったら、間違いなくその一員になってそうですが・・・(苦笑)。まあ、好きな趣味があるだけマシという話もあるしね。

さて、話がそれたが、肝心の古書市は私的にはもう行かなくてもいいかと思ったが、駅近辺を探索してみると、古書店がゴロゴロしています。しかも、某ブック○フのような最近の新刊古書店系ではなく、黒くて誰が読むのこういう本、っていう昔ながらの正統派古書店。

いいねぇ~、最近こういう店って激減しているので非常に貴重。私鉄沿線で千葉へ向かう辺りは、だいぶその手の本屋があるとは聞いていたけど、どうにも遠くてねぇ~。まあ、最近は新宿にいることですし、無理して寄ってもいいかもしれませんネ。

何気に掘り出し物がある店がありました。荒俣さんの本で、買おうかどうしようかだいぶ迷って、今回は見送りましたが、もしかしたら、来週買っちゃったりして。購入したら、ご紹介しますね!

代わりに、高円寺では雑誌「みずえ」のギュスターブ・モローの特集してるのをGET。これは、変な画集なんかよりもよっぽど写真も豊富で色も綺麗でお薦めです!!

買ってみて読んで更に嬉しいことを発見。澁澤さんが酒井抱一について書いてる文章が載ってました。意外なおまけです(笑顔)。他にも私の大・大・大好きなシャルトルまで載っててわずか700円。素晴らしい!!

今後、たまには出没してもいいかもと思いました。

で、本日は、埼玉の東松山の古本まつりへ。まさか、西友の中でやってるとは思いませんでした。あまりのこじんまりさにビックリ。駅からも遠いし、どうしようかと思いましたが、休日の運動不足解消として、歩けば一石二鳥。

おまけに行く途中では、東松山には無いと思っていた『蔵』が結構あるのに気付いて嬉しくなりました。へえ~、本当に意外。駅近くには全く見当たりませんが、ちょっとだけ外れると結構あるもんですね。『蔵』好きの私としては、大変お得なお散歩でした。デジカメでしっかり撮影したのでおいおいそちらもご紹介しま~す。

で、西友の古本まつり。
まあ、こんなもんでしょう。初めから期待していなかったのですが、その割には買うものがあっただけOKかな。グレートアーティストの「ベリー公の時祷書」のやつ。以前も持っていたけど、知人にプレゼントして手元に無かったのですが、210円でGET。

あと、ユリイカの「澁澤龍彦特集」平成19年のもので262円。ほとんど新品同様でとりあえず買ってしまいましたよ~。これらは、積読用ですが、悪くは無いでしょう。

さて、買ってばかりでないのでこれから2冊ぐらい、本を読もうか。お昼食べてないんだけどなあ~。
ラベル:古書 古書市
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2008年01月06日

NHKスペシャル「激流中国・小皇帝の涙」

何気にNHKスペシャルを見ていたのだけれど、驚愕の番組だった。人口が増大する新興市場、ようやく資本主義になりつつある国家、などという私の甘っちょろい考えは、完全に時代遅れの誤解でしかないことを知りました。

勿論、番組である以上、中国の全ての学校がこういうわけではないだろうし、一部にスポットを当てているのだろうと思うが、確実に今の中国にこういった学校や考え、社会の捉え方があることを学びました。

「成績が悪い人は、医者になってはいけません」と成績の良くない子をたしなめる教師。自分達のようにならず、社会で成功して欲しいと心の底から思う余り、子供に学校の点数それのみを尊重し、求める親達。10分毎に宿題の進捗状況を確認されてたら、マジ死ぬって子供。

確かに私も子供の頃は、塾に通って自宅に帰るのは夜の10時過ぎ、それから真夜中まで勉強して中学校の時は学校で一番だったが、あれは異常だったと自分でも思う。私もクラスの学級委員に選ばれた時、自分の時間が削られるから、断ったほとほと嫌な奴で、利己主義の権化に近い考え方を一時していたことがあるので、他人事に思えない。

今なら、それはおかしいと思うし、問題があると言えるが、中国は国家を挙げてあの風潮が蔓延しているような気がしてならない。一人っ子政策の徒花(あだばな)と言ってしまえばそれまでだが、歪んだ教育熱(=競争主義)は弊害が多いだろうが、その一方でこの競争に勝ち残ったエリートが社会に出て、政財界で活躍する頃、日本は対等に伍していけるのだろうか?

膨大な敗者を産む一方で、勝った者は徹底的に強くなるのも真理です。また、彼らは同時に強烈な自負と自尊心を兼ね備えてくるわけでしょ。勤勉な努力家であった日本人は昔話にしかいません。学校でも職場でも努力している人を、泥臭さゆえに軽く見ている日本の社会が、どんなに弊害にまみれていても努力して勝つことだけを重視する社会に勝てるのだろうか?

勿論、精神的なゆとりや成熟度とかの評価も大切だと思います。しかし、それ以上に『努力(+その後の結果)』を要求し、評価する社会に日本の『(文部科学省的)ゆとり』や『美しい国』で勝てるのだろうかと大変不安になりました。

う~ん、私自身もあそこまでの成果主義は、正直、かなり嫌悪感が先立ちますが、努力している人には勝てないのも事実です。今までの私の言動の自己否定になってしまいますが、あえて言うと、やっぱりもっと努力しなきゃいけないんですね!

自分に対しても甘過ぎたのかもしれません。確かに一緒に仕事した中国の人や韓国の人の方が、数々の問題はあるにしろ、アグレッシブだったことを思い出しました。 日本、負けるだろ、このままじゃ!

っていうか、その前に私自身が負けてますね。思いっきり、なんか反省!! とにかくもっと努力するしかありませんね。泣きながら、「もう疲れた」という子供達の言葉は、私が二十歳前後の頃、まさに同じようなことを言ってた覚えがありますが、資本主義の社会では、それから抜けるわけにはいかないようです。ふ~む。

100%の成功で国家の人材か、100%の失敗で家庭の負担か・・・ですか。他人事ではないなあ~と改めて衝撃を受けましたネ。まずは早く寝て、明日の仕事に備えましょう。お休みなさい。
ラベル:中国 競争社会
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2008年01月01日

2008年 年賀状

sinnen2008.jpg

いつもブログをご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。

今年も偏った書評&一部の方しか興味を惹かない情報をご紹介して参ります。お時間のある時、たまにご覧頂ければ幸いです。本年も宜しくお願いします。


と、遅ればせながらの新年のご挨拶でした。元旦早々、赤坂の日枝神社&豊川稲荷&富岡八幡宮と年始参りに行ってきて少々疲れました。

まだ咳も出るし、体調は万全といきませんが、とりあえず元気に行きたいところです。皆様もお体にはお気をつけ下さいませ。良いお年を!
ラベル:年賀状
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2007年09月01日

西武池袋リブロでの偶然

昨日のことである、やらなきゃならないことが山積みのくせについ、一時間半ほど、時間があいたので西武池袋のリブロ(本屋)に行った。

新刊チェックをしてたのだけど、おそらく一回しか読まないし、すぐ読めそうな本があったのでそれを読めるだけ読んでみる事にした。

で、イスに座って読んでしばし経過。

店員さんが電話に出ている声が聞こえる、お客さんからの問い合わせ電話らしく、在庫の確認のようだ。あいにく売り切れてしまって取り寄せになりますと応対している。

そこまではいいのだが、その書名が「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」。ベリー公の時祷書である。

電話を切った後、店員さん同士の会話。「最近、この本の問い合わせが多くて急に品切れになったんですけど・・・」「口コミで広まっているんじゃないの~?」

「あの~、たぶんそれうちのブログで取り上げたからだと思います。」とは喉から出かかったけど、さすがに言えなかった。でも、なんかこういうのって少し嬉しかったりする(笑顔)。おとなしく知らぬふりをしながら、「バチカン・エクソシスト」を読了した(オイオイ)。

実は、うちのブログを参照(経由)してこの洋書を紹介されていたブログがいくつかあったりする。一時、うちのブログでもその記事のアクセス数が上がっていたので気がついたのだけど、実際に書店に問い合わせている方とかいたんですねぇ~。

うちのようなブログでも、社会に影響力が(微々たるものとはいえ)あるのは興味深いです。

今後も独善的ではありますが、少しは人の役にも立つのなら、書評を書いていきたいという気持ちになりました(微笑)。

そうそう、上記の事から、今、池袋西武のリブロに行っても本はすぐ買えないみたいです。購入目的で行かれるなら、ご注意下さい。

関連ブログ
「Les Tres Riches Heures Du Duc De Berry」Jean Dufournet
ラベル:本屋 リブロ
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2007年08月20日

落語協会感謝祭~圓朝記念~2007」奉納落語会第1部より~インターネット落語会

落語協会感謝祭~圓朝記念~2007」奉納落語会第1部

そろそろ怪談の季節だし、圓朝祭りとか調べてたら、落語協会のサイトへ辿り着きました。ちょうどインターネット落語があったので、聴いてみました。

うん、落語なんて久しぶりですが、結構面白かったです。最近はpodcastでも落語提供されているんですよねぇ~無料で。いい時代になったもんです(笑顔)。以前は図書館で落語のCD借りて聞いてましたが、最近聞いてないしなあ~。実際に、演芸場行って聴いたことあるのは、数えるほどでしかないし。

でも、こういうの聞くと、やっぱり生の聴きに行きたくなります♪ 何度か聴いたことのある話ですが、やっぱりいいもんです。皆さんもたまにはこういうのもどうぞ!
「お菊の皿」 春風亭柳朝
「お初徳兵衛」 隅田川馬石
「死神」 橘家圓蔵
あっ、でも三席目の枕が少し長いかも・・・?

関連ブログ
猫定 三遊亭圓生
谷中の全生庵で幽霊画公開&靖国非公式参拝
ラベル:落語
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TBS「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」で劇団四季の紹介やってた

19日TBSの朝の番組を見てたら、いきなり劇団四季が30分くらい丸々紹介されてました。紹介の視点が『経営』の観点からだったので、通常の舞台内容の紹介以上に珍しくて興味深かったです。浅利慶太氏まで、ご出演されていて、思わず「おおっ!」と眺めちゃいました(笑顔)。

「一音を外す者は去れ」とか、研修所での風景などが紹介されていた映像も面白かったのですが、それらに対する浅利氏の発言が実に(!)楽しい♪

「舞台ってのは本が8割、面白い本であれば、役者がそれをきっちりとお客さんに伝えられるだけで成功する」・・・人気スター(役者)個人の人気におんぶにだっこで、やられている某商業演劇等とは、根底から考え方が違う事を改めて感じました。

四季の会報誌「ラ・アルプ」だったかな? 記憶が定かでないが、キャスト制を採っているのも根底はこれなんですよね。オーディション制でその時々の舞台に最適と思われる人物を選ぶと同時に、複数キャストで実際に演じる時点でももっとも好ましい役者さんが演じる。

それゆえ、四季の舞台は直前まで誰が演じるのかが分からず(キャストホンとかあるけど)、役者さん個人のファンにはなかなか大変な状況なんですけどね。

それと・・・浅利氏が「僕が死んだら、四季はつぶれるかもしれない」的な発言は、それに続く「混乱期の中での立ち上げ時の苦労を経験するような機会は現在では無い」という言葉とあわさって、感慨深いです。

現在の四季では、極力システムとしての意思決定や組織運営が図られているそうですが、ベンチャー企業の場合、確かに創業者が亡くなると傾く会社が多いですもんね。信念と情熱で積極的にリスクをとり、困難を克服する強烈なリーダーシップは、通常の組織の中で成長した人物には、荷が重いのも事実でしょう。

でも、劇団四季には頑張って欲しいですね! 最近、私も四季行ってないが、話題の「ウィキッド」チケット手に入れて観に行きたいなあ~。ファントムも見たい♪ 未読の「ラ・アルプ」が積まれているし・・・読まんと!
ラベル:劇団四季
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2007年07月01日

TBS情熱大陸「まさかの大人気!世界イラスト面白見聞録…内沢旬子」

TBS情熱大陸のサイト

いやあ~、偶然テレビを見ていたら、谷根千の一箱古本市をやっていたので見ることにしました。今年行こうと思っていたのに、行けなかったのでどんなものかなあ~って思って。

それがきっかけで見ていたら、アレレ? 何かの講演会風景。タイトルは「世界屠畜紀行」だったっけ? どっかで聞いたことあるような?

眼鏡をかけた女性が講演しているのですが、もしかして・・・と思っていたら、やはり先日読んだ本の著者さんでした。う~ん、しかし、なんたる偶然でしょう。

海外で未だに屠畜関係の取材を継続されている場面が映っていました。本がだいぶ売れているようで、そのうち続編が出そうですね。そういえば、一時うちのブログの「世界屠畜紀行」の書評にだいぶアクセスあったのはそういうことだったのか、とようやく理解できました。なるほど~。

ただ、番組自体は映像で見れたという以外には、あまりたいしたことはなかったかも? 伝える内容よりも、あくまでも自然な(=視聴者的に自然っぽく見える)ありのままの形を・・・という編集意図がありありの映像でしたが、まあ、本の著者のことを知る機会なんてなかなかないもんですし、見れて良かったです。

これが映像の力ってもんでしょうね♪

関連ブログ
「世界屠畜紀行」内澤旬子 解放出版社
「中国怪食紀行」小泉武夫 日本経済新聞社
「悪魔のピクニック」タラス グレスコー 早川書房
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2007年05月23日

firefox閲覧時のスクリプトエラーについて

【追記】
5月23日21時20分現在、表示部分の一部を削除した結果、以下のスプリクトエラーは表示されなくなったようです。ご迷惑をおかけしました。

当ブログをいつもご覧頂き、有り難うございます。

現在、当ブログ「叡智の禁書図書館」をfirefox(ブラウザ)で一定時間以上ご覧頂くと、スクリプトエラーが表示されて、スクリプト処理の停止を押さなければならなくなっています。

今日、ブログをご覧頂いている方から教えて頂き、私自身でも先ほど現象を確認しました。現在、原因を究明中ですが不明な為、解決までに時間がかかりそうです。

問題が解決次第、ブログ上でもご報告しますが、firefoxをご使用頂いている方には不便で申し訳ございません。取り急ぎ、ご報告だけさせて頂きます。

IE(Internet explorer)やRSSリーダーでは、そういった現象が再現していませんので合わせてご連絡させて頂きます。
posted by alice-room at 19:35| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2007年05月06日

amazonが詫びを入れてきたメール

Hours of Catherine of Cleves 獲得までの経緯
注文までの経緯は、上記に書いてあります。

先日、amazonで洋書を注文したまま、2ヶ月待たされた本の件です。結局、以下のように詫びを入れてきましたが、当たり前だよなあ~。1966年に出た本を新品で用意できる訳ないでしょう。常識的に考えるとね。

まあ、単純なデータベースの登録ミスは仕方ないので別に気にしていませんが、2ヶ月も引っ張るのっていささか不誠実だと思うんだけどなあ~。

この調子ではカスタマーサービスに問い合わせても、まともな回答を期待できないでしょう。あえて問い詰める気もしませんが、大変残念でした。やっぱり海外の古書店から直接購入して正解でしたね!
【以下、amazonからのメールの内容】
誠に申し訳ございませんが、大変残念なご報告があります。お客様のご注文内容のうち、以下の商品については入手できないことが判明いたしました。

John Plummer (編集) "Hours of Catherine of Cleves"

お客様にこの商品をお届けできる見込みでしたが、現時点ではどの仕入先からも入手できないことが判明いたしました。お客様のご期待に背くお知らせとなりますと共に、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

私どもでは、ごく最近までこの商品を入手可能なものと見込んでおりました。
この結果がわかるまでに長い時間がかかったことについても、心よりお詫びいたします。

勝手ながらお客様の注文からこの商品をキャンセルさせていただきました。なお、国内発送の場合、この商品がキャンセルされた事により他にご注文いただいている商品の合計金額(税別)が一定額を下回ると、配送料がご請求額に加算される場合がございますのでご了承ください。
(http://www.amazon.co.jp/help/ship/)

Amazon.co.jpでは、発送済みの商品についてのみご請求させていただくため、この商品に関するお客様へのご請求は一切ございません。

Amazon.co.jpでは、商品の価格と在庫情報の把握に細心の注意を払っておりますが、仕入先の在庫状況の変化を、Amazon.co.jpサイトにすべて反映できない場合もあります。価格や在庫状況が正確に把握できていなかったため、お客様にご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。

今後、お客様にご満足していただけるサービスをご提供できるよう、いっそうの努力をしてまいります。

English: When we contacted our supplier we learned that the above item is no longer available. This unavailable item has been cancelled from your order and you have not been charged for it. We apologize for this inconvenience.

Amazon.co.jpのまたのご利用をお待ちしております。

誠に申し訳ございませんが、こちらのEメールは配信専用のアドレスとなっておりますため、お問い合わせ等のメッセージを受け付けることができません。恐れ入りますが、ご不明な点は、下記のURLからカスタマーサービスにEメールでお問い合わせください。

http://www.amazon.co.jp/contact-us/

Amazon.co.jp
カスタマーサービス部門

================
http://www.amazon.co.jp
関連ブログ
Hours of Catherine of Cleves 獲得までの経緯
「The Hours of Catherine of Cleves」John Plummer George Braziller
ラベル: Amazon
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2007年05月02日

ブログパーツ(続き)

dollglass.jpg

あ~、またまた新しいアバターを作成して喜んでいる私。お前は何をやっているんだか・・・???

でも、今度のは委員長さんっぽいでしょう。眼鏡っ娘で、ちょっとツンデレ系の委員長さんイメージ。う~ん、我ながらずいぶんとイイ感じにできてしまった!天才かも? 

『好きこそものの上手なれ』っつ~のは真実だな。ホント。ううっ、楽しい♪

委員長には、なにげにペットまでいて、しかも御簾越しでないと姿を現さない「深窓の令嬢」バージョン。お嬢様ってやつですね(笑)。あ~、だいぶやばくなってきたかもGW中にこんなことしている私って・・・。

※完成したものは、左側にあります。

関連ブログ
ブログパーツ~Candybar Doll Maker 3
posted by alice-room at 21:16| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

ブログパーツ~Candybar Doll Maker 3

doll.gif

ネット上をさまよっているうちに発見しました。ブログパーツ作成サイトです。ブログの左側に眼鏡かけているアバターいるでしょ! あれ作りました。ここにある画像もそうです。

うっ、思いっきり趣味出てしまった。やっちまったよぉ~。もっと地味な「戦場ヶ原」(←「化物語」のツンデレちゃん)を作るはずだったのに・・・。あっ、明る過ぎた~!!

当初の構想では、地味な委員長系眼鏡っ娘にしようと思ったのに・・・。全体的に、かなりポップなものが多くて・・・。まるで着せ替え人形で遊んでいるようで夢中になってしまった(笑)。
組み合わせ次第で結構、自由度が高いので皆さんもどうぞ。しかしなあ~、うちのブログのイメージが・・・壊れてるような・・・。

5月病にならないように、元気に行きましょう♪(って、逃げうっておくか)。

誤解されそうなんで一応書いておくと・・・。このブログのご主人様の性別は、アダムだったりしますんでそこんとこ宜しく♪

Candybar Doll Maker 3

【追記】
う~ん、もう一つ作成してしまった。ヤバイ!なんか楽し過ぎる♪
こちらと上記のもの、どちらにしようかな?

doll5.jpg

関連ブログ
ブログパーツ(続き)
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2007年02月15日

古本まつり(西武百貨店)

昨日から、開催された西武百貨店の「春の古本祭り」に出掛けてきた。初日はあまりにも人が多く、会計も混むのが常なのでゆっくり見ようと思い、二日目にして正解だった。

事前に送られたきていた目録には目を通してあったが、予約をしてまで買いたいものもないのでチェックをするに留め、実物を見てからにしようと思っていた。結論的には、事前に気にしていた本はわざわざ高い値段で買うほどのこともなく、浪費しないで済んで良かった!

その代わりに予想外のものに散財することになる・・・それは・・・?

戦前の絵葉書だった。最近、ヤフオクや古書店で見掛ける古い絵葉書はみな結構な値段がする。普通に美術展に行っても一枚120円とかざらにするからか、古くて汚れた何十年も前のものがモノによると一枚千円以上したりするので困りものだ。

何故、困るか? それは自分も欲しいからだったりする。逆に言えば、自分の欲しくないブランド物のバックがいくら高くても気にならないが、自分が買いたいものは安くないと困るのだ(身勝手な理屈ではあるが)。

いつも高いので興味はあるけど、買わない(買えない)できたのが、今回の古書市では1枚200円とそれでも買える値段であった為、俄然やる気を出して何百枚の絵葉書と格闘し始めることになった。

正直言って、こんなものがあるのか!と驚いたり、勉強になるような絵葉書がいろいろあったのだが、ひたすら何百枚の絵葉書を漁っていて異様に疲れてしまうこととなった。

但し、それなりに収穫もあったのでせっかくだし、以下に紹介する。

大連奥町の満人劇場宏済大舞臺

大連奥町の満人劇場宏済大舞臺。昭和16年。

(大連)中華民の雑踏せる小崗子大街

(大連)中華民の雑踏せる小崗子大街。昭和15年。

大連若狭町の大連劇場

大連若狭町の大連劇場。

支那事変 南京戦線

支那事変 南京戦線~黒煙天に冲す。南京南門大街の猛火。

sinkei.jpg

満州国に薫る 趣味の新京。8枚つづりの絵葉書集。中身もなかなか面白いが一応、表紙だけ。

大戦艦 比叡

大戦艦 比叡 27500噸(トン)。

ローマ、コロッセウム

ローマ。恐らく(?)コロッセウムでキリスト教徒をライオンに食べさせているところの想像図。

軍港に入った艦隊

軍港に入った艦隊。村上松次郎画。


実は、何故か(妖怪で有名な)井上円了氏が写っている絵葉書まであったが断念した。本当はこれら以外にも興味深くて欲しいものが無数にあったのが、それでも最初に買おうと思ったうちの四分の一か五分の一に絞って購入したのである。

個人的には、昔の外国の風景や建物なども欲しくてしかたなかったのだが、実際キリがないのと、購入したら結局見ないで収納場所に困る姿が浮かんだので泣く泣く諦めた。

ただでさえ、絵葉書が好きでいろいろと集めているのでそれだけでファイルが何個にもなり、今も持て余し気味だから仕方ないだろう。ただ、今までこういうのはあまり持っていなかったので嬉しかったりする。

特に戦争中のものは、今は存在しない幻の国(満州帝国)の一瞬の時を切り取ったものである為、否が応でも歴史を強く感じさせて感慨深い。

今回は絵葉書だけで疲れ果て、本はあまり力を入れて見なかったし、期待もしていなかっただけど、思わぬ物も見つけた。

「マグダラの古文書」である。絶版になっていて、たまに見かけてもちょっとした値段だったので、いっそのこと洋書で読もうかと思いつつ、買うのを忘れていた本だった。購入して何故、なかなか手に入らなかったのかが分かった。あのつぶれてしまったサンリオ出版だったのである(納得!)。

さて、ダ・ヴィンチ・コードのブームは終わったが、マグダラのマリアへの興味は尽きない。ゆっくりと楽しんで読みたいと思う。でも、探していないのに何故か、この本が目に入ってきたのは不思議な縁を感じる。

こういうのが古書市に足を運ぶ価値なのかもしれない? 

関連ブログ
高田馬場古書市 購入本リスト
第15回東急東横店渋谷大古本市
今週の本と私~池袋西武百貨店古書市
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2007年02月06日

NHKスペシャル「大化改新 隠された真相~飛鳥発掘調査報告~」

NHKスペシャル「大化改新 隠された真相~飛鳥発掘調査報告~」
【NHKの番組サイトより】
645年に起きた古代史最大の事件「大化改新」。『日本書紀』によれば、天皇を脅かす権勢を誇り、改革の障害となっていた蘇我入鹿に対する中大兄皇子や中臣鎌足のクーデターとされている。しかし、事件の舞台となった都・飛鳥(奈良県明日香村)で次々に発掘される遺跡は、史実とは異なる真相を物語りはじめた。
現在、昨年に引き続き、甘樫丘で蘇我入鹿の邸宅跡が発掘調査されているが、これまで発掘された蘇我一族の邸宅跡、飛鳥寺など関係する遺跡を総合すると、自らが盾となって都を要塞化し、あたかも王権を外敵から守ろうとしていた蘇我氏の側面が明らかになってきた。
その要が、飛鳥の入り口に位置し、都の外を一望できる甘樫丘だ。渡来系ともいわれ、大陸に情報ルートを持っていた入鹿は、巨大帝国・唐が倭国に侵略の矛先を向けていることをいち早く察知、脅威に備え飛鳥の防衛網構築に力を注いだ。その一方で、古代日本の海の玄関であった大阪・難波を整備し、東アジア諸国と協調路線の外交を繰り広げようとした。それなのに何故、入鹿は殺されなければならなかったのか?
さらにクーデターの後、中央集権的な律令国家を目指して行われたという大化改新の政治改革についても、『日本書紀』を古代中国語の音韻・語法から分析する最新の研究などから、その内容の信憑性に疑いが向けられ始めている。
一体、「大化改新」の真相はどこにあるのか?番組では、要塞都市としての飛鳥の全貌を浮き彫りにしながら、大化改新の隠された真相に迫る。
ホント歴史ってすごいですね。教科書で絶対に正しくて誤りがない(?)かのように教えていた事件の真実が180度反対の事実であったとは・・・。

蘇我一族が皇室をないがしろにして専横を図る一族ではなく、実は開明派であり、中国で勢力を伸ばしていた唐王朝と連絡をとりつつバランス感覚あふれる外交政策を進めようとしていた忠臣であり、大化の改新は逆に対外政策で強行一辺倒の保守反動派による政変だったんですね。

この番組では、数々の遺跡での発掘物や文献資料の新発見によって今までの『大化の改新』は、日本書紀において捏造された(=後世の為政者からの政策的意図に基づく編纂による)いたことを裏付け、『大化の改新』とは外交政策など国家運営に関する見解の相違とその見解を支持する派閥による権力闘争として生じたクーデターであったらしい。

この辺は、NHKの取材力の素晴らしさですよね!民放ではこんな番組作らないし、作れないもん(制作費がかかるわりに視聴率採れず、スポンサーつかなさそう)。いやあ、実に面白い番組です。

以前、大化の改新の殺害事件の舞台であった談山神社に行ったことがあるのですが、その時の私は朝敵の蘇我氏がここで殺されたと信じてたもんなあ~。この番組を見るまで、私はそう信じたまま死ぬとこでした(ちょっと感動!!)。

あと、再現された唐の軍船の巨大さも驚きました。長さ120mで3層構造に数々の武器の装備。実に進んだ海軍力持っていたんですね。(まあ、今も日本海に膨大な数の中国の潜水艦が活動してるそうですけどね。)日本軍が完敗したのも納得です。

「白村江の戦」以後、国内の海防強化に努めたのはつとに有名な話で私の昔の知識でも知っていましたが、その海防力強化を支える為の統治機構の整備(=中央集権の推進)が「大化の改新」以後の律令制の採用であったとは、これも全然知りませんでした。

でも、そういう対外的な脅威による必要があって、初めて国内改革が行われたというのは実に論理的であり、説得力があります。歴史のこういうのって大好きだったりします(満面の笑み)。

そうそう蘇我入鹿を祀った神社があるのには、ちょっと驚きました。いろいろと更に関心の幅が広がりそうです。

日本人が日本の歴史を学ぶうえで必要なことは、西暦(←既にナンセンス!)によるイベントの発生年ではなく、それが生じた歴史的社会的背景であり、それによって何が変わり、それ以降にどう影響を与えていくのか、まさに『政治』そのものだと思うんですよね。

人が生きていく=『歴史』且つ『政治』だと思うし、それ故に評価が時代毎に変遷していく。実に、実に面白いですね。

本当にこの番組は面白かったです。いやあ~こういう番組を作るNHKは尊敬しちゃうね。先日のgoogle革命のNHKスペシャルはたいしたことなかったけど。
posted by alice-room at 20:48| 埼玉 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2007年01月31日

Google、グーグル爆弾の対策を表明

Google、グーグル爆弾の対策を表明
【ITmedeiaより以下。転載】
米Googleは1月26日、検索結果を故意に操作する「グーグル爆弾(またはリンク爆弾)」対策を打ち出したことを明らかにした。Googleはアンカーテキストとそのリンク先ページを関連付けているため、大量にリンクを張り付けることで、特定の単語で検索をかけた場合、目的のページを検索結果として表示させることができる。

 その代表的な例が政治的な意図を持ったものだ。例えば「failure」という言葉をアンカーテキストにしてブッシュ大統領のWebサイトにリンクを張るユーザーが多数いたため、この単語で検索をかけると大統領のサイトがトップに表示されていた。

 Googleはこれまで、グーグル爆弾や検索結果の操作は歓迎しないが、これを防ぐために手を加えることもしないという姿勢を維持してきた。しかしユーザーからの苦情があまりにも多いことから、よく知られたグーグル爆弾について対処するため、新アルゴリズムを適用することを明らかにした。

 ただしこのアルゴリズムは、今後登場する新たなグーグル爆弾には対応しないという。
これって確かに問題になっていたらしいですね。先日のNHKスペシャル「“グーグル革命”の衝撃 あなたの人生を“検索”が変える」でもやっていたけど、ここ数年はやりのSEO対策ってこの手のものがとっても多かったりする。後は、googleランクの高いものからの相互リンクとかね。思いっきりベタな手法ですけど・・・。あんなんでコンサル料取るの?って言いたくなりますね(笑)。

yahooの人手によるディレクトリサービスも便利なようでいて欲しい情報が探せない場合も多いし、かと言ってgoogleもね。かなり工夫しないと使えるサイト探せないんだよね。難しいものです一長一短があるし。

私もよく知りたいことがあると関連する本を探そうとするんですが、なかなか見つからないんですよね。それらしい本があっても絶版だったりするし、その本の目次も分からないのでは、自分の知りたい分野に関連するか否かの最低限度の情報さえ分からない。

もっとも関連している本であっても、実際に読んでみると使えない場合も多いのですが、その内容判断以前の情報さえ満足に手に入らないんだよねぇ~。この情報化と言われて久しい現在でも。

書評を読んでも、そもそも何について書かれている本かかも分からない場合があり、『良い』とか『悪い』とか書かれていても『どの部分』が問題なのかも指摘してないものでは参考にならないんだよね。一応、自分が書く場合には意識しているつもりですが、少しでも役に立つ書評(つ~か読書案内?)がネット上にたくさん増えると嬉しいなあ~。と思う今日この頃だったりする。
ラベル:google ニュース
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2007年01月24日

パプリカのエンディング曲 無料配信

映画「パプリカ」のエンディング曲「白虎野の娘」ですが、こうなんていうんでしょうか、耳に残って離れません。気になって調べていたら、なんと(!)太っ腹にも作曲家・平沢進氏のご好意で無料配信されていました。

mp3ファイルで以下のサイトからダウンロードできます。一度聞くと、忘れらません。ちょっとtechnoっぽいかな?お薦めします。

http://teslakite.com/freemp3s/paprika/

関連ブログ
「パプリカ」筒井 康隆 中央公論社
パプリカ 2006 今敏監督
ラベル:音楽 MP3
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2007年01月01日

2007年 年賀状

keroro.jpg

皆様、明けましておめでとうございます。

これは知り合いに送っている年賀状です。昨年はこのブログをご覧頂きどうも有り難うございました。たくさんの方と知り合いにもなれ、いろいろと教えてもらうことも多く、大変勉強になりました。本年も宜しくお願い致します。

ち・な・みに・・・。
下のイラストは、最近一番はまっているアニメ「ケロロ軍曹」のものです。では、皆様良いお年を!!
ラベル:年賀状
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2006年12月24日

クリスマスカード

サン・ドニ修道院のステンドグラス シャルトル大聖堂のステンドグラス

あっというまに今年もクリスマス・イブですね。常日頃、季節柄など無視した内容ばかりが多いブログですが、たまには世間様にも合わせねば(笑)。

今日、街に出れば綺麗なクリスマスのイルミネーションとかも撮影できそうですが、部屋で読書三昧で終わりそうなんで知り合いに送ったクリスマス・カードでも紹介しておきます。

左は、サン・ドニ修道院のステンドグラス。右はシャルトル大聖堂のステンドグラス。こういう時期に本物の場所でクリスマスを味わえたら、また格別なんでしょうが、今年はおとなしくしていましょうか。

それでは、皆様良いクリスマス・イブをお過ごし下さい♪
ラベル:クリスマス
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2006年12月18日

旅に出ます

18日~21日まで京都近辺をうろついてきます。で、週末は仙台辺りに行くかも? こんなのんびりしていていいんでしょうか? まあ、いいんでしょう?

ノートPC持っていかないので、しばらくブログの更新はありませんが、いつもご覧頂いて下さる方、どうも有り難うございます。急に、倒れたかと心配されるかもしれませんが(しないか?)、しぶとく元気に生きておりますので(苦笑)。

皆様もタチの悪い風邪が流行っているようですのでお気をつけ下さいませ。それではまた。
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2006年11月15日

『禁断の聖書:テンプル騎士団』

ナショナル・ジオグラフィック特集

ダ・ヴィンチ・コードで益々知名度が上がっているテンプル騎士団です。この番組内では思いっきりダ・ヴィンチ・コード寄りで、偏った説をメインにしてこういった仮説がある、あるいはこういった仮説もあると空虚な言葉遊びレベルの仮説が飛び交います(拍手)。

実は、私もこの番組で紹介されている説は、テンプル騎士団のいろんな本を読むと一度は必ず聞くような説ばかりで初めて聞いたような独創性のあるものはありません。と、同時にどれもこれも明確な根拠があるものではなく、断片的な証言や文書をつなぎ合わせてもっともらしく創作する、歴史絡みの本でしばしば見られる手法が前面に出ています。

まあ、面白いからいいんだけど・・・ネ! 私も読みましたが、「レンヌ=ル=シャトーの謎」で一躍話題になった血脈説をかなりもっともらしく説明するのには、正直苦笑してしまいました。

本の中では、もっと面白くて説得力もあったのですが、ナショナル・ジオグラフィックにかかると(時間的な制約もあるのでしょうが)ほとんど説明らしい説明もないままです。

いきなり(仮説の)映像からスタートし、散々もっともらしくその映像を見せた後で申し訳程度に「こういう説があるけど、今となっては確かめる術がありません」などというのは、歴史学を全否定するつもりかい?などと思ってしまいます。

こんなこと言う私の方がおとなげないですね。ナショナル・ジオグラフィックは教育番組でも国営放送でもない営利目的の組織がウケ(&金)狙いに作成しているエンターテイメントなわけですから、そういう意味ではこの番組そこそこ楽しめます。

【以下、ネタバレ含む】







テンプル騎士団自体の説明は、ビジュアルがあるのでやっぱり分かり易いし、興味深い。でもね、テンプル騎士団創設の由来やバフォメットの像崇拝やフランス王からの弾圧、フリーメイソンへのつながりなどは、あまりにも説明不足で知的好奇心をくすぐるまでにも辿りつかないカンジ。歴史学者というよりも作家さんやオカルティストやらが好きそうな根拠のない素敵な説を挙げるのはいいんだけど、もうちょっと説明をして欲しかった!勿論、立証しろとか無理なことは求めませんけどね。

聖杯についてもいろいろと述べているんだけど、真実らしさのある説よりも面白い説を優先して紹介しているので、あくまでも話半分として聞く(or見る)ものでしょう。

もっとも、私も先に本を読んだから、えらそうなこと言ってるだけで、最初にこの番組を見たら、きっとそうは思わなかったはず! 十分に楽しめると思います。勿論、私もなんだかんだ言ってもこういうノリは好きなので、存分に楽しみました(笑顔)。

皆さんもダ・ヴィンチ・コードを読んで、聖杯やらテンプル騎士団に興味を持たれたなら、見ておいて損はないでしょう。やっぱヴィジュアルの効果は絶大です!! で、見終わってから、どこまでがホントなの?っていう気持ちで本を読むと、かなり楽しいかと。

この番組については、見ておいた方がいいと思います。

関連ブログ
「テンプル騎士団の謎」レジーヌ ペルヌー創元社
「テンプル騎士団 」レジーヌ・ペルヌー 白水社
「十字軍」橋口 倫介  教育社
神秘的なテンプルマウントの人工物がダ・ヴィンチ・コードを惹起させる
「レンヌ=ル=シャトーの謎」 柏書房 感想1
「イエスの血統」ティム ウォレス=マーフィー, マリリン ホプキンス 青土社
「テンプル騎士団とフリーメーソン」三交社 感想1
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『禁断の聖書:ヨハネの黙示録』

ナショナル・ジオグラフィック特集

GYAOでやっているナショナル・ジオグラフィック特集の一つ『禁断の聖書:ヨハネの黙示録』を見た。

端的に言うと、笑止千万。ナショナル・ジオグラフィックってこんなに適当だったっけ? テンプル騎士団の番組も見たんだけど、あちらはオイオイとか言いつつもまだ楽しめたけど、こちらに至っては論外な感じ。

いかにもあちがちな終末論的な話を、現代の世相に合わせて語り、現代人の不安感を煽る。しかもそのネタ元が散々使い古されてきた「ヨハネの黙示録」とは、これいかに?!

今の時代に、これを題材として採り上げる理由ってダ・ヴィンチ・コード便乗以外の何物でもナイ! しかもどこが科学的・合理的に謎を解明しているのだろうか・・・? 約一時間近くの間、見ていたがこれ以上ないっていうぐらいジャーナリスティックな内容でした。

同じノリでノルトラダムスの「諸世紀」や富士山大爆発とかの番組もすぐ作れますね。4chの日本テレビレベルのプログラムです。間違ってもNHKスペシャルやBBCレベルを期待してはいけません。勿論、ラーニングチャンネルレベルでもありません。

かろうじて、まともな説明らしい部分と言える「666」が獣の数字で、暴君として知られ、またキリスト教徒迫害で有名なローマ皇帝ネロを指し示すというネタも既に陳腐過ぎでしょう。うちのブログでも大昔に採り上げていますし・・・。

去年だったかな? 「666」は「616」の誤りだったという説がニュースでも流れていますが、その辺には全く触れられていない。あのニュース以前に作られた番組なのかな? そうでなければ、お腹を抱えて笑ってしまう水準かと。かなりの期待外れでした。

ナショナル・ジオグラフィックがお金儲けの上手なことは知っていますが、自然の写真とか綺麗で好きなんだけどね。やっぱりソロバンだけで適当な番組を作られてもねぇ~。参ってしまいます。

しかし、まさかわざわざヨハネ黙示録で終末論を恥ずかしげもなくするとは思いもしませんでした。そんなのはキリスト教に限らず、どの宗教でもあるし、56億7千万年後に弥勒が来るのはどうなんですかね?

う~ん、もうちょっと楽しませて欲しかった。別にいい加減なものでも面白ければ許すんですが、工夫が足りませんね。プロデューサーにもっと&もっと頑張って欲しいところです。残念! 時間の無駄でした。テンプル騎士団の方が良くも悪くも楽しめました。

関連ブログ
"666"は獣の数字に非ず - 新約聖書に新たな研究結果
ラベル:キリスト教
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2006年11月01日

第47回神田古本まつり(11月1日)

神田古本まつり

最近は仕事の関係で近場の為、高田馬場の古書店街を毎日のように歩いていたが、それも昨日で終わりということもあり、久しぶりに神田へ出没した。

相変わらずではあるが、一生懸命読んでいるにもかかわらず、未読の山が積み上がり、いくら部屋を掃除しても本があふれる今日この頃でもあり、極力本の購入を避けようと思っていたりする・・・実は。

また、最近はネットで絶版物を探して欲しい本を購入する機会が多く、目ぼしい掘り出し物などが以前よりも少ないように感じられる。それもあって古本祭りは控えていたのだが・・・。

やっぱり、ついつい行ってしまうんだよね(チェッ!)。頭の中で積まれた未読の本の読書計画を考えながら、図書館で借りるものを増やし、よっぽどでもない限り購入は控えようとは思って財布の紐をきつく縛っていたのですが・・・。

今日が最終日ということもあって、価格を更に下げているところが多い。思ったよりも安いものがそこそこあり、ついつい買っちゃおうかな?と誘惑するのだが今回は頑強に抵抗を試みた。

ブックオフでは、速攻ゴミになる怪しげな半ば紙屑(失礼!)のようなものに大層立派な値段がついているのだが、個人的にはそういうのが実に面白い!! どんな役に立つのか?それ以上にこんなもの誰が買うのかといった訳の分からん資料などもあり、想像力を刺激する。こんなものに値がつくのはヤフオクか神田の古書店ぐらいのもんでしょう(笑)。さて、それがどんなものかは、内緒。実際に行くと、これのことかな、それともあれのことかと思い当たるものが多いです。

だいたい欲しい本というのは、年がら年中amazonで検索しているし、実際に大手の書店や古書店でも頻繁にチェックしているので初めて知ったという本である場合は少ない。ただ、たま~に今まで知らなかった読書心をくすぐる本との出会いがあるので、かすかな期待を抱いて行っちゃうんだよね、古書市へ。

今日は、神田を一通りチェックだけして、都内の図書館でいくつかゴシック関係の書籍を借りていく予定だったんです。ノートPCの増設用メモリの価格相場も知りたかったので時間があれば秋葉にも寄りたかったし。でもでも、視角に入ってしまったのですから、しょうがないです。

「エクラン 世界の美術13 ナショナル・ギャラリーと名画名宝のコレクション イギリスB」。
大きな図版がたくさん入っているし、分厚い本なのですが、何よりも絵が綺麗なんだもん。しかも値段が一冊200円。カルロ・クリヴェッリの絵も入っています。いざとなったら、図版だけ切り抜いてポスター代わりにしてもいいくらい。こういう誘惑が多くて困るんだよねぇ~。

他にもエルミタージュとルーブルがあってルーブルの方も買おうかと悩んだんです。ラ・トゥールとかいろいろといい絵があったから。でもね、家に置き場所無いってマジ、勘弁してって! そして、かなり重い。こんなの二冊も抱えて端から端まで見て回れないってば、もう~。

キャスターなんて持ってくると、ついつい買い込んでしまうので絶対に持って行ってはいけません。ディパッグと手提げ袋で持てなくなったら、それがリミットです。こうでもしないとキリがない、ホント。いろいろ見て回った後に残っていたら買うことでとりあえず、そこを去ったのでした。

で、またあっちゃこっちゃとうろついては棚の書名に目を走らせます。我ながら処理性能の良い機械と化して、興味の無い分野の本をドンドンスルーし、目ぼしいものだけ自動選別するその性能の高さには自画自賛ものでしょう(笑顔)。

だが、それが仇になってしまいます。しっかりと「ゴシック」の文字で私的検索エンジンがヒット! めちゃくちゃ巨大で重い全集物の一冊の前で止まってしまいました。

「世界の文化史蹟 ロマネスク・ゴシックの聖堂 講談社」。
しかもしかも執筆されているのが柳宗玄氏。氏の作品にえらく感銘を受けている一ファンとしても、ゴシック資料を最近購入しまくり始めた者としてもこれは買わずにはなりません。実際に中身を見ると、本当に図版がたくさんあり、壁に刻まれた彫刻が実にイイ! これ見ながらエミール・マールの本とか読むと図像学が更に楽しいこと間違いなしってな感じです。他にもいくつかゴシック建築の資料は、既に購入予定に入っているのですが、これも抑えておかないとね。

経年劣化で黴臭さは致し方ないとしても、紙自体は綺麗。どうせ一度か二度、あるいは誰も読んでいないかもしれません。もったいないねぇ~。そんな素敵な本がたったの800円。即買ったことはいうまでもありません。大いなる喜びに打ち震えながら、さっき買ったのとあわせて3キロ超えてそう?

そんな荷物を持ったまま、それから延々と本を物色したのでした。かなり疲れた~。で、それでも凝りもせず、帰りにさっき悩んでルーブルを買おうかと棚を見てみると・・・しっかり売れてしまっていたようでした。やっぱり、いい物はちゃんと人が見ているようです。

その後、重い荷物にあえぎながら、池袋のビックカメラでノートPC用の増設メモリの価格をチェックし、図書館等に寄る予定をキャンセルして帰宅したのでした。



それから、昨日amazonで激安購入(10900円)した250GBの外付けハードディスクを増設したりする。今日ビックカメラで16800円だったからポイント分を考慮してもやっぱり安かった!!

最近のamazonってビックリするよね。本以外の電気製品が家電量販店より安いとは・・・。実はノートPC用に増設する256のメモリもビックカメラで5980円といわれたがamazonで3190円なんだよね。ビックカメラのポイントは18%だったと思うが、それでも高いジャン。う~ん???

PC分解掃除中

今度メモリを増設する前にノートPCを分解してファンの掃除をしているところです。いろんなネジを外してみたら、前面のキーボードもバラバラにできました。はめ込み式のプラモドルみたいなもんですが、結構、ホコリとか汚れているもんです。キッチン用の消毒用エタノールを含ませて拭き掃除。アルコールだし、すぐ揮発するだろうから、これでいいのかな? 実はちゃんとした掃除方法も分からずにいきなり分解する私もツワモノなのだけれど・・・。

でも、こうしてちゃんと今動いてブログが動いているから、大丈夫だったんでしょう(笑)。さて、250GBのHD増設も問題なかったし、これでメモリを増設したらサクサク動くかな? 楽しみ&楽しみ♪
ラベル: 神田
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2006年10月22日

化け物の文化誌展~国立科学博物館

上野には何十回どこらか百回以上行っているが、ただの一度も入ったことのない国立科学博物館。今回は、妖怪に関する資料が盛りだくさんの展示ということで生まれて初めて行ってきました。人魚や天狗のミイラって見てみたいもんね! 

あちこち旅行していて国内以外にも海外の博物館でも日本製のミイラを見た覚えがあるが、こういうのってなんかスキだったりする。う~、俗物根性丸出しの私です(笑)。

人魚のミイラ

じゃ~ん!人魚のミイラです(パンフより転載)。双頭部は張り子で開けた口には魚の口が使われているそうです。で、下半身の魚の部分はコイの仲間らしいです。

江戸時代には、職人がたくさん作って海外へ輸出してたのは有名な話ですし。こういう珍奇なものを喜ぶのは世の東西を問わず、人間のさがですかねぇ~。

こういうのと一緒に湯殿山の即身成仏を一緒に並べたら・・・などというなんとも不敬な考えさえ、一瞬頭をよぎってしまった私です(これはいけませんね)。もっともミイラの製法に関しては、日本の場合、燻製にして柿渋を塗って防腐効果を高めたりしてたそうで、輸出用のお土産ミイラと作り方は似ていたそうですが・・・ものの本によると。

人魚の爪

ハイハイ、こちらは人魚の爪です。実態はオキゴンドウと呼ばれるハクジラ類の歯の化石だそうですが、そういう無粋な見方よりはそれを珍重していた当時の人々の考え方の方がよっぽど面白いですね。

ほら、食べると不老長寿になるという八百比丘尼伝説で有名な人魚の肉とか他にもいろんなものが出品されています。そういうものが一堂に集められて見られるのは嬉しいですね♪

和漢三才図会や各種の古文書に出てくる妖怪なども紹介されていて、まさに眼福ってな感じです。これだけ、各種多様なものが見れて常設展料金なのはなんとも嬉しい限りです。

天狗のミイラ

こちらは天狗のミイラ。頭はネコで身体はヤマシギという鳥から出来ているそうです。

天狗の爪

で、こっちは天狗の爪。巨大なサメの歯の化石です。
予想以上になかなか見られない珍しい物が多数あり、なんとも楽しいです。個人的には、国立博物館よりも秋祭りに出てくる見世物小屋でおどろおどろしい口上を聞きながら、見れたら最高だったりするんですが・・・。
あるいは、もったいぶった古刹で何十年に一度の御開帳とかね。秘仏の公開なんかのノリでやっていただけると更にムード満点だったりします(ニヤリ)。

まあ、欲をいえばキリないですが、お暇のある近くの方は是非野次馬根性丸出しで行って来て見て下さいな。楽しめますよ~。マニア向けの異性を連れてデートにも宜しいかと(笑顔)。

あっ、念のため、写真は禁止されていて撮れません。それだけは残念でした。撮れたら、もっと面白い画像を紹介できたのですが・・・。



余談:
科学博物館には、特別展の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」に人が群がっていましたがあんまり興味ないなあ~。わざわざ日本で時間制限されてみなくてもロンドンかカイロ行ってくればいいじゃんって思ってしまいます。

それよりも私としてはこちらイチオシです!!

逆に海外だったら、こちらの方が受けると思うけどなあ~。ただ、科学博物館って思ったよりもいろいろな展示物あるんですね。新館を回っていたら、時間がなくなり、国立博物館の仏像の特別展を見に行く時間がなくなってしまいました(涙)。なんとも残念。来週は劇団四季の「オペラ座の怪人」を見に行くから行けないし、来週は酉の市行くからなあ~。11月の連休中に行けるといいのですが・・・。

その後、連れがPCを買うので価格調査を兼ねてアキバへ行ったのですが、衝撃を受けました。えっ、いつのまに・・・???
秋葉原の駅構内がずいぶん広くなっていました。しかも改札を抜けると、メイド姿のお姉ちゃんが色とりどりのメイド服を来てチラシを配っています。池袋とかにもたまにはいますが、これだけたくさんのメイド姿を駅前で見るとは・・・。

どこの国じゃい、ここは??? 
半年ぐらい来ない間にこんなになっているとは・・・恐るべしメイド増殖率。特にイベントとかがあったわけでもないのにこれかよ~と横目でちらちら見ながら、ソフマップやツクモでノートPCの価格をチェックし、ジャンクや店頭の怪しげな特価商品を冷やかしていると、何故かアキバに輸入食料品店が。

チョコとかお菓子でも買おうかと思って、店内を物色していると・・・!?
見るからにオタクっぽい方とキャピキャピ(死語?)したフリフリメイドがショッピングしているのはまだ良いとしても、レジの店員さんがメイド姿。もう口をあんぐりと開けてボー然としちゃいました。

日本って凄いです。たぶん世界中を回ってもこんな国ないですね。ディズニーランドよりもなんぼか夢の国(あっちの国?)に行っていることを実感しました。まさにその非現実性や恐るべし!

参考サイト
国立科学博物館 化け物の文化誌展
日本の科学者技術者展シリーズ第4回 南方熊楠

関連ブログ
「化け物展」10月開催へ/人魚や天狗の“ミイラ”も
「かわら版 江戸の大変 天の巻」稲垣史生 平凡社
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2006年09月28日

「モナ・リザ」は次男を出産直後に描かれていた

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「モナ・リザ」は次男を出産直後に描かれていた
【ambebaニュースより以下転載】
【オタワ 26日 ロイター】
レオナルド・ダ・ヴィンチによって、永遠の命を吹き込まれた「モナ・リザ」のモデル。描かれた女性は、次男を出産した直後だったことが判明した。

 カナダの科学者チームが、赤外線や3D技術を駆使し、モナ・リザの服が透明の薄いガーゼ布に覆われていることを発見した。

 フランス美術館修復研究センターのMottin氏によると、16世紀初めのイタリアでは、妊娠中や出産直後の女性がこのようなガーゼ布を身にまとっていたという。

 「『モナ・リザ』は、モデルの次男出産を記念して描かれたと考えられます。これで、製作年をより正確に推定できるようになったのです。おそらく1503年前後でしょう」と同氏は語る。

 神秘の微笑を浮かべる「モナ・リザ」のモデルは、フィレンツェの商人、フランチェスコ・デ・ジョコンドの妻、リサ・ゲラルディーニであることが定説になっているが、彼女には、5人の子供がいた。

 今回の調査では、ダ・ヴィンチのスフマート(ぼかし)技術を分析することも目的の一つであったが、筆の跡が少なく、残念ながら詳しいことは分からなかった。

「絵の具が非常に薄く塗られていて、滑らかなんです。それでいて、髪の毛のカール具合など、見事に表現されている。こんな素晴らしい技術は見たことがない。ダ・ヴィンチ技法と呼んでもいいくらいです」と調査に携わった科学者は語った。

 また調査では、絵画の保存状態も詳細に調べられた。木製のパネルに描かれている「モナ・リザ」は、温度や湿度など保管条件に細心の注意が必要であるが、現在の環境下であれば、劣化の恐れは少ない。また、以前、額縁を交換するときに生じたと考えられる12センチほどの亀裂については、その後、悪化はしていないとのことだ。500年の歴史を誇る名画は、今後も現在の状態を保ったまま、多くの人に愛され続けることだろう。
ちょっと前にロイターの記事でモナ・リザを三次元的な手法で調査するという記事は読んでいたのですが、このニュースにはビックリ! 
どこまでが本当かは即断できないでしょうが、ちょっと興味深いですね(笑顔)。なんか楽しみです。

この出産直後とかのニュースは最初BBCで見つけたのですが、調べたらやっぱり日本語でも記事になっていました。とりあえず、そちらを引用しときます。

参考までにBBCのも載せておきますね。
Mona Lisa pregnancy theory mooted
【BBCより転載】
The famous smile on Leonardo Da Vinci's Mona Lisa could be because she is pregnant or had just had a baby, research suggests.
Canadian scientists used laser and infrared scans to produce a 3D image of the painting.

This allowed details beneath layers of paint to be seen - including a gauzy dress then associated with pregnant or new mothers.

It also showed the 500-year-old picture was in good condition.

The scans, using a resolution 10 times finer than a human hair, did reveal some warping to the wooden back of the painting.

Too dark

The team from National Research Council of Canada (NRC) were given rare access to the painting at its home in the Louvre Museum in Paris.

It said other details obscured by darkened paint and varnish included the hair originally being in a bun and a slightly different posture, as well as the gauze dress.

"This type of gauze dress ... was typical of the kind worn in early 16th Century Italy by women who were pregnant or who had just given birth," said Bruno Mottin of the French Museums' Center for Research and Restoration.

"This is something that had never been seen up to now because the painting was always judged to be dark and difficult to examine."

The woman herself has been identified as the wife of Florentine businessman Francesco del Giocondo.
Mystery remains

Da Vinci was commissioned to paint the portrait between 1503 and 1506 but kept it and may have altered it several times.

While some questions about the painting may have been answered, other mysteries remain - particularly around how the image was created.

The method of Da Vinci's sfumato - or smoky - painting technique continues to elude experts.

John Taylor, from the NRC, said: "It's extremely thinly painted and extremely flat, and yet the details of the curls of hair, for example, are extremely distinct.

"So, the technique is unlike anything we've ever seen before".
BBCの記事も内容は一緒ですね。スフマートの技法は、やっぱり謎として残っているようです。
posted by alice-room at 23:43| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2006年09月22日

「化け物展」10月開催へ/人魚や天狗の“ミイラ”も

「化け物展」10月開催へ/人魚や天狗の“ミイラ”も
【四国新聞社より転載】
天狗(てんぐ)や人魚のミイラと伝わる資料などを集めた「化け物の文化誌展」が10月から、東京・上野の国立科学博物館で開催されることになり、担当者が19日、“ミイラ”のエックス線撮影をするなど本格的な準備を始めた。

 開催は10月17日から11月12日までの予定。主に江戸時代から現代までの妖怪や化け物にかかわる史資料約100点を展示する。主催は同博物館と秋篠宮さまも参加している「生き物文化誌学会」。

 青森県の八戸市博物館に所蔵されている天狗や人魚の“ミイラ”のほか、カッパ伝説に関する資料などもある。

 19日は、天狗と人魚の“ミイラ”を、東京・上野の東京文化財研究所にある最新式のエックス線で担当者が撮影、分析を開始。いずれも長さ30センチ前後で、1800年代前半に作成された人形とみられるという。

 天狗は胴体部分が鳥で、顔はサルのような動物の頭蓋(ずがい)骨部分に紙で細工していることが判明。人魚は双頭の木製で、尾の部分は実際の魚のうろこを使ったとみられる。エックス線撮影の写真も展示する予定だ。

 同博物館の鈴木一義主任研究官は「日本人のお化けへの興味の変遷や伝説にまつわる好奇心が分かってもらえれば」と話している。
これは、行って見なければ!! 夏のお化け屋敷よりも興味津々。でも、あんまり真面目に夢のない説明をされたら、切れたりして・・・。人魚は人魚だもの。祟ったりしたら、面白いの・・・と不穏な発言をしちゃいそうな私だったりします(ニヤリ)。
posted by alice-room at 00:09| 埼玉 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

祇園祭に行きた~い!

祇園祭り 山車

ちょうど今、京都では祇園祭やっているんだよね。とっても&とっても行きたいが、宿取れなかったもんなあ~。ちぇっ!

祇園祭り 山車

晴れたら、今日は温泉にでも出掛けるはずが、またまた雨で部屋に閉じ込められてしまって参っちゃう。まあ、いいんです。今年の夏は海外に行くのは止めて京都・奈良旅行にしましたから。

退屈なんで以前旅行した写真を整理していたら、数年前の京都の祇園祭の時の写真が出てきましたんで、いろいろと思い出しながら未練たらしく書いてみます。

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こういう所を抜けていくと目的のお茶屋さんに辿り着きます。

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こういうお座敷ってなんかいいよね。つくづく日本人で良かったあ~と心から思える瞬間です。ちなみにお茶屋さんの建物の構造って結構、面白い。あれこれ書くと、キリがないので端折りますが、坪庭やお座敷が二階にあったり、階段とかも含めて興味深かった~。

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二階から毛氈(もうせん)をひいた上に腰掛けて、お茶屋さんの眼の前に止まる山車を眺めるのが、また楽しい。人込みに紛れて観るのも悪くないが、両脇を綺麗な芸妓に挟まれて、お酒を飲みつつ、楽しめるとは最高でした。

(実はこの時、観光客の人達がバシャバシャカメラで撮っていたんだよね。TVカメラにも撮影されたし・・・。そりゃそうか、2階から芸者さん達が何人も身を乗り出して山車に手を振る姿はまさに絵になるもんね。たとえ、不釣合いな私がそこにいたとしても・・・(笑))

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お客が6、7人しかいない中でゆったりと踊りを見たりするのもまた一興。

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反対側のお茶屋さんは、団体客のようでおばさまたちが凄い賑わい。かなりドタバタしてましたが、私達の方はちょっと訳有りで全然人がいない一方で芸者さんがたくさんいたので、実にゆったり&のんびりと夏の京都を満喫できました(笑顔)。

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夜になるにつれて、山車の提灯がますますイイ感じです。

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これ良く分からなかったのですが、何のお神輿だったんだろう?
【補足】2009年になってようやく分かりました。南観音山の「あばれ観音」ですね。あさってから、京都へ行きますが、さすがにこの時間までは出歩いていないだろうなあ~。
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まさに眼の前に止まっているんです。2階で高さも同じぐらいだから、横を見るだけで実によく見えました。

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山車の飾りも綺麗。これって飛天とかじゃないかなあ~。町衆の活気があった時のものですから、そういうのを観るだけでも楽しいですね!

さてさて、こういう祇園祭に誰か連れていって下さいませ。本当にまた行きた~い♪ 確かにそれなりの値段がしますが、キャバクラで散財されるよりは、はるかにマシでしょう。ねっ、○○さん?

まあ、今年は京都に花見に行けなくて残念だったので、夏の京都でも楽しみますか。暑かったら貴船で涼もうかな。あ~、早く京都行きたいな。暑くて人のいない夏に行く京都も好きなんだけどなあ~。誰もいないんだもん、ホントに。
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2006年07月16日

ナショナル ジオグラフィックセミナー『ユダの福音書』の謎を追う

「ユダの福音書」で世界中が盛り上がっている中、本の売れ行きに気をよくしたナショナル ジオグラフィック社が翻訳者のマービン・マイヤー氏を招いて開催されたセミナーに行ってきました。

最初の10分間は、サマリーとして映像でユダの福音書に関する基本的知識を紹介した後、マイヤー氏の講演が始まりました。

期待が大きかったのですが、既に出版されている本の内容を説明されただけで出版物では書けなかったが興味深い話とか、本以外のプラスアルファの部分はほとんどありませんでした。

まあ、それも仕方ないのかもしれませんが、本来ならば一番素晴らしくなりそうだったのが約30分ほど説明とは別に設けられた質疑応答の時間。

ユダの福音書だけではなく、トマスの福音書に関する著書もあり、グノーシス関係についてもお詳しい方なのできっと興味深いものとなるはず、私自身も二つほど質問をするべく質問のある方と聞かれた時には、真っ先に手を挙げて質問しようとしたんだけどなあ・・・。

まあ、時間がなくて私まで質問が回ってこなかったのはしょうがないことですが、他の方の質問でなんか的外れの質問が多くて非常に残念でした。グノーシス主義やコプト語の権威である学者に、信仰の話を聞いて何の意味があるのでしょう? あくまでも今回の福音書についての解釈やグノーシス主義文書としての意義など、質問すべき内容の範囲は自ずから絞られてくると思うのですが・・・。

最悪だったのが一番最初の質問者の方。おせじにも流暢といえない英語でダラダラと意味不明の質問をし、司会者が要点を絞って質問して下さいと再三再四注意されると、焦ったのか、ご自分がよく分からないので本の文章を読み始める始末。最低でした。

自分が何を質問するのか、箇条書きぐらいは事前にすべきだし、自分が何を聞きたいのか分からないまま、貴重な時間を浪費されたことにはかなり怒りを感じました。私が近くにいたら、思いっきりブーイングしようかと本気で思いました。実際、司会者も周りの人々も呆れ顔でした。

しかし、なんで誰ももっとユダの福音書の内容自体について質問されないんでしょうか? 本書が公表されて周囲の反応は?とかって学者に聞く内容ではないでしょう。本題の話しが済んで、余った時間で質問する内容じゃん(ちぇっ)。

講演会の終わった後、マイヤー氏にこっそり質問に行こうと思ったのですが、著書やDVDのサイン会になっていて、人だかりができていたので諦めました。う~ん、私自身にはあんまり意味がないセミナーでした。

ただ、マイヤー氏の講演自体が悪かったわけでもなく、質疑応答も含めてそれを充実したものにできなかった聴衆のせいなんでしょう。せっかくの機会を逃して、かなり気落ちして居酒屋で愚痴をこぼしていた私でした。非常に残念!
【講演内容】
『ユダの福音書』発刊の影響
1970年代の古文書発見から、現代に至る経緯
復元に向けての血のにじむような努力
写本の真偽を明らかにする炭素14年代測定
グノーシス主義の思想を描いた『ユダの福音書』
『ユダの福音書』に描かれた、イエスとユダの関係
書き換えられるキリスト教の歴史
ユダの復権と再評価
現代における『ユダの福音書』の意味

ナショナル ジオグラフィックのサイト

関連ブログ
「ユダの福音書の謎を追う」セミナー
「原典 ユダの福音書」日経ナショナルジオグラフィック社
ユダの福音書(試訳)
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2006年 05月号&「ユダの福音書を追え」
ユダの福音書の内容は、確実にじらされることを約束する
『ユダの福音書』4月末に公刊
イスカリオテのユダ、名誉回復進む!
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2006年06月25日

再生少女~FLASHアニメーション

ネットを徘徊していて見つけたのですが、こんな素敵(?)なものがネットで提供されているとは知りませんでした。本当にネットの世界は玉石混交だからなあ~。

こういった良い物は、ドンドンご紹介しますね(笑顔)♪
《内容》
毎日、毎日リサイクル施設で働く少女。彼女には、尊敬する人ととっても&とっても大切な仕事があるんです。今日もまた、彼女はリサイクルで物を集めながら日々を過ごしていきます・・・。
いささかのブラックを含んだ癒し系ストーリー。BGMに流れる曲もなんかせつないです。深夜に一人で見てると、なんか胸にグッときそう・・・。

なんかこういうの非常に好きなもんで。しょうもないTVや本なんかよりもはるかにグレード高いです。シンプルなんだけど、この簡潔さがたまりません。

FLASHアニメは、順次製作中で途中までですが、サウンドストーリーは完結しています。ちょっと疲れて入る時、深夜にこっそり覗いてみて下さいね。
以下、バナー貼っておきますのでそちらをクリックすると飛びます。
ksb4.gif
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2006年05月21日

ユダの福音書(試訳)

<※なんか文字化けしてます。>

ユダの福音書の本が出るまで待ち切れずに、ネットで情報探していたら、な~んだ、英語ならただで提供されてたんですね。
元はアメリカのナショナルジオグラフィックです。
nationalgeographic, Gospel of Judas
ここの英語版をダウンロードすればOK。テキスト付きpdfです。

で、ざっと訳してみました。言い訳させてもらうとあちこち文章が抜けていて完結してないので意味が分かんない? おまけに宗教関係だから、より一層分かりづらいです。加えて語学力の無さで訳になってないかもしれませんが、まあ、参考までに。英語出来る方は自分で読んだ方がいいですよ~。

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ユダの福音書

序章:書き出し

イエスが過ぎ越しの祭りを祝う前に、一週間のうち3日間、イスカリオテのユダと話した啓示に秘密の説明

イエスの地上での使命

イエスが地上に現われて、人類の救済の為に数々の奇跡と大いなる驚異を行った。ある者は罪の中を歩いたのに対して、あるものは正しいやり方で歩いたので、12人の弟子が呼ばれた。
イエスは弟子達と世界を超越した神秘と最後に起こることについてと話し始めた。しばしば、イエスは弟子達に姿を現さないことがあったが、彼らがまだ子供であることも分かっていた。

場面1:イエスが弟子達と対話する:感謝祭の祈りや聖餐

ある日イエスはユダヤに弟子達といて、弟子達が一緒に集まって宗教儀式で着席していた。イエスは弟子達に近づくと、彼らが集まり、着席し、パンを渡しながら感謝祭の祈りをしているのを笑われた。
弟子達はイエスに言った。「先生、何故あなたは感謝祭の祈りを笑われているのでしょうか?私達は正しいことをしています。」
イエスは彼らに答えて言った。「私はあなた達を笑っているのではない。あなた達は自らの意思の為にこれを行っているのではない。というのは、、あなた達の神を称賛しようとしてこれを通して行っているです。」
弟子達は言った。「先生、あなたは私達の神の息子です」
イエスは彼らに言った。「どうやってあなた達は私の事を知ったのですか? 本当のところ、あなた達のいる人々の時代では私の事を知っている者はいないでしょう。」

弟子達が怒る

弟子達はこのことを聞くと、怒り狂って心の中で冒涜するようなことを言い始めた。
イエスが弟子達が理解できなかった事に気づき、彼らに言った。「何故、このような動揺があなた達を怒らせるのでしょうか?あなた達の中にいるあなた達の神は・・・あなた達の魂の中に怒りを生じさせてしまった。人間の中で十分に強いあなた達の誰か、完全な人を連れ出して私の前に立たせてなさい。」
しかし、彼らの精神は、あえてイエスの前に立たなかった。イスカリオテのユダを除いては。彼はイエスの前に立つことができたが、イエスを見ることはできなくて顔をそらした。
ユダはイエスに言った。「私はあなたが誰であり、どこからいらしたのかを知っています。あなたはバルベロという不死の王国からいらしたのです。私は、あなたを送ってきた方のお名前を挙げるだけのにはふさわしくありません。」

イエスがユダと個人的に話す

ユダが賛美されるような何かを熟考しているのが分かったので、イエスは彼に言った。「他の者達から離れなさい。そして私はあなたに王国の神秘を語ろう。あなたにはそこに到達することが可能だ。しかし、大いに悲しむだろう。というのは、十二人の弟子が再び神と完成する為に、誰か他の者があなたにとって代わるだろう。」ユダはイエスに言った。「あなたは渡しにこれらのことを語って下さるのはいつでしょうか?偉大な光の日が時代を夜明けにするのはいつでしょうか?」
しかし、ユダがこれを言った時、イエスは彼を残して行った。

場面2:イエスが弟子達の前に再び現われる。

これが起きた次の朝、イエスは弟子達の前に再び現われた。
弟子達はイエスに言った。「先生、どこに行かれたのですか?私達を残して何をされていたのですか?」
イエスは彼らに言った。「私はもう一つの偉大で聖なる時代に行っていた。」
弟子達は彼に言った。「我が主よ、私達よりも優れ、私達よりも聖なる時代とはどんなものですか?それは今のこのような王国ではないのですね。」
イエスがこのことを聞くと、笑って彼らに言った。「何故、あなた達は心の中で強く聖なる時代のことを考えているのですか?本当のことをいうと、この永劫ともいえる時間に生まれた者はその時代を見ることはないでしょう。そして、星の天使のほとんどはその時代を支配することはないでしょう。そして、死すべき人の誰もそれと結びつけることはできません。時代は・・・から生じてくるのではないからです。あなた達の人々の時代は、人類の・・・の力によっている。それはあなた達が支配する他の力・・・。

別な日に、イエスが弟子達のところに来た。弟子達は彼に言った。「先生、私達はビジョンの中であなたを見ました。私達は夜、偉大な夢を見ました。イエスは言った。「あなた達が隠れてしまった時、あなた達は何故・・・?」

弟子達は寺院を見て、それについて議論する。

弟子達は言った「私達は大きな祭壇のある偉大な家と12人の男達ー彼らは聖職者達だと思いますーと、名前を見ました。聖職者が奉納を受け取るまで、群集は祭壇で待っていました。
しかし、私達は待ち続けています。」
イエスは言った。「聖職者達は何に似ていますか?」
彼らは言った。「ある者は・・・、ある者は、自らの子供を犠牲にします。他の者はお互いに称賛と謙遜の中で妻を、ある者は男達と眠っています、ある者は虐殺に関係しています、あるものはたくさんの罪と無法な行為を犯しています。
祭壇の前に立っている男達はあなたの名前を念じています。そして全てのおいて不足した行為の中で、犠牲が完成へと捧げられている。
弟子達はこれを言った後、静かになり、悩んでいた。

イエスは寺院のビジョンについて寓意的な解釈をする。

イエスは弟子達に言った。「何故、悩んでいるのか?」本当のところ、祭壇の前に立っている聖職者達がみんな、私の名前を唱えている。再び私はあなた達に言う。私の名前は、この上に書かれている。人間の時代を通じて星の時代・・・。そして彼らは私の名前の中に、恥ずべきやり方で、果実無しに植物を植えてしまった。

イエスは弟子達に言った。「あなた達が祭壇で奉献を受け取っているのを見た人々、それはあなた達である。それがあなた達の仕える神である。あなた達はあなた達が見た12人の男達なのです。あなた達が供儀の為に持ってくるのを見た牛は、祭壇の前であなた達が堕落させる多くの人々なのです。・・・は立って、こういったやり方で私の名前を利用するでしょう。敬虔な人々の時代はその神に忠実なままでいるでしょう。
ある者は姦淫者であることから、そこに立ち、ある者は、幼児の虐殺者であることからそこに立っているでしょう。また、ある者は男達と眠り、節制する者もいる。堕落した者達の残りの者は無法と過ちから、立っているでしょう。
そして「私達は天使に似ている」という者もいる。;それらはあらゆる物をその結論にしてしまう運勢である。
というのは、人間の時代にとって次のように言われている。「神は聖職者の手からあなた達の犠牲を受け取っている。」-それは間違った任務である。
しかし、神は主であり、世界の主人であり、支配する存在である。「最終日に弟子達は恥じるだろう」

イエスは弟子達に言った。「祭壇上で・・・犠牲を捧げるのを止めなさい。彼らは、あなた達の星や天使の上にいて、そこでは既に結論が出るようになっています。あなた達の前に彼らは誘惑され、・・・時代・・・彼らは行かされる。パン屋は天国では全ての創造物に食べさせることはできない。そして・・・彼らに・・・そして私達に・・・。
イエスは弟子達に言った。「私と争うことを止めなさい。あなた達のそれぞれが自らの星を持っている。そして・・・しかし、彼は神の楽園に水を撒くようになる。そして続いていく時代、その時代を彼は人生を並んで歩いていかないだろう。」

ユダはイエスに時代と人間の時代について尋ねる。

ユダは言った。「ラビ、この時代が生み出すものはどのような果実ですか?」
イエスは言った。「全ての人類の魂は死んでしまうだろう。しかしながら、これらの人々が王国の時代を完成し、精神がそれらを置いていく時、肉体は死んでも魂は生きているでしょう。魂は取り上げられるでしょう。」

ユダは言った。「残りの人類はどうするのでしょうか?」
イエスは言った。「岩の上に種をまいたり、その果実を収穫するのは不可能です。これは、次のようでもある。縦に並んで進んでいく時代、堕落し易い叡智、寿命のある人々を作り上げた手。彼らの魂は永遠の王国へ上がっていく。本当のところ、天使・・・力は見ることができる・・・」
イエスはこれを言った後、離れていった。

場面3:ユダはビジョンを順序立てて話し、イエスが答える。

ユダは言った。「先生、彼らのみんなに耳を傾けていらっしゃるので、今は私の話も聞いて下さい。というのは、私は偉大なビジョンを見ました。」
イエスがこれを聞くと笑って言った。「あなたは13番目の人です。何故、そんなに一生懸命なのですか?言ってごらん、あなたにつきあってあげよう。」
ユダはイエスに言った。「ビジョンの中で、私は12人の弟子達が私に石を投げていたり、私だけ迫害しているのを見ました。私は、あなたの後・・・その場所にも来ました。私は見ました・・・、そして私の目には、その 規模が分かりませんでした。偉大な人々がそれを取り囲んでいました。そして家には緑樹の屋根が有り、家の中心には群集がいました・・・「先生、私も彼らと一緒に連れて行って下さい」」
イエスは答えて言った。「ユダよ、あなたの星はあなたに道を踏み外させようとしている」イエスは続けた。「寿命のある人はあなたが見た家に入るだけの価値はないのだ。というのは、その場所は聖なる人々の為にとってあるのだ。太陽も月もそこでは支配することはなく、昼間も支配することはないが、聖なる人々は、永遠の王国で聖なる天使達とともに住むだろう。いいかい、あなたに王国の神秘を説明し、星達の誤りについて教えたのだ。それを送り、12の永劫で・・・」

ユダは自らの運命について尋ねる

ユダは言った。「先生、私の種はこの世界の支配者の支配下にあるのでしょうか?」
イエスは答えて言った。「来なさい、・・・しかしあなたは王国と、あらゆる全ての時代を見た時、おおいに悲しむでしょう。」
ユダはこれを聞くと、イエスに言った。「私がそれを受け取るのは、良いことなのですか?あなたは私をあの時代から離れさせています。」
イエスは答えて言った。「あなたは13番目になるだろう、そして他の時代から呪われるだろう、そして彼らの上で支配するようになるだろう。最後の日々に、彼らはあなたが聖なる時代に昇っていくのを呪うだろう。」

イエスはユダに宇宙論について教える:精神と自ら生み出されるもの

イエスは言った。「来なさい、私はあなたに今まで誰も見たことのない秘密について教えよう。広大で国境のない王国がある、その大きさは天使の時代が見たこともないほどです。そこには、偉大な目には見えない人がいる。」

それを天使の目は今まで見たことはなかった。その心が考えたことは今まで理解したこともなかった。
そしてどんな名前でも呼ばれたことがなかった。

「そしてそこには輝く雲が現われた。イエスは言った。「天使を私の付添い人として生み出そう」
「偉大な天使、啓蒙された聖なる自ずから生まれし者、が雲から現われた。イエスの為、他にも4つの天使が別な雲から生じて、彼らは天使の自ずから生まれし者の付添い人になった。自ずから生まれし者は言った。「・・・を生じさせて、それは・・・になる。そしてイエスは最初統治する為に先覚者を作った。イエスは言った。「天使を先覚者に仕えさせる為に生み出させよう」そして数えられないほどの数の天使が生まれた。イエスは数えられないほど多くの天使達と一緒に統治し、奉仕を提供する為に第二の先覚者を生み出した。それは、イエスが啓蒙された時代の残りを作ったからであった。イエスは彼らを統治する為に彼らを作って、数えられないほど多くの天使達を彼らの為に作った。彼らを補助する為に。

アダマスと先覚者達

「アダマスは神と呼ばれる者達の中でこれまで見られたことがなかった最初の輝く雲の中にいた。」彼は・・・。彼はセツの清く正しい時代を作った・・・・。彼は清く正しい時代に精神の意思に合わせて72人の先覚者を登場させた。72人の先覚者は精神の意思に合わせて、各々について5人の数で360人の先覚者を登場させた。
「12人の先覚者の12の時代は各時代に対して6つの天国でそれぞれの創造主を作った。その結果、72人の先覚者には72の天国があり、それぞれに5つの天空があるので全部で160の天空がある。
先覚者には権威と、たくさんの天使が栄光と崇拝の為に与えられ、それから、全ての時代と天国とそれらの天空の栄光と崇拝の為に無垢なる精神も与えられた。

宇宙と混沌と地上

たくさんの不死のものは創造主と72の先覚者(自ずから生まれし者達と72の時代にいた)により、宇宙と呼ばれるー即ち、地獄。そこで最初の人が清浄なる力をもって現われた。人の時代に現われた永劫は・・・と呼ばれている。
「12の天使達に混沌と地上を支配するようにさせた。」そして雲の中から、天使が現われた。顔を火で光り、並びながら現われた。その天使の名前は、ネブロ。それは「反逆」を意味し、他の者達は彼を「ヤルバボス」と呼ぶ。別な天使はサクラスで雲から生じた。ネブロはサクラス同様に手助けにするよう六つの天使を作り、その天使達は天国でそれぞれの割当を受けて、それぞれが12の天使を生み出した。

支配者と天使達

12の支配者は12の天使達に言った。「それぞれが・・・」

最初はセツで、キリストと呼ばれる。
第二はハルマソスで、・・・
第三はガリラ。
第四はヨベル。
第五はアドネイオス。
これらが地上、とりわけ混沌をを支配する5人の者でした。

人類の創造

「それからサクラスは自分の天使達に言った「姿・形に似せて人間を作りなさい。」 天使達は雲の中でアダムと妻のイブ(ゾエと言われる)を形作った。この名前によって、全ての時代がその人を求め、彼らのそれぞれが女性をこの名前によって呼んだ。今、サクラは・・・を除いて・・・を支配しなかった・・・。そして支配者はアダムに言った。「お前は長く子供とともに生きることになるだろう」

ユダはアダムと人類の運命について尋ねた。

ユダはイエスに言った。「人間が生きる長い期間とは何ですか?」イエスは言った。「アダムと彼の時代が自らの王国を寿命と支配者とともに受け取った場所で人生を送ること、これについて何故、不思議に思うのですか?」
ユダはイエスに言った。「人間の魂は死ぬのですか?」
イエスは言った。「これは神がミカエルに人々の魂を重荷として科すように命じられたからです。その結果、人々は奉仕をするかもしれないが、偉大な神はガブリエルに偉大な魂達を精神と魂を支配するもののない偉大なる時代に連れて行かせた。それゆえ、魂の残りは・・・。

イエスはユダや他の者達と邪悪なもの達の破話し合う。

天使の時代の中でこの肉体に住むあなた達の精神・・・。しかし、神はアダムに知識を与えられた。その結果、混沌の王達と地上は彼らが支配しないようになった。
ユダはイエスに言った。「それらの時代は何をするのでしょう?」
イエスは言った。「本当のところ、彼らの全てにとっては、星達が物事を完成させる。」サクラスは彼に割り当てられた時間を完成すると、彼らが行うと言っていたことを終了させるだろう。それから、彼らは私の名前で姦淫し、子供を虐殺し、・・・するだろう。そして彼は・・・。
その後、イエスは笑った。
ユダは言った。「先生、何故私達を笑っているのですか?」
イエスは答えて言った。「私はあなた達を笑っているのではなくて、星達の誤りを笑っているのです。」何故なら、これらの六つの星達はこれらの五つの戦闘員とともに目的から外れているから。星達はみんな自らの作ったものと一緒に壊されてしまうだろう。」

イエスは洗礼をされた人達のことを語る。そしてユダの密告

ユダはイエスに言った。「あなたの名前で洗礼を受けている人々は何をするでしょう?」
イエスは言った。「本当のところをいうと、この洗礼は・・・。本当のところ、ユダよ、サクラスに犠牲を捧げる人々・・・邪悪なもの全て・・・。
「しかし、あなたは彼ら全てに勝るだろう。というのはあなたは私が着ている人間を犠牲にするだろうから。」

既にはあなたの角は上がっている。
あなたの怒りは煽られている。
あなたの星は輝いている。
そしてあなたの心は・・・。

「・・・支配者は破壊されるだろうから・・・・。それから、アダムの偉大な時代のイメージは、賛美されるだろう。というのは、天国よりも地上や天使、永遠の王国からのものである時代が存在するから。あなたは全てを語られてしまった。目を上げて、雲と雲の中にある光、それを取り囲む星達を見てみなさい。道を導く星があなたの星です。」
ユダは目を上げて、輝く雲を見て、その中に入った。地上に立っていた人々は雲から聞こえる声を聴いた。次のように言っている・・・。

結末:ユダはイエスを密告する

高位の聖職者達はつぶやいた。イエスが祈りの為に客室に行ってしまったので。しかし、祈りの間、イエスを逮捕する為に数人の律法学者が注意深く監視していた。イエスはみんなから預言者としてみなされていたので、彼らを人々を恐れていた。
律法学者たちはユダに近づいて言った。「あなたはここで何をしているのか?あなたはイエスの弟子だ。」
ユダは彼らの望むように答えた。そしてユダはいくばくかの金を受け取ってイエスを彼らに引き渡した。

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原典 ユダの福音書(amazonリンク)
出版されたら、買おうかな? どうやって訳してるのか興味有るし。

卒連ブログ
ユダの福音書の内容(英文)
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2006年 05月号&「ユダの福音書を追え」
ユダの福音書の内容は、確実にじらされることを約束する
『ユダの福音書』4月末に公刊
イスカリオテのユダ、名誉回復進む!
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2006年05月14日

あの黄金伝説が平凡社より復刻された!!

ougon.jpgいつもうちのブログを読んで頂いている皆さんに耳よりな情報をお届けしましょう。私がものすご~く苦労して大金をはたいて購入したヤコブス・デ・ウォラギネの「黄金伝説」が復刻されました。

昨日、何気なく本屋で見つけて一瞬、体が硬直しました。今年になって高い金出して全巻揃えたのにさあ~。マジ、号泣しそうになりました。訳しているのは、前田 敬作氏と今村 孝氏だから、人文書院で出してたものだと思う。

平凡社が版権を購入したか何かして権利を取得して出したんだと思います。今月の5月10日に出たみたいだから、まだ出たばっかりです。ちっ、もっと早く連絡くれよ~平凡社さん、書店で見るまで全然気づかったよ~。

今回出たのは1巻だけ。これが人文書院の1巻に相当するのか否かは不明。順次残りの分も出るとは思うけど、平凡社のサイトでは特にその案内は無し。悔しいけど、こちらも買おうかな? 今持っている全四巻場所取るんだよねぇ~。

しかもこの本は絶対に面白いから、時々読みたいと思うし、常に側においておきたかったりする。はあ~溜息ばかり。英語のも持っているし、ハードカバーの全4巻持っているのに、平凡社のまた買うのって・・・少し馬鹿っぽい気もする。でも、売るのももったいない気がするしなあ~。苦労して集めただけに、抵抗もある。悩みがつきない。

っていうか、それより金だ、金! 購入資金どうしよう? ケルズの書買ったばかりなのにさ(涙)。平凡社さん、宣伝に協力するから本下さいとか言いたいところ(苦笑)。う~ん、それぐらい影響力があるサイトなら、良かったのに。

冗談はさておき、聖人やキリスト教に関心のある方、必見です。絶対にこれは買っておいて損無し。ダ・ヴィンチ・コードファンには、マグダラのマリアの載っている巻だけでもお薦めします。人文書院では第二巻に載ってたけど、平凡社のには何巻目に載っているかな? それは確認してから買った方がいいです。

しかし、しかし、しかし・・・。
復刊自体は嬉しいものの、なんとも複雑な気分。もうちょっと早く決めてくれれば良かったのになあ~。もしかしてこれもダ・ヴィンチ・コードの影響か? 私の場合は、モロにその影響だけど・・・。

まだ持っていなくて、是非とも黄金伝説を読みたかった方。他の本を買うのを我慢してこっちをお薦めしますよ~。

黄金伝説 1(amazonリンク)

関連ブログ
黄金伝説 ~聖人伝~ ヤコブス・デ・ウォラギネ著
前田敬作氏が書かれたコメント
The Golden Legend: Readings on the Saints 「黄金伝説」 獲得までの経緯
黄金伝説 Golden Legend コロンビア百科事典による
祝「黄金伝説」全4巻 獲得(大威張り)
「黄金伝説1」ヤコブス・デ・ウォラギネ著 前田敬作訳 人文書院
「黄金伝説2」ヤコブス・デ・ウォラギネ 人文書院
「黄金伝説3」ヤコブス・デ・ウォラギネ著 人文書院
「黄金伝説4」ヤコブス・デ・ウォラギネ著 人文書院
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2006年05月08日

北海道のオレンジカード

orangecard.jpg

小樽で売っているのを見つけました。なかなか素敵なデザインのオレンジカード(=JRで使えるプリペイドカード)だったんで、ついつい買ってしまいました。北海道記念にいいでしょう♪

そうそうイオカードは発売中止になったので、オレンジカードも駄目かと思ったら、オレンジカードは問題ないんですね。さっきネットで調べて初めて知りました。だったら、他のデザインのも買っておけば良かった(残念!)。
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2006年02月12日

NHKスペシャル「イラク・シーア派台頭の衝撃」

以前、ビン・ラディンに関する本を読んだりして中東全般についても関心はありましたが、今回の特集は、いろんな意味でかなりショッキングな内容でした。

アメリカによる管理下にありながらもようやく選挙が実現したイラクで、一歩づつイラク国民自身による政治が行われようとする状況のもと、思いもよらない事態が生じているようです。フセイン体制下においては大多数でありながらも、力によってその言論や権利を封じられてきたシーア派がこないだの選挙で大勝利したことは、私もニュースで読んでしっていましたが、その影響がこれほどまでとは思いませんでした。

良くも悪くもフセインという傑出した人物であったこらこそ、あの複雑な政治・宗教問題を抑えつつ統治していたのが、一気に自由になったことでこれまで蓄積されてきた不満が突如として噴出してきている状況です。フセインの時代には、シーア派とスンニ派が仲良く生活できていたのに、今は同じイスラム教同士で政治的発言権を求めて、血で血を洗うテロ活動が頻発しているようです。

しかもそれには石油という金になる資源を持つ地域を押さえているか否かでイラク国内でも分裂の様相を呈し、これまで一部の人間(主にスンニ派)に独占されていた権利を取り戻すのだという歴史的な背景もあり、混乱以外の何物でもないようです。クルド人は自治権の拡大を図ると共に、石油の独自開発さえ進めているし、選挙で大多数を占めたシーア派は議会を通じて彼らの力を増しています。スンニ派は、全てを失い兼ねない状態で国家としての分裂を避けるべく苦闘しているという状況らしいです。

そんな状況下、よりにもよってイスラム原理主義を標榜するイランがイラクに接近してるそうです。イランの神学校で海外からの留学生を無料で寄宿させ、イスラム教の勉強をさせているそうです。イラクで迫害を受けていた当時、シーア派の人々がイランに避難し、その神学校で学んだ人達が今、まさにイラクでシーア派の宗教的指導者として活躍している。イラクとイランの接近は火を見るより明らかでしょう。正直、背筋が寒くなりました。勿論、そういったことに限らず現在イランはイラク支援の為にたくさんの資金援助なども行っており、今後も両者の結び付きは増していくのでしょう…。

ま・さ・か…、世界がそんなふうに動いているとは知りませんでした、私。NHKえらい!最近、もう駄目かなあ~と思っていましたがたまにいい番組を作ってくれますね。ほんと。シーア派がイラクにおいて国民の大多数にもかかわらず、その発言を封じられ、石油の権益も分け与えられず、迫害され、弾圧されてきた姿を(シーア派寄り?)とも思えるぐらいに番組で紹介しているのは凄いと思います。

またイラクに限らず、シーア派が国民の大多数を占めているのに、少数派のスンニ派が政権を独占し、シーア派を抑圧しているであろう他の中東の国々にも今回のイラクにおけるシーア派の勝利が多大な影響を及ぼしているそうです。イラクにおけるシーア派の勝利が、世界中で迫害され、民主主義の正当な権利を妨害されている各国のシーア派を大いに勇気付けているそうです。番組では親米よりの王家が支配するバーレーンを映していましたが、彼らも本来は少数派のスンニ派であり、大多数のシーア派を無理に押さえつけているのは明らかでしょう。

私が以前読んだ本では、一見すると良心的で平和国家のように見えるサウジアラビアも指導者である王家に敵対する政治勢力には、諜報機関で口に出せないような拷問を今も実施していることが書かれていました。それを読んだ当初は半信半疑ではありましたが、少数派が多数派の国民を抑えるには、そういった非合法な手段によらなかればならないことが改めてよく分かりました。

で、アメリカはいつも通り、親米政権である限り、民主主義国家でなくてもOKだし。口先だけでアメリカが唱える民主主義によってその国の国民多数が支持する反米政権よりは、ずっと好ましいんでしょうし…。

でも、今回の事(イラク戦争のその後は)はアメリカにとっても予想外だったんでしょうね。フセインが倒れたことでアメリカの御し易い政権ができるどころか、イラクが政治的混迷に陥り、あってはならないイラクとイランの結び付きとは、大誤算でしょう!! 更にそれが世界中のシーア派を勢いづかせ、シーア派をこれまで弾圧しながら知らぬ振りをして過ごしてきた中東諸国の存在を揺るがす事態に発展するとは…まさに最悪の連鎖シナリオでしょう。

口先だけの民主主義ではなくて、本当に国民が支持した政党が政権を担う民主主義で生まれようとしているのかもしれませんが、その代償はあまりにも大きく、世界のパワーバランスが一変する可能性がありそうですね。目が放せません。アジアにおける中国のオーバープレゼンスもしかり、世界が変わる時、一部地域のことに限定できない時代です。日本がはっきりと変わりつつあることも実感する日々ですが、それ以上に世界は変革しているのを感じました。

さてさて、私は平和に生きていけるのでしょうか? 竹林の七賢のように隠遁するわけにもいかないし、これからの時代を生きていかねばなりませんね。う~む。
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2005年12月30日

NHKドラマ「名探偵 赤富士鷹(あかふじ・たかし)」

NHK ドラマ

アガサ・クリスティーの原作を元にして、昭和初期の日本に舞台を置き変えたドラマ。いい意味でNHKが得意な物語としてしっかりした作りの上質なドラマでした。

昨日(29日)は「ABC殺人事件」、今日(30日)は「愛しのサンドリヨン」と連夜の放映でしたが、両方とも面白かったです。昨日渋川のホテルで見て面白かったので、しっかり今日も見ちゃいました(笑顔)。

そうですねぇ~、殺人事件の謎解きもオーソドックス過ぎるくらいの正統派ですが、しっかりと起承転結があるうえに、そこに絡ませる探偵と居候の若者の人間関係もなかなかいい感じに設定されていてそれが複合的に絡んでなかなか味わいがありました。映像も照明方法や撮影方法をあえて、時代がかった感じにしていてそれが嫌味にならず、時代感をかもし出していて結構私は好きでした。個人的には、灰色の脳髄のポワロさんよりも名探偵明智小五郎と小林少年をイメージしながら見ていたんですけどね。

冬にあえて、夏の情景を見せるのもいいなあ~。一年の中でも夏が一番好きな私です。夏にじっと部屋になんていないもん。バッグ片手に日本を放浪しないでいられません(苦笑)。夏のけだるい午後に、いささか物悲しいとある地方の街角。なんか、好きなんだよねぇ~。ちょっと、そんな感じも漂っているしね。何よりも古書店がいいかも?

地方の旅先で出会う古書店。たま~に掘り出し物を見つけたり、何もなくてもなんか好きなんだよねぇ~。カビや埃っぽいのは苦手なんだけど、アンビバレンツな私。ああ~もっと旅に出たい♪

ドラマの感想からはドンドン離れていきますが、そういった不思議な感じを抱かせてくれるのもいいです。久しぶりに楽しめたドラマでした。NHKさんもこういうの、たまに作ってくれると嬉しいなあ~ホントに!!
posted by alice-room at 23:04| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

国立西洋美術館のイルミネーションと酒の肴

国立西洋美術館内のクリスマス・ツリー

西洋美術館の中にツリーがあるとは思いませんでした。外にもツリーがあるし、お堅い国の施設のイメージが変わりました。これもいろんな改革の成果かな? 喜ばしい限りです。

国立西洋美術館外のイルミネーションで飾られた木々

こんなふうに美術館の外では、木々にイルミーションがされていてなかなか綺麗。美術館の外のところは、入場料払わなくても自由に入れるし、通りすがりの人もたくさんイルミーションの中を歩いていました。みんな笑顔。

国立西洋美術館外のイルミネーションで飾られた木々

国立西洋美術館外のイルミネーションで飾られた木々


少し離れたところでは、大道芸として人形劇を路上でやっていて、どこからか曲まで流れていました。こういうのって楽しくていいなあ~。なんか好き!!

御膳

昨日、ブログで酒の肴に関する本を紹介したので今日はしばしば使うお店での酒の肴をご紹介しちゃいます。最初は、お腹がすいているので一つの御膳を二人でシュアしてつつきながら、飲む。奥の左から、しじみのお味噌汁、焼き魚、じゃこ飯。手前の左は、デザート(私は食べてないから分からない)、おばんざい3種(ぜんまいとこんにゃく、茄子、軟骨と蓮根)、かきあげ。

おばんざい3種

おばんざい3種盛り。内訳はぜんまいとこんにゃくと湯葉、海老芋の鶏肉そぼろあんかけ、柚子味噌のほろふき大根。

豆銘(とうぺい)と薩摩無双

奥のは同じおばんざいが写ってますが、手前のは今年取れたさつも芋から出来た新酒(ヌーヴォー)だそうで期間限定と書かれていました。そういうのに弱い私がついついオーダーした薩摩無双のロック。右側が絶対にお薦めの豆銘(とうぺい)。

下のメニューでも書かれてますが、この豆銘は豆腐の味噌漬けなんですが、これが実にウマイ! ご飯に載せて食べてもいけるのですが、酒飲みとしては、肴としてこれをちびちびと舐めつつ飲むことをお薦めします。単なる塩とは違うものの、ほどほどの塩分が味をはっきり&すっきりさせ、酒(焼酎には確かに最適)をより美味しくすると共に、このなんとも言えない味わいがイイ♪ 

チーズとワインの取り合わせがお互いを高めあう至福の時、まさにそんな感じなんですよ~、焼酎版ですが。値段も安いし、これは本当に嬉しい♪♪

余談ですが、「貴仙(きせん)」という珍味があります。これも豆腐を発酵させて作った豆腐の塩辛なんですが、もうこれが美味しいのなんのって、ままかりとかよりもはるかに旨い。不思議なことにこの貴仙をご飯に載せて、ご飯を食べるとそれがそのまま酒の肴になってしまうのですよ~。日本酒や焼酎にも合うので、ご飯を食べながら飲むというのもまた不思議? とにかくこれも美味しかったりします。ついつい豆銘で思い出してしまいました(生唾ゴクリ)。

メニュー

ここに載っているクリームチーズの酒盗合え、これがまた日本酒にあうこと&あうこと。串物や他の物の合間に、箸休めにつまむとこれがまた・・・GOODでしょう、もう!

あっ、でもここに出てる生からすみって食べたことないなあ~。普段は、軽く表面を火で炙って香ばしさを出した後、細切りにしたのをつつきながら、自宅で酒飲んでるけど。どんな感じなんだろう?

山芋のお好み焼き

山芋が入ると、ふっくらするんだよね。マヨネーズと塩というのは、ちょっと変わっているかも。自宅だとおたふくソースとマヨネ、かつおぶしとかで食べるんですが。

鍋

非常にすっきりした鍋。鱈、豆腐、エリンギ、ニラ、水菜、えのき、葱、ツミレ、がんもどき、ふ等の入ったお鍋です。冬は、あつあつの鍋ですね。暖かくなりました。ハタハタとかの鍋も最近食べて無いなあ~。どっかでやってるとこないかなあ~。

その前に蟹や河豚でも食べに行きたいな? 美味しいお店を探さねば!! 

関連サイト
国立西洋美術館

関連ブログ
「酒の肴・抱樽酒話」青木 正児 岩波書店
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2005年11月28日

NHKアーカイブス 日本の名園「修学院離宮」

日本の名園「修学院離宮」

昨晩やっていた再放送のもの。1987年だって。これも古い番組だけど、内容がいいんだなあ~。とにかく美しい!!政治的な閉塞感から30代で天皇位を退いた後水尾上皇が自らの理想を託さんと細かいところから何から何まで指図して作り上げた日本庭園。

まさに、一種の小宇宙が凝縮されているとしか表現しようのないこの世界観。日本庭園というと、割合小さな空間に枯れ山水とかで空間を表現していることが多いが、これは雄大な山からの眺めと共に、それなりに巨大な空間全体を用いている点でも珍しいと思いました。

いやあ~、名前だけは知っていたけど一度も行ったことないんだよね。京都大好きで毎年2回ぐらいは必ず行っている(今年は一度だけだったが)私が行った記憶が無いんでなんでかなあ~と思っていたら、理由が分かりました。

ここって事前に予約しなければ入れず、しかも3ヶ月前からなんだって、その予約。道理で行ったことないわけです。数日前にふと思いたち行動する私としては、絶対に3ヶ月前から予定を決めるなんて無理! 仕事の関係もあるけど、自分の行動を自分で束縛するようなスケジュールって大嫌いだからなあ~。一生行けないんではないでしょうか?(涙)

でも、無理してでも行きたくなるくらい美しい映像でした。たま~にいいのやるんだよね、NHKって。これは当りの番組でした!!

関連サイト
宮内庁サイト 修学院離宮
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2005年11月12日

日立世界ふしぎ発見!「イスファハン イランとペルシアをつなぐ楽園」

TBSの日立世界ふしぎ発見!のホームページ

最近土曜日は外出して遊びに行っていることが多いのだが、今週は自宅で夜を過ごしていて久しぶりにTVの「ふしぎ発見」を見た。今回はイランが中心でとっても期待して見ていたのだが、実に美しい映像が多く、これは絶対に行かねばと思った。

イランに関心を持ったのは、だいぶ以前の事からで今年チュニジアに行く際に、もし駄目だったら代替案としてイランにツアーで行くことも検討していたりもする。約一週間のツアーで25万円程度であり、アルコールが機内で出ない(イラン航空利用の為)という致命的な問題があって悩んだりもしたが、この番組でイスファハンの美しさに圧倒され、是非とも数年以内に行こうと思った!(うっ、お金どうすんだろ、私?)

いやあ~でも今回出てきたモスク。本当に綺麗。鍾乳洞のような蜂の巣細工の天井は、イスラム建築に特徴的ですが、色が鮮やかで本当に綺麗。思わず、スペインのアルハンブラ宮殿を思い起こさずにはいられませんでした。アルハンブラの方が時代的には古いようですが、このイスファハンのモスクも捨て難いくらい魅力的でした。同時に、あふれんばかりに水をたたえ、色とりどりの植物に囲まれた庭園。そう、これなんですよ、これ!まさに私が大好きなイスラム式庭園。今回はパティオとかは出てこなかったけど、そういうのもきっとたくさんありそう。賑やかなマーケットもいいなあ~、本当に大好き!!

そうそう、あちらの方で有名なカナート(地下灌漑施設)の紹介もありました。地下の岩盤に沿って穴を掘り進め、強烈な地表の乾燥から水を守りつつ、人の住む所まで水を引き込む仕組みですが、凄かったです。まさか千年も前のものが、未だに使用され、それが立派に機能しているとは。人がかがんで通れるくらいのスペースを延々と何キロも掘り進めるのは、莫大な時間と作業をする人々を養う共同体の存在が必須でしょうし、昔の人々の叡智と情熱には頭が下がります。ちょっと、感動。

むか~し、地理の教科書で学んだけど、これを利用した灌漑は現代でもつい最近までは一般的だったそうです。しかし、時代の流れで最新式の灌漑施設を利用するようになったら、地表に塩が出たりしてかえって農業とかが駄目になり、昔ながらのカナートが見直されている、そんな記事を読んだことがありました。昔の方が、経験則を生かして合理的な場合もあるんですね。ローマの古代都市の水道施設も凄いですが、こういった砂漠の民の水に関する知恵も凄いですね。アルハンブラ宮殿も何キロも離れたシエラ・ネバダ山脈から土地の高低差だけを利用して水を引き込んでいたことも思い出しました。

見ていて興味をそそる美しいもの、素敵なものがたくさんあった番組でしたが、特に美しいモスクには目を奪われました。モスクの天井全体が孔雀の羽を模していて、天井から差し込む一筋の光が孔雀の尾を表すなんて、素敵過ぎ!! やってくれますね(ニヤリ)。こういうのには弱いんだよねぇ~。

あと、この美しいモスクを維持する為に400年前から先祖代々タイルの修復とかをしている職人さんが出ていたけど、こういうのもイイ! どんなものでも裏方でそれを維持する為に人知れず努力している人がいるんだよねぇ~。こういう職人さんがあってこその文化・芸術でしょう。そういえば、以前日光東照宮を採り上げた番組を見て驚いたんですが、あそこも職人さん達凄いみたい。建築や塗装の設計図が原寸大で保存されていて、そこに細かく色の指定やら、サイズの指定がびっしりと書き込まれているんです。だから、これさえあれば、いつでも創建当時の色や形が再現できるんだそうです。これなんかも東洋・西洋を問わず、職人さんの情熱と素晴らしさの好例ですね。妙にモスクの職人さんにも通ずるものを感じます。

いやあ~、本当にいい番組でした。よし、イスファハン行くぞ! 頑張って仕事に精出すか。たま~にこういうの見ると、無性に行きたくなって困ってしまう私でした(笑顔)。

関連ブログ
アルハンブラ宮殿の思い出(2002年8月)
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2005年11月01日

googleのロゴ ハローウィン

halloween05.gif

こういうのってなんか楽しいですよね。ちょっとしたことなんだけど、普段よく使うgoogleだけにたまには気分転換もいいもんです。

関連ブログ
googleのロゴ 地球の日
googleのロゴがダ・ヴィンチですね!
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2005年10月30日

神田古本まつり 10月29日

毎年だいたいは行ってますが、お馴染みの古本まつりです。当日は雨が降りそうな天気のうえに、天気予報でも午後からは雨とか言われていていささかの不安を感じつつの古書漁りでした。先週あたりから、結構まとめて本を購入してしまったので幾分減ってきた未読の本達がまたまた逆戻り気味。そんな状況もあり、今回は買う本を控えようと思っていたのですが・・・。

いるいる、人がたくさん。みんなそんなに出てこなくても本は無くなりませんよ~と言いたくなるくらい。自分はおいといて、他の人の事をいう奴いますねぇ~(自爆)。人が多くて本を探すのが手間どってしまうのだけれど、やっぱり本が安い。

新刊の在庫分とか、傷等の訳あり本が50%オフ。でも、欲しい本ではないのでそれくらいの値段は気にせず、スルー。丹念に探していると100円、200円の均一本がある。勿論、店頭に普段でもあるんだけど、今回はイベント用にお店も意識して掘り出しモンを入れているので内容が充実している。しかも冊数が豊富なんで選び甲斐があるんだよねぇ~。これが今回のお目当て。

絶版物やそもそもあまり見かけないけど、自分の購入予定リストにあった本なども幾つか発見! それと軽く旅行に行くときの暇つぶしに読み捨てる感じで使える新書・文庫もちらほら。漫画の週刊誌が一冊250~280円ぐらいすることを考えれば、3冊買えちゃうもんね。少しくらい外れても痛くないし、ついつい買ってしまう。

デイパックに入りきらなくなり、片手にも本を入れたビニール袋を持ちながら古書の間を徘徊する。キャスター付きのバッグでもやっぱり持ってくるべきだったか? でもそれをやると重さの制限がないので買い過ぎを止めるブレーキを放棄することにも等しい。ほとんど自殺行為だしなあ~。かろうじて、本の重さで購入を抑制する私ってなにもの?

そんなこんなで獲得した収穫物はと言うと・・・。
「タタリと民俗社会」民俗学系の本って、需要が少ないのか?どの本も高いんだよねぇ~。これは新品同様に綺麗で300円。「世界の神話がわかる」「キリスト教と聖書の謎」「抹殺された古代民族の謎」は完全な新品で各200円。他にもたくさんいいのを仕入ちゃったもんね(満面の笑み)。

あと、これはそこまで安くはなかったけど、読みたかった「法王暗殺」。先日読んだ「バチカン・ミステリー」とは異なり、だいぶ偏ったところのある怪しい本みたいですが、有名な本ですし、一応は目を通しておきたかったしね。近くの図書館にもなかったのですが、GETできて良かったです(笑顔)。

で、最後にあれぇ~と思ったのが「神聖受胎」。澁澤龍彦氏の本。勿論、持ってるし、読んだことあるんで普段なら手にも取らないんですが・・・。たまたま、その本に惹き付けられてページをめくってみると、澁澤氏のサイン本だったりする。おやあ~??? 今までサイン本とかには特に関心がなかったのですが、もう既に亡くなられているし、リスペクトする澁澤先生のサインなら是非持っておきたい!! 値段を見ると400円。澁澤さんのサイン本なのに・・・。

サイン本が多くて特に価値が無いのか、それともサインが入っていたのを知らなかったのか分かりませんが、個人的にはすっごく得した気分でウキウキ♪ なんかこういうのって嬉しいですよね。誰にも知られずにいた本を見つけ出した気分でとっても良かったりする(笑顔)。

あ~でも、また本で部屋が狭くなる。机の上にも未読の山が。枕元にもあるし、バッグの中にもある。読みかけの本も常時3冊くらいあるし…。きりがない。連休中にものんびり読書しようか?

関連サイト
神田古本まつり 神保町公式サイト
posted by alice-room at 14:58| 埼玉 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年10月07日

祝 Yahoo! JAPANに掲載決定

これもいつもうちのブログを見て頂いている皆さんのおかげだと思います。本当にどうも有り難うございました(御辞儀)。

先ほど、Yahooさんから「Yahoo! JAPANに掲載」の連絡メールを頂きました。もう掲載自体はされているそうですが、それが実際に反映するのに(約1~2営業日以内)かかるとのことです。というと、来週の前半ぐらいになるのでしょうか?

その頃に、Yahooさんの中にある「新着情報」 http://picks.dir.yahoo.co.jp/ 内の「新着サイト」で紹介されるそうです。

わ~い! ちょっと(つ~か、だいぶ)嬉しいな♪♪
これからもダ・ヴィンチ・コードの映画公開まで頑張って、情報を充実させて参りますので宜しくお願いします。取り急ぎ、ご報告まで。

【追記】
10月8日、無事にこちらのURLでYahooに掲載されました。 
posted by alice-room at 19:23| 埼玉 ☔| Comment(11) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

今更ながらのgmailプレゼント

えっとご存知の方も多く、既に持っているかもしれませんが、googleの提供するフリーメールです。 容量2GB以上で、シンプルですっごく使い易いです。持ってないとモグリだとか、ネットでは言われてたけど、実は私もこないだまで持っていなかった(笑)。

WEBでもメーラーでも使えるし、更に転送も全部無料で普段は携帯に全部転送してるけど、非常に便利です。ネット上でinvitationの余っている方から私も送ってもらったので、もし御希望の方がいたらプレゼントします。一つ予備として持ってると便利かも。特徴としては、とにかくたくさんのメールを貯めておいて、必要に応じて検索で必要な物を探すっていうノリみたい。なんせ、あのgoogleの検索なんで、すぐ欲しいメールが探せて使い勝手がいいみたいです。勿論、設定で日本語選択すれば日本語対応OK! 

他のブログとかでもプレゼントされてる方がいるので、わざわざうちでプレゼントしてもしょうがないかもしれませんが、せっかくの招待枠が余っているのもなんですので欲しい方いらしたらどうぞ。 [email protected]宛てに、「gmail希望」と入れてメール下さい。30ぐらいはまだ余ってます。
posted by alice-room at 18:00| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年08月22日

真夏の怪

非常に暑かった昨日の事である。わざわざブログに書くほどの事かと思い、書かないでいたのだが、どうにも気になるので記す。

もう既に残暑の季節だが、どうにも湿度が高く、やりきれない。ついつい体に悪いと思いつつ、冷房のお世話になる。基本的に朝10時頃から、夜中の12時頃までは冷房はつけっぱなしだ。食事時と風呂に入る間、消しておく程度。

部屋の換気は、外出時と朝5時~朝10時の冷房を切ってある時に網戸にしている。網戸無しだと隣の草むらから蜂が侵入する場合があるので、もはや網戸は必須である。

そんな我が部屋で、本を読みつつ、いつしかうとうととする贅沢な午睡を楽しんでいた時のことである。冷房は弱めにしてあるものの、直接冷気が肌に触れると、体調が崩れるのでいつも薄手のものを着て寝ている。最近は、涼しさと気軽さから甚平を着てゴロゴロしていたのだが…。

軽く眠気が襲い、甚平の上着を着て軽く寝ようとした。ん!? 肩がゴワゴワする。繊維がシワになってるのかなあ~と思い、そのまま気にしないで横になった。う~ん、まだなんか変に引きつってるかのようなカンジ。寝返りをうとうとしたら、やっぱり変?

横になったままではしわが直らないのかなあ~と、起きて上着を脱ぐと…。
グワァって思わず、絶叫!いや、驚愕で一瞬にして目が覚めた。濃い緑の甚平の袖の中には、薄緑のカマキリが鎌をフリフリ二本足で立ち上がっていたのだ。今年に入ってこれほど驚いたことは無い。

と、共に脳裏に最悪の場面を思い浮かべて冷や汗が…。寝返りを無理にしてカマキリをつぶさなくて本当に良かった! 気持ち悪いし、汚れたらあやうく泣く所でした、本当に。まあ、上着はどっちみち速攻で洗濯に出したけど。

このまま見てても怖いのでカマキリ様には早速、窓から隣の空き地に御退散願いましたが、不思議が残った。
『このカマキリはどこから出現したのだろうか?』

冒頭に書いたが、冷房が入っている間に侵入は無理だし、それ以外の時も網戸が必ずしてある。甚平の上着は椅子にかけてあったが、わざわざ椅子にかけてある甚平の中にいるのって不自然? この部屋に出入りするのは私だけで、実際に出入りがあるのも私の体とバッグのみ。勿論、バッグの中にはカマキリなど入れていないし、昨日バッグを持ち帰って時も古書市で購入した本が入っていたので、カマキリがつぶれないで生存する余地はないはず。

まさに突如とした出現で、ギュスターブ・モローの「出現」並みの不思議さに私のお粗末の頭脳は、悩ませられ続けている。どなたか、この謎を解いて頂けないものか? 謎解きのお礼には、モローのチケットを提供しても…そう考える毎日である。

そして、この謎と共に今も残る不安がある。まさか、卵を産みつけてないよねぇ~。
気付かないうちに卵を産みつけられ、春先に部屋にちっちゃなカマキリがうようよ、なんて地獄絵図だけは恐ろしくてパスしたいものである。そんなになったら、泣けて&泣けてくる。現在、調べた限りでは大丈夫そうではあるのだが…。不安だ、そこはかとない不安を感じる。

以上が真夏の真昼間に起きた不可解な現象である。あのカマキリの出現は、今となってはどうにも実感が乏しく、これも白昼夢に思えて仕方が無い。ただでさえ、昼寝をしようとしたいた時だけに、なんとも怪しいのだ。

どうせ見るなら、胡蝶の夢のように栄誉栄達を欲しいままにし、美女に囲まれた夢でも見たかったものだ。凡人には夢でさえ、思い通りにならないものらしい。
posted by alice-room at 23:54| 埼玉 ☔| Comment(9) | TrackBack(3) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

祟徳上皇(or 祟神天皇陵)にまつわる不思議な話

lapisさん のブログのお邪魔していた際に、マユさんが書かれていたコメントで思い出した話。

奈良を歩いていた時の話である。桜井の駅前にある商人宿に約1週間ほど滞在して、談山神社や飛鳥あたりをいつも通り適当に歩いていた時のことである。とある陵を発見したのだ。そこで私は奇妙な話を聞いたのだが…。その前に…。

さっきまで場所的には祟神天皇陵だったと思っていた。が、今ネットで画像を見ると、どうも脇を素通りした記憶があり、ちょっと違う。とすると、祟徳上皇の方でいいのだろうか? 記憶の中では祟神天皇と祟徳上皇がごちゃごちゃになってしまっている。

しかし、政権争いに負けて、島に流された後も紆余曲折ありがながら、最終的に国家転覆を図った人物というと、やはり祟徳上皇だよなあ~? 血で書いた経文も祟徳上皇でいいはずだし。だとすると、私が見て話を窺った陵はいずこに??? 香川県に祟徳上皇陵があるそうだが、明治になって京都に白峰神社を作り、そこで手厚く祀ったとのことだが…。

京都ではなく、奈良だった気がするのだが…。既に場所だけで、こんなにも不思議だったりする。祟徳上皇の呪いか? ん!? 誰か、単に記憶力がないだけとかチャチャ入れないように。

まあ、どこの誰の天皇陵かはこの際、問わないでおく。一応、上述した奈良のどこかでの話とする。何かの拍子で偶然見つけた天皇陵であった為、詳しいことを知らない。当時、好奇心旺盛であった私は、近くを歩いていた御婦人に声をかけて由来を聞いてみた。

人のいい御婦人は立ち話もなんだからと、単なる旅人を自宅に招いてくれた。涼しげな風がそよぐ中、冷たい麦茶を頂きつつ、お話を聞いてみると。どうやら、私を招待してくれたこの家は、代々その天皇陵をお守りしている家系らしい。確かに普通の家よりはやや大きく、田舎にはありがちだが、広い畳座敷があった。実はちょっとした儀式もここでするそうだ。

神主というよりは、氏子頭のようなもので宗教法人の認可もなささうだが、地元の人の信仰心に支えられて、昔から続けてきているそうだ。おそらく庚申講や子供だってたら天神講(菅原道真にあやかる講)みたいなノリなのだと思う。他愛ない天気の話や、南都銀行がやっぱり地元では一番頑張っている話、お子さんの話など、いつしか茶飲み話以外の何物でもなくなっていたのだが、ふと陵の方で音が聞こえた。

私が振り向いて、陵の方を眺めると、奥さんは何ものかを思い出したように話し出した。「ここはご存知かしら? ○○天皇さん(上皇さん?)の陵で、候補が他にもいろいろあって正式に認められてはいないみたいなんだけど、どういうお人だったか?」「何か、当時の政権に逆らって罪人とされてしまったんでしょう」

「ええ、いろいろと伝説にも残っている方なんですけど、そのせいでしょうか? たま~に変なことがあるんですよ」「変な事って?」

「真夜中にパキーンという甲高い音が聞こえてくるんです。人は冬にはなると、雪が枝に積もり、雪の重さで枝が裂ける音だと言うんですが、冬だけじゃないの。他の季節でもその音が聞こえるの」

一瞬、ポカ~ンとした私の顔を眺めながら、幾分、緊張が走った面持ちで奥さんは話を続けた。

「他にもね、変なことがあってね。こないだもね、ここに祀られている○○さんの事を調べてきたらしい人が、勝手に陵の中に入り込んでしまってね。もうずっと3日間も出てこなかったことがあったの。気味が悪いので、お巡りさんに連絡して来てもらうと、そこでテントを張っていたんだって、一人で三日間も。何してたのかしら?」

その時の事だけは、今でもはっきりと覚えている。確かに音がした。甲高い音が。即座に振り向いた私に、鳥肌がたった。奥さんの表情には、緊張の他にある種の驚愕の色が走った。何か話し過ぎてしまった、そんなふうに見えたのは私の錯覚だったのだろうか。一瞬の沈黙の後、「あらもう、こんな時間。お引き留めして申し訳なかったわね。」そう言った時の奥さんは、先ほどまでの打ち解けた感じとは何か異なっていた。

私も時計を軽く見ると、宿に帰らねばならないことを告げてそこをおいとました。最後に「気をつけてね。でも、なんか不思議よね。」その言葉がいつまでも耳に残った。目前にその陵がある。囲いがあって中に入れないのは、今は幸いだった。鬱蒼とした木々の中にこんもりした陵は、今も何者をも拒んでいる。否、それとも誘うのか人を。テントを張っていて人はどこかおかしかったそうだが、おかしいからそこに忍び込んだのか? 忍び込んだからおかしくなったのか? 

その疑問に心惹かれながら、奈良の夕暮れをよく分からないまま道を進んでバスを見つけて戻ってきた。宿に戻ってみたが、手元にあった観光マップには、その陵が記されておらず、今も私にとっては謎のままである。

何か特別なことがあったわけではないが、今もこうして思い出すと奇妙な感じに囚われるそんな記憶である。

【注】
御婦人が話した言葉は、そのままではない。奈良の言葉であったが、標準語で書いた。今となってはその意味さえ、うろ覚えの記憶に過ぎないことを述べておく。
確か、談山神社へバスで行った後のことだと思うが、これも怪しいものだ。それにも関わらず、ここに書いたのは私の記憶の中では事実である。
posted by alice-room at 21:31| 埼玉 ☔| Comment(10) | TrackBack(4) | 【その他】 | 更新情報をチェックする

2005年08月08日

衆議院解散(歴史的転換点)

このブログではできるだけ政治的な話は触れないようにしてきたのですが、今回はまさに日本の政治史にも残るであろう歴史的転換点だと思うので一言感じたことを書きたい。
(かなり自分本位の主張を書いてますので、興味無いとかウザイとか思われる方は読まない方がいいと思います。以上、宜しくお願いします)

政治家として田中角栄氏を尊敬する私としては根回しが下手、否、根回しの力量不足を感じさせ、党内基盤の弱い小泉氏については、正直どうなんだろうなあ~と思ってみていた。特に小泉内閣成立時から、かなりの不安を持って眺めていたのも事実だった。

むしろ、しばらく前までは世間から冷ややかな視線を浴びせられていたが、名実共に実力のある小沢一郎氏が政権をとらないものかとずっと熱望していた。

しかし、小泉首相が就任時より一貫して郵政民営化を主張し、その実現の為に最大限努力を払い、自民党を変えようとしている姿には正直頭が下がる。ニュースでみるだけで、選挙の時に投票するくらいしか行動していない我が身には大それたことは言えないが、一市民として日本が変革していくこの瞬間に出会えたのは幸運だと思う。

勿論、今回の行動にもいろんな批判が出ているが、民主主義における政治は批判が出るのが当然であり、人の数だけ異なった見解が出るのは当たり前である。政治家に求められているのは、その中でその政治家本人が日本という国家にとって何が大切で何を為すべきかを明確に表明し、その人が政治家として選ばれた権限の範囲内でその信念に基づいて行動することが求められていると思う。

その点から、考える限り、小泉首相の行動はまさに政治家として望まれるべき資質と行動を実証していると思われる。道路公団ばかりではないが、政府の外郭団体が高い賃金で人を必要数以上に雇い、公共の福祉に使われるべき財源を企業への天下りや癒着、賄賂の資金へと流用していくことを批判するマスコミは多いが、それを可能にしているのは郵便局が集めた資金に他ならない。民間で使われるべき資金が官である郵便局を経由して財政投融資という形で、国民の目につかない形でばら撒かれる。この構造がある限り、日本の将来は無いというのが小泉首相の論理であり、それを変革することで根本から日本を変えることこそが日本の将来に資するというのが信念なのだと思う。

この内容は大学生レベルの教科書に書かれていることであり、文字が読める大学生なら分かるはずである。要は遊びまくるドラ息子に、バカ親が小遣いをあげるのがいけないのであり、親が金さえ与えなければ、悪い遊びがそもそもできなくなる、こんな単純な論理なのである。しかし、そこに特定郵便局という利害が絡むと一筋縄ではいかない。もともと地元の名士が金でその地位を購入したような制度であり、一度なってしまえばこれほどおいしいものはない、世襲の公務員なんておかしいでしょう? 一方、地元密着のその影響力は絶大で農協さんなどにもひけをとらない選挙の後援団体であって自民党の議員には、足を向けて寝られない存在である。当然、郵政省の官僚自体が散々法案成立の邪魔をしたうえで、自民党内部も反対する。この法案によって息の根を止められ、天下り先や各種の談合の温床がつぶされては困るとそこで恩恵を蒙る企業や外郭団体も含めて、政官民一致の反対勢力ができたのだから、これは厳しい。

郵政民営化は、おそらく国鉄民営化やNTT民営化とは比較にならないほど影響が大きく、今後の日本の経済構造が変革するのは間違い無いはずだ。だからこそ、今の既得権益を失う人びとは必死になって反対する。せいぜい10年から20年の自分の安泰を求めて30年後の国益を放棄するのでしょう。まあ、個人レベルでは止むを得ないところもあるが、それで日本が良くなるのであろうか? 少なくとも現在40代以下は泣きを見ることになる。まして20代や10代では、日本を捨てて逃げ出す国民がいてもおかしくない。所得水準が下がる一方の現役労働力世代に対して、増える一方の財政支出(医療費・年金)。所得税がこれ以上、とれない以上、間接税(主として消費税)に頼らなければいけないことは明白なのに、税率は押さえられてきた。そのしわよせが確実に来るのだ。

しかし、どんなことがあっても必要な医療費や年金自体をなくすわけにはいかない。だとしたらより重要でない所を削るのが一番なのも明白だ。それが郵政民営化に他ならないはずなのに…。日本のマスコミが嫌いな点に、こういった基本的なことの説明が不足しているのに、やたらと政治家間や派閥間の争いばかりに焦点をあてて説明していること。タレントの痴話げんかの報道と同じレベルの報道をする民放各局には不快を覚える。むしろ、海外の新聞に書かれている日本の政治ニュースの方が紙面のスペースが小さいわりに本質を捉えていることさえ、ままある。何故、日本のマスコミはこういう時に頑張ってくれないのだろうか?

勿論、いろんな意見があって当然であり、それを採り上げるのはいいが、安っぽい庶民の立場から、民営化したら、地方では郵便サービスが低下してしまうとかいうのはおかしいと思う。いかにも「マスコミは市民の味方です」的な姿勢には、強烈な嫌悪感を抱く。今回の法案にも織り込まれているようだが、地方については特別な規定や特別な予算措置をして一定水準のサービス維持を政策的に確保すればいいだけで、郵政民営化の本質的な問題にはなんら関係しない。それをあたかも国民の既得権が奪われる的な発想と報道、歪んだ情報操作であろう。余談だが、そもそも免許制度で守られていて内輪の競争しか行わないTV局の責任はどうなのだろうか?新聞社に至っては、一部の新聞社だけが警察庁内に記者クラブとしての部屋まで用意され、至れり尽くせりの中、自由競争を行っていなし、人権の為と称して報道の自粛をするというのは…?

いささか話がずれたが、今回の小泉首相の民意を尋ねる手段としての衆議院解散は、まさに総理大臣の憲法に保障された権限であり、それ自体に異論を唱えるのは不適切であろう。自民党は戦後以来、いい意味でも悪い意味でも日本の社会の縮図で有り、妥協と調和を維持しながら、漸進的に日本を改革しようとしてきたと(好意的に)思っているが、それでは間に合わなくなっているのだと思う。ソ連はもう地図上に存在し無いし、人口が多くて歴史のある国が中国では無い。世界有数の工業国で有り、日本にとって重要な市場であるのが中国であり、経済力に比例して海軍力を猛烈な勢いで増大させている近隣国でもある。これまでの日本では、間に合わなくなってきているのだと感じる。

それらの事柄を思いつつ、8時台の総理の解散にあたっての記者会見を聞いて、ちょっと胸が熱くなってしまった。これは感動ものだと思った。かなり率直に総理が考える政治指針を政治姿勢を国民に語りかけていると思った。勿論、今回の選挙が自民党を決定的に潰す恐れが、現実にあるからなのだろうけど、それでもやはり心に響いた内容だった。日本にとって必要だと自分は政治家として確信しているし、それを党の公約としても言ってきたのだから、それを実施する為に可能な限りのことをする。そしてそれをYESというか、NOというかをまさに国民に課題として投げかけたわけであり、これについては率直に一国民として答えていきたいと感じた。

自民党にとっても過去にいろいろな修羅場があったにしろ、今回のはその存続さえ危ぶまれる政治的決断(言葉を悪くいうと「賭け」)であり、法案に反対した議員を公認から外す、反対した勢力とは組みしないというのは、理屈では誰でも考えつつも、誰もが実行できないことをした点でもまさに歴史的な決断だと思う。少なくとも政治家が指針を示し、決断をする仕事ならば、まさに政治家であり、リーダーであろう。勿論、その内容が正しいかどうかは、別である。決断しても、間違っている場合だってある。しかし、どの政治家を選べばいいかを国民の手に委ねた訳である、私達にとっては素晴らしい機会を手に入れたのだと思う。みんなが各人の判断で選んだ人が、まさに日本の未来を変えていくのだから、これはオリンピックとかとは比較にならない興奮モノである。

成功しても失敗しても、歴史に残る転換点だと私は信じる。あとは選挙の時の投票率があがることだけが願いだ。まあ、棄権も一つの意思表示だという考えられなくもないが、私はそれを怠け者の言い訳と考える。少なくとも投票所まで行って無記名ならまだ分かるが、選挙に行かない人には、決められたことに一切の意見・批判を言うべき権利はないだろう。「天はみずから助くる者を助く」。当たり前のことだ。

う~ん、珍しく今回のニュースは刺激を与えられた。改めて日本は、そして世界は変わろうとしている。その中で私は、どう生きるのか? 何ができるのか? 趣味に生きるのもいいが、そうでないのもいい。とにかくできることを一つ一つ行動しなければと感じた。とにかく、まずは一歩動いてみよう!! それが私の今日からの課題だ。そう思った。

関連サイト
首相官邸

関連ブログ
[衆議院解散を受けて]小泉内閣総理大臣記者会見 8月8日
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2005年08月06日

BEIJING - ULANBAATAR 2005(複数国をまたぐラリー大会である)

私の友人がこのラリーに参加する。以前から話には聞いていたが、先ほどメールをもらった。彼は3年前に挑戦していて、バイクの故障でその時には完走できず、今回が3年ぶりの挑戦になる。

http://www.sser.org/index_j.htm

政情に問題がある国を含めて、複数の国々をまたぐラリーだけに3年前の開催以来、諸事情から開催自体が難しかったそうで久々の開催だそうだ。

しかし、普通に仕事しながら、休日にその為の練習しながらの挑戦だし、すごい情熱だと思う。お金も時間も相当かかるそうだが、何事かを為し遂げるという情熱には頭が下がる思いがする。人は人、自分は自分だと言うし、それも正しいとは思うが、やはり自分が感動でき、見習いたいと思う部分は素直にお手本にしていきたい。誰でもそうだが、人は夢があるわけでその夢の為に努力すること、或いはそれをし続けること、単純だがこれができる人はあまりいない。自分はそれができる人になりたいと思った。(な~んか、中学生日記風で恥ずかしくなってきてが、一応消さずにおこう)

さて、もう一度目標を立てて、自分の夢と現実を見直そうか? 今は自由があるが、それを維持し続けることが困難な問題もあるわけで、そうしたら、それをクリアする創意と工夫、努力が必要だよね。で、その為にもっとも必要なのは、たった一つ情熱に他ならない。
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2005年07月25日

鋼の錬金術師 vol.13

hagane.jpgさてさて、映画も公開されてる鋼の錬金術師ですが、TVシリーズでDVD化されたもののこれが最終巻です。ふう~VOL.12まで借りてみたいたのですが、なかなかこの最終巻が借りれなくてすっごく歯痒かった。いつもはネットレンタルのぽすれんですが、今日はTUTAYAが半額なのでたまたま行ったら、有りました(笑顔&笑顔)。やっと借りれました。

ずいぶん前にVOL.12で止まっていたので記憶を呼び起すのにしばしかかりましたが、うん佳境に入ってます。登場人物も着実に死ぬし、ここで出てくる世界観が相変わらず、救いようがない…。勿論、その反面として描かれる兄弟愛や人としての思いやり、優しさ。大人が子供を見守る古き良き価値観、そういった素晴らしいものもしっかり描かれているんですが、なんとも悪役サイドの考え方があまりに現実主義的で怖い。昔のアニメのような、おちゃらけも無くはないんですが、努力しても報われない者がいる、モノがある、世界は不完全・不平等に出来ている、な~んて事をわざわざ子供がたくさん見るアニメで言わなくても…っていう考えは私が古いのかなあ~。

このアニメ観る前にNHKスペシャルでやっていた少年兵の番組見てたから、複雑な気持ちがした。少年兵については、以前から知っていたので特に目新しいものではないが、子供は抵抗しないし、洗脳がしやすく、不平も言わずに働くというので村から子供達を誘拐することをやっていた。彼らは誘拐するだけではない、子供達の村を焼き払い、目の前で、場合によっては子供達に引き金をひかせて直接本人に親を殺させる。

子供達には、戻るところがない。生きて行く為に、ゲリラ達に教えられた通りに銃を撃つ訓練をし、政府軍や他の村を襲う手助けや実行犯になっていく。TVで出ていたのは8歳の少年兵だった。さすがにNHKでは、やっていなかったが、少女の場合は更に悲惨だ。あえて詳しくは書かないが性奴隷にされ、彼らの子供を作り、兵力を供給する。

ちょっとブルーになることばかりで恐縮ですが、そういった番組を見た後に、ある意味、殺伐としたアニメ(実際はそうでもないんですよ)を見たのですごい複雑な気持ちがした。何故ならこのアニメが子供達に人気らしい。映画の宣伝番組を深夜に見たら、最初人気があまり無かったらしいが口コミで広まり、徐々に人気及び視聴率がウナギ登りだったらしい。私は最初はつまんないと思ったクチなので、おそらく事実なのだろう。半ば以降に、相当盛り上がり始め、後半にかけてはまること受けない作品だろう。

でも、何故人気があるのだろう? あまり文化評論っぽくなるのは嫌いなのだが、このアニメで描かれる世界観が、架空とはいえ、今の子供達によりリアルに感じられるからなのではないか? 最後まで見て、ようやくそんな感じがして1人で納得した。アニメは面白いんだが、これが流行る(=支持する)現代(しかも子供達)は、正直嫌な感じがする。少なくとも奥様がたが見ている昼メロよりはもっと刺激的であり、リアルな時代感覚があるのは間違いない。

まあ、そんなのはどうでもいいか。もう止めておこう。この手の事書くと、それだけで延々と2・3時間でも話してしまうから。書いていてもキリないし。さて、本題(前置きが長~い、長過ぎる!)

番組に出てくる謎はほとんど解明される、それなりに良心的な終わり方。映画製作が決まっており、それへの引きがあるのは致しかた無い事とは言え、そんなにあこぎではないと思う。原作とはだいぶ異なっているようですが、これはこれでしっかりした世界観が構築されていて良いと思った。少なくともエヴァのように破綻したままで終わったりしなかったのは、なんとも喜ばしいことだ!!(拍手) エヴァの時は、大変だったかなあ~。いろいろとやっていたので。

粗筋はと…amazonで見てもらって(手抜き)、いわゆる本当の錬金術とは違います。あくまでも単語や用語を借用してオリジナルのものとして作り上げています。最初はそこが鼻についてイヤだったんですが、慣れると気にならなくなります。それぐらい世界観の作り方は、しっかりしています。もっともパトレイバーやゴースト・イン・ザ・シェルに描かれるような密な人間心理は描かれていませんのでそこまで期待されるとキツイですが、ちょっと違うながらも人間心理の描き方(そのベースとなる価値観)は、一貫したものがあり、シビアです。

絵柄に騙されそうになりますが、それなりに重い世界観です。面白くて好きですけどね(笑顔)。さて、映画がやっぱり見たくなった。今週、こっそり観に行こうかな? でも、お子様達が多いのは、ざわつきそうでで苦手だなあ~。困った? まあ、周りから浮いているのはあまり気にしないんですが…。

鋼の錬金術師 vol.13(amazonリンク)

鋼の錬金術師 vol.1(amazonリンク)
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2005年07月10日

宵待草 ~絵葉書の中のカフェ~

yoimatigusa.jpg

seedsbookさんの書かれた「月見草」に触発されて、ふと思い出した絵葉書に出てくるカフェーである。lapisさんの記事に、竹久夢二による宵待草の歌詞が書かれている。私の大好きな映画「夢二」のエンディングがこの曲で、いまも頭から離れない。

どうしてもこの絵葉書を探し出さずにいられなくなり、ついつい夜中にゴソゴソとしてしまった・・・。この絵葉書をくれた女性への憧憬にも重なり、妙にしんみりした気持ちになっている深夜である。人と人との出逢い、ちょっとした出来事、切れ端のメロディー、時間が切り取られた絵葉書・・・。

そういった断片が重なり合い、思い出を宝物のようにしてくれるようだ。たまにそういう時があっても良いのかもしれない。

【追記】
実は、このカフェーがどこにあるか漠然と疑問に思っていたのだが、この葉書の左に住所と電話番号が記されていた。ここではお店に迷惑をかけても困るので削っておいたが、何故今まで気付かなかったのだろうか・・・? 
気付きたくなかったのだろうか・・・?

いつでも行けるが、だからこそ、これからもそこには行かないような気がした。口に出して説明できる気持ちではないのだが・・・。

夢二(amazonリンク)
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2005年06月26日

6月27日~7月7日までブログお休みです

ちょっと前にご報告しましたが、6月27日から7月7日までチュニジア&フランスへ旅行に行って参りますので、その間ブログの更新はない予定です。

いつもうちのブログにコメントを頂いたり、ご覧頂いている皆さん、どうも有り難うございます。7月8日以降にまた更新していきますのでこれからも宜しくお願いします。

一部は仕事絡みでもありますが、何よりも古代ローマ帝国の遺跡、カルタゴを見てきたいのでとっても&とっても楽しみです♪♪ デジカメも新調したし、写真もたくさん撮ってくるぞ~! では、行って参ります。皆さんも蒸して暑い日々ですが、くれぐれも御自愛下さいね。では、また。

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2005年06月24日

買い物行くついでに…

蔵 苔 
ちょっと自転車で寄り道で、少し山の方面に行くと…。あった、あった!
デジカメ抱えて自転車でうろうろしてるとなんか格好いいものを発見!屋号に「カ」と入った蔵。しかもまだ新しい。確か前からあったから外壁だけ塗り替えたのかな? こういう実際に使われてる蔵って好きです。うちには無いけど、うちの周りって結構、蔵あるんだよねぇ~。この蔵のある家の100m隣の家にも蔵あったし。こういうのスキ。

お次は、苔。山を削って道路を作ったところで、斜面が崩れないようにコンクリートで固められていたんですが…ご覧のとおり、一面の苔・苔・苔。一年中日陰なうえに、斜面から清水が湧き出しているようでジメジメと湿度たっぷり。緑の苔が綺麗だったんでパチリ。

桑の実 何の実? 何の実? 

こないだドドメ色で話題になった桑の実。まさにドドメ色ですね。それ以外にも山にはいろんな実がありました。でもでも、後は何の実だか分かりません???でも、まあ、なんかの実ってことで、まとめてUP。
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2005年06月20日

香水

seedsbookさんのブログを見て、触発されたのでちょっとだけ書いておこう。

香水自体は別に好きとか嫌いとかいったことは、あんまり意識したことはないのだが、以前人からもらったBanana Republicの香水は、結構好きな香りだった。いささか甘いような香りだが、ベタ~とつく香りでもなく、柑橘系のように無理して爽快にしているのでもなく、非常に自然でいて身に付けている本人が一番心地よく感じられる。そんな香りでした。

それ以外だといささかありがちではあるが、BVLGARI BLV for Men。これも嫌味にならず、薄~くつけると好ましい。センスがいい感じではあるが、ありふれていて個性的なイメージはない。万人向きの感じがする。

perfume.jpg写真は、私が唯一購入したことのある香水。どこの国だったか忘れたけど、コスメ系の免税店だったかな?で購入したもの。テスターの香りがふと鼻腔をくすぐり、柄にもなく、立ち止まってしまった。これは非常に清々しい香りを持つ。かなり若く、成熟していない(未熟ともいう)香り。熟れていないまだまだ固い果物のような香り。すぐ気に入って衝動的に購入した覚えがある。でもなあ~、あまりつける機会がなく、ずっとしまってありました。会社で商談の際に、香水つけていくわけにもいかず、デートに香水つけていくというのもねぇ~。

今回、ふと思い出して段ボール箱の中から発掘しました。久しぶりにつけてみると…。やはり、いいなあ~。気分がすっきりと爽快になりました。たま~に気分転換につけてみるのもいいかも?一人でネットしながら、香水つけている図は、妖しい姿そのものでしょうが(苦笑)。

ちなみにオードトワレの名称はMUGUET DES BOIS, Yves Rocher社のフランス製だって。相当安かったなあ~。日本でも買えるのかな? 

香水というと、すぐ楊貴妃の脂粉の匂いとか、纏足のえもいわれぬ馥郁たる香りとかを想像してしまう私って…。知識ばかりに偏っていそう。でも、そういう意味での香水の果たす役割って興味深いです。

と、とりとめもない独り言でした。



関連サイト
BANANA REPUBLIC
BVLGARI
MUGUET DES BOIS
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2005年06月13日

チュニジア旅行の予定

内輪の友人も見ているのでこの場を借りてご連絡。あと、いつもうちのブログをご覧頂いている皆さん有り難うございます。すみませんが、その間(6月27日~7月7日)ブログはお休みになりますので、宜しかったら七夕以降にまた遊びに来て下さいね。旅行直前に、またお知らせ出しますけど。

【スケジュール】
6月27日成田発、パリ経由で同日チュニスin
7月3日チュニス発out、パリ着
7月6日パリ発、翌日(7日)成田着

金も無いのに、同日乗り換えのできるエールフランス利用なのでとっても高い!(ツアーで頼むよりは安いけどね)。本当は安いトルコ航空使いたかったけど、埋まってたし、エジプト航空はトランジットの為、往復カイロで1泊過ごすのって無駄だし、お金がねぇ~勿体無い。カイロでのストップオーバーも考えたんだけど、条件的にきついので却下。なんと行っても機内でアルコール出ないなんて…それは酷過ぎですよね。虐待だあ~ってオイ!

まあ、いっかチュニスのホテルは相当安い。タイ並みですね。五つ星で日本ビジネスホテルより安い(ディスカウント・レート使用だが)。それに比べてパリは高いなあ。まあ、メトロの駅からすぐでアクセスいいのが救いだけど。

チュニジアへはここ5、6年来の念願だったので本当に楽しみ。古代ローマ遺跡の大ファンとしては、カルタゴは是非行かねばと切に願ってたので。大カトー的にいうならば、演説の最後に必ず「~それでも、我々はカルタゴに行かねばならぬ」ってね!(元々は、大カトーが発言する際は、必ず宿敵カルタゴに対して「~それでも我々はカルタゴを倒さなければならぬ」との台詞で元老院での演説を締めくくったエピソードより)

もっともフェニキア人の文化・遺跡は、ローマ帝国の勝利で徹底的に破壊し尽され、土地には二度と作物ができないように塩をまいたというのだから、凄まじいものです。今残っているのはほとんどローマ帝国の遺跡だもんね。でも、まあ、世界遺産がたくさんあるので楽しみ。

但し、回れるのはごく一部なんだけどね。砂漠の中やチュニスから遠く離れたところに分散した遺跡は個人で回るのは、相当難しい。ツアーだとほとんど回れるんだけど、ただ、連れていかれて写真を撮るだけの観光は、私のもっとも苦手且つ嫌いなものなので断念。チュニスに6泊して、のんびりと街を楽しもうと思っています。もっとも1日はスースに日帰りで世界遺産とモザイク博物館を見てきたいなあ~。

チュニジアは世界一とも言われるモザイク博物館がチュニスにあり、それに次いだものがスースにあります。好きなんだよねぇ~、モザイク装飾。メディナも面白そうだし、飽きなさそう。わ~い(笑顔)。

帰りは、せっかくなんでパリのルーブルをのんびり回る予定。実は、以前行った時は午前中ルーブル、午後オルセーとあわただしくてちってもルーブルを味わい尽くしていないんですよね。これはいけません! ほとんど二日間ルーブルだけに費やすべきか、モロー美術館にもまた行ってみるべきか・・・?悩むところです。モローも大・大・大好きなんですが、分かりにくいとこにあるんだよね。あそこに行くと半日は潰れちゃうしなあ~。あと、中世博物館はまだ見たことないのであそこも行ってみたいし・・・。悩む~?

ダ・ヴィンチ・コードのファンとしては、ダ・ヴィンチ・コード片手に、ルーブルやシュルピス教会に行って、写真をバチバチとミーハーに撮ってきてブログに掲載すべきなのでしょうけど、時間がもったいない。たぶん、ルーブル行ったら、ダ・ヴィンチ・コードなんて忘れてしまうなあ~(笑)。シュルピス教会の子午線(ローズ・ライン)は見てみたい気もするけど・・・? あ~、また悩む。

そして夜は、オペラ・ガルニエのバレエを見たいんだけど・・・やってるかな?と同時に、一番安いチケット取れるかな? 前回の時はソールド・アウトで見れなかったんだよね。ムーラン・ルージュは一度行ったので、今回はパス。フレンチカンカンも見てみたいけどね(ニヤリ)。ネットでサイト探すかな。

まあ、とりあえずネクタイの一本は持っていくか。無いと買わなきゃならないし、あまり変な格好でいくと落ち着かず、舞台に集中できないからなあ~。あと、ノートPCはどうしよう?デジカメのデータを落としておいたり、ホテルでLANが使えると、便利だけど、重いんだよね。旅にPCを持参するのも仕事じゃないんで無粋な気もするし・・・?

本当に、メモとしてたくさん書き出してしまったが、どれを選ぶか?まあ、適当に行こうか。今回はホテルが確保してあるから、まあ楽でしょ。空港からのアクセスだけ調べておくかな。チュニス着が夜中の12時だから、エアポートバスがあればいいし、無ければ最悪タクシー。タクシーは値段が高いうえに、どこの国でも外国人からぼったくろうとするタチの悪いの多いからね!日本にもいるし、そういう奴。困ったもんだ。

以上、メモでした。
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2005年06月04日

ベルナデッタとルルドの泉

ルルドの聖母・携帯ストラップ1858年2月11日、フランスのルルドという村の貧しい少女ベルナデッタに、聖母マリアがご出現になりました。

聖母は2月25日のご出現のとき、「泉に行って水を飲んで、顔を洗いなさい」とベルナデッタに言われ、彼女は洞窟のそばの水たまりから飲みました。やがてその水たまりから、清らかな水が湧き出ました。

この水を飲んだ人々の中で、聖母の取り次ぎと神様の恵みによって治る人が現れ、ルルドは全世界に知られるようになりました。現在では、年間300万人近い人々が、病気や悩みなどを抱えて、神様の恵みを求めてルルドを訪れています。
~先日、入手した冊子より抜粋~


他にもいくつか本持っているので今度、読み直してみようかな?ちょうど、この商品があるので宣伝です。結構、デザイン的には綺麗で好き!写真をクリックすると商品紹介ページに行きます。
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2005年05月31日

一時的に使用




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2005年05月10日

「94へぇ~」ニャホニャホ タマクロー会長辞任、の記事

「94へぇ~」ニャホタマクロー会長辞任(以下、転載)
 ガーナ協会のニャホ・ニャホタマクロー会長(62)が5日、辞任した。同氏は昨年9月、スポーツ大臣にあてた私信で、理事会を痛烈に批判。「常識も経営的なセンスもない人間の集まり」と、改革を訴えた。しかし、これに理事たちが反発。会長告発の準備を進めていた。会長は告発差し止めを請求したが、4日に高等裁判所が請求を棄却。この判決を受けて「理事たちは、さらに私を攻撃してくるだろう。もう、辞職するしかない」と話した。

 ニャホタマクロー氏は昨年4月、選挙によって会長に就任した。本業は医者だが、同国の名門クラブ、ハーツ・オブ・オークの会長としても手腕を発揮。大胆な経営改革で00年には同クラブをアフリカチャンピオンズリーグ優勝に導いた。日本でも、人気テレビ番組「トリビアの泉」で紹介され、その名前の語感の良さで人気者になっていた。

 U-17世界選手権で2度優勝するなど、年代別世界大会で活躍していたガーナだが、W杯は出場なし。ニャホタマクロー会長は、W杯初出場を目指す同国サッカー界のかじ取り役として期待されたが、志半ばで会長職を離れることになった。
なかなか現実の世界はシビアでリアルですね。トリビアなんかに出ていたのが、裏目に出たのかな? まあ、ちょっと、息抜きに世間的な話題も。しかし、先週末だったんだね、この記事。全然知らなかった!

【追記】
フジテレビのトリビアでもしっかり採り上げてましたね。エンディングにも流れてるし…(笑)

関連ブログ
「ニャホニャホ タマクロー」の原曲CD
トリビアで歌われてた「ニャホニャホ タマクロー」の曲
豪邸 ニャホハウス ~トリビアの泉~
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2005年04月30日

TEMPORARY 

  

  

  

  

   

   

  
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2005年04月22日

googleのロゴ 地球の日

earthday05.gif
また、ロゴが変わっていますね。何かと思ったら「地球の日」俗にいうアース・デイということみたいです。下のサイトで去年のロゴと比べると今年のものの方が綺麗かな?まあ、たいしことではないんですが、本当に一番よく使うのがgoogleなもんで、ついつい関心があったりします。

ちなみにgoogleのデスクトップ検索も使ってますが、これも非常に便利。だって閲覧したネットサーフィンの履歴まで残っているので、テキストベースだったら、ほとんどこれで何でも探し出せる(オフラインで)。なんせ、インデックスを作成してあるようで、検索速度が速い!いい時代になったもんです。もっともプライバシーとか気になる点もあるんだけどね。

関連リンク
年の祝日とイベント - Google スタイル!
パソコン上のデータを検索
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2005年04月20日

ラッツィンガー枢機卿。バチカン教理省の長官を務め、「教義の番犬」の異名を取る

いくらなんでも記事にこういう表現もどうかと思うんですけどね、日経さんも思い切った書き方しますね。
新法王にラッツィンガー枢機卿・「ベネディクト16世」に(日経ネットより転載)
【バチカン市=野沢正憲】ローマ法王庁(バチカン)は19日開いた法王選挙会(コンクラーベ)で、ドイツ出身のヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(78)を第265代のローマ法王に選出した。ラッツィンガー枢機卿は新法王名としてベネディクト16世を名乗ることを宣言。カトリック11億人の頂点に立つ法王は、ヨハネ・パウロ2世に続いてイタリア以外の国から選出されることとなった。

 ラッツィンガー枢機卿は19日午後、4回目の投票で、当選に必要な全体の3分の2(77票)以上の票を獲得した。今回のコンクラーベは有力候補者が多く、開始前には混戦も予想されたが、結局伊メディアなどで下馬評が最も高かったラッツィンガー枢機卿が基盤である保守派を中心に票を取りまとめた。

 ラッツィンガー枢機卿はドイツの保守派でヨハネ・パウロ2世の右腕。バチカン教理省長官。1960年代の第2回バチカン公会議で神学の顧問として名を挙げ、1977年にミュンヘン・フレイジング大司教となり、同年以降枢機卿を務め、枢機卿会では現在首席を務めており、今月8日のヨハネ・パウロ2世の葬儀も主宰した。

 81年からヨハネ・パウロ2世の死去まで、カトリックの教義や道徳の保持を担当するバチカン教理省の長官を務め、「教義の番犬」の異名を取る。教義には超保守的と言われ、他宗教・宗派を認めない姿勢も強い。このためヨハネ・パウロ2世が進めた「異宗教との和解」は滞るとの見方が多い。

 19日午後5時50分(日本時間20日午前零時50分)ころ、投票の行われたシスティナ礼拝堂の煙突から白い煙が上がった。約15分後にサンピエトロ大聖堂の鐘が鳴り響いて新法王選出を告げると、広場に集まった群衆からは大きな歓声が上がった。 (02:16)
上記、転載文中の下線は私が引きましたが、改めてすごいですよね。「教義の番犬」なんて表現は。いささか良識ある日経にしては、事実としてもちょっと問題のある表現に思えるのですが・・・???(私だけかな?そう感じるのは)

勿論、私は非キリスト教徒ですけどね。どちらかというとアミニズムの方がすっきりくるタイプですね。大きな岩や滝とかに原始的な神聖さを覚えるタイプ。まあ、それはおいといて。ちょっと驚いたもんで一言。

関連リンク
新法王は「教理の番人」 カトリックの伝統重視CNNサイト

関連ブログ
新法王にドイツのラッツィンガー枢機卿を選出=コンクラーベ
オプス・デイ創立者、列聖へ  カトリック新聞これを行っているのが、まさにラッツィンガー枢機卿でした。教理聖省の管轄だから、当然なんですけどね!

ラッツィンガー氏の著作や対談の本、読みたいけど…高い!(涙)
信仰について―ラッツィンガー枢機卿との対話(amazonリンク)
典礼の精神現代カトリック思想叢書 (21)(amazonリンク)
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2005年04月13日

豪邸 ニャホハウス ~トリビアの泉~

フジTVも人気が出ると思いっきりやるなあ~。ニャホニャホタマクロー氏の自宅までTVでやるとは・・・。NYAHO HOUSEかあ、でも行ってみたいかも?(笑)かなりの豪邸だし。

しっかり歌までやるしなあ~。さすがフジ。もう少し人気が出ると、なんか日本まで呼んできそうだね!

関連ブログ
「ニャホニャホ タマクロー」の原曲CD
トリビアで歌われてた「ニャホニャホ タマクロー」の曲
「94へぇ~」ニャホニャホ タマクロー会長辞任、の記事
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2005年04月08日

鋼の錬金術師、再放送開始

鋼の錬金術師 公式サイト
知っている人は知っている人気アニメ、略称「ハガレン」が昨日から深夜枠で再放送になっています。私はリアルタイムでは見たことなくてDVD借りて見てたんだけどね。

原作を知らないまま、流行っていると聞いてミーハー的に借りてみたら、最初すっごくつまらなかった・・・。だって、まともに錬金術とか知っていたら、なんだそりゃ?っていうぐらい勝手な(独自の?)解釈をして、世界観を作っていたから・・・。

『錬金術大好き』の私としては、まあ~た子供騙しのアニメかよ~なんて気持ちで見ていたんですよ。だけど、全部でDVD2巻分(8話)見たら、結構はまっちゃいました。道具立ての錬金術に関するものは、正直まだまだ浅い。まあ、子供向けの前提がある以上、止むを得ないんでしょうが、いささかご都合主義でもあり、完全に間違って形で使われている用語も多々あるのですが、そういったことを無視してもなかなか面白いです。

この作品の一番のポイントは、未成年対象のアニメであるのにリアリスティックな人間性の描き方にあると感じています。いわゆる勧善懲悪が子供の世界でも虚構になってしまっているこの時代ならではの作品ですね! 名誉や欲望の為に、それ以外の肉親の情や普通の幸せ等一切を捨て去る人々。まさに資本主義が邁進してきた現代病です。奇しくも亡くなられた法王が今の時代でもっとも心配されていたことの一つでもありますね。

アニメで社会文化論とか言うつもりもありませんが、最近の少女アニメの心理描写や葛藤の生々しさをご存知でしょうか?性描写なんて瑣末な問題で本質的なのは、男女の性差をどうのこうのいうジェンダーよりもむしろ年齢差がなくなっている(否、逆転さえしかねない)エイジレスな心理面の方が問題のような気もするんですがね・・・。

う~ん、またまた話がそれたけど、先に粗筋を書くと。
設定は、国家が軍隊内の特殊組織として選ばれし錬金術師を管理している世界。幼い頃に、母を亡くした子供達が錬金術で母を生き返らそうとする。それは錬金術で禁じられた禁忌を犯す行為だった。当然、失敗するのだが禁忌を犯した代償としてもう一つの異世界に、兄は片腕と片足を、弟は肉体の全てを失う事(=魂だけが鎧に残る)になる。彼らは失ったものを取り戻す為に「賢者の石」を探す。その為の手段として軍お抱えの錬金術師として生きる決意をし、数々の問題に巻き込まれていく・・・。

とまあ、こんなところですが、さっきちょっと触れた生々しい人間性が嫌ってほど出てくるねぇ~このアニメ。しかも善人や罪もない子供とかが次々殺されたり、死んでいく。ある意味救いようがないアニメ。登場人物が次々と死んでいくなんて、昔の「銀河英雄伝説」か往年の「子連れ狼」並みの非情さですね。これを低年齢対象にやるんだから、やたらと冷笑的でいて感受性ばかりが繊細な大人に育つんだろうなあ~(ここにもいるが)。

ただ、唯一の救いは登場人物たちがそういう大人の社会の現実を知ったうえでも、希望(ある意味、正論)を捨てずに現実を生き抜いていこうとする姿勢が素晴らしいこと。最近のアニメでは珍しくストーリーがあります。

鋼の錬金術師 vol.1(amazonリンク)
ラベル:アニメ
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2005年04月05日

NHKスペシャル「ローマ教皇、動く」(再放送)

タイムリーな再放送だったので見ていたんですが、頭で知っていたのと映像で見るのとは、全然違った印象を持ちました。なんていうか、今までの私の勝手な印象だと、対話とか平和と言ってもあくまでも精神的な面でしかないし、圧倒的な軍事力を持ち、自らの正義を信じて疑わない国に何を言っても無駄じゃないの・・・なんてことを漠然と思っていました。(今回のイラク戦争のことです)

正直ちょっと自分が恥ずかしいですね。あまりに訳知り顔に考えるだけで、ありとあらゆる努力を尽くして戦争を回避しようとしていた人々を理解しようとしていなかった自分が…。

ローマ教皇を初めバチカンがあれほどまで、積極的に政治行動をしているとは思いませんでした。イラクへの直接の働きかけや枢機卿の派遣、国連の会議場でのバチカンとしての発言、等々。裏で交渉をしているのは知っていましたが、想像以上に真摯で、その為には自らのメンツも気にせずにありとあらゆる手段をとっていることにも心の底から驚きました。

宗教的な争いや誤解・偏見を少しでも無くす為に、モスクに教皇として初めて入ったり、中東のイスラム教徒にとって呪わしい十字軍の過ちを認めたりというのも全てはそういう考えから出た行動・発言なのかと改めて理解できました。本当にそういう背景が分からないと、意味が全然異なってきますね。今回は久しぶりにNHKに感謝です。こういう良い番組は今後も是非作っていって欲しいですね!

以前、国連が国家間の調停役・仲裁役としての機能を果たせない中で、同様にイラク戦争回避に向けて苦悩するアナン総長を特集したNHKスペシャルも良かったですが、これもすごく内容のある作品です。

勿論、それぞれの国の立場であれば、総論賛成、各論反対というのが常に民主主義につきものですから、一概に戦争を仕掛ける国も批判できないんですが、バチカンはそれだけ行動していたんですね。それを再認識できただけでも見た価値がありました。不覚にもなんか感動して泣けてきましたもん。

勿論、この番組一つでバチカンは全て「善」だなんて思ったりはしません。あえてここには書きませんが個人的には納得していない部分もありますが、それではやはり、人間の良心で行動しているんだなあ~と感じました。他人との相違を見つけて問題にするよりも、共感できる価値を見出すほうがはるかに建設的ですから。

今の日本もまさに岐路に立っていますしね。自衛隊を海外の戦争に出し、安全保障理事国入りを目指すのは日本の立場として合理的で支持しますが、周囲の国はそうは思わないでしょう…。自衛隊を送るということは、既に戦争に参加していると見做されて当然ですし、反対デモをする中国や韓国の反応も日本人としてはいらだたしいですが、戦争中に身内を虐殺されたりした人々は絶対にその事を忘れないですから…。いくら日本が昔のことだと言っても、逆の立場なら忘れられるはずがありません。日本国内でも実例がいくらでもありますしね、京都の祇園祭の由来や都内の神田明神もまさにそうしたものですもの。

ちょっと話が飛び過ぎてますが、改めて現在の時代認識をする契機になりましたね。日本も茨の道を歩んでいくんでしょう。年金制度が破綻し、人口ピラミッドが今まさに崩れつつある中、歴史を目の当りにして興味深いです。あと、個人的には自分が生き残れるかも非常に問題なんですけど…???やっぱり、努力しないとなあ~。



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2005年03月25日

「ニャホニャホ タマクロー」の原曲CD

昨日のトリビアのこと書いたら、たくさんの方がいらしてくれたようなので、少し調べてみました。「ニャホニャホ タマクロー」の原曲ラジャ・マハラジャー。元々は戸川純さんが歌われていましたが、更に詳しくは以下の通り。

  タイトル ラジャ・マハラジャー  
  作詞者  福田三月子
  作曲者  吉川洋一郎
  編曲者  吉川洋一郎
  歌手名  戸川 純、東京放送児童合唱団

で、さらに調べると未だに歌われているんですね!ちょっと驚きました。最近で歌っているのは増田直美さんという方みたいです。ほお~、で戸川さんが歌っているCDを探したんですがなかなか見つからない…(涙)。代わりにあったのが、増田直美さんが歌われているラジャ・マハラジャー(ニャホニャホ タマクローではない…笑)。もっともライブドア絡みで話題のポニーキャニオンから、新しくリリースされる可能性もありそうですが・・・。うん、あそこならお金になりそうだとやりそう???

ちょっと話がそれましたが、下記のCDに収録されているみたいです。
NHKみんなのうた ベスト((amazonリンク)

他にも山口さんちのツトム君、北風小僧の寒太郎、南の島のハメハメハ大王、一円玉の旅がらす、ドラキュラのうた等々、全50曲のディスク2枚組。う~ん3,000円か。ボリュームからすると安いような気がして、欲しいような気もするが??? 買うのは微妙だなあ~? 来月は京都に花見だろうし…。


関連ブログ
トリビアで歌われてた「ニャホニャホ タマクロー」の曲
豪邸 ニャホハウス ~トリビアの泉~
「94へぇ~」ニャホニャホ タマクロー会長辞任、の記事
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2005年03月24日

トリビアで歌われてた「ニャホニャホ タマクロー」の曲

元歌がラジャ・マハラジャであるところまでは、触れられているブログを見つけたのですが、誰も書いてないようなので。

あの曲は、確か戸川純さんが歌っていました。だって、今手元に持ってるもん(笑)。未だに時々こっそりと聞いていたので、いきなりTVで流れてきてビックリ!!

曲名見ると、
 (戸川純 東京放送児童合唱団_NHK みんなのうた 最新 Best) ラジャ・マハラジャー
みんなの歌ですね!あれって、時々意外なアーティストが出ていたりしますね。UAが子供番組出て歌を歌ってお遊戯しているのには、ちょっと衝撃を受けたなあ~。

うちのブログでは全然場違いなんで触れるのをちょっとためらったんだけど、元々大好きだった戸川さんの曲なんで、広くアピール!!


【追記】
さすがネットの世界、誰かが知っていますよね。さきほど、調べたら、戸川さんが歌っていたことに触れていたサイトがありました。う~む、侮り難し。わざわざ、このテーマで書かなくても良かったかな?

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2005年03月08日

NHK駄目だし、BBCに期待するしかないのか・・・。

BBC『レンヌ・ル・シャトーの謎~司祭は何を見つけたのか』
これを見たいので、TRYした結果なのですが・・・。結局、見れませんでした。だってNHKアーカイブス、調べたらたった2000本ぐらいしか公開してないんだもん。全然使えな~い。ショック&ショック!!このネットワーク時代に対応していないNHKに対して、頑張っているのがBBC。(以下、記事転載)
 英国最大の放送局BBCのGreg Dyke会長は英国時間24日、同局では番組のアーカイブをデジタル化し、オンラインで自由にダウンロードできるようにする計画だと語った。

 同氏は、エジンバラ国際テレビフェスティバルで行ったスピーチのなかで、「BBCは、おそらく世界最高のテレビ番組ライブラリを持っている。効果的な配布手段がなかったため、これまでこの膨大なリソースが仕舞い込まれたままで、一般の人が利用することはできなかった。しかし、デジタル革命とブロードバンドによって、すべてが変わりつつある」と述べた。

 「初めて、BBCの保有するコンテンツという貴重な掘出し物を、誰もが簡単かつ手頃な値段で利用できるようになる」(Dyke)

 BBCは2つの公共テレビ局、24時間ケーブルニュースチャンネル、5つの国内ラジオネットワーク、インターネットニュースサービスとデジタルケーブルステーションを運営している。また、国際テレビ局を運営するBBC WorldwideとBBC Broadcastも経営している。Dykeによれば、BBCはBBC Creative Archiveを設立し、同社の特定の番組を英国に住む人が利用できるようにする計画だという。この計画が実現すると、たとえば、家庭や図書館でブロードバンド接続を使っている学生は、BBCの資料にアクセスして、宿題を仕上げたり、マルチメディアを駆使したプレゼンを作成できるようになる、と同氏は説明した。
 このような無料サービスがいつ頃から利用できるかについては、Dykeは言及しなかった。

 BBCのこの動きは、多くのメディア企業が自らの資産をアナログからデジタルに移行し、商業利用の方法を模索しているなかで出てきたものだ。米CNNや米Walt Disneyのような企業は、自社のメディアをデジタル化を進めている最中で、またNational Geographicのような企業は、写真のような貴重な資料の権利を売り始めている。

 BBCのこの取り組みは、政府や公共機関、公共企業が、自らの資産のなかに、商業目的の価値ではなく、むしろ公的な価値を生み出すのに力を貸すという、「デジタル革命の第2段階」の先導役となるだろう、とDykeは説明した。このような取り組みは、あらゆる関係者の関与を必要とし、公共の利益のために公的資金と新しいデジタル技術を組み合わせることになると、同氏は付け加えた。

 「我々は、まさにデジタル革命の第2段階に移行しようとしている。ここでは個人の利益ではなく、公共の利益、有料サービスではなく無料サービス、排他性ではなく社会的一体性こそが高く評価される」

NHKには期待できない以上、BBCが早くこのサービスを実施してくれることを期待しましょう。とにかく早く見たいなあ~。
ラベル:BBC NHK
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2005年02月25日

某大学の講義だって・・・この講義だったら、受けてみたいな。是非。

大阪明浄大学観光学部 講義概要 キリスト教美術 新約聖書編
<以下、抜粋>
今年度はヨーロッパ美術の中から、新約聖書の物語を基にして描かれた絵画・彫刻等の作品を取り上げ、これらの藝術作品とキリスト教との関係を講述する。また、今年度は特に、キリスト教二千余年の歴史の中で形成されてきたマリア信仰・聖人信仰や、西欧人の生活を作ってきた諸制度についても視野を広げて考えていくことにする。

講義中に紹介した参考書等(紹介順)
『聖書』口語訳、日本聖書協会、1954
『聖書』新共同訳、日本聖書協会、1987
中森義宗 『キリスト教シンボル図典』 東信堂、1993
ジェイムズ・ホール 『西洋美術解読事典』 河出書房新社、1988
ヤコブス・デ・ウォラギネ 『黄金伝説』全4巻 人文書院、1979-1987
アレキシス・カレル 『人間 この未知なるもの』 三笠書房、1986
藤岡通夫 他 『建築史』 市ヶ谷出版社、1967
酒井 健 『ゴシックとは何か: 大聖堂の精神史』 講談社現代新書 2000
熊倉洋介 他 『西洋建築様式史』 美術出版社、1995
田川建三 『イエスという男』 第2版、作品社、2004
河谷龍彦 『図説 イエス・キリスト: 聖地の風を聞く』 河出書房新社、2000
視覚デザイン研究所 編 『マリアのウインク: 聖書の名シーン集』 視覚デザイン研究所、1995
阿刀田 高 『旧約聖書を知っていますか』 新潮文庫、1994
阿刀田 高 『新約聖書を知っていますか』 新潮文庫、1996
土井健司 『キリスト教を問いなおす』 ちくま新書 425、2003

なんか、参考文献がかなり私の関心のある本に重なっているのですが・・・。本当に受けてみたいです。e-learnningやってくれないかな?間違いなく単位は『優』とる自信あるなあ~。もし、くれなかったら、直接クレームいうくらいの自信があったりする(笑)。学部生の時は、気に入った講義はいつも最前列にいて、講義が終わるごとに教授に質問に行く真面目な学生でしたから、、、。気に入らなければ勿論、授業できないけど・・・これは高校の時でも一緒か、平気で授業さぼったり、内職して読書にいそしんでたもんなあ~。高校休んで、何故か市営図書館や県立図書館の中で一日中、本読んでたりしてたし・・・。だから、こんな立派な社会生活不適応者になったのかな?(自爆)

ググっていて、妙にぴったりきちゃいましたので思わず、採り上げてしまいました。でも、講師ぐらいなら、できそうだけどなあ。その前に本でも書かないと駄目かな?自費出版ではなく、慈悲(?)出版つーくらいで(オヤジギャグかよ、藁)。
posted by alice-room at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 【その他】 | 更新情報をチェックする