東電福島第一原発2016年8月 台風直撃! 土に埋められていた3号機核燃料の粉末が「外洋へ」流出?
東京オリンピックが開催される、と思っている皆さんへ。
<The document also suggests that fragments or particles of nuclear fuel from spent fuel pools above the reactors were blown “up to one mile from the units,” and that pieces of highly radioactive material fell between two units and had to be “bulldozed over,” presumably to protect workers at the site. The ejection of nuclear material, which may have occurred during one of the earlier hydrogen explosions, may indicate more extensive damage to the extremely radioactive pools than previously disclosed.
文書はまた、反応炉上部にある使用済み燃料プール内の核燃料の破片や粒子が「3号機から1マイルも」吹き飛ばされ、高い放射性物質の断片が3号機と4号機間に落下しているので、現場作業員の保護にはおそらく「ブルドーザーによる地ならし」を必要としていたと示唆している。初期の水素爆発中に発生した核物質噴出は、従来公開された以上に、極めて放射性の高いプールに対して、より広範囲な損傷を与えたことを示している可能性がある。>(ニューヨークタイムズ 2011年4月5日)
米原子力規制委員会(NRC)による福島原発についての、3月26日づけの秘密評価書と関連インタビューに基づく記事である。
事故から5年5ヶ月。ブルドーザーによって埋められた核燃料の破片、粒子を「取り除いた」とする資料、報道はない。
2011年8月まで原発構内にあった「鉛のブルドーザー」↓
2016年8月17~18日。激しい雨が東電福島第一原発を襲い、午前7時に行われる海水の採取が中止された。
雨が降り出す前。15日のセシウム137のデータ。
港湾口 0・64ベクレル/L
港湾内東側 1・1ベクレル/L
港湾内南側 1・2ベクレル/L
同日の天気図↓
17日。海水採取中止。天気図↓
18日。海水採取中止。天気図↓
19日。セシウム137の値が跳ね上がる。天気図↓
港湾口 2・6ベクレル/L
港湾内東側 3・9ベクレル/L
港湾内南側 4・9ベクレル/L
20日。一旦、値が下がる。天気図↓
港湾口 1・2ベクレル/L
港湾内東側 2・1ベクレル/L
港湾内南側 0・58ベクレル/L
21日。値は再び上昇。天気図↓
港湾口 2ベクレル/L
港湾内東側 2・2ベクレル/L
港湾内南側 5・8ベクレル/L
22日。台風9号が原発を直撃。朝6時の天気図↓
港湾口 1・1ベクレル/L
港湾内東側 1・7ベクレル/L
港湾内南側 1・5ベクレル/L
深夜、東電が「報道関係各位一斉メール」を出す。
<K排水路で全β放射能2300Bq/L>
排水が採取されたと推定される時刻の天気図↓
23日。史上最大の汚染水が外洋へ流出! 天気図↓
港湾口 7・9ベクレル/L
港湾内東側 11ベクレル/L
港湾内南側 12ベクレル/L
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