素晴らしい天皇賞(春)
人間と馬が寄り添う姿。
藤田伸二騎手とヒルノダムール。
13.2 - 11.7 - 12.9 - 13.0 - 13.4 - 12.5 - 12.9 - 12.6 - 13.9 - 12.6 - 12.0 - 12.2 - 11.7 - 11.4 - 12.1 - 12.5
ラップタイムはむちゃくちゃです。アバンギャルド。
どんどこ先頭が替わるのもわかるんですが……。
泣けましたよ。
藤田騎手とヒルノダムール。
ヒルノダムールもかかっていた。
押さえ込む、ではない。
藤田騎手は、ヒルノダムールと友達で、プロとして同僚なのだ。
右手だけ動かすアクションも、一度も乗り替わっていないことの証明。
対する、トゥザグローリーの馬主は糾弾されていい。
外人ジョッキーがいれば誰でも頼む、っていう姿勢でしょ?
かかったら、こうなっちゃうよ。
でも、競馬は泣けますよ。
人間の金儲けのために馬を酷使しても、馬は人間と絆を作る。
勝利する。
それに比べて、今の我が祖国はどうでしょう?
日本の株式会社は、家族である、と思ってきましたが、たくさんの人間が困っている今、寄り添う心根がまったくない。
利益が上がれば、何人死のうが関係ない?
それが株式会社の本質?
そんな心根では、目先の利益は拾えても、勝利など絶対にない。
たかが競馬です。
ヒルノダムールと藤田伸二騎手がそれを教えてくれた。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
なんか途中のトゥザグローリーのところの騎手がおかしくないですか。福永は騎乗停止中だし、急に内田が出てくるのも変。
レースの感想については同感です。非常に見応えがありました。バックストレッチで勇気を出して仕掛けて行った騎手は心底褒められるべきじゃないですかね。着外に沈むリスクもあったわけですし。
馬券が外れてもああいうレースなら個人的には気持ちがいいです。
投稿: ユウジ | 2011年5月 1日 (日) 19時58分
中田さんいいこといいますね!
投稿: ミルクコーヒー | 2011年5月 1日 (日) 20時45分
こんばんは。外れました。本命ジェントゥー、対抗ペルーサ・・・・三番手にエイシンフラッシュ。
ヒルノはノーマーク。
直前にトゥザグローリーを買うのを止めたことだけは誉めておこう。
今年、藤田だなあ、フェブラリーも敢えてトランセンド切ったしね・・・。
新春杯と京都記念でヒルノにお世話になっておきながら、大阪杯と今日は切っちゃった・・・。
投稿: シュナイダー | 2011年5月 1日 (日) 20時58分