「肘」さん、未来の予想は可能ではないよ!?
株式市場、可能ですか?
競馬、可能ですか?
わしがウォール街のランダムウォーク理論とか、競馬と株式市場の「相互作用する複雑系」とか、言うのは、予測不可能だからだ。
わしらはそれに賭けている。
金融資本主義とは、わからないものに賭けることである。
違う?
なけなしのエッジを頼りに。
わしは、エッジを、「過去に勝った馬の父、母父」に求めるのが、エッジとして頼りない、と言っているだけなんだよ。
そのエッジが縮小する系にある、と言いたいのよ。
頼りになるか?
コメント求む!
水上学さんはさすが。
大人です。
わしは子どもでした。
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コメント
中田様
肘と申します。
無論本名ではありませんし失礼とお思いになるかもしれませんが、
立場や見解の相違ということでご容赦下さい。
匿名を用いる理由として、具体的には;
・匿名での発言が禁止されていない。
・本名を名乗るメリットが当方にない。
加えて言えば
・当方は「肘」というHNを以前より対外的に用いている。
・「中田潤」が本名であると証明されていない。
(筆名に用いていることは存じておりますが)
無論、直接対面する機会があれば、当然本名にてご挨拶させていただきます。
もっとも、それを望むわけではありませんが(笑)。
さて、今回は当方のコメントにお返事いただき誠にありがとうございました。
「コメント求む!」とありましたので、僭越ながらそのようにさせていただきます。
私も子どもなんで(笑)。
あらかじめお断りしておきますが、私は所謂血統論者ではありません。
ただ、血統に基づく判断が有効な場合があると考えておりますし、馬券購入の際に考慮に入れる事もあります。
>わしは、エッジを、「過去に勝った馬の父、母父」に求めるのが、エッジとして頼りない、と言っているだけなんだよ。
>そのエッジが縮小する系にある、と言いたいのよ。
>頼りになるか?
例えば「過去15年で当該コースの最多連対種牡馬はSSだからその直仔を狙え!」とか今言ってる人がいれば「アホ」の一言で済みます。
活力とか血の飽和とかを論じるまでもなく、もう条件を満たす馬が殆どいないですからね。
そういう意味では、貴方の仰るように血統論は「エッジが縮小する系にある」というのは真でしょう。
でも、誰もそんなことは言いませんよね。
特定の条件で好走しやすい血統というものがあるとしても、それが不変であるとか、唯一無二のものだとは誰も思っていないでしょう。
新しい傾向が出てきたら修正すればいいだけです。
またサラブレッドの世界は優勝劣敗、競争で繁殖で実績を残し続けた馬しか生き残れません。
加えて、所謂三大始祖から派生した馬のみがサラブレッドと名乗れるルールである以上、いずれ遺伝子的には収束する日が来るでしょうね。
そうなれば血統など意味を成しませんから、やはり「エッジが縮小する系にある」というのは真です。
でも、これは現時点において、
>同じ舞台で、勝った馬の父と母父を記録する。同じことが繰り返されることに賭ける?
>これは遺伝学的に間違っている。
とか
>エッジを、「過去に勝った馬の父、母父」に求めるのが、エッジとして頼りない、
とする根拠にはなりません。遙か将来の話ですから。
例えが大雑把で分かりづらくなってしまったかもしれません。
纏めると、エッジが将来的に縮小することをもって、現在の有効性を否定するのはナンセンスである、と申し上げたいのです。
仮に(1) 産駒に一定の傾向が出やすい種牡馬がいる
(パワー、瞬発力、持続力、スピード、スタミナ、etc.)
これが真であるとして(科学的にはともかく経験則的に真とするに足りると思いますが)、
(2) 一定の傾向を持つ馬が好走しやすい条件がある
これも真だとすれば(ラップでの予想はこの類ですよね)、
その帰結として
(3) (1)と(2)の傾向が合致すると好走する蓋然性が上がる。
となりますよね。
父と母父が同じなら少なくとも3/4が同血です。
似たような遺伝子を持っていれば、似たような遺伝的特徴を備えている蓋然性は高くなる。
これは遺伝学的に間違っているのですか?
実例を示すのはさほど難しくありません。
JRA-VANででも調べればわかると思いますが、特定条件での回収率が100%を超える種牡馬はいませんか?
(この辺は水上さんより須田さんの得意分野ですかね)
少なくとも、複数の要素が重なった結果であるラップよりは、各馬の一身において不変である血統のほうが判断基準として安定していると思いますが。
投稿: 肘 | 2011年2月19日 (土) 18時52分