ホワイトカラー向けの居酒屋
行きつけの飲み屋でチューハイを飲んでいたら、カウンターにいた20代後半と思しき女性が、
「その人、ホワイトカラー向けの居酒屋をやっているんですけど」
と言った。
なんじゃ、それ!?
聞いていると、ファッション業界、流通業界の4人組なんだが、瞬時にこう思うよね。
資本主義は終わった。
彼らは西武デパートの関連で池袋で飲んでいたようなんで、
「なんで、池袋にジャンポール・ゴルチエのショップがなくなったんですか?」
いや、悪酔いしていたわけではない。
本当に、この地上から、「ほしいもの」がなくなったからだ。
わしは、ゴルチエのブルードラゴンの三つ折の財布を取り出したのよ。
「最後に高くても買ったのはこの財布なんで」
隣の人は、立教の後輩でオンワードの人で、そういえば、ゴルチエを買収したのはオンワードだった。
皆の衆。
今、買いたいもの、なんかある?
パソコンは全部ダメじゃん!
インテルのCPUもさ、I5とI3で差異がはっきりしないし、コア2のほうが速いんじゃねえの?
わからん。
資本主義とは、つまり、差異なんだから、それがなくなったら終わりなんだよ。
レノボの6万円台I5ノートはタッチパッドがダメダメじゃん!
買わん。
誰も買わなくなったのが今の世界だ。
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