飛ばされたニュースが世界を変える
農水省の自殺、年金国会とビッグニュースに吹っ飛ばされたが、最近、私が最も驚いたニュース映像は、南北会談で韓国の代表と北朝鮮の代表が手をつないで移動している絵である。
モーホか!?
北朝鮮は先制攻撃でソウルを火の海にするんじゃなかったの?
この絵から感じたのは次の一点。
恐いで~。北朝鮮は何するかわからんで~。いきなり、核ミサイルを撃ち込んで来るで~。
そう思っているのは、極東の小さな島にいる国民だけなんじゃないの?
潮目は変わった。安倍くんが真っ青になっているうちに。
北朝鮮はライスさんを本国に呼んで米朝会談をする方向らしい。
ロシアは突然、北朝鮮への武器輸出を禁止した(ついで、なのか、新鮮なカニを日本に輸出することも禁止した)。
7月には父ブッシュの別荘でプーチンくんとブッシュくんが会談する。
サミットでの安倍くんとブッシュくんの会談は見送られた。
ブッシュくんは突然、安倍くんとは真逆のCO2削減計画を提唱。
なにこれ? 日米同盟はずだずだじゃん!
6カ国協議もすでに意味ねえじゃん!
そういえば、安倍くんがアメリカに行ってみたら、従軍慰安婦問題をアメリカ白人から指弾され、アメリカ白人に謝る、という奇妙な一幕もあった。
それより奇妙なのが、来日中の台湾の李元総統が、なんと靖国神社に参拝する、というわけのわからないニュースである。
入国を許しただけでも中国はかんかんなのに、台湾の要人が靖国でA級戦犯の霊を慰める!?
本当かどうかわからないけど、最近のマスコミの論調は「アメリカはアジアを中国に任せようとしている」でしょ?
つーことは、どうよ?
南北朝鮮は手をつなぎ、アメリカとロシアも牧場でくつろぎ、お金を返してもらった北朝鮮は核放棄に着手。
北朝鮮の恐怖をあおることで、アメリカの軍需産業は、日本向けの防衛兵器を売り切ったから? ミッション完了? でもまあ、アメリカの軍需産業にとっては、キムくんはいてくれたほうがいい? 脅威がなければ、兵器は売れないから?
まあ、アメリカとロシアのパイプラインを巡る闘いが、アメリカ主導で調整されたことは容易に想像できるけど。
つーことは、どうよ?
わしらにはもう「日台同盟」しかない!?
だから言わんこっちゃない。
「白髪の老人」の甘いアジテーションに乗っかり、身の丈にしっくりこないナショナリズムを気取ったりするからこうなるんだよ。リラックスできる服を着ようじゃん。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント