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千島列島最大の島、北方領土「択捉島」を旅したロシア人旅行者の記録画像

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 今年の夏に択捉島を旅したロシア人旅行者の記録画像が公開されていた。
wikipediaによると、千島列島南部に位置する択捉島は「北方領土」の中で最大の島であり、島の大きさは、本州・北海道本島・九州・四国に次ぐ。

 第二次世界大戦末期に日ソ中立条約を一方的に破棄したソ連軍により武力占領され、現在はロシア連邦の不法的実効支配下にある。ロシア側行政区においては、国後島や色丹島とは別の行政単位であるサハリン州クリル管区に位置付けされている。

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ソース:Beautiful Iturup Island | English Russia

 1945年8月28日のソ連による占領以降、日本人とロシア人との混住状態が1年以上続いたが、同島からの日本人の本土引き揚げは、1946年12月から本格的に始まり、1948年までにおおむね終了したそうだ。

 現在択捉島の人口は6,739人。かつての中心地である紗那(クリリスク )は、引き続き同島の中心地となっている。また、島の南部や北東部は、自然保護区域として地元のロシア人でさえも立入りが制限されているという。

 島には9つの活火山がある。

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 旅行者が自由に利用することができる露天温泉。温度は高めだそうだ。

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 戦争後、ソ連時代にこの土地は鉱物資源を掘り出す為の地質調査が行われたが、ソ連崩壊により中断されたという。

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 一番大きい町、クリリスク。

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道路は戦前に日本が作ったものが残っており、走行する自動車も認められる。

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 クマの密度はそうとう高いそうで、クマ注意の看板がいたるところにあるそうだ。

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 海沿いからはロシア軍の海上軍事演習の爆発が見える

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 火山地帯の山々

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 腹ペコきつねがでてきた

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 カニを収穫する季節労働者

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 海岸に沿って走る軍車両

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 美しい海に映るフメリニツキー火山

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 クリリスクの町の様子

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 自然と自由を謳歌しているクマ・クマ・クマ

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 この地熱発電所によって島の電力が全てまかなわれている。

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 オホーツク海につながる渓谷。

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 ユジノサハリンスクにあるスキーリゾートの小屋

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 まるでクマのような岩

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 美しい自然の風景

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 そしてクマの足跡!

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 現在、北海道本島から択捉島への定期公共交通は存在せず、北海道本島から島に直接渡る場合は、「ビザなし交流」に参加し、チャーター船で根室港から出発、紗那に入港する。このチャーター船の利用は、旧島民とその子孫、返還運動を行う団体から推薦された者などに限定されている。

 一般の日本人・外国人が択捉島を訪問するには、ロシアのビザを取得したあと、稚内または新千歳、あるいは函館からサハリンに渡り、ユジノサハリンスクで択捉島への入境許可証を取得し、空路または海路でアクセスすることになる。

 尚この方法は、北方領土においてロシアの主権に服する行為であるとして内閣が1989年以来自粛を要請しているが、この自粛要請に法的強制力は無く、ギドロストロイ社への技術支援のための入境のほか、多くの書籍やホームページなどで、この方法によって同島に入境した日本人旅行者の体験記が確認できる。いうまでもなく、EU、米国、韓国はじめ多くの外国人ビジネスマンや技術者は、ギドロストロイ社との取引・技術支援などのため、ごく普通にロシアのビザを取得し、同じ方法で同島に入域している。(wikipedia

 2010年、択捉島の映像

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この記事へのコメント、37件

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  1. 自然だけみるとすげーってなるけど街並み見ると汚すぎてちょっと萎える

  2. 自然豊かないい島だなぁ。 ていうかロシアはたくさん領土を持っているんだから、島返せよ!

  3. 震災の時、
    どうする?島返す?
    って論議出たんじゃなかったっけか?
    違ったかな

  4. 5※
    初めて聞いた。検索してみたらソースが有ったよ。
    http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-af95.html
    でも返してくれないんだろうな・・・。
    ロシア人、蟹なんて食わないし。島が被災した時「毎日蟹しか食う物が無い」って泣いてたから日本に輸出してんだろう。いいな。一度言ってみたい言葉だ・・・。

  5. エリツィンの時にあと一歩で全島返還だったのにな。あんなチャンスはもう無いかもな。

  6. もしかするとだが、この島が日本に戻ったら、観光であっという間に自然が破壊されそうな気がするね。

  7. 戦争のドサクサで強奪してった泥棒さん!
    いい加減全島返還しろ!!

    1. 米13何言ってんだ?自発的戦闘は終了してたけど防衛戦闘は8月15日以降も発生してるけど?
      米10お金が入って来て観光道を整備する名目でかなり舗装されそう。しなくていいのに。
      現地民は「ここが私の故郷だ」って言ってるけどその生活してる基盤を作ったのは誰だか聞いてみたい。そもそも後から来たのに故郷だと言われても…

  8. おいおい、何どさくさにまぎれて
    ロシア経由の経路紹介してんの?
    このネタ書いたやつは外務省が渡航自粛要請出してることすら知らないのか?

  9. ここはいつか必ず取り返さなければならない日本の領土だと言うことを忘れるな!
    日本人をなめるなよ!

  10. 政府というか国民がネットのコメントでだけ勝ち誇って
    行動した気になってる奴しか居ないし無理だろうな

  11. 今ももし日本だったら素晴らしい自然観光地や漁場として栄えてただろうな
    汚らしい町見せられてがっくりしたわ
    いい加減返還してくれませんかね、本土からのアクセスもだいぶ悪いでしょうし
    いつまで戦争で勝ち取った土地なりw!とかほざいてるんでしょうね
    もう冷戦も終わって世界の国体のあり方もだいぶ変わったのにゴミロシアはロケットまで配備して日本と戦争する気まんまんです。ほんとこの国は汚職率も半端ないしホンマもんのクズですな。

  12. 少なくともバブル時代の日本の手に渡ってなくて良かった。
    下手すりゃゴルフ場にされてたわ 釧路湿原のゴルフ場計画みたく

  13. 返さないのはいいけど未来永劫露との友好関係は無いと宣言してほしいね

  14. 19※
    現地人はしかも「この島は歴史的に日本の領土で私たちは日本人」とロシア政府に訴えた事が有るんだよw。
    昔、列島で地震と津波の大被害が有ったのにロシア政府が救助の為の軍隊を早々に切り上げ他国の救助隊も断ったから(たぶんまだ生きてる人居た)。そのころ日本でも奥尻島沖地震が起きたばかりで同情した日本人が沢山島民の為に寄付金つのった。
    他にも、島民の子供が熱湯を誤って被って大やけどした時、自衛隊ヘリがわざわざ島まで迎えに行って、日本の病院が無償で治療(日本の方が医学進んでたから)。寄付金もいっぱい集まった。
    という訳で千島列島のロシア人は親日家が多く、日本人になりたくてしょうがない。日本領に住んでいるのだから自分たちも日本人だという事らしいw。
    まあ2~30年ぐらい前の話なんで今はどうなってるか分からないけど。

  15. まぁでももし日本が戦後統治してたらこんなに自然は残ってなかったんだろうな~

  16. 国家間の条約を一方的に破棄するロシア、日本兵をシベリアで賦役させた罪は重い、ロシアは地球上から消滅させてもいい国。

  17. 11枚目、全部英語…
    B.C.って書いてあるけど、カナダのブリティッシュコロンビアの略だと思う。
    カナダの写真が紛れ込んでいるのか、カナダの看板を丸コピーして設置してるのか?
    最後の段落はブラックジョークだし。
    あと、12枚目の海上演習の爆発とされているのは、単なる霧と思われ。

  18. 街並みが「ザ・旧ソ連!」って感じだ…時代が止まってる
    もし返還されたらまず街中の整備と、各集落を結ぶ舗装道路の整備が必要っぽいね。
    ただ、それ以上のことはせず、居住区以外の開発・整備は大幅に制限するべきだろう。
    そして自然保護区になってるところはそのまま継承するべきだね。

  19. 北方四島は歴史的にも国際法上においても日本の領土であることは何の疑いもなし。
    この事は日本人、特に道産子・アイヌの人なら絶対に忘れてはいけないね。
    四島が帰って来ても豊かな自然は守ってもらいたいもの。
    自然と常に共生してきたアイヌ民族を少しは見習うべき。
    農耕民族の特性、開発という名の自然破壊はもう沢山です。

  20. この写真を撮影したアレクサンドル-コルニロフ氏は数年前に他界されたそうです。
    ただいま、北海道拓殖銀行豊原支店(跡)で、コルニロフ氏の写真展が開催されています。一昨日見て来ましたが、半分以上が択捉島の風景写真で、圧巻でした。
    帰り際、迷わず写真集を購入しようと入り口で聞いたら、返事はニェート。写真展で写真集売るのって日本では常識なのだが…やはり不法占拠者どもには常識が通用しないらしい。
    ちなみに、拓殖銀行豊原支店とは、現在のユジノサハリンスク市立美術館のことです。

  21. 失礼 樺太廳立美術館のことです。
    南樺太は帰属未確定ですね。大変失礼致しました_(._.)_

  22. 寒流のために夏でも最高気温が10℃いくかいかないか。
    冬は強烈に発達した低気圧が日常的に襲いかかる。
    こんな環境で暮らしていたアイヌの人々はすごいな。
    ヤマト民族もこんな自然の中で生きる知恵を身につけたいもの。

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