原子炉建屋が大きく損壊した後に撮影された福島第一原発の写真。
海外では、東電の「14メートル津波」発表を疑っている人が大勢います。「津波は14メートルもなかった」と。
信じて疑わないのは、日本のマスコミだけです。
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東電は、津波の高さを、最初の7mから、10m、14mと二度も「上方修正」した
私は、福島原発については、政府の発表(枝野官房長官による)も、原子力安全・保安院の発表も、ましてやマスコミの発表も、信じなくなりました。
これらは、すべて東電の発表を元にしているからです。
東電は、いまだに、本当のことを発表していないし、捏造情報を出しているに違いないと考えているからです。
東電は、どこまで隠しとおせるか、“お手並み”拝見です。
もう、東電は、どうでもいいですが。
福島第一原発の敷地内からプルトニウムが検知された、というニュースも、東電が21日と22日に敷地内から採取した土を専門機関(おそらく東海村の研究施設で調べたものと思われる)に分析させた結果とされていますが、発表したのは昨日です。あれから何日経っているというのでしょう。もう遅いのです。
これを発表した東電の副社長、武藤栄の冷酷な表情が、そう思わせるのです。
「プルトニウムが外部に漏れているということは、燃料棒が溶融している証拠であるから、これは深刻な事態」と、昨夜になって、やっと原子力安全・保安院も認めました。
国民の多くが、感じていたように、とっくに炉心は溶融していたのですよ。
そして、東電も原子力安全・保安院も、薄々、それを知っていながらFukushima50の決死隊を「死の現場」に送り込んだのです。
そして、本当に私たちの生命を左右するかも知れない情報は、まだ出していないのです。
東電の発表を口をあんぐり開けて待っているだけで、自分たちで調べる術を持たない無能なマスコミ自体が、ディスインフォメーションを流しているのですから、それを紐解いて、いったん仕切り直しをしてからでないと、正しいことが伝わらないのです。
テレビのニュース・ショーを観せられている視聴者は、マインド・コントロールにかかってしまっているからです。
福島第一原発が、どういうものなのか。実は、とんでもない原発なのです。
経済産業省、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、東電、そして自民党…。
そして、もっともおぞましい電力マフィアの存在。
これらは一蓮托生です。
福島第一原発は、こうした無責任な連中が紡ぎだした「忌まわしき関係」が生み出した落とし子だったのです。福島第一原発災害は、起こるべくして起こったのです。
100%人災です。
このことについて書いておこうと思いましたが、たった今、海外の方たちから、とても興味深い情報が入ってきましたので、これを先に取り上げたいと思います。
ご協力、ありがとうございます。
「福島第一原発を襲った津波は、本当に最大14メートル」だったのか?
東電の発表した「14メートル津波説」には信憑性がない、と前の記事で書いたのですが、海外のウォッチャー、リサーチャーたちも、同様の疑念を抱いている人が大勢いるようです。
その情報を、いくつかご紹介します。
そして、「14メートル津波捏造説」が事実であるとしたら、その背景には何があるのかについても、今回は、ほんの少しですが、触れておきたいと思います。
海外の原子力関係のメディアでは、「福島第一原発、14メートルの津波が襲う」と題して、さっそく、東電の発表に疑義を匂わせる記事を掲載しています。
そのひとつ、「World Nuclear Nwes」が、簡潔に書いています。
14メートルの津波が「フクシマ」を襲った
東京電力は、福島第一原発を襲った地震の規模と、津波の大きさを修正して発表しました。
3月11日に福島第一原発を襲った地震と津波は、非常用発電機と冷却用ポンプを不能にしてしまいました。
その時以来、二度にわたって津波の高さを上方修正してきました。
………
東京電力は、(津波の発生後)最初の発表では、「津波の高さは少なくとも7メートルはあった」と発表しました。
その後、津波の高さは、実際は、福島第一原発では10メートル、福島第二原発では12メートルあったと、発表の度に「津波の高さを増やして」修正してきました。
そして、今日(3月23日の時点)発表された数字は、第一、第二原発とも、14メートルであったと説明しなおしたのです。
原発建設の基準によれば、福島第一原発は、最大で5.7メートルの津波を想定していました。
福島第二原発については、海岸沿い10kmにわたって5.2メートルの津波が起こっても耐えられるように設計されていました。
マグニチュード9.0の地震によって引き起こされた地動加速率のより詳細なデータが、東京電力によって利用可能となりました。
すべてのデータが集まったというわけではありませんが、設計基準を超える揺れが、一方向に起こったことがデータに記録されています。
福島第一原発において、地動加速度は、1号機では、垂直方向に186ガル、3号機では南北の方向に277ガルが観測されたことが、原子炉建屋の基礎部分に設置されたセンサーによって記録されています。
設計基準の数字の範囲は415ガルから512ガルの間です。
1号機、2号機、そして5号機に関するデータは、まだありませんが、3号機については、東西方向に最大で517ガル加速度が発生したという記録が残されています。
東西方向についての耐震設計基準は441ガルとされています。他の方向の(地震の)示度は、設計基準以下でした。
東西方向に431ガルの揺れを観測した6号機の耐震基準は448ガルでした。
(以上、全文翻訳)
これは東電の発表数値です。
福島第一原発について、東電は何を言っているかといえば、こういうことです。
「津波の高さは少なくとも7メートルはあった。
いや、それは間違いだった。10メートルでした。
もっと正確に測ったらそれも間違いでした。本当は14メートルもあったのですよ。
地震が起こした地動加速度は、3号機を襲った517ガルの揺れ以外は、すべて当初の耐震設計基準値以下でした」。
どういう意味でしょう?
各原子炉の設計は、3号機以外は、この地震に耐えることができた。
ただ、津波は5.7メートルまでしか想定していなかったので、7メートルの津波には耐えられなかった。
もとい、訂正します。
実はですねぇ、その倍の高さの14メートルもあったんですよ。
「だから、福島第一原発は、地震によって破壊されたのではなく、津波によって破壊されたのですよ。マスコミの、みなさん、そこんとこ、よろしく」。
こう言いたいのです。インチキ東電は。
東京電力の「14メートル津波発表」は大嘘だ、と、海外では、あちこちのフォーラムでスレッドが立っています。
「とてもではないが、東電の発表など信じられないと」。
東電の発表する数字は、日本人だけでなく、欧米の熱心なリサーチャーたちにとっては、とんでもなく胡散臭くて馬鹿げた数字らしいようです。
そのフォーラムのひとつ、Godlike productions(有名なフォーラムです)をご覧ください。
http://www.godlikeproductions.com/forum1/message1415201/pg9
警告、警告!
福島原発は偽の写真です!
東電は隠しています! 放射線レベルはもっと高いのです!
まるで「高度ゲーム」をやっているようだ。
敷地内の建物と駐車場は、(東電が主張している14メートルの)津波の衝撃を受けるくらい海面から高い、といわんばかりだ。(逆説。皮肉)
いったい、どうやったら、14メートルもの津波が、駐車場と周辺の木々をなぎ倒さずにいられるのか。
それとも、何か他に ははんっ?
こんな感じで、あちこちのフォーラムでは、東電の連中は「さくら」だと書かれているのです。
皮肉たっぷりに、「東電は大嘘つきだ」と言っているのです。
日本のマスコミは、どうでしょうか?
ははんっ です。
あなたは、以下の画像を見て、どのように判断なさいますか?
①被災前/被災後
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm
(画像の上を右から左へとスクロールすると、被災前/被災後の比較が見られます)
②被災後の福島第一原発の写真
http://img.ibtimes.com/www/data/images/full/2011/03/23/77399-fukushima-daiichi-nuclear-power-plant-aerial-view.jpg
リンク先(url)の画像の上をクリックしてください。
「ここで止まっている」場所では、土の色とアスファルトの色と、はっきり区別できます。
この高さは原子炉建屋のある場所と同じだと思われます。
つまり、津波は敷地内に押し寄せたものの、すぐに止まったのです。
③↓こちらは、Godlikeproductions から拾ってきた動画です。
http://video.godlikeproductions.com/video/Fukushima_power_plant_helicopter_video_3_deshaked_and_amp_slow_motion_-_white_rods_all_over_the_area?id=2b34c31b8abab2b96ff
東電は、今、このときも真実を出していない。
だから、おめでたい枝野も、マスコミの連中も、信じられないのです。
ただ、原子力安全・保安員は、東電が嘘情報を出していることは知っているでしょうね。
④↓ちなみにこちらは、福島第一と、うりふたつの福島第二の被災後3月12日に撮影されたとされている(・・・・・・)上空からの画像です。
カーソルを乗せてクリックすると拡大します。
http://www.digitalglobe.com/downloads/featured_images/japan_earthquaketsu_fukushima_daini_march12_2011_dg.jpg
上の道路には、確かに自動車が、数台、あちこちに向いています。
これは津波によるものでしょう。
しかし、道路から自動車は押し流されてはいないのです。
これは、津波が手前の堤防で、大分、減衰されたのではないか、と思わせます。
少なくとも、津波の高さは自動車を流してしまうほど高くはなかった、ということを示しています。
東電の「14メートル津波説」は、女川原発を襲った14.8メートルに津波の高さを合わせたのでしょう。
女川原発は福島第一原発より、海面から少し高い場所にあります。
女川漁港で14.8メートルの津波
「それでも女川原発は、津波によって少なからずダメージを受けた。だから、福島第一原発は、もっと大きなダメージを受けて当然だ。
福島第一原発は、断じて地震の揺れによって損壊したのではない」。
このようにしたいのです。
しかし、女川原発は、福島第一原発のように地震の振動によって破壊されなかったのです。
私は、テレビのニュース・キャスターの顔を見るのが嫌になりました。
彼らは、あまりにも考える能力を失ってしまっています。
そして、視聴者に平気で嘘をばらまくのです。
キャスター、アシスタントの女子アナたちは、地震が起こった直後は、「みなさ~ん、政府の発表が正しいです。ネットの情報に惑わされてはいけませんよ~」と言っていました。
そして、政府の発表が二転三転しだすと、今度は「政府は、隠さないで正確な情報を出してください」と言い出しました。
そして、今はどうでしょう。
「みなさ~ん、いたずらに危険を煽らないでくださ~い」と、あたかも、茨城、福島の農家を保護しているかのように視聴者の噂が、風評被害の元凶であるかのように言っています。
さらに、今度は、「14メートル以上の津波なら、福島原発の災害も想定外であるのは当然だ」と世論を誤った方向に誘導しようとしています。
有機栽培農家を自殺に追い込んだのも、多くの罪もない人々を被曝させたのも、東電の発表をそのまま鵜呑みにしてきたマスコミによる風評被害なのです。
これほど自堕落で無責任で、格好だけのマスコミの連中、テレビの「ショー」キャスターを騙すことなど、東電なら、いとも簡単なはずです。
今度から、こうした人間にカメラを切り替えるときは、顔にモザイクをかけてほしい。
福島第一原発には、もう近づくことはできないでしょう。
なんといっても、福島原発の敷地内からプルトニウムが出たのですから。
「14メートル津波」の真偽を確かめるために、生命の危険をおかすようなテレビ・ジャーナリストはいないでしょうしね。
そして、真相は、いつものように「闇の中」…。
いえいえ、海外の感性の鋭いリサーチャーたちの「外圧」を借りましょう。
情けないことです。
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追記:
後日、詳しく調べたところ、
「確かに津波の高さは14mあった」
ようです。
なお、この記事は、大きな誤解を与える内容になっていませんので、このままにしておきます。
東電は、津波の高さを、最初の7mから、10m、14mと二度も「上方修正」した
私は、福島原発については、政府の発表(枝野官房長官による)も、原子力安全・保安院の発表も、ましてやマスコミの発表も、信じなくなりました。
これらは、すべて東電の発表を元にしているからです。
東電は、いまだに、本当のことを発表していないし、捏造情報を出しているに違いないと考えているからです。
東電は、どこまで隠しとおせるか、“お手並み”拝見です。
もう、東電は、どうでもいいですが。
福島第一原発の敷地内からプルトニウムが検知された、というニュースも、東電が21日と22日に敷地内から採取した土を専門機関(おそらく東海村の研究施設で調べたものと思われる)に分析させた結果とされていますが、発表したのは昨日です。あれから何日経っているというのでしょう。もう遅いのです。
これを発表した東電の副社長、武藤栄の冷酷な表情が、そう思わせるのです。
「プルトニウムが外部に漏れているということは、燃料棒が溶融している証拠であるから、これは深刻な事態」と、昨夜になって、やっと原子力安全・保安院も認めました。
国民の多くが、感じていたように、とっくに炉心は溶融していたのですよ。
そして、東電も原子力安全・保安院も、薄々、それを知っていながらFukushima50の決死隊を「死の現場」に送り込んだのです。
そして、本当に私たちの生命を左右するかも知れない情報は、まだ出していないのです。
東電の発表を口をあんぐり開けて待っているだけで、自分たちで調べる術を持たない無能なマスコミ自体が、ディスインフォメーションを流しているのですから、それを紐解いて、いったん仕切り直しをしてからでないと、正しいことが伝わらないのです。
テレビのニュース・ショーを観せられている視聴者は、マインド・コントロールにかかってしまっているからです。
福島第一原発が、どういうものなのか。実は、とんでもない原発なのです。
経済産業省、原子力安全委員会、原子力安全・保安院、東電、そして自民党…。
そして、もっともおぞましい電力マフィアの存在。
これらは一蓮托生です。
福島第一原発は、こうした無責任な連中が紡ぎだした「忌まわしき関係」が生み出した落とし子だったのです。福島第一原発災害は、起こるべくして起こったのです。
100%人災です。
このことについて書いておこうと思いましたが、たった今、海外の方たちから、とても興味深い情報が入ってきましたので、これを先に取り上げたいと思います。
ご協力、ありがとうございます。
「福島第一原発を襲った津波は、本当に最大14メートル」だったのか?
東電の発表した「14メートル津波説」には信憑性がない、と前の記事で書いたのですが、海外のウォッチャー、リサーチャーたちも、同様の疑念を抱いている人が大勢いるようです。
その情報を、いくつかご紹介します。
そして、「14メートル津波捏造説」が事実であるとしたら、その背景には何があるのかについても、今回は、ほんの少しですが、触れておきたいと思います。
海外の原子力関係のメディアでは、「福島第一原発、14メートルの津波が襲う」と題して、さっそく、東電の発表に疑義を匂わせる記事を掲載しています。
そのひとつ、「World Nuclear Nwes」が、簡潔に書いています。
14メートルの津波が「フクシマ」を襲った
23 March 2011
東京電力は、福島第一原発を襲った地震の規模と、津波の大きさを修正して発表しました。
3月11日に福島第一原発を襲った地震と津波は、非常用発電機と冷却用ポンプを不能にしてしまいました。
その時以来、二度にわたって津波の高さを上方修正してきました。
………
東京電力は、(津波の発生後)最初の発表では、「津波の高さは少なくとも7メートルはあった」と発表しました。
その後、津波の高さは、実際は、福島第一原発では10メートル、福島第二原発では12メートルあったと、発表の度に「津波の高さを増やして」修正してきました。
そして、今日(3月23日の時点)発表された数字は、第一、第二原発とも、14メートルであったと説明しなおしたのです。
原発建設の基準によれば、福島第一原発は、最大で5.7メートルの津波を想定していました。
福島第二原発については、海岸沿い10kmにわたって5.2メートルの津波が起こっても耐えられるように設計されていました。
マグニチュード9.0の地震によって引き起こされた地動加速率のより詳細なデータが、東京電力によって利用可能となりました。
すべてのデータが集まったというわけではありませんが、設計基準を超える揺れが、一方向に起こったことがデータに記録されています。
福島第一原発において、地動加速度は、1号機では、垂直方向に186ガル、3号機では南北の方向に277ガルが観測されたことが、原子炉建屋の基礎部分に設置されたセンサーによって記録されています。
設計基準の数字の範囲は415ガルから512ガルの間です。
1号機、2号機、そして5号機に関するデータは、まだありませんが、3号機については、東西方向に最大で517ガル加速度が発生したという記録が残されています。
東西方向についての耐震設計基準は441ガルとされています。他の方向の(地震の)示度は、設計基準以下でした。
東西方向に431ガルの揺れを観測した6号機の耐震基準は448ガルでした。
(以上、全文翻訳)
これは東電の発表数値です。
福島第一原発について、東電は何を言っているかといえば、こういうことです。
「津波の高さは少なくとも7メートルはあった。
いや、それは間違いだった。10メートルでした。
もっと正確に測ったらそれも間違いでした。本当は14メートルもあったのですよ。
地震が起こした地動加速度は、3号機を襲った517ガルの揺れ以外は、すべて当初の耐震設計基準値以下でした」。
どういう意味でしょう?
各原子炉の設計は、3号機以外は、この地震に耐えることができた。
ただ、津波は5.7メートルまでしか想定していなかったので、7メートルの津波には耐えられなかった。
もとい、訂正します。
実はですねぇ、その倍の高さの14メートルもあったんですよ。
「だから、福島第一原発は、地震によって破壊されたのではなく、津波によって破壊されたのですよ。マスコミの、みなさん、そこんとこ、よろしく」。
こう言いたいのです。インチキ東電は。
東京電力の「14メートル津波発表」は大嘘だ、と、海外では、あちこちのフォーラムでスレッドが立っています。
「とてもではないが、東電の発表など信じられないと」。
東電の発表する数字は、日本人だけでなく、欧米の熱心なリサーチャーたちにとっては、とんでもなく胡散臭くて馬鹿げた数字らしいようです。
そのフォーラムのひとつ、Godlike productions(有名なフォーラムです)をご覧ください。
http://www.godlikeproductions.com/forum1/message1415201/pg9
警告、警告!
福島原発は偽の写真です!
東電は隠しています! 放射線レベルはもっと高いのです!
まるで「高度ゲーム」をやっているようだ。
敷地内の建物と駐車場は、(東電が主張している14メートルの)津波の衝撃を受けるくらい海面から高い、といわんばかりだ。(逆説。皮肉)
いったい、どうやったら、14メートルもの津波が、駐車場と周辺の木々をなぎ倒さずにいられるのか。
それとも、何か他に ははんっ?
こんな感じで、あちこちのフォーラムでは、東電の連中は「さくら」だと書かれているのです。
皮肉たっぷりに、「東電は大嘘つきだ」と言っているのです。
日本のマスコミは、どうでしょうか?
ははんっ です。
あなたは、以下の画像を見て、どのように判断なさいますか?
①被災前/被災後
http://www.abc.net.au/news/events/japan-quake-2011/beforeafter.htm
(画像の上を右から左へとスクロールすると、被災前/被災後の比較が見られます)
②被災後の福島第一原発の写真
http://img.ibtimes.com/www/data/images/full/2011/03/23/77399-fukushima-daiichi-nuclear-power-plant-aerial-view.jpg
リンク先(url)の画像の上をクリックしてください。
「ここで止まっている」場所では、土の色とアスファルトの色と、はっきり区別できます。
この高さは原子炉建屋のある場所と同じだと思われます。
つまり、津波は敷地内に押し寄せたものの、すぐに止まったのです。
③↓こちらは、Godlikeproductions から拾ってきた動画です。
http://video.godlikeproductions.com/video/Fukushima_power_plant_helicopter_video_3_deshaked_and_amp_slow_motion_-_white_rods_all_over_the_area?id=2b34c31b8abab2b96ff
東電は、今、このときも真実を出していない。
だから、おめでたい枝野も、マスコミの連中も、信じられないのです。
ただ、原子力安全・保安員は、東電が嘘情報を出していることは知っているでしょうね。
④↓ちなみにこちらは、福島第一と、うりふたつの福島第二の被災後3月12日に撮影されたとされている(・・・・・・)上空からの画像です。
カーソルを乗せてクリックすると拡大します。
http://www.digitalglobe.com/downloads/featured_images/japan_earthquaketsu_fukushima_daini_march12_2011_dg.jpg
上の道路には、確かに自動車が、数台、あちこちに向いています。
これは津波によるものでしょう。
しかし、道路から自動車は押し流されてはいないのです。
これは、津波が手前の堤防で、大分、減衰されたのではないか、と思わせます。
少なくとも、津波の高さは自動車を流してしまうほど高くはなかった、ということを示しています。
東電の「14メートル津波説」は、女川原発を襲った14.8メートルに津波の高さを合わせたのでしょう。
女川原発は福島第一原発より、海面から少し高い場所にあります。
女川漁港で14.8メートルの津波
「それでも女川原発は、津波によって少なからずダメージを受けた。だから、福島第一原発は、もっと大きなダメージを受けて当然だ。
福島第一原発は、断じて地震の揺れによって損壊したのではない」。
このようにしたいのです。
しかし、女川原発は、福島第一原発のように地震の振動によって破壊されなかったのです。
私は、テレビのニュース・キャスターの顔を見るのが嫌になりました。
彼らは、あまりにも考える能力を失ってしまっています。
そして、視聴者に平気で嘘をばらまくのです。
キャスター、アシスタントの女子アナたちは、地震が起こった直後は、「みなさ~ん、政府の発表が正しいです。ネットの情報に惑わされてはいけませんよ~」と言っていました。
そして、政府の発表が二転三転しだすと、今度は「政府は、隠さないで正確な情報を出してください」と言い出しました。
そして、今はどうでしょう。
「みなさ~ん、いたずらに危険を煽らないでくださ~い」と、あたかも、茨城、福島の農家を保護しているかのように視聴者の噂が、風評被害の元凶であるかのように言っています。
さらに、今度は、「14メートル以上の津波なら、福島原発の災害も想定外であるのは当然だ」と世論を誤った方向に誘導しようとしています。
有機栽培農家を自殺に追い込んだのも、多くの罪もない人々を被曝させたのも、東電の発表をそのまま鵜呑みにしてきたマスコミによる風評被害なのです。
これほど自堕落で無責任で、格好だけのマスコミの連中、テレビの「ショー」キャスターを騙すことなど、東電なら、いとも簡単なはずです。
今度から、こうした人間にカメラを切り替えるときは、顔にモザイクをかけてほしい。
福島第一原発には、もう近づくことはできないでしょう。
なんといっても、福島原発の敷地内からプルトニウムが出たのですから。
「14メートル津波」の真偽を確かめるために、生命の危険をおかすようなテレビ・ジャーナリストはいないでしょうしね。
そして、真相は、いつものように「闇の中」…。
いえいえ、海外の感性の鋭いリサーチャーたちの「外圧」を借りましょう。
情けないことです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
追記:
後日、詳しく調べたところ、
「確かに津波の高さは14mあった」
ようです。
福島第一原発を襲った津波の高さについて
に詳しく書いてあります。なお、この記事は、大きな誤解を与える内容になっていませんので、このままにしておきます。
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