(審査委員会・委員長、永井一正氏の新証言が出てきたので、修正・加筆します。コピペサイトの管理人には責任持ちません)。
「佐野氏ありきの選考」を行った8人の審査員。誰が彼らに圧力をかけたのかーー
エンブレム審査委員会の代表である永井一正氏の新証言によって、大会組織委員会(森喜朗会長)が、こっそり佐野氏に二回にわたって修正させていた事実を審査員の8人に隠していたことが分かった。
見えてくることは、森喜朗が佐野氏に特別に入れ込み、電通を通じて8人の審査員に口裏を合わせるよう圧力をかけた、ということだ。すべて仕切っている電通スポーツ事業局の槙英俊と組織委員会クリエイティブ・ディレクターの肩書きをもつ電通の高崎卓馬を徹底的に調べろ。ボロが次々と出て来る。
広告ムラの如何わしい面々
五輪エンブレム盗用疑惑の渦中の人物、佐野研二郎氏・・・ またか。
今度は、秋田県横手市のチラシのデザインを盗用したとか。
完全に一致。
またまた、100%盗作である。
こうなると単なる著作権法の侵害にとどまらず、詐欺の常習犯ということになる。
ここまで酷いと、刑事扱いの事件として警察が入らないと、この裏で佐野氏を操っている広告代理店の営業マンや「金、金、金」のジイサン、それに加担する談合デザイナー連中の犯罪は暴けない。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長、森喜朗は、今回の大会エンブレムの白紙撤回騒動について、「だいぶ、えらい目に遭った」と述べたらしいが、「本当に、えらい目に遭う」のはこれからである。首を洗って待っておけ、ということだ。
第一、「えらい目に遭った」のは森喜朗ではなく、新国立競技場の設計案の見直しにかかった40億とも60億とも言われる違約金等々まで血税で尻拭いさせられる国民のほうである。その額は、最終的には100億になると見積もられている。
いったい、この馬鹿のお遊びに、国民は、どれだけの税金を負担すればいいのか。これからも、この男が続投するのであれば、おそらく数十億の新たな違約金が発生するだろう。
挙句の果てに、東京五輪は、安倍晋三や森喜朗の面相が表しているような貧相なローカル規模のイベントになるだろう。最悪、東京五輪は開けなくなる。
ここに、森喜朗の心理が良く出ている。喜朗の表情から、彼が怯えているのが手に取るようにわかるはずだ。
小泉純一郎の郵政民営化解散の時、握りつぶした缶ビールの缶を手に持って、記者の前で芝居を打った森喜朗だが、あのときとは違う。映像の解像度も格段に上がった、どんなに隠しても無駄だ。
目元の一瞬の微妙な筋肉の動きが、「私は、自分の私腹を肥やし、同時に、自民党に多額のリベートを還流させるために、いろいろ画策しています」と訴えているのだ。
大会組織委員会は、すでに佐野氏のエンブレムを使って印刷物などを発注してしまった企業からの賠償を求める訴訟を少しでも抑えようと、説明会を開いたというが、森喜朗の首を差し出さないと、疑惑は解消されない。
喜朗に公人の自覚が少しでもあるのであれば、むしろ、率先して誤解を解くために記者たちに説明をしたがるはずなのだ。しかし、彼は「逃げた」。
自民党の内部では、責任問題化する声が上がっているという。いまのうちに森喜朗の首を切っておかないと、大変なことが発覚するだろう。
エンブレムの審査ができるほどの能力などない8人の黒い審査員たち
エンブレムのコンペは、最初から「佐野氏に決まり」で進められていた。いわゆる「やらせ」である。
東京五輪エンブレムで佐野研二郎氏のデザインを選んだ審査委員8人に取材を申し込んだところ、全員逃亡という前代未聞の珍事。
広告代理店が手配した審査員8人は、以下のとおり。
・永井一正(グラフィック・デザイナー)
・浅葉克己 ( 〃 )
・細谷巖 ( 〃 )
・平野敬子 ( 〃 )
・長嶋りかこ( 〃 )
・高崎卓馬(クリエーティブ・ディレクター)
・片山正通(インテリア・デザイナー)
・真鍋大度(メディア・アーティスト)
・浅葉克己 ( 〃 )
・細谷巖 ( 〃 )
・平野敬子 ( 〃 )
・長嶋りかこ( 〃 )
・高崎卓馬(クリエーティブ・ディレクター)
・片山正通(インテリア・デザイナー)
・真鍋大度(メディア・アーティスト)
この面子を見て、「おかしい」と思った人は、かなりの事情通に違いない。
ここに今回の国民を欺いたデザイナーと、電通の“慣れあい詐欺”の日常が見えるのである。
まず、審査委員の8人のうち6人がデザイナー、もしくはクリエーティブ・ディレクターである。彼らは、主にグラフィックを担当していて、CIや大イベントのシンボリズムの理論など、チンプンカンプンの人間たちである。
エンブレムの審査に必要な資質とは、視覚的な効果を理論づけて説明できる能力である。つまり、感性とロジックの両方を駆使できる能力である。
また、歴史、文化、風土、宗教、そして組織のビジョン、戦略、モチベーションの方向付け、などなどを言語化して第三者に分かりやすいように解説する能力と、かつ、それを具象化する能力なのである。
決して、デザインの能力が必要ということではない。
こうした抽象概念をビジュアライズするために、現場のデザイナーにディレクションができればいいのである。だからデザイナーである必要などないのである。
この8人はグラフィックの分野だから、もともと、そんな高度な能力はないのである。
つまり、最初から、五輪のエンブレムの審査ができるレベルのクリエーターではない、ということ。むしろ、エンブレムの審査員の大半がデザイナーであることは不自然であるばかりではなく、不適切でさえあるのだ。
残りの二人は、インテリア・デザイナーとメディア・アーティストと、またまた如何わしい連中である。
さらに、委員の一人、高崎卓馬は電通のクリエーティブで、なんと、大会組織委員会クリエイティブ・ディレクターでもあるのだ。
まさしく、利益相反の“お手盛り”審査会だ。
自分たちの利益につながるクリエーターを選び、自分たちで版権ビジネスを仕切ろうというのである。
そもそも、インテリア・デザイナーに、もっとも高度なロジックを駆使するエンブレムのデザインなど理解できない。同じ「デザイン分野」であっても、畑が違い過ぎるのである。
当の佐野氏も、主にSP(セールスプロモーション)ツールやポスターなど、グラフィック・デザインが中心であることは、今までネット住民が、たくさんの擬似デザイン広告物を発掘したことからおわかりだろう。
この8人すべての審査員が、そもそも審査できるほどの力量を持ち合わせていないどころか、エンブレムなどのシンボリズムやVI(ビジュアル・アイデンティティー)の開発とは、ほぼ無縁の人々なのである。
つまり・・・だ。
この8人と佐野氏は、デザイン村の談合仲間なのである。日頃から、電通のクリエーティブ部門の連中を中心に、利益を融通し合う仲間たちではないかと勘繰る。
ただ、私が言えるのは、この8人は、間違いなく「口が堅い」ということである。秘密をばらさない、ということである。
広告の仕事を取るために、欠かせない能力がある。「それは、口が堅い」ということである。それも尋常でない口の堅さ。これは才能である。
企業の仕事をする過程で、さまざまな秘密を知りえる立場にあるのが、広告代理店のAE(アカウント・エグゼプティブ)と、実際にクライアント企業や団体に入って作業をするクリエーターたちである。
どこどこの部署の部長の愛人が売れなくなったタレントだ、とか、あのアイドルが、実はどーしちゃったの、という話は日常的に飛び交っているから、こうした人々は口が堅い、ということをアピールすることで、仕事が広告代理店から入ってきやすくなる。
そして、佐野氏のデザイン事務所から、佐野氏に仕事を発注した広告代理店のAEに、キックバックのおすそわけがあったとしても、その秘密の事情について、第三者に決して口外しないという安心感を広告代理店のAEに与える特技も必要なのである。
だから、記者が取材を申し込んだら、全員トンズラしたというのは、まったく分かりやすい反応をする連中だということである。
そして、佐野氏と、この8人の審査員は、全員、クリエーターとしてのプライドの欠片もない情けない人間たちである、ということが言える。
なぜ、そう言い切れるのか、簡単に言うと、こういうことである。
ある事業体が大きなテーマパークを造ろうとしている。
そのロゴマークの制作を依頼されたCI開発者が必要なことは、
「どんな施設をつくるのか」
「中心となるターゲットは家族連れか、カップルか、子供か、大人か、女性か・・・」
「どんなアミューズメントで、どんな楽しませ方をするのか。イベント中心なのか、展示中心なのか、体験型か・・・」
最低限、これだけの要件が与えられないと、どんなロゴを開発したらいいのか、制作者はまったくアイデアさえ浮かばないのだ。
だから、プロ意識を持っているまともなクリエーターであれば、「辞退します」と言うはずである。
それを東京五輪のコンセプトどころか、スローガンさえ決まっていないのに、デザインだけ先行して発注するのは、何か別の魂胆が隠されているのである。
そこには、早めにロゴを公開して、スポンサーから金を集めやすくしようという狙いが隠されている。要するに、「金」が狙いなのである。
もちろん、それ自体、悪いことではないが、東京五輪のコンセプトもないのに、金集めのために、その精神をごちゃごちゃにしてしまうのは罪が重い、と言っているのである。
いったい、五輪大会の精神的支柱がないのに、何を創れ、というのか。
だから、佐野氏も、この審査員の8人も、広告代理店に取り入ることは上手なんだろうが、実力は最低レベルの人間たちである、ということだ。
それにしても、佐野研二郎氏が卒業して、教授を務めている多摩美術大学とは、いったい、どんな大学なんだろう。
【多摩美パクリ大学】佐野研二郎の後輩・金田沙織さんが多摩美伝統のパクリ芸で『いわさきちひろ』をパクリ見事に優秀賞をゲットして炎上…担当教員もパクリのレベルを絶賛
なるほど、佐野氏でも教授が務まるとは、いったいどんな大学かと思っていたが、他の教授もパクリ作品を絶賛するバカぞろいだったというわけだ。
こんな大学に行っても、将来、仕事にありつけないぞ。
頑張って芸大に行くか、さもなくば武蔵野美大か造形大にしておけ。
もっとも、武蔵野美大には森本千絵のようなのもいるけれど。
安藤忠雄が、ザハ氏の(新国立競技場)デザイン案に決めた根拠は何もない
新国立競技場の設計案の審査委員長を務めた安藤忠雄氏も、その真の実力は眉に唾をつけて見ないとならないのである。
第一、東京五輪の理念が決まっていないのに、どうしてオープンな国際コンペができるのだろうか。
東京・お台場のグランド・デザインの際、ゼネコンの入札制で業者を決めたが、このときの仕切りが博報堂だった。
実際は、博報堂の資本が100%入った少数精鋭の企画集団が、業者コンペの手順を企画した。
その企画書を積み上げると、高さ1メートルにもなったのである。
なぜなら、コンペを行うという段階では、すでに予算枠と事業規模、お台場の都市計画のコンセプトとドラフト案が、すでにきっちりと固められていなければならないからである。
徹夜続きの、そうした気の遠くなるような準備段階を経て初めて、コンペティッションに際してのオリエンテーションの詳細をつめることが可能になるのである。
それが、東京五輪では、ほとんど、まともなオリエンテーションがないのに、応募した建築家たちは、よくデザイン設計ができたものだ。
つまり、「コンセプトなき設計案」が世界中から集められたということである。
さらに、五輪のコンセプトという大前提なきコンペで、建築家から上がって来たデザイン設計案を、どうして評価することができるのか、ぜひ安藤忠雄氏に訊いてみたい。
もし、安藤氏が、それを論理的な筋道を立てて説明できないのであれば、彼は建築家として信用できない。それどころか、その背景を調べなければならないのである。
これらすべてに最初から関わってきたのが森喜朗である。
広告代理店は、おそらく正当な手順で進めようとしたはずである。しかし、森喜朗が、ある意図をもって、それをゆがめたことが原因である。
問題は、広告代理店が、「森さんが横柄だから、黙って従おうじゃないか」と、森喜朗には何を説明しても理解できないと踏んで、諦めてしまったことである。
だから、その仕切り屋が、誰と誰に金をばら撒いたのか、調査しろと言っているのだ。
その過程で、万が一、森喜朗の名前が浮上してきた場合は、即刻、逮捕しろ、ということだ。
佐野氏は、日本ラグビー協会のポスターも受注しており、森喜朗会長とも接点があること、佐野氏の実兄が経産省の商務情報政策局情報経済課長・佐野究一郎氏であることも取沙汰され、「政府からの根回しもあったのではないか」という噂まで流れている。(LITERA)
また、組織委員会クリエイティブ・ディレクターの肩書きをもつ電通の高崎卓馬氏は、サントリーをクライアントとして担当しており、疑惑のトートバッグのデザインを佐野氏に発注した人物だ。(LITERA)
ここに、限りなく、キックバックの匂いがするのである。
つまり、佐野氏のデザイン会社が受注した仕事の対価として振り込まれた金の一部を手数料として、せっせと電通のディレクターに“奉納”していたのではないか、という新たな疑惑が出てくるのである。これは、れっきとした犯罪である。
さらに、佐野氏のデザイン会社が、エンブレムの展開を一手に引き受ければ、当然、同業のデザイナーである8人の審査員にも、仕事が回って来る、という算段だ。電通のAEは、それを暗に臭わせて、8人の審査員をうまく誘導した、と考えるほかはない。
エンブレムの審査委員会の代表を務めた永井一正氏の証言によれば、
「組織委員会(森喜朗会長)が、国際商標登録のためデザインの原案を修正する際、審査委員に修正の方針は伝えたものの、修正を2回したことやその内容を、完成するまで伝えていなかった」・・・
しかし、審査員の8人は、修正したことを知っていて、佐野氏の案を最終決定したのである。明らかに共犯である。
「エンブレムについて審査委員の1人は、『最初のデザインと違う』として認めなかったものの、残り7人は了承した」・・・
盗作であることに薄々気が付いていたまともな審査員が1人いたが、他のデザイン村の7人の審査員は、それを知りながら佐野氏の案に決定した。
「組織委員会は、『外部に流出するおそれがあるため、極めて高い秘匿性の中で修正を行った』として、担当部局と佐野氏だけで秘密裏に修正作業を進めた」・・・
しかし、審査員の8人は、修正したことを知っていて、佐野氏の案を最終決定したのである。明らかに共犯である。
「エンブレムについて審査委員の1人は、『最初のデザインと違う』として認めなかったものの、残り7人は了承した」・・・
盗作であることに薄々気が付いていたまともな審査員が1人いたが、他のデザイン村の7人の審査員は、それを知りながら佐野氏の案に決定した。
「組織委員会は、『外部に流出するおそれがあるため、極めて高い秘匿性の中で修正を行った』として、担当部局と佐野氏だけで秘密裏に修正作業を進めた」・・・
大会組織委員会は、盗作であることを最初から認めていたことになる。
しかし、森喜朗からの圧力によって黙ってしまった。それを受けて、あたかも透明性の高いオープン・コンペであるかのように世間を欺いたのが、電通である。つまり、疑惑が噴出しないように、電通が「後始末」をしたわけだ。
ただし、電通のクリエーティブ・ディレクター、高崎卓馬氏は、今回のエンブレムのコンペの前から、佐野氏にデザインの仕事を発注していたのであるから、佐野氏からのキックバックを目的として、佐野氏に特別、目をかけていたことになる。
なぜなら、佐野氏の盗作疑惑は、前から噂されていたからである。
森喜朗は、新国立競技場のデザイン設計案についても、同様の圧力をかけていたことが明確にうかがえる。
森喜朗は、当初、「(佐野さんが)自分で考えたオリジナルであると言っており、われわれも同意している。絶対の自信を持って使っていく」と言っていた。
この時点で、佐野氏に二度にわたって修正させていたのである。つまり、森喜朗は、盗作であることを知っていたことになる。
ネット住民は、最初から森喜朗の犯罪であることを知っていて、「不評なうえにパクリ疑惑まで出ているデザインになぜそこまで固執するのか」と訝しがっている。
犯罪者、森喜朗は、自民党内からも再三にわたって警告を受けていたが、新国立競技場にしても、エンブレムにしても、固執するあまり事態を悪化させ、その後始末に国民の血税を注ぎ込んだのである。
学生時代の買春、アゲハ嬢の不審死(押尾事件)に関わっていた疑惑が噴出している薬物中毒の息子・・・森喜朗の周辺には、常に犯罪の匂いがつきまとっている。
こんな人間のクズを組織委員会のトップに推した石原珍太郎という男もまた、人間のクズである。これが、元総理大臣である。
まるで、疑惑のレコード大賞事件を想起させるような気色の悪い出来事だ。
こうした如何わしい出来事(つまり、裏では金が乱れ飛び、“枕話”が乱れ飛ぶ)は、キャンペーンモデルの選考会だけではないのである。
まあ、こういう話は、特に広告の世界では多い。
民間での話なら「勝手にしなさい」で放っておくが、私たちの巨額の税金が投入される国主導の国際イベントでは、国民が監視しないと、すぐにこの手の連中が湧いてくるのだ。
しかし、本当に酷いエンブレムだ。佐野氏のデザイナーとしての才能はゼロである。さらに、裏で手をまわしていた森喜朗、電通の薄汚い連中が仕切っているのかと思うと、反吐が出そうになる。
大会組織委員会の「名誉会長」は、経団連の「名誉会長」でもあるキヤノンのCEO、御手洗冨士夫氏である。
とんだ「名誉会長」だ。「汚名誉会長」に肩書を付け替えろ。
とにかく、キヤノンの製品は今後、一切買わない。
私は、このデザインが日本人の心を映し出していると思う。女性がデザインしたらしい。
結局は、小難しいCIデザインの論理より、「日本人の心」というところに落ち着くんだろうね。
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