カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   NWO  »  アメリカ人は核テロの備えをしているのか
       
もし、ワシントンD.C.がテロリストの核攻撃を受けたら---
Russia TVというロシアのニュースを中心に扱っているニュースサイトに上のような記事が取り上げられました。
この思わせぶりなニュースの背景に何があるのでしょう。

アメリカ人は、核テロの備えをしているのか
Are Americans prepared for a nuclear strike?


Russia TVというロシアのニュースサイトに上のような、なんとも時代錯誤的な、いやいや現実的で物騒な記事が取り上げられました。
RT:ロシアの英語放送のニュースチャンネル。旧称Russia Today。ロシアで放送されているニュースを英語で観たり聞いたりできるサイト。アラビア語放送もネットで配信している)

【フェニックス、デトロイト、ワシントンD.C.がターゲット!?】
に、さらに恐怖の上塗りをするような内容になっています。

ここから翻訳。

Published: 23 November, 2010, 23:53
Edited: 24 November, 2010, 11:44

東西冷戦の緊張状態が極限にまで高まったとき、アメリカ人は、いつアメリカがソ連と核戦争を始めるのかと恐怖していました。
連邦政府は、国中に何千もの核シェルターを建設し、核攻撃を受けた際に、すべきことについて公共の電波を使って国民に知らせたのです。アメリカ人はアパート、家、学校など、そここに核シェルターを見つけることができました。
通常、避難所には、十分な食物、2週間分の水、簡易ベッド、および医療機器が備えられていました。

「もともと、約1000のシェルターがありましたが、現在では、屋内型のシェルターは、ほとんど姿を消しています。私たちは、その時代の記憶をとどめるものとして、シェルターの保存に努めています」と、アダム・アイリッシュは話しています。
アダム・アイリッシュは、ワシントンD.C.の核シェルターの遺構を保存することを目的に「District Fallout」というグループを始めた保護論者です。

ビル・ブラウンは、米ソ冷戦の間、ワシントンに住み、学校に通っていたというワシントンの住人です。
「私は、1962年の秋から1965年の春まで中学校に通っていました。その間、冷戦は進行中です。
夜、ベッドで消防署のサイレンを聞くと、空襲警報ではないかと考えたものです。多感な多くの若者たちは、常に不安になっており、パラノイアを引き起こした者も多くいたのです」とブラウンは話しました。

しかし、これらの冷戦に対する準備は、アメリカ人を死の灰から守るだけです。死の灰は、核爆発の余波で大気中に拡散した放射性粒子です。もし、人間がそれに晒されれば、病気になるか死を招くでしょう。

「もっとも、都市が核の最初の標的になるでしょうから、死の灰については、それほど脅威であると考えていませんでした」とアダム・アイリッシュは説明します。
今日、この時代の残渣だけが残っています。
しかし、核攻撃の脅威は本当に消え去ったのでしょうか?
もし、今でも、それが起こりうることであるなら、アメリカ人は準備ができているのでしょうか?

「米ソ冷戦下においては、それは相互破壊につながることから、おのずと核抑止力が働いていました。どちらも、相手側に向けてミサイル発射することはなかったわけです。しかし、今日、テロリスト集団が、もし核ミサイルを持っているとしたら、誰も核爆弾を使うことを止めさせる力は働かないのです」と、再びアイリッシュは語ったのです。

もし、近未来において、ワシントンが核攻撃のターゲットになっているとしたら、何をしたらいいのか、何も考えが浮かばない、と、そのワシントン住人は言ったのです。

ワシントンD.C.のコラムニスト、ブレントBudowskyは、冷戦当時、ワシントンで仕事をするということが、いったいどういうことなのか、思い出したようです。

彼は、政府は核攻撃に備えて、さまざまな計画を立案し、一方で掘削ドリルを常備していたと説明しました。

軍は、議会(議員たち)のために、避難計画を作成していました。特定の集合場所、ヘリコプターでの避難の詳細、それらすべての秘密の場所などが当然のことながら考えられたのです。
最大で、核ミサイルが着弾する前の22分間を、避難するための猶予時間と割り出されました。

「そんな緻密な避難計画があっても、実際のところ、私たちは死んでいたのです。数学的に、この条件では、私たちの誰も生き延びることはできなかったでしょうから」とブレントBudowskyは話ました。
時間内に、核ミサイル着弾予想区域から離れて、その後、決められているポイントに集合し、ヘリコプターに乗って避難することなど絶対に不可能なのです」と彼は説明しています。

「議会の誰もが、このような避難計画が、ただの絵空事であることを知っていたはずです。それは完全に喜劇です」とブレントBudowskyは結んだのです。

今日、合衆国は、同じような計画を作っています。
それは、ワシントンD.C.がテロリストの核兵器によって破壊される、という現代では、「ありうる脅威」を想定したものです。
これらの計画が情緒的な、単なる気休めなのかは分かりませんが。(翻訳終わり)

-------------------------------------

管理人:


この手のニュース(アメリカが核攻撃の脅威に晒されている)は、以前から出ていましたし、現在も、“定期的に”リリースされていますので、「さもありなん」というところでしょう。

しかし、これは…、ロシアのテレビのサイトで報道する意味はどこにあるのでしょう?

これが、ニュースではなく、単なるコラムであることは理解できます。
どうしても腑に落ちないのは、このロシア発のリリースが、瞬く間にアメリカのメディアに逆輸入されている不思議。

アメリカの、「ある人たち」は、そんなにワシントンD.C.を核攻撃したいのでしょうか。
無政府状態を計画的に作り出して、そのドサクサに何がしたいのでしょう?

今まで何度か、「ロシアがアメリカを核攻撃する?」という内容の記事をアップしてきました。
ロシアの『死の手』核ミサイル報復システム
フェニックス、デトロイト、ワシントンD.C.がターゲット!?

それぞれ、米国の有力メディアや、有力サイトに、このような記事がエントリーされていたわけで、管理人は注釈を付けて翻訳してきたのです。
いずれも、「ロシアの地下核ミサイル基地からアメリカに向けて核ミサイルが発射される」というものや、「ロシアの原潜からワシントンD.C.に向けて核ミサイルが発射される」という記事です。

Russia TVのこの報道は何を意味するのでしょうか。

「ロシアは、濡れ衣を着せられるのは、まっぴらだ」といわんばかりです。
もし、アタッシュケースに入ってしまうような小型核爆弾によるテロでも、米議会は、吹っ飛ぶだろう、と。

はっきり分かることは、この記事が「ワシントンD.C.が核災害に見舞われる」という可能性を示唆していることです。

世界は、9.11WTCのときに、たった1人を除いて、その他のユダヤ人全員が当日、出勤しなかったことを知っています。
ワシントンD.C.で働いているユダヤ人の職員たちが、突然、いっせいに「いとま」を告げるときが要注意日かもしれません。

これは、皮肉でしょうか。





世界中から集めた深い知恵の話100
マーガレット シルフ 著  
新品 1,890円 配送無料    


世界中から集めた深い知恵の話100


関連記事
       
NEXT Entry
タイムテーブルに乗った世界破壊の計画書
NEW Topics
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない③と④
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない②
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない①
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚③
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚②
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚①
マイナによって2024年は「666獣の経済」元年となる
グレートリセット本番!生き残る日本人は10人に1人
今世紀最大の逆イールド発生!大倒産時代をどう生き残る
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント③
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント②
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント①
この冬から始まる世界同時崩壊のイベント
計画的食料危機で世界政府があなたをシープルにする方法
食料配給制度が復活し、UBIによって人口削減へと進む④
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのバックナンバーを販売中です。
ご質問について
初歩的なご質問については、更新作業の妨げになるのでお受けしません。まずは自分で調べることを習慣づけてください。
中国の日本破壊計画
超限戦 21世紀の「新しい戦争」
喬良 (著), 王湘穂 (著), 坂井 臣之助 (監修), Liu Ki (翻訳)

日本掠奪―知ったら怖くなる中国政府と人民解放軍の実態
鳴 霞 (著)

中国人民解放軍知られたくない真実―変貌する「共産党の軍隊」の実像
鳴 霞 (著)
ハイパーインフレ対策
破局に備える―’80年代を乗り切る法 (1980年)/ハワード・J.ラフ (著)
これが世界の実相
日米戦争を策謀したのは誰だ! ロックフェラー、ルーズベルト、近衛文麿 そしてフーバーは
林 千勝 (著)

ビルダーバーグ倶楽部-世界を支配する陰のグローバル政府
ダニエル・エスチューリン (著)

闇の世界史―教科書が絶対に教えない
ウィリアム・G.カー(著)、太田龍(翻訳)

世界の歴史をカネで動かす男たち
W.クレオン・スクーセン(著)、太田龍(翻訳)

スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
小笠原みどり(著)

タックスヘイブンの闇 世界の富は盗まれている!
ニコラス・シャクソン (著)

原爆と秘密結社 元米陸軍情報将校が解明した真相
デビッド・J・ディオニシ (著)、平和教育協会 (翻訳)
デジタル通貨と人工知能
そろそろ、人工知能の真実を話そう 
ジャン=ガブリエル ガナシア (著)

デジタル・ゴールド──ビットコイン、その知られざる物語
ナサニエル・ポッパー(著)

人工知能と21世紀の資本主義
─サイバー空間と新自由主義
本山美彦 (著)

1984年 (まんがで読破 MD100) 
ジョージ・オーウェル (著)
日銀の謎
円の支配者 - 誰が日本経済を崩壊させたのか
リチャード・A.ヴェルナー(著)

中央銀行が終わる日:ビットコイ
ンと通貨の未来
岩村 充(著)
反グローバリズム

エコノミック・ヒットマン
途上国を食い物にするアメリカ
ジョン パーキンス (著)


世界を不幸にしたグロー
バリズムの正体
ジョセフ・E. スティグリッツ (著),

放射能被曝から守る

放射線はなぜわかりにくいのか―放射線の健康への影響、わかっていること、わからないこと
名取 春彦(著)

放射性セシウムが人体に与
える医学的生物学的影響: チェルノブイリ・原発事故被曝の病理データ
ユーリ・バンダジェフスキー著

低線量内部被曝の脅威―原子原子炉周辺の健康破壊と疫学的立証
ジェイ・マーティン グールド(著) Jay Martin Gould(原著) 肥田 舜太郎(翻訳), 齋藤紀(翻訳), 戸田清 (翻訳), 竹野内真理(翻訳)

終りのない惨劇
ミシェル・フェルネクス著 竹内雅文(翻訳)
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
'); } if ( plug_in == 'scroll' ) { document.write('
', '2022年 11月 【4件】
2022年 10月 【4件】
2022年 09月 【5件】
2022年 08月 【5件】
2022年 07月 【3件】
2022年 06月 【4件】
2022年 05月 【4件】
2022年 04月 【5件】
2022年 03月 【4件】
2022年 02月 【5件】
2022年 01月 【4件】
2021年 12月 【5件】
2021年 11月 【4件】
2021年 10月 【5件】
2021年 09月 【5件】
2021年 08月 【5件】
2021年 07月 【4件】
2021年 06月 【4件】
2021年 05月 【5件】
2021年 04月 【4件】
2021年 03月 【5件】
2021年 02月 【4件】
2021年 01月 【3件】
2020年 12月 【8件】
2020年 11月 【5件】
2020年 10月 【6件】
2020年 09月 【5件】
2020年 08月 【5件】
2020年 07月 【6件】
2020年 06月 【4件】
2020年 05月 【7件】
2020年 04月 【8件】
2020年 03月 【8件】
2020年 02月 【8件】
2020年 01月 【13件】
2019年 12月 【7件】
2019年 11月 【5件】
2019年 10月 【8件】
2019年 09月 【4件】
2019年 08月 【5件】
2019年 07月 【8件】
2019年 06月 【8件】
2019年 05月 【5件】
2019年 04月 【3件】
2019年 03月 【7件】
2019年 02月 【4件】
2019年 01月 【5件】
2018年 12月 【8件】
2018年 11月 【9件】
2018年 10月 【5件】
2018年 09月 【13件】
2018年 08月 【5件】
2018年 07月 【4件】
2018年 06月 【6件】
2018年 05月 【4件】
2018年 04月 【9件】
2018年 03月 【15件】
2018年 02月 【5件】
2018年 01月 【7件】
2017年 12月 【6件】
2017年 11月 【6件】
2017年 10月 【9件】
2017年 09月 【13件】
2017年 08月 【10件】
2017年 07月 【17件】
2017年 06月 【10件】
2017年 05月 【3件】
2017年 04月 【12件】
2017年 03月 【19件】
2017年 02月 【11件】
2017年 01月 【9件】
2016年 12月 【9件】
2016年 11月 【17件】
2016年 10月 【9件】
2016年 09月 【9件】
2016年 08月 【5件】
2016年 07月 【10件】
2016年 06月 【15件】
2016年 05月 【10件】
2016年 04月 【29件】
2016年 03月 【19件】
2016年 02月 【24件】
2016年 01月 【24件】
2015年 12月 【8件】
2015年 11月 【5件】
2015年 10月 【11件】
2015年 09月 【20件】
2015年 08月 【13件】
2015年 07月 【12件】
2015年 06月 【16件】
2015年 05月 【10件】
2015年 04月 【22件】
2015年 03月 【11件】
2015年 02月 【19件】
2015年 01月 【20件】
2014年 12月 【16件】
2014年 11月 【10件】
2014年 10月 【10件】
2014年 09月 【10件】
2014年 08月 【20件】
2014年 07月 【17件】
2014年 06月 【16件】
2014年 05月 【15件】
2014年 04月 【14件】
2014年 03月 【20件】
2014年 02月 【9件】
2014年 01月 【11件】
2013年 12月 【7件】
2013年 11月 【14件】
2013年 10月 【17件】
2013年 09月 【16件】
2013年 08月 【18件】
2013年 07月 【20件】
2013年 06月 【27件】
2013年 05月 【21件】
2013年 04月 【26件】
2013年 03月 【28件】
2013年 02月 【12件】
2013年 01月 【15件】
2012年 12月 【14件】
2012年 11月 【18件】
2012年 10月 【13件】
2012年 09月 【15件】
2012年 08月 【19件】
2012年 07月 【23件】
2012年 06月 【20件】
2012年 05月 【19件】
2012年 04月 【11件】
2012年 03月 【16件】
2012年 02月 【18件】
2012年 01月 【10件】
2011年 12月 【16件】
2011年 11月 【11件】
2011年 10月 【19件】
2011年 09月 【21件】
2011年 08月 【23件】
2011年 07月 【24件】
2011年 06月 【26件】
2011年 05月 【41件】
2011年 04月 【39件】
2011年 03月 【36件】
2011年 02月 【12件】
2011年 01月 【15件】
2010年 12月 【11件】
2010年 11月 【12件】
2010年 10月 【13件】
2010年 09月 【8件】
2010年 08月 【10件】
2010年 07月 【13件】
2010年 06月 【10件】
2010年 05月 【10件】
2010年 04月 【9件】
2010年 03月 【10件】
2010年 02月 【15件】
2010年 01月 【25件】
2000年 01月 【1件】
'); } //--> 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク10-インフレ
リンク17-中東情勢
リンク18-外国語サイト
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top