コンテンツにスキップ

近藤乾之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こんどう けんのすけ
近藤 乾之助
生年月日 (1928-04-18) 1928年4月18日
没年月日 (2015-05-01) 2015年5月1日(87歳没)
出生地 東京都
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
職業 能楽師
ジャンル 舞台
活動期間 1933年 - 2015年
配偶者 近藤康美(妻)[1]
著名な家族 近藤乾三(父)
受賞
日本芸術院賞(2001年)
テンプレートを表示

近藤 乾之助(こんどう けんのすけ、1928年(昭和3年)4月18日 - 2015年(平成27年)5月1日)は、シテ方宝生流能楽師[2]能楽シテ方宝生流の名手[3]

略歴

[編集]

東京都出身[2]。父は近藤乾三、母は小鼓方大倉流宗家大倉六蔵の二女・喜久の長男。父に師事し[1]1933年 5歳で『鞍馬天狗』花見稚児で初舞台[3]

1935年、7歳で宝生英雄に入門。1946年、18歳『吉野静』で初シテ。1972年重要無形文化財総合認定保持者[2]。1992年芸術選奨文部大臣賞受賞[3]。1995年紫綬褒章受章[3]。2001年日本芸術院賞受賞[3]。2004年旭日小綬章受章[3]。2010年エクソンモービル音楽賞(邦楽部門)受賞。

2015年5月1日、膵臓癌のため死去[1]。87歳没。

関連書籍

[編集]
  • 近藤乾之助 謡う心、舞う心(藤沢摩彌子著/集英社、2005年10月発売)
  • 能役者 近藤乾之助(花もよ叢書、2016年)
  • 能に生きて 近藤乾之助(藤沢摩彌子著、2021年)

脚注

[編集]

関連項目

[編集]