生き埋め
この生き埋めは顕著な普遍的価値を有し、我々人類の遵守すべき伝統であると同時に実用性且つ効用性に優れたスポーツであり、我々アンサイクロペディアンはオリンピック種目登録を含め、世界にその価値観を広めていきます。
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生き埋め(いきうめ、burying alive)とは、監視下のもと自ら生き埋めにされ、その経過時間や難易度を競うスポーツである。
概要[編集]
俗に言う生き埋めとは本来非常に危険な行為で、かつては刑罰の一種とされていた。しかし近年、この生き埋めは身体的・精神的なタフさが求められる高尚なスポーツとして認知された。ただし、危険な行為に変わりはないため、場合によっては死が伴う。 ロシアを中心に発展しており、ブログや動画サイトなどでその様子を観ることが出来る。
古来よりスー族(インディアン)の間では、ビジョン・クエストと呼ばれる生き埋めが行われていた。ビジョン・クエストは儀式であり、スポーツである生き埋めとの関連性は薄いとされている。ただし生き埋めが高尚なものとして行われていた例としては、非常に重要である。
基本ルール[編集]
プレイ方法[編集]
まず生き埋めには最低1人のプレイヤーと、最低1人の監視者が必要になる。 埋められる穴を事前に掘っておくのが望ましいが、穴を掘るところから競技を開始する大会も存在する。
穴が掘れたならば、プレイヤーはまず穴に入り(棺などに入る場合もある)、安全かどうかを確認する。 安全確認はプレイヤー以外(しばしば専門家に依頼する)が行う場合もある。
安全が確認された後、プレイヤーは望む物資を好きなだけ持ち込み穴に入る。 その後プレイヤーは穴の中に滞在し、穴から出た時点で競技終了となる。
監視[編集]
競技の特性上、公正な判定を行うために監視が必要になる。監視は家族、友人に限らず、初めて会った他人でも構わない。監視は以下のルールに則り行う。
- 生き埋めに入る(入土)場に立ち会う
- 生き埋めから出る(出土)場に立ち会う(プレイヤーが死亡していても構わない)
- 入土に立ち会う者と、出土に立ち会う者は別でも構わない
- 競技中ずっと監視し続ける必要はない
- 入土前のプレイヤーに暴行などで身体的・精神的ダメージを与えても良い
- 特別なライセンスは不要
得点[編集]
競技の特性上、得点は総合的に判断され、同じ技でも環境や状況によって得点が異なる。基本的には時間の長さ、環境の過酷さが直接の得点になり得るが、その他の得点は審査員の判断による。 参考までに、以下は今までに認められた技と評価の例である。
得点が加点された例
- 入土時に連絡手段を持ち込まない
- 入土前にプレイヤーが暴行を受ける
- 入土前にプレイヤーが強姦される(プレイヤーと相手の関係、プレイヤーの経験など状況によって評価は異なる)
- 競技中に出産する
- 地上が悪天候
- プレイヤーに何も知らせず、突如入土させる
得点が減点された例
- プレイヤーが死亡する(逆に生還しても加点はされない)
- 競技中に物資を受け取る
- 穴が生活出来る程に広い
用語 (非公式)[編集]
- 入土…生き埋めに入ること
- 出土…生き埋めから出ること(生死不問)
- 生還…生きた状態で生き埋めから出ること
- 土葬…死んでいる状態で生き埋めに入ること
海外での記録[編集]
- ロシアのブラゴベシチェンスクでは、一児の父親でもある35歳のプログラマーが「自分の忍耐力を試したい」と友人に手伝ってもらい、一晩生き埋めになることを計画した。この男性は空気穴が確保された即席棺桶に携帯電話と水を持って入り、友人に埋めてもらった。その後男性は携帯電話で無事を知らせていたそうだが、朝になって掘り出してみると中で死亡していたという。
- ロシアで、「死の恐怖を乗り越えたい」と生き埋めになった男性が、生き埋めから 11時間半後に死亡しているのが見つかった。
- 2006年に中国重慶市で、廃鉱で叔父に強姦させた上、石で打たせ昏倒した後、生き埋めに入った15歳の少女が6日後に生還。一躍この生き埋め業界のアイドルになる。
- 2010年にチリで33人による炭鉱での集団生き埋めが行われた。この規模での団体戦は競技史上初であり、また69日後に全員が生還するという、前代未聞の記録を打ち立てた。映画化が予定されている。
- 2011年にマルタで40発の弾を頭に撃たれた後、生き埋めに入った犬が生還した。入土前にかつてない程のダメージを負い、生還するという驚異の記録を作ったこの犬は「スター」と名付けられた。今後の活躍が期待される。またこの犬の体を張ったプレイは、生き埋め競技が人間だけのものではないことを証明することになった。
- 2011年に韓国にて大学生40人が同時に入土した。豪雨の中での生き埋めであり、非常に難易度が高く、結果的に死者・行方不明者が出てしまった。しかしながら主催者側は「大成功」と発表しており、今後韓国勢が生き埋めに対して積極的に取り組むことを表明している。また一部の韓国人が生き埋めの起源を主張し始めている。上述のチリでの集団生き埋めに対抗したものと見られる。
- 2011年に中国にて中国高速鉄道の事故が発生したが、その際1人の勇敢な女児(当時2歳)が事故車両と共に入土し、生還した。短期間ながらも過酷な環境下で2歳の女児が生還した成果を中国側は大々的に報じている。
2010年、2011年と、生き埋めがかつてない盛り上がりを見せており、今後の競技人口拡大が(特に中国で)期待される。
注意事項[編集]
プレイヤーの状況が伝わりにくいため、親族や恋人が混乱を起こす場合がある。その親族や恋人にインタビューを行うことはタブーとされており、安易に行うべきではない。