タッチ操作に特化したタブレットは「Windows 8」の発売以降、続々と登場している。主流の10型クラスに加え、昨年の「Windows 8.1」発売以降はコンパクトな8型クラスもラインアップされ始めている。8型クラスではiPad miniやAndroidタブレットなどのライバルも多いが、WindowsタブレットにはWindows用アプリケーションがそのまま使える点や周辺機器との互換性などの魅力がある。
8型クラスの価格は3万~6万円台までと手ごろで、現在5社から6シリーズがラインアップされている(表1)。この価格で、ほとんどが「Microsoft Office 2013」を搭載している。メールとWeb閲覧だけならiPadやAndroidタブレットで十分かもしれないが、ビジネスユースにはOfficeが欠かせないと考えているユーザーには、これから使用するパソコンの選択肢の一つとして考えておきたい製品である。携帯に優れたセカンドマシンとして、またはWindows XPマシンからの買い替えにも手ごろである。今回はWindows 8.1搭載の8型タブレットの利点や欠点などをチェックし、製品選びのポイントを紹介していきたい。
なお、本記事では2014年4月下旬に大手家電量販店で調査した8%の税込み価格を実勢価格として掲載した。
メーカー | 製品名 | 価格 |
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ASUS Japan | VivoTab Note 8 | 3万9800~5万3800円 |
東芝 | dynabook Tab VT484 | 5万3270~6万1500円 |
レノボ・ジャパン | Miix 2 8 | 4万3720~4万4020円 |
レノボ・ジャパン | ThinkPad 8 | 5万6430~6万5340円 |
デル | Venue 8 Pro | 3万6980~4万9980円 |
日本エイサー | Iconia W4-820 | 4万2800~4万3770円 |